幼馴染がVTuber始めたら友人Aちゃんと呼ばれるようになった件   作:すばう

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幼馴染がゲームをしたいと言い出しまして

「あーちゃんと一緒にゲームやりたい!」

「いきなり何を言い出すんだこの子は…あ、いつもか…」

 

 

ある夕方。学校が終わりいつもの如く小夜ん家でグダグダ過ごしていた。私は学校から出された課題をカリカリと穴埋めし、その間小夜はベッドで横になりながらTwitterの更新やらリプ返しやらに悪戦苦闘していた。

 

時刻はまもなく19時になりかけている。そろそろ帰ろうかと課題を閉じた瞬間と同時の発言である。

いきなりベッドから飛び起きてからの第一声であった。

 

「あーちゃんとゲームしたいゲームしたいゲームしたいっ」

「分かった、分かったから…近づくな、圧が、圧がすごい…」

 

ただでさえ図体がでかいんだから近づかないで欲しい。別の所もでかいから更に圧が凄いのだから…。

っと、また話題がそれてしまった。

 

しかしゲームか…最近確かにやれてなかった。

私達は小さい時から一緒にゲームをしていた。例えばゲームキューブ、例えばPS2、例えばWii、例えばPS3。

うちの親がハードを色々持っていたから、自然とゲームをするなら私の家でやるようになっていた。

高校生になり、互いがパソコンを持ち始めてからは一緒にネトゲもしていたし、小夜がVTuberとして活動する前からもやっていた位だ。

 

 

「そもそも一緒にやれない10割の理由があんたのVTuber活動の多忙さにある事分かってる???」

「う……ご、ごもっともですぅ……」

「はぁ…次、予定空くのいつ?」

「え、えっとねっ今確認する!」

 

スっスっ……とスマホを操作してスケジュールを確認し出す。小夜ほどの人気VTuberともなれば、毎日配信か、自分の配信が無くとも同じ事務所の先輩同期後輩とのコラボとかがあるだろう。

 

しばらくスケジュールを確認する小夜であったが、表情がどんどん曇っていき、しまいには涙目になりスマホの電源を切った。

 

「は、半年先…スケジュールびっちり、です……」

「あー……それはご愁傷さま…私帰るわ、配信頑張ってね」

 

親指をグッと立てサムズアップ。頑張れ小夜、半年先も多分埋まるだろう、マジでゲーム一緒に出来ないだろうから諦めてくれ。

 

「そうだ!あーちゃんとゲーム配信すれば良いんだ!!」

「………………………」

「うっわすっごい嫌そうな顔、写真に収めよ」(ぱしゃ)

「撮るなこら、消せ…うっっわ、ぶっさ…これ私?」

 

めちゃくちゃ嫌そうな顔って言うか、呆れも入って……何だろう、探偵ピカチュウみたいなクシャってした表情みたいになってる……。

いや、そうじゃなくって…。何故私とコラボという話になるんだ。

 

「あーちゃんは別に声出さなくて良いんだよ?と言うか通話しなくてもチャットがあるんだし、それ使いながらやろーよっ」

「えー…私身内とは通話しながらやりたい派なんだけど…指示とかチャット打ってると遅れるし」

「そこを何とか!ねっ、ねっ」

 

あー……うーん……まあ、それくらいなら妥協してやってもいいか…。

だが、それを運営がOK出すかは別問題な訳で。いくら友達だろうと、一般人は一般人。有名VTuberだろうが稼ぎ頭だろうが、そこはいくら事務所だろうとまかり通らないだろう。

 

それを小夜に言ってふんぞり返る。幾ら私が良くても、そうは問屋が卸すわけが無いのだ。

あぁ、残念だ、小夜の気持ちに答えてあげたいけど、所詮私は一視聴者…それは変わらない事実なの、分かって頂戴小夜……。

 

「マネージャーからOKでたよっ」

「なんでや!!!」

 

そんなんおかしいやん!!

はい、と言って、マネージャーさんとのLINEのやり取りを見せつけてくる。

 

『Aちゃんさんなら、リンを任せられます。よろしくお願いします。』

「……何で保護者側の人って私に丸投げしてくるの??ねぇ??」

 

私はこいつを腹痛めて産んではいない、ただの友人、幼なじみ、同級生だと言うのに…。

それをわかって頂けないのだろうか?しまいにはキレ散らかすぞ。

 

「ふふーん、常日頃からあーちゃんの話を皆にしていて良かったよっ」

「リアルの幼馴染の話されて皆困惑してたろそれ…」

「面倒見てくれる人いて良かったなって皆言ってたよ!」

 

あ……(察し)。

心中お察しします…うちの小夜がたいへんご迷惑おかけ致しました……。

こいつ事務所に行く時菓子折でも持たせて行こう、そうしよう。

 

事務所で一体何やらかしたんだ…いや、事務所外でもやらかしてるじゃん、覚えありすぎるわ。

この前コラボ中にミュートしてたこと気づかず1時間ずっと一人で喋ってたのに誰も反応してくれず私にLINE爆撃して来た時はこいつ本当にVTuberか?と思ったわ……。

 

 

「さ、今夜は寝かせないゾ☆」

「いや寝かせろ、明日学校あるし」

「オールしよオール!」

「あんた絶対授業中寝るでしょそれ、それで無くとも普段から寝てるし」

「先生が子守唄歌うから仕方ない!」

「授業の内容を子守唄と称すか……」

 

こいつの頭には一体何が詰まってるんだろう……脳みそちゃんと入ってるのかとても心配なんだけど。

ま、仕方ない…オールで付き合うとかは無理だが、この子もVTuberの活動頑張ってきたし、たまには良いのかしらね。

 

「オールは断るけど、ゲーム位なら付き合ったげるわよ」

「やったぜ!戦争だ!戦争だ!」

「やだこの子、過激すぎ……」

「FPSやろ!FPS!」

「それこそ指示が必要なゲームを何故やりたがるんだ……」

 

この子気づいたら猪突猛進型にジョブチェンジしてたから、突っ込んでいっては返り討ちにあって、私の与り知らぬところで死んでそうだから、通話じゃないと厳しいんだけどなあ……。

 

「とりあえず、突っ込んでくのなし、私に付いてくる、私が隠れたら同じように隠れる。この3つ守れるなら良いよ」

「やったろーじゃん!」

 

本当に大丈夫かこいつ???

とりあえず配信時間を予め決めておき、私は小夜の部屋をあとにする。

時間までにご飯食べててシャワー浴びて、ゲーム立ち上げて用意しなきゃ…あぁ、小夜の引率か、やっぱ辛ぇわ…。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

「こんリン!2次スタ3期生の、鈴科リンでス☆」

 

コメント こんリン!

コメント 待ってたぜ!この時をよぉ!

コメント 戦争だー!

コメント きてぃらー!

 

「今日も元気だね!うんうん、私は感心しましタっ。さて、今回はゲーム配信だよーっ、特別ゲスト?と協力してやるから、皆よろしくっ☆」

 

コメント 特別ゲスト?

コメント 同期かな?

コメント いや、先輩の可能性も

コメント でも皆ほとんど配信中じゃね?

 

普通にゲーム配信すると告知をしていた為か、コメントが誰が来るのか予想し始めた。

それにより開始数分と待たずに爆速コメになって行く。

相変わらず人気あるなぁこいつ…羨ましいとは思わんが、普通に尊敬はする。絶対あいつには言ってあげないけどね。

 

「うへへ〜…今日はね、AちゃんとFPSするよ、FPSっ」

 

 

コメント ま???

コメント Aちゃん降臨ま??

コメント 喋る?喋る??

コメント Aちゃん到頭コラボに出ちまうのか(困惑)

コメント あれ、AちゃんってVTuberだっけ(困惑)

コメント AちゃんはVTuberだろ、何言ってるんだ!(幻覚)

 

「まあゲストって言っても、通話とかしながらじゃなく、ゲーム内のチャットで話しながらだけどね!」

 

コメント 残念

コメント ぜひAちゃんの声を聞いてみたかった

コメント 我慢出来ずに通話かけるにアイゼン君の魂を賭ける!

コメント 勝手に魂賭けられてるアイゼン君草

アイゼン・クルーガー 万死に値する

コメント 本人いたwww

 

 

「あ、アイゼン君やっほやっほ☆魂賭けられてて草が生い茂ってるネ!」

 

 

相変わらず同期組は定期的に見に来ているっぽい。

まあ、アイゼン君はFPSが好きな子と聞いてるから、リンが告知したタイトルで釣られてきたのだろう。

てか私は放置か???やらないんなら勝手に始めてしまうけど。

 

とりあえずカタカタとキーボードを操作し、リンにチャットを送り付けてやる。

 

『そろそろ始めない???』

「あ、そうだね!ごめんごめん☆ってな感じで、Aちゃんはチャットで、私はAちゃんが枠を見てるからこうやって話しながらプレイするヨっ」

 

コメント Aちゃんちっすちっす

コメント Aちゃんママー

コメント VTuberの配信に駆り出される幼馴染

コメント ある意味すごい体験やね

 

『この子が駄々を捏ねたのと、マネージャーさんからOK出てしまったから、やらざるを得なかった』

 

コメント 草

コメント OK出すマネージャーも凄いし、受けちゃうAちゃんも凄い

コメント リンちゃん、ママの言うことちゃんと聞くんだよ?(後方腕組み父親)

アイゼン・クルーガー 噂はかねがね聴いてます

 

一体なんの噂だ何の……いや、良い、薮をつつく趣味はない。さっさと小夜を満足させて、私は眠るんだ。

ってか、誰がママだ誰が。

何で皆ママって認識なの??可笑しくない??

 

なんか腹たってきたから後で背後から誤射してやろう、1発くらいなら良いよね?いいよな?

 

「それじゃ、始めよっか☆Aちゃん、頑張ろー!」

『ちゃんと周りみなさいよ、必要以上に突っ込まない、見つかったら即退避、良い?』

「ラジャラジャ!」

 

コメント Aちゃんから感じるFPSやり慣れてる感

コメント 多分だがリンちゃんよりも上手いぞ

コメント 楽しみ

コメント ゴーゴーゴー!!

 

画面のカウントが0になり、プレイが開始する。私がリンの前に立って先頭、【殿を務める】。(殿は主に退却中の最後尾を指すので、先頭の殿は意味が通じない。)

リンには後ろを注意してもらい、敵に遭遇しないか見てもらっている。

 

あぁ、やっぱチャットだとめんどくさいな。

いちいち止まらないといけないし、効率が悪い、何よりやり慣れない…。

こりゃリンのカバーしてられないかもなあ…。

 

辺りを警戒しながら進んでいると、ドンパチしている音が遠くから聞こえてきた。

リンの動きを止めさせ待機させる。

 

アイテムの双眼鏡を使い遠く先を観察していると、別チームが早くも衝突していた。

まだ距離にはかなり余裕があるから、高みの見物と行きたいが、これはチーム戦バトルロワイヤル。

 

いつ別チームに見つかるか分かったもんじゃない。

別に撮れ高とか気にしてるわけではないが、迂回ルートを辿るか辿らないか、どうするか…。

 

「殺る?殺る??」

『あんたは何でそんな殺意マシマシなの??』

 

 

コメント リンちゃんはワシらが育てた

コメント 立派な兵士だぜ

コメント イモってばかりだった頃のリンちゃんが懐かしい

アイゼン・クルーガー その変わり突っ込んで秒でやられてるんだがな

 

「戦争は殺るか殺られるかだァ!!」

『おK、暴走したら私が引き金引いて止めてあげる』

「味方が居ない!?」

 

突っ込む癖付いたのリスナーのせいかい。なまじコメントとか見てなかったし、作業BGM程度に配信聞いてる位だったから知らなかった……。

 

あ、うずうずするな、やめろ、敵に見つかt…見つかってますやん…。

明らかにこちらを狙った銃弾が飛んできた。

照準がまだ正確ではないから、ライフルではないな…さて。

 

『とりあえず敵が来たから、迎え撃つよ』

「後ろは任せて☆」

 

何とも不安で頼りがいが無いが、行くっきゃねー!

後ろはリンに任せ、撃ってきた方角にダッシュダッシュ。

しばらく走れば銃声が聴こえ、私のHPが軽く削られる。

 

すぐさま近くの木の後ろに隠れ、双眼鏡で相手を見つける。

へ…見つけたぜ、そこだっ。

 

タァン!と銃声が響き渡る。

画面には一人キルの表示。はっはっは、距離など関係ない、当てれば良かろうなのだ。

 

コメント おぉ!上手い!

コメント Aちゃん安心して見れるな

コメント リンちゃん着いてけてるー?

アイゼン・クルーガー 今のは慣れてないと中々難しいですよ

コメント アイゼン君ずっと見てて草

 

「流石Aちゃんっ、よーし私も……っ!」

『あ、馬鹿、突っ込むなっt…あー……』

 

Rin Dieの文字が画面に流れる。

いい所見せようとしてリンが別チームにヘッドショットされ、1発でくたばった。

おいおいおいおい、配信主がそうそうに死んでどうする。

 

「にゃー!!や、殺られたぁぁぁ!」

 

コメント ちょww

コメント まだ序盤なのにぃ!

コメント Aちゃん早々1人にされてカワイソス

コメント Aちゃんに突っ込むなって言われてたのにww

アイゼン・クルーガー 戦犯リン

 

「言い返す言葉も!!見つかりません!!」

 

言い返した所で変わりはないだろうに…。

特に撮れ高のない配信になってしまうなあ…んー…んー…。

さて、どうするか。一旦撤退して再度2人で挑戦するか、それともこのまま私1人でプレイしていいものやら…。

 

とりあえずリンを殺った奴は近づいてきたところをナイフでキルしてやった、ざまぁ。

 

「Aちゃんファイトー!」

『いや、私一人でやるんかい』

 

どうやらリンにはプレイし直しと言う文字は無いようだ…。

一緒にプレイしたいって言ったの誰だったかな?はて、協力プレイとは。

 

仕方が無いので、行ける所まで行こうと思う。

 

『配信とか私分かんないから、終わるまで待ってて。撮れ高とか無くても知らないからね』

 

コメント 普通にナイフキルしてて撮れ高無いとは??

コメント 普通あの距離で銃撃避けられる?

アイゼン・クルーガー あの動きは……っ!

コメント 知っているのかアイゼン!

 

 

何かコメントが騒がしい様だが、気にしてもいらんないなぁ。

お、今木の後ろ隠れたな?ほら、手榴弾だ、くれてやろう。

 

馬鹿め陽動だ、こんにちは、死ねっ。

炙り出されたプレイヤーを狙い撃ち、スコアがまた伸びていく。

 

順当に行けば、上位には入れそうだなぁ、意外にもこの卓、チーム同士の潰しあいのペースが早い早い。

気づいたらもう7割方のチームが消えていた。

 

コメント 何でそんなとこの敵見えてるんすかねぇ(驚愕)

コメント Aちゃん何者

コメント 絶対ランカーでしょこれ

アイゼン・クルーガー いや、ランカーではないな、でもそれ位には上手い

コメント 上位ランカーの殆どにスナイプされてるアイゼン君が言うなら違うのか

コメント やな事件だったね…

 

「あー…Aちゃんゲームオタクだからねぇ、大会とかランカーには興味無いから、大体ランキングマッチとかには出ずにプレイしてて、普通に強いヨ☆」

『説明ありがと。あらかた片付いた』

「やー、お疲れお疲れ☆」

『ホントな???』

 

コメント Aちゃんおこww

コメント 俺達はリンちゃんの配信を見ていたはずなのに、いつの間にかAちゃんの無双配信を見ていた

コメント あれ、俺がいる

アイゼン・クルーガー 機会があればぜひともAちゃんさんと対戦かチーム戦してみたいですね

 

待って??私はリンの幼馴染よ??

いや、対戦とかは普通に嬉しいけど…普通のVTuberは同期の幼馴染とゲームしないからね?

 

プレイング褒められるのは嬉しいけど、それとこれとは別問題なのである。

でもあのフットワーク軽々っぽいマネージャーさんはOKサイン出すんだろうなあ…。

 

そうこうしているうちに、残り5チームまで絞られた。私以外はまだ誰も欠けていない状態のため、私はスニーキングを強いられている状況……。

 

『これはもう、漁夫るしかないわね』

「ガンガンいこうぜ☆」

『あ、私ソロパーティなので』

「存在を無かったことにされタ!?」

 

コメント あれ、Aちゃんソロだったよな?

コメント そうそう、俺達はAちゃんのソロプレイ配信を見に来たわけだし

アイゼン・クルーガー 鈴科リン……?知らない子ですね

コメント 草

コメント 同期ですら無かったことにしてて草

 

「ひっどーい!?アイゼン君後でアズちゃんに言ってやるっ」

 

コメント モモアズに泣きついてて草

桃江梓 鈴科リン……?誰だったかしら

キルヒ・ルーン 知らない子コン

冬式雪女 同期にそんな子いたかしらぁ?

コメント 同期組が押し寄せてきてて草

アザミ・ロータス うちの同期にAちゃんって子は居た筈だけど

コメント Aちゃんが3期生になってるww

 

「わーんAちゃーん!同期組がこぞって虐めてくるヨォ……!」

 

ちょ…ごめ、チャット返してらんない…おら!首置いてけ!!

銃弾が切れたので、チームが少なくなったところを狙ってナイフでキルして行く。

 

くっそ、一対多数はキツいって…。

そこら辺に余ったスモークを投げて撹乱し、見失ったところを背後からさよならバイバイ!

うっし、後一人……さあ一対一ぞ、正々堂々掛かってこい!

 

まあ、私はやらないけど。

更に余った手榴弾を投げまくって追い込み、殺られたプレイヤーが落とした銃を拾い撃ち殺す。

 

YouWinの文字が画面に表示され、何とか優勝をもぎとった。

信じられるか?これまだ1回目なんだぜ??

 

コメント うっっっま

コメント Aちゃん本当に何者??

コメント 撮れ高の塊なんだが

キルヒ・ルーン これはもう、3期生プラスAちゃんさんの枠取るしかないコンね

アイゼン・クルーガー 賛成

アザミ・ロータス 異議なし

桃江梓 楽しそう!

冬式雪女 あらあら、それは良いわねぇ〜

 

 

「あ、絶対楽しい!後でマネージャーに聞いてみるネ☆」

『は??????』

 

何でや!?いやいやいやいや、おいおいおいおい。

私の意思は?拒否権は??てか皆さん何でそんな乗り気なのん?

誰か突っ込もう??いくら幼馴染とは言え、VTuberの中に1人だけ一般人が居るのよ?ファンもファンで止めてっ。

 

普通嫉妬とかで炎上不可避だと思うよこれ!

や…まだ女と認知されてるだけ違うのか…?いや、本当配信ってもんはつくづく分からないわ……。

 

とりあえず、この日はリンと何戦かして枠を閉じ、プレイ配信は無事終了したのだが。

この日の私のプレイしてるくだりが切り抜かれ、またもやTwitterにトレンド入りしてしまったのだった。

こんなの絶対おかしいよぉ……。




そろそろ同期組の話とか説明入れ無いとね。

鈴科リン(すずしなりん) 2次STARS3期生
金髪ショート、快活で元気が取り柄な高校生。
2次STARSのトラブルメーカーと呼ばれており、色々やらかす為2次STARS内ではかなりスタッフに監視されている。考えなしで耐久配信をしよう物なら、毎回30時間は超える。その度に運営とAちゃんに叱られている。2次STARS3期生のゴールド担当。


桃江梓(ももえあずさ) 2次STARS3期生
ピンクの髪と桃の形の髪留めがトレンドマーク。あだ名はモモアズ。
好きなものは名の通り桃。センシティブな発言が飛び交うと恥ずかしくて喋れなくなる。同期のリンとはよくコラボをしている。Aちゃんに良くリンのやらかした事をコメントで密告している模様。2次STARS3期生のいやらしくないピンク担当。


アザミ・ロータス 2次STARS3期生
黒髪ロングでお嬢様なクールキャラ。感情の起伏は少ないものの、時たま見せる笑顔で視聴者の心を鷲掴みにしていく。バッサリと発言を切り捨てていくスタイルで、リンの発言は大体バッサリ行っている。2次STARS3期生のブラック担当。


アイゼン・クルーガー 2次STARS3期生
メガネ、不憫、炎アイゼン炎が通り名。2次STARS3期生唯一の男性VTuber。燃えるような赤髪とレベルの高いゲームのプレイングが目印。マッチングをすると高確率でランカーにスナイプされ、同期とコラボしよう物なら解釈違いと言われ燃やされる不憫な子。2次STARS3期生レッド担当。


キルヒ・ルーン 2次STARS3期生
数百年生きている狐が西洋に被れ魔女になったと言う設定。暇つぶしにネットを始めたらどハマりしたため配信者になったという。課金は家賃まで、新しいゲームが出たらとりあえず課金、課金は運営のお布施などなど、重度の廃課金者。配信で数回、クレカ上限突破している。語尾はコン。2次STARS3期生パープル担当。


冬式雪女(ふゆしきゆきめ) 2次STARS3期生
名前の通り雪女、妖怪と言う設定。蒼髪ショート、おっとりしていてぽやぽやしているが、声がえちえちであだ名はセンシティブお姉さん。口調はおっとりしてるのに、内容はおっとりしていない。3期生内でのセンシティブな絵が書かれるのはトップ。人気配信はASMR、ボイス販売の要望もトップだった。2次STARS3期生エッチなブルー担当。

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