▼TSモノです。タイトルの通り今日は魚臣慧が登場して3周年なので上げました(3周年記念に間に合わなかった言い訳じゃないですよ?)
「ふぁああ。もう朝か、昨日もシルヴィにサンドバックにされたなぁ。」
そう言って、プロゲーマー魚臣慧の
「えーと……今日は仕事の予定はないから、トレーニングを終えたらシャンフロするか。あいつらに自慢できるようなものを見つけないと」
ここはとあるマンションの一角。魚臣の仕事場兼ゲーム用の部屋である。この部屋はとても質素でベッドにテーブルとイス、チェア型のVRマシンが置かれているだけである。なお、魚見の実家は上や下の姉妹たちが黒一点の部屋をファンシーなもので染め上げている。
「さて、朝飯を食べたらトレーニングをするか。着替えはっ………えっ……」
寝る用のジャージから着替えるとき、魚臣は自身に起きた
「はぁあああああ!な、何だ何が起こってるんだ!?」
魚見は急いで調べ、ある結論にたどり着いたのだった。
「俺………女に……なって、る…………」
◇
数時間後、魚臣はトレーニングをしている最中だった。自分が女になっていることには戸惑ったし、どうしてこんなことになっているのかと頭の中では疑問符でいっぱいだが、とりあえず今日は人と出会う予定がないこと、別段ゲームをすることに支障がないことが分かったのでそこまで気にしないことにしたのだ。この異変が明日以降も続くのであれば、対応を取るつもりであるが、今日は様子見としゃれこむのつもりなのだ。
「ふぅぅ、トレーニング終わりっと。昼飯食ったらシャンフロやるとするか」
魚臣は冷蔵庫から具材を取り出しチャーハンでも作ろうかと考えていると
\ピンポーン!/
「ん、だれも来る予定がないのに…ってことはあいつか。俺の部屋に来たって別に面白くもないだろうに」
「ケイー!
魚臣の部屋を訪ねたのはシルヴィア・ゴールドバーグ。全米一のプロゲーマーである。隣の部屋に引っ越して来てから頻繁に魚見の部屋に訪れているのである。目的は言うまでもなく魚臣と親密な関係になることであるが、それは別の話である。
「はいはい、今開けますよ……「ガチャ」って!ちょっと待って!」
「ハーイ!ケイ。ってどうかした?」
ここで今の魚臣の外見について話そう。元々目立っていなかった喉仏が引っ込んでいたり、なで肩がさらにひどくなっていたりして女っぽさが増しているが、「慧きゅん」と呼ばれるだけあってそこまで違和感を発揮していないのだ。ちなみに魚臣自身は着替えの際に男の証がなくなっていることから異変に気付いたのである。つまるところ…
「シルヴィ、今日の俺変じゃないか?」
「どうしたのケイ。別に
シルヴィは魚臣の異変に気づけなかったのである。
魚臣は、この異変を気づかれないのは男(?)の沽券に関わる、と思い、
「いやいやいや、もうちょっと何か変わったところはないか?」
「んー、この迫り様がおかしいのだけど…あ、でもいつもより声が高いわね。風邪かしら?ベッドにインしてゲームをしながら体を休めたらどう?」
魚臣は男の時の自分と今の自分との変化に気づかれないことにショックを受けた。
「お、俺の、俺のアイデンティティが…」
「……ケイ顔色が悪そうね。大丈夫?」
「…………え、あー。大丈夫だよ。でも今日は自分の部屋に戻っていてくれないか」
「そう?分かったわ。シーユーアゲイン!」
魚臣はシルヴィが自分の部屋に戻った後もこのことによる心へのダメージに悶えていた。魚臣にとって悲しいことに、その姿はさそっ…女性のようにしか見えなかった。
魚臣は考えた。うーんと考えた。そして、一つの解決案を思いついたのだ。
「あ、もしもし。ごめん、今からちょっと会えないかな?聞きたいことがあるんだけど」
「もも、もちろんよケイ!今すぐ行くわ!」
◇
電話を終えた後、魚臣がマンションの前の公園で待っていると待ち人が現れた。
「ケイ、こんにちは」
「こんにちは、メグ。急に呼び出してごめんね」
魚臣が呼び出した人物とは、同じプロゲームチーム「
「ねぇ、メグ。今日の俺何かおかしくないか」
そうメグに問いかける慧き…魚臣の仕草は女性としての魅力、いや受け力に満ちていた。魚見が不安気にメグの様子を伺い、自信なさげなその様はいつもとは違うものだった。その様子を見たメグは、
「あなた、もしかして……………
「へぇっ?」
「ケイにしては女の子っぽいと思ったけどそれなら納得ね。うんうん」
またしても気づかれなかった。憔悴した魚臣はメグと話した後自宅に帰るのだった。
「初心者向けTS慧きゅん『第1節』」
【外道三人衆】
カッツォ:もうやだ、あいつら。初心者向けとか言って当たり前のように俺をTSさせてくるんだけど
サンラク:いや、実際優しい方ではあるだろ、魚にされるよりはさ
カッツォ:そういう話じゃないんだよ!
鉛筆:クターニッドからも受け判定貰ってるし諦めちゃえば?
カッツォ:心折れそう……
何でこれを作ったんだろう…