で、筆が乗って書いてたら日越え前に投稿できる気がしなくなってきたので急遽中編として投稿。申し訳ないです。
追記:配布元の利用規約とかの影響でMinecraftのmod作成に必要なJDK(正式名称:Java Development Kit)がインストールできないの辛い…(作者は18歳、つまり未成年です)
「…」
香は刀を軽く構えながら相手の攻撃をよけ続けていた。
「このっ…さっさと当たりなさいよっ!」
(焦りすぎると判断能力悪くなるんだけどなぁ…)
服を所々破きながら避けているが、戦ってる最中に相手の悪い点を指摘できるほどまで余裕を持っていた。…というか。
(狂気を持ってるから強めなんだけど…でも、弱い…なんで
比較対象がおかしいが仕方がない。香は黒死牟という存在が一番最強に近い鬼であることは知らないのだから。それ以前に
「この…ただの呉服屋の小娘の分際で!」
「…その、“呉服屋の小娘の分際”。貴女好きだよね…」
「うっさい!さっさと死ね!弱いんだから!」
「…弱い、か。」
「そうよ!あんたアタシの動きも力も見切れてないんでしょ!?それなのにゴキブリみたいにちょこまかと動き回りやがって!」
ゴキブリ、という言葉を聞いて香が相当嫌そうな顔をした。
(虫は大っ嫌いなんだけど……まぁいっか。…仁の方はちょっと苦戦してるかな?…まぁ、しばらくこれの相手に付き合いますか…)
「血鬼術
香は
─── 仁の方に視点切替
「フシッ!」
「…フッ!」
鬼の爪と仁の刀が交差する。
「ふん、威勢はよかったが弱いな。やはり君との戦闘は無駄か。」
「その割に…全然とどめを刺そうとしないよな…そっちにそれだけの力がない証拠な気がするが?」
「ふん。」
「反射閃々・純正一速」
仁が使う反射閃々の中で一番遅い技が放たれる。
「遅い。目で追える。」
「ならこれならどうだ?」
仁は反射閃々を終えて、少しだけ後退した。
「“反射閃々・純正変速・七連”…参る」
仁は即座に鬼に近づき、刀を振るった。
「“一速”」
「ふん…またか」
「“三速”」
仁がそう呟いた直度、反射閃々の速度が変わった。
「“九速”」
「ぬっ!?」
「“五速”」
「小癪な…!」
四回続けたところで仁の武器に刃毀れが起きた。
(変速は等速の技よりも大きく負荷をかける。まだ未熟な俺だと刃毀れが起きるのは当然か…)
「“四速”、“八速”…」
六回目、仁の刀からひび割れのような音がした。
(折れる……修復?いや…)
「“十速”!派生───」
最速の反射閃々を放った後、刀を後ろの方に引いた。
「───“爆穿”っ!!」
仁は刀で鬼の下半身を貫き、そのまま刀身を爆発させた。
「ぐぅっ…」
(爆風の負荷がきつい…だが…)
「小僧…!」
仁は折れた刀を斬糸に納めた。
「“再具現化”」
そう呟いてから柄を引き抜くと、元通りになった刀が現れた。
「小癪な…!」
「“
仁がそう呟くと、鬼が手を出してきた瞬間にその手が切断された。
「っ!?手ェェェ!!!」
鬼の叫び声があたりに響く。だが人が出てくる気配はない。
(人が出てこない…なるほど、香が言ってた感覚はこれか…)
仁はそう考え、刀を構えた。
「死ねェェェ!!!」
「!?」
突如肥大化して突進してきた鬼に反応しきれず、そのまま吹き飛ばされ、壁に激突した。
───錦糸綺糸屋にて
綺糸屋勢のいる母屋の方の居間にて。
錦糸屋勢、綺糸屋勢全員が集まり、百人一首をしていた。ちなみに散らし取りである
「っし、俺の勝ち!」
「楽、強いね…」
勝ったのは楽のようで、それを見た涼が呟いていた。
「いや、涼と花、あと暁のおっさんも早えよ。俺いっつもギリギリだしな。」
「まぁ、私は香から反射神経鍛えられてるし。」
「俺は…娘の遊びに付き合っていたからな。」
「な、なんかできました…」
「いやすげぇなおい。特に花。」
なんか、で出来た花は普通にすごいと思う。
「っていうか、楽って確かこれやったことがないんじゃなかったっけ?」
詠み手だった咲がそう聞いた。
「ん?まぁ、そうだな。それは花も一緒だが。」
「それでもうこんなに早いって…それに花ちゃんは目が閉じているのに…」
「香さんの術で見えるようにはなってるので…一応、音とその場所の把握さえできていれば…一応…」
「すごいなぁ…」
咲がそう言ったとき、花が突然外を見た。
「…?」
「?どうか…しました?」
鈴が花を見てそう聞いた。
「…気のせい…でしょうか。」
「何々?どうしたの?」
「…なにか…若旦那に起きているような…」
「花ちゃん、分かるの?」
「…予感、だけなんですけど…」
そう言う花の表情はやはり心配そうな表情をしていた。
「…若旦那…どうか…ご無事で…」
花は星空を見上げながら手を合わせた。
「若旦那の状況が分かるなんて…」
「愛、なのかなぁ…前に鈴ちゃんも同じようなこと言ってたことあったし。」
咲と奏がそんなことを話しており、それが聞こえた花と鈴は顔を真っ赤にしていた。
早めに後編仕上げないと忘れる…それにしても私が書いたとはいえ花さんと鈴さんの愛の強さよ。空間ズラされてるというのにその中で起きている恋人の危険を察知するって…ちなみに鈴さんがそう言うことを言ってたのは黒死牟戦の時ですね…あれは空間ズレとかないですけど距離は離れてたので。