扉の向こうの   作:招代

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梅雨に入ったとかなんとかで、
そんな感じで最近雨が多いです。

……嫌になりますね。
気温も高いようですしジメジメムシムシしそうです。
本当に嫌だなぁ……。

雨が降らないことを祈りつつ15話を投稿。



第15話 出し物探し

平成25年8月30日11:08

「それじゃーこれから紙を配るから、どれがいいか書いて5分後に回収なー」

 紙を切り終えた級長がクラス内に呼び掛け、副級長は紙を列ごとに配り始める。

「……はぁ」

 そんな光景を眺めつつ、俺は溜息をもらした。

 

 まだまだ暑い夏休み明け2日目。夏休み気分が抜けきっていない教室では一か月後の文化祭の出し物を決めるために、出た案の中から投票が行われることになった。

 手を挙げればすぐに済むだろと思う所がないわけでもないが、確実性を求めるにはこちらが良いのだろうと自分を納得させる。考える時間は必要だし、手を挙げることが恥ずかしい場合もあるのだろう。2回挙げる馬鹿もいるかもしれないしな。

 

 ……それはさておき、俺は何に投票するかな。

 黒板に書かれているのは9つ。

 

1、体力測定

2、お化け屋敷

3、焼きそば

4、フライドポテト

5、おにぎり

6、から揚げ

7、休憩所

8、メイド喫茶(男も)

9、フリーマーケット

 

 意味の分からない体力測定はムロの案だ。握力などの場所をとらない種目で時間ごとにランキングを作り、それで上位の人に景品を贈呈と言うものだ。

 まぁ……不本意ながら内容は俺が考えたのだが。

 

 思い出すのは昨日の夜。いきなり「文化祭で体力測定しようぜ」とか言いやがった為、文化祭で出来そうな内容を俺が考えることになった。どうせ止めても言うんだろうし……考えなしの発言だからその時になって中身を決めてなくて、俺に助けを求められるのが一番困る。

 そうならない為にも昨日はどうせ投票されないだろうから無意味になる内容を考える羽目になったのだ。

 

 ……あぁ、そんな話は今はどうでもいい。今はどれに投票するかを考えないとな。

 そうだな……できれば準備も当日も楽なものが良い。欲を言えばどちらも何もしなくていいならさらに楽なのだが……それは経験上無理だろう。ならどうするか……

「……」

 こういう時は消去法だな。

 

 まず体力測定とお化け屋敷とメイド喫茶はやりたくないからあり得ない。特にメイド喫茶を考えた奴は頭がどうかしている。男もメイド服とか笑いのネタにしかならない……もしかしてこれを提案したあいつは男の娘に萌える人間なのだろうか……? クラスにそんな人材がいるかはともかくとして。

 もしそうなら、二次元なら害もないしそれは個人の自由だから俺には関係ないところではある。しかしリアルに、しかもクラス全体にそれを求めようとするなら人間性を疑う上に、今後あいつをボロ雑巾を見るような蔑みきった目で見てしまいそうだ……と言うか既に俺の脳内であいつはそういう位置付けになってしまった。

 

 次にフリーマーケット。これも駄目だ。前の3つにも言えることだが、当日の店番になった場合に自分にも仕事が確実に回ってくる可能性が高い。から揚げとかの食品系であるならば売り切れは十分にあり得ることだろうと思うし、そうすれば俺の順番が来る前に終わる可能性は有る。そして簡単な調理とは言え、調理係はそこそこ料理のできる人がなるはずだ。前準備も無いに等しいだろうしな。

 

 これはもう食品系の3つの中から選べばよくないか?

 そうと決まればそうだなぁ……おにぎりはから揚げやポテトより売れなさそう。となると、から揚げかな? ポテトと違って爪楊枝をつければ手を汚さずに食べられる。これは大きいのではないだろうか……そう言った事には詳しくないから確信は持てずにいるんだけど。

 

「……」

 ……時間もないしから揚げにしよう。

 紙にから揚げと記入して折り畳む。後は回収されるのを待つだけだな……。

 

 

「5分経ったな。じゃー後ろの人、回収してくれー」

 級長が声をかけ、回収されていく紙。それの結果を副級長が別の紙に記入している。

 さあ投票結果はどうなるかな……。

 

 

 

 

「えー……投票の結果、わがクラスの出し物は10票の『体力測定』になりました」

「よっしゃ!!」

 ……はい?

 

 拍手とムロの声が響く中、俺は耳と記憶を疑った。

 ナゼソンナモノガジュッヒョウモカクトクシテンンダ?

「ある程度内容をまとめないといけないから俺達2人と提案者のムロ、それとー……袖森も今日の放課後教室に残ってくれないか?」

「おう! 任せとけって。なぁモリツネ?」

「袖森もそれでいいか?」

「……」

「大丈夫かーモリツネー」

「袖森?」

「……あ、ああ」

 呆然とする俺の耳に級長とムロの声が届く。

 

 そ、そうだな。なってしまったものは仕方がない。投票してないが、手伝った身としては多少の責任もあるしな……仕方がないか。

 ……別に、部活を少しサボれて楽だな~とかは思っていない。あっちの方がゲームしてていいから楽だろうし。でもあっちは平穏じゃない可能性が有るからな……いや、でもやっぱりあっちの方が良いな。

 

 そうと決まれば、放課後になって悩まないように今から内容の詳細を考えておくか……面倒だな。

「……はぁ」

 こうして、俺達のクラスの出し物は「体力測定」と言う訳の分からない物になった。ホントどうしてこうなった……ムロの馬鹿野郎。

 

 ちなみにそれぞれの投票数は、

 

1、体力測定10票。

2、から揚げ7票。

3、フライドポテト5票。

3、休憩所5票。

5、フリーマーケット4票。

6、焼きそば3票。

6、メイド喫茶(男も)3票。

8、おにぎり2票。

9、お化け屋敷1票。

 

 であった。

 

 俺のミスは食品関係が複数あるせいで票が割れてしまった事か。それは俺にはどうしようもなかった事であるのだが……でも10票はおかしいだろ。クラスの4分の1だぞ? そういうのは運動部でやれよ。

 まったくもって投票しやがったクラスの奴らは高校生活初めての文化祭で浮かれてるのか、単純に脳筋(ムロ)が多いのか……考えても無駄だろうな。もうやめよう。

 

 ……せめてもの救いは殆ど準備がない事か。

 

 

平成25年8月30日17:01

 放課後の話し合い。ムロは予想通り役に立たず、むしろ邪魔だった。だから級長は俺を話し合いに参加させたんだろうなぁ……巻き込まれ迷惑だ。

 そして話し合いの結果、教室内で出来そうな握力・長座体前屈・立ち幅跳び・上体起こし・反復横跳びをそれぞれ時間を決めて行うことになった。流石に校庭や体育館は場所が取れないとのこと。

 そらそうだろうよ。むしろ俺的にはそれで良かった。

 

 

 そんなこんなで話し合いも終わり、いつも通りの部室。と言っても夏休みぶりなわけだが。

「モリツネ君のクラスの出し物が体力測定、って聞いたのだけれど……本当なの?」

「ああ……マジだ」

「大丈夫なの? それ」

「知らん。もうどうにでもなってしまえ……」

 心配する声が聞こえたが、そんなことは俺が一番分かっている。それに正直なところクラスの出し物が失敗しようと、そこは案外どうでもいい。俺は何の仕事をやるにしてもやる事をやるだけだ。もちろん面倒くささはあるけどな。

 問題なのは失敗することではなくスベる事。それにより周りのクラス、ひいては学年中からクラス自体が奇異の目で見られる事。考えすぎかもしれないが、それが一番嫌だ。

 

「ちなみに、私たちの所はフランクフルトよ」

「そうなのか」

「だから、良かったら売り上げの貢献に来て頂戴」

「そうか……」

 流石にムロとは違い「探偵喫茶」とか「謎解きゲーム」とかは言い出さなかったのだろうか? もしかしたら言ってたりしてな。

「とは言っても、まだ変わる可能性は有るけれどね」

「俺たちの所は変わらないだろうな……はぁ」

 どうしても溜息は出てしまう。

 そう、最終決定はまだなので他のクラス・部活と被れば変わる可能性が有る。しかし俺たちの所は絶対被らねぇよな……運動部でワンチャンス無いかな? ……無いよなぁ。

「……ハァ」

 嫌になるなぁ……。

 

「……そういえば調査解決部では何を出店するのですか?」

「うん? あー……うちは、ほら。レンが興味ないし、去年はてきとーにグラウンドの一角を借りて降雪機で雪降らしてだけねー」

 困ったような笑みを浮かべて船井さんが答える。

 夏なら良いかもしれないが9月の終わりに雪を降らすのは寒くないか……? でも昼間ならまだ暑いかもしれない。分からないけど、とりあえずは楽そうだ。

「それなら今年もそれにするのですか?」

「んーそうねー……それでもいいんだけどー」

 何やら悩んでいるようだ。俺としてはそのままの方が楽そうでいいのだが……そこは副部長達ないし、吹田さんの指示に例え面倒でも従うまでだ。面倒だけどな。

 

「あ、そうだ。それなら今から研究所に行って何か出せそうなものを探しましょー」

 名案、とでもばかりに手を叩いてこちらを向く。

「いいのですか?」

「いいのいいのー。と言う訳でレンー、これから研究所に行きましょー」

「タクシーを呼んだ。俊儀・玲音、後は任せた」

「オーケー任せて。いってらー」

「……」

 立ち上がり声をかけた吹田さんに対し、ゲーム中の津出さんが手を挙げて答え、菅さんも頷く。

 

 ……あれ? もしかしてコレ、俺も行くことになってる?

「じゃー行きましょう」

「はい。ほら、モリツネ君もボーっとしていないで行きましょう」

「あ、ああ」

 促され立ち上がる。

 やっぱり俺も行くのかー……そんな何が出るのか分からない所に行くのは嫌だけど出し物に関するものである以上、断れるわけがない。

 でも嫌だなぁ……ハァ。

 

 

平成25年8月30日17:09

 校門前に出て待つこと数分、1台のタクシーが前に停まったので俺たちはそれに乗り込む。

 席は助手席に吹田さん。運転手の後ろに俺、隣に溜井でその隣が船井さん。とりあえず女子に挟まれるという事態は避けられたようだ。でもこういう座席って偉い人が何処に座るとかあった気がするな……覚えてないし誰も気にしていないようだからどうでもいいけれど。

 

 で……見て乗ってみた感じどうやら普通のタクシーのようだ。乗っている人もれっきとした人間。流石にこんな人もまだ多い時間には使わないという事か。

「研究所まででよろしいですね」

「ああ」

 事前に目的地は言ってあったようだ。まぁその方がスムーズで良いよな。

 ただし研究所が何処にあるのか分からない俺にとっては、何処に連れて行かれるのかと言う不安が発生してしまう。まさに一長一短だな。

 

 そんな風にどうでもいいことを考えて気を紛らわせることぐらいしか、今の俺にできることは無かった。

 

 

平成25年8月30日17:33

 車は走り続け、次第に民家が少なくなっていく。代わりに増えていくのは工場や会社のような建物。

 どうやらここは工業地帯のようだ。実際にそう呼ばれているのかは分からないけど。

 

 

 そして走り続けること数十分、車が停まった。

「ここが噂の……」

 溜井がポツリと漏らす。

 俺達が着いたのは広い敷地に建つ大きい建物の前。それ以外にも格納庫のようなものも見える。

 ……間違いなく、これが研究所と言われているものなのだろう。ここでヘリとか砂の城とか作ってたのか……。

「さっそく倉庫の方に行きましょ。ついて来てー」

「はい!」

「……はぁ」

 張り切って吹田さん達の後をついて行く溜井とは裏腹に、俺の気分は晴れない。

 ここでも爆弾とか、それ以上にヤバいものを作っているんじゃないかと思うと非常に入りたくない気分で一杯になってくる。

 ……帰りたい。

 

 

平成25年8月30日17:37

 吹田さん達の後をついて正面から建物内に入るとそこは、建物の大きさに比べては小さい玄関ホール。靴箱は無いようだ。

「土足で良い」

 どうやらそういう事らしいので、土足のまま後をついて行く。とりあえず変なところは無いな……。

 

 

平成25年8月29日16:42

「ここだ」

 「第一倉庫」と書かれた扉が開けられる。その中は広く、床や棚のいたるところに用途の分からない物が置かれていた。

 

 ……それよりも俺個人としてはここに来る途中にあった「手術室」が気になる。まさかホントにやっていないよな? やっていないと思う事にしよう。

 

 色んな意味で気持ちを切り替えて目の前の現実を見る。

 つまりはこの中から出し物に使えそうなものを探せばいいんだな。

「説明書はついている。勝手に探すといい」

「危険物とか混じってませんよね……?」

 そこまで常識のない人間だとは思っていないが万が一、爆弾とかあったらたまったものではない。

「危険物とかは別の倉庫だから大丈夫よー」

「そですか」

「ここ以外にも倉庫があるのですね」

「そうよー。テキトーに置いておけないものもあるからねー」

 やっぱり危険物は作られているんだなと思いながらも、ここにはないことを知り一安心。

 それじゃ、地道に探そうかな。

 

 

 吹田さんは倉庫を出て何処かへと行き、残った俺と溜井と船井さんがそれぞれ出し物にできそうなものを探すことに。

 じゃ、俺は手始めに棚に置いてある小物を見て回るとするかな……

「……ん?」

 と思ったら、いきなりおかしなものを見つけた。

「これは……藁人形?」

 何故こんなところに呪いのアイテムが……

 気になったのでガラスをスライドさせて中からそれを取り出し手に取る。付けられていた説明札には「(笑)人形」と書かれていた。

 

「えっと……」

 反応に困るネーミングだがそれは置いておいて、説明書を見るとどうやらこれは「(笑)ウイルス」を送りつけるためのものらしい。

 使用方法は簡単で、これにパソコンや携帯をつないでウイルスを送りつけたい相手にメールを送信するだけ。そして「(笑)ウイルス」に感染してしまうと、送られたメール・送ったメールの文節全てに(笑)が付いてしまう。といったものだ。

「地味に恐ろしいな……」

 これ下手したら人間関係が大変なことになるぞ。誰かに使ったりしていないよな?

「……」

 とりあえずこれは出し物には使えないな。

 俺は「(笑)人形」を元の位置に戻し、再び出し物を探し始める。

 

 

「これは?」

 目に付いたのはマイクのようなもの。説明書には「ガンマイク」と書かれている。

 ガンマイクって確かアレだよな……テレビスタッフとかが持っているアレ。でも説明書を見ると「先端からγ線と録音した音を収束して発射する。音量調整はダイアルで」と書かれている。

 音響兵器か? と言うかこれマイクじゃなくてスピーカーだろ。

 ……駄目だ、これも使えない。

 

「こ、これは拳銃……なわけないよな」

 説明書を見ると「エアガンver2」とある。これは使えないこともなさそうだけど、これ単体では使えそうもないな。

 

「これは野球のボールか」

 説明書を見ると「燃える魔球」とある。そして「160km/hに達すると燃える」そうだ。面白いけどこれも使えないな……。

 

「これはフライパン?」

 説明書を見ると「万能フライパン」とある。名前を聞く限りは普通なんだが「とても軽く、振り回しても肩を痛めない。殴っても凹まない。血を付着させず、ルミノール反応を防ぐ」と、書いてある事は物騒すぎる。

 これ絶対にフライパンではないだろ……ただの凶器じゃん。

 

 その後も棚を探すが目に付く物と言えば、危険物や文化祭では使えなそうなものばかり。

 これは他の2人に期待するしかなさそうだな……。

 

 

 どこで待つとも決めていないので、とりあえず入り口で待つことにして数分。

「どう? そっちは何かあった?」

「いや、出し物として使えそうなものは無いな」

「そう。こっちも収穫はなしね。他の出し物と合わせれば使えそうなものもあるのだけれど……」

「だな」

 溜井も駄目か。後は船井さん頼りだ。

 ……まぁ元より俺は前と同じが楽そうでいいと思っていたし、別に見つからなくても問題ないんだけど。

 

 さらに少しして船井さんが戻ってくる。

「二人とも見終わったのねー。何か文化祭で出してみたいものあったー?」

「いえ、特には」

「船井先輩はどうでした?」

「そうねー。ウインドトンネルとかあったけどどう? 乱気流も作れるのよー」

「ウインドトンネル?」

 身振り手振りで聞いたことのない単語を船井さんがあげる。

 よく分からないが文化祭では出せそうにないな。乱気流は危険だろ。

「あれ、聞いたことない?」

「大きい筒状の中に人が入って、下からの強風で疑似的なスカイダイビング感覚が楽しめる装置のことよ。テレビで見たことない?」

「あー……あるかもしれない」

 でもあれって乱気流つくるものだったっけ……? どちらにせよ危険だし出し物にはできない。

 

「ですが出し物としては危険ではないでしょうか?」

「レンのことだし安全性は問題ないと思うけどねー」

「そうですね」

 確かに人に出す以上は安全性は確保されているだろうけど……認可されるのか? でも認可されそうではあるんだよな。吹田さんなら大丈夫な気がする。

「それよりも、それだと誰かがそこに居ないと駄目なんじゃないですか? 個人的には放っておけるものだと楽なんですけど」

「ねー。私も当日は忙しいから実はその方が良いのよー」

 つい本音が出てしまったが……船井さんも快く同意してくれたし結果オーライとしよう。

「それなら今まで通りでしょうか?」

「そうしましょうかー」

「俺は元からそれで良かったんだが……」

 聞こえない程度に呟く。

 最初からそうしていれば今のように時間を浪費してしまうことも無く、部室でゲームして帰ってゲームをしていられたのに。

 

 しかしとりあえずは面倒そうな方向に行かなくて良かったと思うべきだろう。これでクラスの方も俺に役割が回ってこなければ万々歳なんだけど……そう上手くはいかないよなぁ。

「……はぁ」

 考えてもどうしようもないし今は何事も無く無事に帰れることを喜ぼう。

 

 

 その後、俺達は吹田さんに帰ることを伝えて、吹田さんがそれぞれに呼んでくれたタクシーで家に帰るのであった。

 

 

 

第15話 出し物探し 完。

 




文化祭の「文化」の基準は分かりませんが、
体力測定もある意味では文化ですかね。
ほとんどの中学や高校でやっていると思いますし、
年間行事の1つみたいなものでしょう。

……まぁどうでもいいんですけどね。
とりあえず文化祭関係の話があと2話続きます。

次の投稿は26話を書き終えたらです。
内容とタイトルは決まっているので、
あとは書き進められるかどうか……それが一番問題か。
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