それと、運営さんからの対処なのでしょう、必須タグに“オリ主”タグが強制追加されていました。いや、メッセージ来てたんですけどね?…まぁ、私自身自分の作品読み返してほぼほぼ香が主体となって動いてることに気がついたのでオリ主タグ入れた方がいいのかな?とは考えてたのですが。実行する前に処置されてました。R-15とかと同じように保険かけておけばよかったかな…
で、十四話ですが…まぁ、タイトルからわかる通り香に十二鬼月の上弦の鬼をぶつけてみました。結構強引な方法で締めました。
さらに、タグが追加されます。“ソードアート・オンライン”、“モンスターハンター”。技やアイテムのみでの追加になります。詳細はネタバレ注意のタグ一覧にて。
いつものように鬼を狩っていた時である。
香は以前のように謎の視線を感じていた。
(明らかに敵性。観察レベルじゃなくて警戒かな?…どのみち、この殺気濃度は気を抜いたら死ぬかな。)
「仁」
「うん?」
「ごめん、先帰ってて?私もう少し鬼狩っていくから。」
「…分かった。」
仁は香をその場に置いて錦糸綺糸屋への道を歩いていった。
「…場所、移動した方がいいよね」
香は仁の向かった方とは別の方へと向かい、錦糸綺糸屋から離れた。
「…そこにいる方、そろそろ出てきたらどうです?知り合いに危害を加えたくなかったのでもう一人は帰しましたが。」
「私に…気づいて…いたのか…」
建物の影から六つ目の人間に近い存在が現れた。
「ええ。…何か御用ですか?」
「お前は…何者だ?」
「はて。質問の意味が分かりかねますが。」
「ただの…呉服屋の…娘にしては…勘が…鋭い…」
「呉服屋の娘…ね。」
香はそれを聞いて少しだけ表情を暗くした。
「お前は…人としては…危険だ…」
「…」
「危険の芽は…早いうちに…」
六つ目の存在が持っていた刀を振りかぶった。
「りんね、融合状態第一段階、融合干渉率5%」
「了解っ…!」
早口かつ小声で応答し、香はその場から跳び上がった。
「摘んでおかねば…ならぬ」
直後、回転鋸のような斬撃が香へと襲い掛かった。
「っ…!“
ぱきん
その音とともに以前の桜色の刀よりも柄が短い刀が現れた。
「…
香がそう叫ぶと、もう一方の斬想鬼の断面にも刀の柄が現れた。香はすぐさまその刀を抜き放ち、似たような回転鋸のような斬撃を放って相殺した。
「…ほう」
(りんねが憑いている以上、私の力はだいぶ抑えられてる。それ以前に万全の状態じゃないからそれでも抑えられる…融合状態第零段階ギリギリまで融合干渉率を落としたとしても私が出せる力は元々の40%程度が限界…!さらに使ってる剣にも原因はあって“贋作”であるために私の力の通りが悪い!だから出せるとしても10%が限界か…!)
「威力を…かなり…抑えたとはいえ…拾ノ型を…防ぐか…」
(威力を抑えられた状態の攻撃を何とか二刀で相殺できるレベルか…咄嗟に模倣したからうまく力が入らないと思って二刀で対応したけど…二刀でギリギリだった…なら)
「月の呼吸…」
「“
香が呟いた瞬間、香の周囲を浮遊する四振りの刀が現れる。
「“
「“
以前の
「…今のも…防ぐか…」
(ギリギリか…拡散にしたから威力は弱まったものの六刀での攻撃だったのに…それにしても太刀筋がない攻撃…か。)
「見たことも…聞いたことも…ない呼吸…か…」
(…“呼吸”?)
香が分からない、というような表情をした。それに相手が気がついたのか、香をじっと見つめた。
「お前は…呼吸を…知らない…のか…?」
「…はて、呼吸とは生命活動の一つだと記憶はしてますが。」
「…お前は…鬼狩りの…剣士では…ない…?」
「…鬼狩りの剣士?」
「その表情は…知らない…ようだな…」
「…教えてくださると助かるのですが、敵に教えてもらうのもあれですし。」
「…教える…つもりは…ない…」
「でしょうね。」
香は持っていた二刀を斬想鬼の断面だった場所に差し込み、斬想鬼自体をくっつけた。
「…何を…している…」
「…“
ぱきん
斬想鬼の断面からは黒い柄が現れていた。香がそれを抜き放つと、銀色の刀身を持つ刀が現れた。
(
「その刀は…鬼狩りの…刀では…無いな…」
(いや知らないし…)
「抜刀術…」
香が一度斬想鬼の断面に刀を納め、抜刀術の構えを取った。
「月の呼吸…“壱ノ型 闇月・宵n…」
「“
「oみ…や?」
相手が攻撃を放ったと思いきやその速度をはるかに上回る速度で香が相手の右腕を切り落とした。
「何を…した?」
「…神速を超える超神速の抜刀術。…ただそれだけです。」
「…面白い」
相手はそう呟くと失った左腕を再生させた。
「やはり…ただの…呉服屋の…娘では…ないな…」
「それはどうも。」
(だからって全力出されると勝てないんだけどね…それを言う必要もないし。)
「やはり…無惨様の…言っていた…通りか…」
「…無惨?」
香が相手の呟いた名に反応する。
「…あなたは…鬼舞辻無惨を知っているのですか…?」
「…知った…ところで…どうする…」
「…一つ、教えてくださいませんか?」
「…」
「鬼舞辻無惨という存在のもとに…二人の人間の女性が行きませんでしたか?」
「…」
相手は答えなかった。
「…無回答、ですか。…別にいいですが。」
「そう…か」
香は刀を中段に構えた。続いて相手も中段に構える。
「“
「“
相手は跳びあがり、香は下で迎え撃つ構え。
「───
「───
上からの複数の斬撃と香の一閃が交差する。
「…っ!反撃派生、“
叫んだ後、一瞬後ろに退き、そこから前方へと切り抜けた。
「っ…」
「ふん…っ!?」
香がふらついた後、無傷だったはずの相手の右腕が切断された。
「なんだ…!?」
「…怨念刃」
「くっ……!?」
相手は右腕を再生しようとしたが、再生が鈍ったことに気がついた。
「何を…した…っ!!」
「…再生阻害…まだ…弱いか」
香はりんねによる再生が完全に済んでいないまま刀を構えた。
「…多分この刀じゃ討つことはできないし…本気を出されたら一瞬でやられる…なら…退却を待つ…かな。私の勘ではもうそろそろこの人は退く。」
既に時間は日の出に近くなっていた。
「…染まれ 染まれと この暁に…」
「…?」
香が歌いだした。目を閉じ、何かに集中しながら。
「朱く 紅く 刀を染め上げよ」
「隙…だらけ…だ!」
相手が斬りかかるが、目を瞑ったままの香の刀に見事に防がれた。
「染まれ 染まれよ あの
「なら…“
相手は技を使って切りかかるが、今度は全て避けきって見せた。
「鬼を 許さぬ
(あれをよけきるだと…!?そしてあの歌は完成させては不味いっ!直感がそう囁く!!)
「心沸かして その力振るえ」
「“
ノーモーションからの広範囲の斬撃。しかしそれも全て避けきる。
「まさか…見えている…のか…!?」
「
そう言った直後、香の持つ刀が紅く染まった。同時に香が目を開けると、目の色が少し赤くなっている。
「赫刀…!?そんな、馬鹿な!!」
(時間がない…この技に賭ける!!)
「…“
まず、刀を
「…あああぁぁぁぁっっ!!!!」
叫びとともに相手を逆袈裟で切り裂いた。
「ぐふっ…!?」
「はぁ…はぁ…」
切り裂いた直後、刀の色が元に戻り、香自身も地面に倒れかけた。
「…貴様…」
相手は香を見つめて殺気を向けていたが、何かに気がついたのか、見つめたままになった。
「…娘。名は」
「…香」
「…そうか。私は…黒死牟…だ。娘…その名前…覚えておく。」
べんっ
その場に琵琶の音が鳴ったと思うと、黒死牟と名乗った相手が消えた。
「終わ…った……」
ふらふらした足取りで刀を斬想鬼に納め、斬想鬼をつなぎ合わせる。
「帰…らなきゃ…みんなが…待ってる…」
香は着物の中を探り、青い結晶を取り出した。
「転移…“一ノ蔵”」
そう唱えた瞬間、香を青い光が包み、その場から消え、香視点で青い光が消えたかと思うと大量の着物や襦袢などがある場所───商品が置いてある一ノ蔵内部だった。
「帰れ……」
言葉を発している最中で香が倒れた。
日の出である。お忘れかもしれないが鬼───だまりとりんねが憑いている仁と香は日の光───特に朝の光に弱い。
side 黒死牟
「惨めとでもいうべきか?黒死牟。」
「…無惨様…」
私が香という名の娘から受けた傷を癒しているとき、無惨様が話しかけてきた。
「あの娘は…危険です…」
「…分かっている。それは加減をしていたとはいえ上限の壱であるお前が敗れかけたことからも明らかだ。」
「…」
「私がお前に指示したのはあの娘の力を測ってくることだ。殺せとは言っていない。」
「罰は…」
「言い渡さん。私の名を出すという失態はしたもののお前という戦力を失いたくはない。」
「ありがたい…」
無惨様は私から離れていった。
「その傷は早く癒しておけ。必要な時に使えぬと困る。」
「はっ…」
私は無惨様に返事をしてから治療に戻った。
「…あの娘…実力を…隠して…いる…いや、
私はあの娘に感じた違和感を口に出していた。
はい、上弦の壱をぶつけてみました。本当は上弦の参をぶつけようかと思ったんですけど…香って女性なわけで。調べた上弦の参の過去とかから考えてダメかな、って思って、上限の壱をぶつけてみました。上限の弐はしのぶさん関連で必要になるから却下。
それから、香が最後の方で歌った歌ですが、作中の設定ではあの一瞬で香が思いついた詩ですね。ちなみに、一応私自作の歌詞になるので多分今現在の世界に存在しない歌詞だと思うのですが…こういう自作歌詞の扱いってどうなるのでしょう?よくわからないので後で運営さんに質問メッセージでも送っておきましょうか…もし運営さんから指摘されましたら歌詞の部分は削除することにします。…私が消されないといいけど。消されたらごめんなさい。