評価10 としたん様、達磨猫様
評価9 銀シャケ様、ダイタランシー様
他にも評価を下さいました皆様方、ありがとうございます!
Ask『なあ』
『ちょっといいかい?』
速人『なんだ』
『今忙しいから』
Ask『驚いたな……いつも暇なキミが』
速人『余計なお世話だ』
『男子共と遊んでるから』
『悪いが何か用なら後にしてくれ』
Ask『へえ』
『夏休みに短いけどオフが出来てね』
『何処かに出かけようか』
速人『ああわ』
Ask『……どうしたんだい?』
速人『いや違う』
『勝手にあいつらが覗いてきたから』
『打ち間違えた』
Ask『そっか』
『じゃあ海にでも行こうか』
『折角だし水着も着ていこうかな』
速人『なんでこの状態でそんな事言うんだよ!』
Ask『楽しみにしているよ』
速人『うわちょ』
「フッ、いい気味だ」
スマホの電源を落とす。
今日はレッスンがあったから速人と居られなかったが……他に遊ぶ人がいたなんてね。
……別に嫉妬してる訳じゃないさ。
あの場に他の男子もいたそうだが……別に問題はない。
通知が鳴りやまないが無視する。
……それにしても。
「水着か……」
勢いで言ってしまったけど自分でも嘘みたいだ。
まさか自分がこんな事を言うなんて……
少し前じゃ考えられないな。
「どうしよう……美波さんにでも聞いてみようかな」
取り合えず探すところから始めないと。
あの人ならセンスもいいし大丈夫だろう。
立ち上がりレッスンを再開する。
心なしかさっきより上手くいきそうだ。
それは練習の成果か……それとも。
「これはどっちだろうね」
答え合わせは後にしよう。
♦
やあ、俺だ。
さっきまでカラオケでクラスメイトと遊んでいたんだけど今は違う。
何処にいるかというと……
『おい探せ探せ!』
『あいつはそう遠くには行ってないはずだ!』
空き部屋のソファの下に隠れている。
何でこんなことになってしまったんだろうか……
遡る事一時間前。まだ俺があいつらと歌っていた時になる。
『お前本当に歌わなくていいのか?』
「いいから。……俺音痴だし」
『そっか、なら次歌いまーす!!』
折角誘ってくれたのはありがたいけどな。
一学期の終わり。
今日は飛鳥がいないためクラスメイトと遊んでいた。
……久しぶりどころか二年になってから初めてじゃないか?
まじで俺あいつ居ないとぼっちじゃん。
「ヘイ!楽しんでいるかボーイ!」
頭を抱えていたら田村が話しかけてきた。
良かったな、出番が出来て。
「余計なお世話だ!」
「うるせえな……叫ぶんじゃないよ」
「それより久しぶりだな遊ぶのは!……お前いつも二宮といるからな」
知ってた。
流石にまずいよなあ……次の学年であいつと一緒か分からないし。
「全くもってけしからん!アイドルに手を出すとは!」
「出してねーよ」
何を言ってるんだこいつは。
アイドルに手を出したら一発アウトだろ。
コップに入っているコーラを飲む。
そう言うと田村は唖然とした顔になっていた。
……どした?
「え、お前マジで?本当に?」
「んなことする訳ないだろ」
「正直俺はもう付き合っているのかと」
「ブハァ!」
飲んでたコーラを吐き出してしまった。
「おい汚ねえ!」という声が聞こえるがそんな事を言っとる場合かあ!
付き合っているって誰と誰がだ!
「いや……あれだけイチャイチャしてて付き合って無い方がおかしいだろ。お前らもそう思うよな」
『勿論だ、大佐』
『逆にあれだけしていて付き合ってないとか』
『折角のはやあすが!』
『ちくわ大明神』
色んな方向から非難の声が。
……待て最後の誰だ!
「……言っておくが付き合っていないからな」
事実無根の事を言われる前に訂正する。
ブーブー言われるが無視だ無視。
大体噂になったらあいつに迷惑だろ。それだけはやってはいけない。
『もうSNSでは噂されているんだよなぁ……』
『おいやめろ!』
何か聞こえたけどそれも無視。
興味を失ったのか元の場所に戻っていく。
すると田村がいきなり立ち上がって。
「なら……ワンチャン付き合え「は?」……何でもないです」
と同時にスッと座った。
何勘違いしているんだ。
さっきまで話していたことを忘れたのかお前は。
大体あいつがそんなことする奴か?
……想像できないな。
『りんごんりんごーん』
突然スマホから通知が鳴った。
ポケットから取り出し見るとまさかの飛鳥からだった。
話を進めていくとどうやら予定を知りたいらしい。
「誰からだ?」
会話を続けていると田村がスマホを覗いてきた。
「飛鳥から」
「お前が二宮の事を名前で呼んでいるはこの際置いておこう。……監視の為に見させて貰うぞ」
「はあ?」
何を言っているんだこいつ。
もしかしてさっきの事まだ疑っているのか?
やれやれ……
スマホに視線を戻す。
するとそこには、
『じゃあ海にでも行こうか』
『折角だし水着も着ていこうかな』
何を言っているんだこいつは。
今この状態でそんな事を言ったら……
「これはどういう事だ?」
「……いや違うんだって」
ほらこうなる。
何故か金色のオーラが田村から現れる。
お前はスーパーな野菜人か何かか。
「さっき言っていた事は何だったんだ?ん?」
「嘘じゃねえ!俺も今知ったんだ!」
「嘘だッ!」
お前はどこぞのひぐらしだ。
その叫びに周りがざわつく。
……これはまずいな。
「覚悟はいいか……俺は出来てる」
「俺は出来てない!」
田村から抜け出すとバックを持ち、部屋を抜け出す。
後ろからは化け物と化したクラスメイトが追いかけてくる。
「まじであいつ許さないからな!」
此処にはいないあいつに向かって文句を言う。
それよりも逃げるのが先だな。
こうして俺の夏が始まる。
さてどうなるやら……
『速人:新崎速人』逃亡者。あの後カラオケの店員に怒られた。俺は悪くねえ!
『Ask:二宮飛鳥』レッスン中。その後のレッスンはトレーナーが驚くほど完璧だったらしい。流石である。
『田村人志及びクラスメイト』非リア充。リア充の波動にやられてしまい狂暴化。バイオなハザードを繰り広げた。
『勿論だ、大佐』メタル〇ア。会話シーンから。
『何勘違いしているんだ』まだ俺のバトルフェイズは終了してないZE!
『りんごんりんごーん』シャドウ〇ース知ってる?
『嘘だッ!』ひぐらしの〇く頃に。
『覚悟はいいか』このシーンが一番かっこいい。
あとがき――
前回の発言からバーに一気に色が……しかも半分まで行ったし。
もう皆さまには感謝感激です!ありがたい……
お気に入りも80超えました!後はランキングに乗るだけだな!(馬鹿)
次回は過去編です。難産になりそうですが気長にお待ちください。
まだしていない方、評価感想お気に入りよろしくね!!
先に過去の話を……
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いいや限界だ!やれ!
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逆に考えるんだ後でもいいさと