そして刀真の戦闘方法は
妖戦開始!
民家から明かりが消え街灯路のみが灯りをつけた深夜の住宅街
一人のOL…
「はぁ…うちの会社ほんっっっとブラック…なんで私が上司の資料作りの為にこんな時間まで残業なのよ。そのくせ上司は「じゃ、資料よろしく!俺は明日のプレゼンに向けて家で休むから!」よ!自分の資料ぐらい自分で作りなさいよあのハゲ!」
溜息混じりの愚痴だったのがその時の様子を思い出し徐々に怒りに変わり路肩にあった石を思いっきり蹴…ろうとするが空振りに終わり祐子は無性に恥ずかしくなった。
「〜っ!!」
誰にも今の痴態は見られてはいないか?
周りに誰もいないとは分かっていつつも周囲を確認し誰も周りには居ないということが分かりホッと安堵する。
とりあえず頭を振って気を取り直しもう今日はとっとと家に帰ってそのままベッドで寝たいと思い再び歩みを進める。
それに最近連日で報道されている殺人事件。自分が住んでいる地域での事件という事もありあまり朝ニュースを見る時間のない彼女の記憶にもよく残っていた。
たしかこんな時間だったと言っていたのを思い出し怖くなる。
早く帰ろう。と歩くスピードを速めた
——瞬間強い力でスーツが引っ張られ
「!?……きゃぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁあ!?」
急速に離れていく地面を見つつあまりに突然の出来事と非現実的な光景に反応が遅れ、しかし手足はおろか全身で感じる重力が即座に自分が宙に浮いているという現実を伝え本能的に悲鳴を出す。
一体何が!?と背中に感じる自分を引っ張り上げる力の正体を確かめようと後ろを振り向く。
——そこには燃え盛る自分の背丈と変わらない程の巨大な顔面があった。
一瞬見えたありえない物に混乱していた頭が更に混乱する。
(え!?何!?何なのよ今のおっきな顔!?でっかい顔が私を持ち上げてるの!?いや、そんな奴現実にいるわけないじゃない!いや、けど今確かに見えたし…ていうかなんか顔の周り燃えてたけど!?私に燃え移らない!?)
一瞬見えた自分の見た物に困惑した彼女はあまりの事に悲鳴すら出せなくなりなされるがままになる。
その様を見ていた巨大な顔は彼女を口に咥えたままニタリと下品に笑ったまま宙に赤い軌跡を残しながら飛んで行く。
巨大な顔は宙を縦横無尽に翔け回り、祐子はあらゆる方向に体を振り回され既に上下左右の感覚は失われていた。
込み上げてくる吐き気をなんとか堪えていると唐突に投げ捨てられゴロゴロと地面を転がされる。幸い地面までの距離は短かったようで多少の擦り傷だけで済んだ。
まだ揺れの残る頭をなんとか持ち上げ、祐子は今自分がどこにいるのか気になり周囲を確認する。
周りには大量の葉を着けた木々が囲んでおり自分はその開けた場所に居るようだ。
何のためにこんな場所に連れ込まれたのか分からず混乱していると頭上から低い男の笑い声が響く。
「ガラララララララ。今晩の獲物ゲットォ」
それは赤々と燃え盛る巨大な車輪に自分の背丈と変わらない程巨大な顔を持ち…否、
それは先程一瞬だけ見えたありえない物の特徴そのままであり、自分の見間違えでなかった証拠であった。
「うそ…やっぱりさっき見えたのって…現実だったの…?」
「オンナ。オレが怖いか?ガララララララ、もっと怖がれ!お前が怖がれば怖がるほどお前のその肉は美味くなる」
(え?美味くなる?もしかしてこいつ私の事を…!?)
「いや!こ、来ないで!!」
目の前の化物がおそらく今から自分を食べようとしているのだと察した祐子は背中に氷柱を差し込まれたようにゾッとし化物を拒絶する。
「ガララララララ!そうだ!もっと怖がれ!」
「ひっ…!」
ふよふよと宙に浮いたまま化物は近づき、不意にベロりと長く大きな舌で祐子を味見するように舐める。肌に感じるヌメっとした感触と気持ち悪さ、なにより恐怖心を煽られ思わず小さく悲鳴を漏らす。
あまりの恐怖に既に涙は止めることはできず腰は抜けておりその場から1センチたりとも動けなくなっていた。
化物は祐子の流す涙を舐め歓喜し気色の悪い笑い声を上げる。ひとしきり笑い終え、あー面白いと一言言うと
「それじゃあ…いただきまぁす」
がばり。と大きな口を広げ祐子に齧り付こうとする。
自身の手と変わらない程の歯がずらりと並ぶ口を見て祐子は己の死を直感し思わず無駄と分かっていながらも腕を顔の前に組んで防御の姿勢をとる。
——ヒュンと何かの風切り音がした。
そう認識した瞬間自身の右側から何かが飛来し、化物を突き刺しその勢いのままに吹き飛ばす。
「ガ!?」
化物は何が起きたか分からないまま勢いよく吹き飛び、茂みに突っ込み姿を消す。
祐子は呆然としたまま化物が消えていった茂みを眺めていると何かが飛来した方向から声が聞こえた。
「間に合ったか…!」
「あぁ!やっぱり國見山で食うつもりだったみたいだな」
茂みの奥から二人の男と女が一人現れ、祐子に駆け寄っていく。
一人はスーツの上からコートを羽織った白髪混じりの男。
もう1人はアンダーウェアの上からグレーのハーフパンツと黒のランニングウェア、青いランニングジャケットといった動きやすさ重視の格好で片手に刀を握った黒髪の青年。
女の方は綺麗な白髪を腰まで伸ばしておりこれまた綺麗な白い着物を着ていた。
「お嬢さん!大丈夫ですか?私刑事の瓶鳴 賢吾と言う者です。ここは危険なのですぐに離れましょう。立てますか?」
「あ…その、腰が…抜けてしまって…」
「分かりました。肩をお貸しします。失礼しますよ」
コートを羽織った白髪混じりの男、瓶鳴 賢吾に肩を貸してもらいながらなんとか立ち上がり避難を始める。
もう1人の男と女はと言うと周囲を警戒していた。
「刀真!被害者の方は大丈夫だ。俺はこのまま一旦下山するがお前はどうすんだ?」
「まださっきので倒せたとは思えない。賢吾さん、俺が合図を出したらその人連れて下山してくれ」
「分かった。…しかしその合図はいつ出す——」
んだ?と賢吾が言い切る前に先程化物が消えていった茂みから燃え盛る車輪が宙に躍り出てそのまま襲いかかってくる。
「このクソ野郎ガァァァアァァァア!!口に風穴空いちまったじゃねぇぇぇかぁぁぁぁあ!!」
咄嗟に刀真は上から襲いかかる化物を刀で受けてめる。
「今だ賢吾さん!走れ!」
「ったく!いきなりすぎんだろぉが!!」
合図を受けすぐさま賢吾は肩を貸している祐子に無理がかからない程度に走り出す。
森の奥に消えていく賢吾達を化物は追撃しようと更に力を込めるが刀真も行かせまいと更に力を込め抑え込む。
「てんめぇ俺様の食事を邪魔しやがってぇぇぇ!轢き潰れろぉぉぉお!!」
「…っ!」
しかし力負けし始め、徐々に地面を靴底で抉りながら押し込まれていく。
「刀真さん、下がって!」
刀真はその声が聞こえた瞬間刀を力一杯押し上げ化物をほんの少し跳ねあげその勢いのままに後方へ飛び下がる。
瞬間目の前を猛烈な吹雪が吹き込み横合いからの力に押し負けた化物は吹き飛ばされる。
「大丈夫ですか刀真さん?」
「助かったよ雪美さん」
「今のでは…まだ倒せたようではありませんね」
「あぁ、そうみたいだ」
自分を助けた女性、雪美に礼を言いつつ化物が吹き飛ばされた方を見やる。
化物は回転しながら車輪を燃やして体に張り付いた氷を吹き飛ばし相変わらず宙に浮いていた。
「ガララララララ。危ねぇ危ねぇ、一瞬氷漬けにされるかと思ったわい」
「そのまま氷漬けにされててくれた方が身のためだったかもな。ここ連日起きてた深夜の連続殺人の犯人。お前なんだろう?
「ガララララララ。その通りさ。よく分かったな人間?」
「深夜に國見山に飛んで行く赤い光ってので火の属性を持つ妖って予想までは着いたが如何せん候補が多くてな。最初は何の妖なのか分からなかったよ。けど車のタイヤを見た時思い出してな。遺体現場に残された不審な
「ガララララララ、そうかいそうかい。しかし妖にここまで詳しいとはお前何者だ?よもやそのなりで陰陽師ではあるまい」
「ただの鍛冶師だ。そんな大層なモンじゃねぇよ。」
「ガララララララ!ただの鍛冶師だと?ますますもっておかしな奴だ!ガララララララ!」
「うるせぇよ。今のうちに大人しく捕まるってんなら痛い目にあわせはしないがどうする?」
無駄だとは分かりつつも一応反省の余地があるか確認をする。
それに対して車輪の化物「輪入道」は鼻で笑う。
「ガララララララ。誰が大人しく捕まるか。お前こそ逃げるなら今のうちだぞ?そこの女を置いていくならお前は見逃してやってもいいんだぞ?」
輪入道はニヤニヤと下品な視線を雪美に送りながら舌なめずりをする。
雪美はその視線に嫌悪感を見せ無言で輪入道を睨みつけていた。
「下品よ。貴方のような穢らわしい方など下水道のネズミにも劣ります。」
「ガララララララ。気の強そうな女だなぁ。…知ってるか?ここ暫く食べ比べてて分かったんだが男の肉は固くて好みでなかったが女の肉は柔らかくてとても美味いんだぜ?ソイツやさっきの女のような若い女の味は俺にとっちゃ極上の味でなぁ。想像するだけで涎が止まらねぇぜ」
輪入道は今まで食べてきた人間の——とりわけ女の肉の味を思い出したのか口から滝のように涎を垂らしていた。
あまりに醜悪なその姿に雪美は少し後ずさる。
それを庇うように雪美の前に刀真は立ち輪入道に話しかける。
「お前の汚らしい食レポなんぞに興味ねぇんだよ。とっととそのくっさい口閉じて大人しくしてな。この顔面凶器が。」
「な!?て、てんめぇ〜!!言うに事かいて顔面凶器だと!ぜってぇ許さねぇ!!てめぇは俺様の車輪で黒焦げのミンチにしてやる!!」
刀真の暴言に輪入道の怒りのメーターは一瞬で振り切れその怒りを表すかのように車輪の炎は更に燃え上がる。輪入道は縦横無尽に宙を駆け出し始め車輪の回転は更に増し火の粉と共に熱風が吹き荒れる。
「死に晒せェェェェェェェェェエ!!」
その回転の勢いまま輪入道は高速で刀真に向かって突進する。その速度は先程以上であり威力もより強力なものだと考えるまでもなかった。
咄嗟に雪美を抱え上げ横に飛び出し回避する。
ギュロロロロロロロロロロという音共に後方を炎が通り抜ける。そちらを見やると抉られた地面にはごうごうと炎が焼き付いており土は黒く焼け焦げていた。輪入道の行方を探すと輪入道が赤い軌跡を残しながら空に昇っていた。
その勢いのままにこちらを狙って急降下してくる。そう何度も避けられそうにもないし防ぐ事もまた難しい攻撃であるのは先程の攻撃で刀真は理解していた。
——
(まずは時間を稼ぐ!)
刀真は右側の腰に括り付けられた表紙が和紙に覆われた一冊の本を取り出す。すると本は刀真の前に浮かび上がり1人でに開く。
「刀剣写本封印解除。全頁解放、射出!」
起動ワードの一言共に本の頁がひとりでに高速で捲れ
高速で射出された刀剣は弾幕となり突撃してくる輪入道に雨のように降りかかる。
そのほとんどが高速回転に弾き飛ばされていくが確かに輪入道の突撃を妨害し、速度を無理やり落とさせていた。
時間稼ぎとしては十分であった。
「雪美さん!」
「はい!」
刀真は左手で雪美の右手をとり右手に握っていた刀——
「雪那!契約術式展開!」
その言葉を合図に雪那はボウッと薄く蒼く光る
雪美は左手を雪那の刀身に重ね祝詞を告げる
「─我、雪の精にして氷を司る者。契約の元に汝に氷の力を授けん─」
刀真が雪那に掛けられていた契約の術式を展開し、雪美が祝詞を唱える。
お互いの集中力が高まり妖力と気持ちが同調する。それとともに二人の周囲には冷気で満たされ妖力と冷気が雪那に集約されていく。
「邪魔くせぇェェェェェェェェェエ!!」
輪入道は二人の周りの空気が変わった事に気付き本能的に危険を感じ回転と炎の勢いを更に上げる。その勢いに刀剣は更に弾き飛ばされ刀剣の弾幕を割くようにして食いこんで行く。更にとうとう
「轢き潰れろぉォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」
既に輪入道は目前まで接近しあと数瞬あれば刀真達を轢き殺す距離まで迫っていた。
——しかしその数瞬で十分であった。
「「
契約の最後の祝詞を告げると共に二人は薄い蒼い光に包まれる。
光と共に周囲を満たしていた冷気が輪入道の熱と作用しあい白い爆発を起こす。
「ガ、ガラララ…!?な、何が起こって…!?」
白い霧が徐々に晴れ中の様相を見せ始める。そこには地面から伸びた氷によって突進方向側にあった体の半分程が氷漬けにされた輪入道が姿を見せる。
「言ったろ?大人しく捕まった方が痛い目合わなくて済むって。」
「ガ、ガラララ…お、前ェ、なんなんだその力…ッ!!」
白い霧の奥から現れた刀真を輪入道は睨む。
その手に持っていた雪那の銀色だった刀身は氷のように薄い蒼に染まり凄まじい冷気を刀身から放っていた。
そして刀真の側に居たはずの雪美の姿は無くなっており、変わりに刀真の背後から霊体のように薄く実態の無い姿となった雪美が現れる。
「これが俺達の力。
妖武装。それは人と妖が契約を交わし依り代となる器「契約器」に妖の力を宿してその力を何倍にもして人が操る術。
御剣家が代々受け継いできた妖と共に戦う為の力だった。
『これが私の雪女としての力…貴方の炎は私の吹雪の中でどれだけ燃え続けていられるかしら?』
「さぁ最後にもう一度聞くぞ。大人しく捕まれ。そうすればこれ以上痛い目に合わなくて済むぞ?」
「テ、てめぇ…ッ!」
最後の確認として再び先程と同じ問いを投げかけられ輪入道は怒りの形相で睨みつける。
この状況で再びその問いをされるというのは輪入道にとって最大の侮辱となった。
「ふざ…っけんなぁァァァァァァァァァァァァ!!」
輪入道は怒りにより己の限界を超えて炎の威力を上げる。その炎の勢いは凄まじく体の半分を拘束する氷を溶かし尽くすが限界以上の火力に輪入道の車輪がキリキリと悲鳴を上げる。
「…そっちがその気ならこっちも手加減はできねぇからな。次の一撃で終わらせてやる。行くぞ雪美さん!」
『大丈夫です。行けます』
再び宙に浮かび回転を始める輪入道を前にして刀真は刀を一度鞘に仕舞い居合の構えをとる。
輪入道は火力を更に上げ回転も早めていき今にも暴発しそうな力を無理矢理抑え込み凝縮していく。それは明らかに今までで最も強力な一撃を放とうとしていた。
刀真もまたそれに迎え撃つ為に妖力を雪那に収束させ最高の瞬間に一撃を放つ為に集中していた。
ゴウゴウと燃え盛る炎の音だけが響く静寂が過ぎる。
二人の間に風に吹かれ舞ってきた葉っぱが落ちた瞬間
——同時に一撃を放つ
「死ねェェェェェェェェェエ!!」
絶叫と共に最高速度で突撃する輪入道。その一撃は確かに今まで最も速くそして最も強力であった。
——取った
輪入道は確信していた。
「雪華ノ太刀 壱ノ型——」
しかし、輪入道が気付いた時輪入道の体は真っ二つになり宙を攻撃の勢いのまま舞っていた
「——椿」
僅かに体を逸らし輪入道の一撃を最小限の動きで躱しつつすれ違いざまに冷気と共に放たれた高速の一閃。
その一閃は輪入道を丁度眉間から真っ二つに引き裂き、断面を凍らせていた。次第に氷は断面から広がり始め徐々に全体を氷漬けにしていく。
(あぁ…くそ。もっと美味い人間の肉喰いたかっなぁ…)
薄れゆく意識の中で輪入道は最後まで人間の味に未練を抱き、そして意識を暗い世界に沈めていった。
◇◇◇
輪入道を討伐してから、3日経ち事件は終息していた。
表向きは架空の存在しない連続殺人犯を作り上げ逮捕されたという事にし事件は解決した事にしたらしい。一見するとただのでっちあげであり正しくないことのようだが「事件の犯人は妖怪です!」などと世間に発表できるはずなど無くこうするより他は無いのだ。こうした事件ついては事情を知る一部の国の上層部の人間によって取り決められており管理されている。
また被害にあった峰岸祐子は無事警察に保護され、妖に関する事件の後始末を担当する課の人達によって事情聴取を受けた後妖に関して他言無用の約束をし無事家に帰された。
担当した警察の人によると賢吾と下山してからは多少安堵していたようだがそれでもまだ怯えていたようで刀真達が下山してくるまで賢吾がずっと側に居て声を掛け続けていたらしい。
…実際ただの一般人がいきなりあんな経験をすれば不安になるのも当然であり寧ろトラウマにならないわけが無い。
昨日のお昼裕子が菓子折りを持ってお礼に来ていたがその時これからどうするのか聞いた所仕事を辞めてしばらくは実家で療養することにしたらしい。
事件で裕子が受けた精神的傷も大きくそれも致し方ないだろうと思うと同時にもっと速く駆けつけられれば裕子が精神的傷を負う事も無かったかもしれないと刀真は思っていた。
裕子は何となく表情から察していたのか「まぁあのブラック企業を辞める良いきっかけになりましたしあまり気にしないでください!」と笑っていた。
なんとなく気を遣わせてしまったなと思いながらも冗談めかして言う裕子の笑顔を見て命だけは救えて良かったと思えた。
また何か困った事があればいつでも連絡をくださいと連絡先を伝え店を去っていく裕子の後ろ姿を見送る。
こうして深夜の連続殺人事件の幕は閉じたのであった。
戦闘回でしたが…
圧倒的力量不足ッ!
作者の描写技術が足りなさ過ぎて何だか
味気ない物に…
まだ書き始めたばかりで
力不足を痛感しましたがこれから面白く書けるよ頑張っていくので暖かい目で見守って頂けると助かります。それでは!