ということで、三十四話……言い訳にしかなりませんが最近うまく構成を組めなかったのです……Youtubeの動画投稿も本格始動しそうなので、書けなくなっていくかもです…ただ、生きてる限りは完全失踪するつもりはないのでよろしくお願いします。
「仁!後ろだ!」
「…シッ!」
だまりの言葉に素早く反応し、手に持つ赤い刀で背後にいた鬼を切り、
「ヒュゥゥゥゥ」
炭治郎が独特な呼吸音を放ちながら全身で回転して鬼を切りつけ、
「カァァァァァ」
伊之助が交差させた刀で鬼の首を挟んで切り落とした。
「…仁。君は…一体何者なんだい?」
「私、ですか。ただの呉服屋で…そして、ただの…ある鬼を求める者ですよ。」
「…そうか。…そういえば、君は不思議な技を使うね。刀から炎が吹き出す技なんて。」
その問いを聞いて仁が軽くため息をついた。
「それを炭治郎様たちが言いますか。私からしてみればお二人の使う“呼吸”の方が得体のしれないようなものです。」
「…そっか。」
「仁、あそこだ!少し遠いがお主ならいけるだろう!?」
「気配を捉えた。“
仁はだまりの声に反応して鬼がいる方向に向かって炎の斬撃を飛ばした。
「アガッ!」
「ほれほれ、鬼が近づいてきてるぞ!」
「少し黙れ。…“火炎抜閃”」
かなりの速さで近づいてきていた鬼を抜刀術で両断した。
「うむ、やはり磨きがかかっておりゅな!」
「喰ってるときは喋るな。」
「…そういえば仁。君って歳は?」
「もうすぐ十四。」
((十三か…))
炭治郎と伊之助は同時にそう思った。
「…ところで、私なんかと行動を共にしていてよいのですか?」
「え?」
「炭治郎様達は鬼殺隊で、私は鬼と生を共にする得体の知れない存在です。本来なら、討伐対象になるのでは?」
「…なるほど」
仁の言うことはもっともである。同じ“鬼を狩る者”とはいえ、“鬼殺隊の人間”と“鬼が憑いた人間”だ。かなりの不確定要素であるために、警戒はしないといけないだろう。
「…まぁ、俺も鬼を…禰豆子を連れてるのは事情はあるから。仁もそうなんだよね?」
「…えぇ、まぁ。」
「なら大丈夫…じゃないかな…」
「……」
仁が少し冷たい目で炭治郎を見つめていた。
ドドドドドドン
「な、なんだ!?」
不意にした轟音にだまりが反応した。
「今の音…雷が落ちたのか?」
「知るか!!」
「…雷雲の匂いはしないと思うんだけどな…刺激臭が強くなってて分からない…」
「…」
仁は目を閉じて周囲の気配を探った。
「…雷の気配はありませんが…」
「…雷の気配……ってそんなのわかるの?」
「師匠に鍛えられましたから。」
「師匠…か…」
もちろん、仁の言う師匠とは香のことである。
「…伊之助」
「はああーん!?」
「俺はちょっと向こうの方に行ってみようと思う。」
「好きにしたらいいんじゃねぇのォオオ!!」
「伊之助は下山するんだ。」
「は?」
伊之助が炭治郎の言葉で硬直した。
「山おりて。」
「あぁ、伊之助様はそれがいいかもですね。」
炭治郎の言葉に仁が同調した。
「何でだよ!!死ねよ!!」
「いや怪我がひどいから。」
「その怪我は放っておくと危ないですよ?」
「俺は怪我してねぇ!!」
炭治郎と仁が伊之助の言葉に一瞬止まった。
((えぇっ!?))
「…仁、この小僧は馬鹿なのか?」
「聞こえてんぞ!!」
その時、バシャッという音が聞こえた。
「「「!!」」」
一斉にそちらを向くと女性の鬼がいた。
「おおお!!ぶった切ってやるぜ!」
「伊之助!」
「伊之助様!!」
その鬼は来た方向を変え、逃げるついでに
「お父さん!」
と叫んだ。
「仁!」
(…上!?)
仁が上を見上げたと同時に、巨大な鬼が降ってきた。
「オ゛レの家族に゛…」
その鬼は軽く振りかぶった。
「…近づくな゛!!」
「“スピニング・シールド”ッ!!」
鬼は地面に手をたたきつけ、仁は炭治郎達を自分の後ろに投げてからソードスキルを放ち、飛散した水しぶきや岩の破片を弾き飛ばした。
「…す、すまない…ヒュゥゥゥゥ」
「いえ。“反射閃々───」
「おらぁぁぁ!!」
一瞬にして復帰した炭治郎が呼吸を使う。それに合わせて仁は反射閃々の構え。
「“水の呼吸 弐ノ型
一番出が速かった炭治郎が技を放つが、それを鬼は片手を上げただけで防いだ。
(!!刃が!!通らない!!)
そう思った炭治郎の下にもう片方の腕が迫る。
「───火炎十速”っ!」
その腕を、仁が炎を纏った反射閃々で切り落とした。すると伊之助が足に切りかかる。
「硬えええ!」
「硬い…!」
鬼は炭治郎と伊之助を軽く体を振っただけで吹き飛ばすと、少し姿勢を整えた。それを見て仁は炭治郎と伊之助の近くまで跳んだ。
(型を使っても切れない!!どうする…どうする…!?…そういえば、さっき仁は切ってたような…)
(くそ…相手がかなり硬い…十速だから切れたものの七速、いや、九速になった段階で危うい…ただでさえ十速は連発できないんだぞ…!)
「オ゛レの家族に゛ィィィ」
即座に再生した鬼は、炭治郎に向かって突撃した。
「…近づくな゛ァア゛アア゛!」
下からの打ち上げのような攻撃。それによって水しぶきが立つ。
「炭治郎様!鬼の動きを止められませんか!」
「そんなこと言ったって…」
「おらぁ!」
伊之助が切りかかるが、軽く振るわれた腕に吹き飛ばされた。
(…いや、方法はある)
「ヒュゥゥゥゥ」
呼吸をしながら炭治郎は近くの幹に近づいた。
「“水の呼吸 弐ノ型・改
木の幹に技を放ち、木を鬼に向けて倒した。
「ガァアッ」
(これなら斬れる)
「ヒュゥゥゥゥ」
(全集中・水の呼吸 拾ノ型!!)
炭治郎が呼吸を使い始めたところで仁も遅れて動く。
(行けるか!?)
「“浄火一閃───」
仁が使うのは火属性の浄化技。以前も使った、“浄火一閃・火炎”。
しかしそれらが届くよりも早く、鬼が動いた。
「危ね…」
伊之助の声がきこえたが、それより前に仁と炭治郎はそれぞれ別の方向へと吹き飛ばされた。
「健太郎ーーーーっ、権ーーーーーっ」
(だから誰だよ!俺は仁だ!)
仁はそう思いつつ吹き飛ばされていった。
twitterでも結構呟いてるのが私。…ただ、あまり面白くないと思います。とりあえず、ここの下にtwitterへのURLは置いておきます。…これって規約違反でしたっけ?
あとアンケート…は、一応那田蜘蛛山戦終了後で締めきろうと思います。…ってこれ前も言った気がしますね…全くって言っていいレベルでアンケート回答も感想も来なかったので書く気力が起きないのも原因の一つなのでしょうか……はぁ…
それでは、また次回お会いしましょう。…あ、仁さんと炭治郎さんの飛ばされた場所は違います。…って今気がつきましたけど仁さんと炭治郎さんのどちらもが鬼と人のペアじゃないですか…
香の秘密を話す時期はいつがいいですか?
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