天地神明の真祖龍   作:緋月 弥生

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長らくお待たせしました。


第34.5話 対龍会議①

 ――シュレイド王国・王都・キラーズギルド本部。

 世界各地でモンスターの被害から人類を守るキラーズの総本山は、凄まじい緊張感に包まれていた。普段のギルド本部はロビーを行き交う職員やキラーズで賑わうが、今はその活気がどこにもない。

 一般人ならば滝のように冷や汗を流して失神してしまうほどの威圧、それが心臓が鼓動する音すら聞こえるほどの静寂を呼んでいる。

 そして、その威圧はギルドの最奥――『大会議室』から放たれていた。

 

 『大会議室』の中央に置かれた円卓の一席。

 会議の主催者としてそこに座るキャロル・アヴァロンは、この空間に集結したキラーズを眺めて戦慄する。

 強大なモンスターの監視を務める竜種観測隊の統率者にして、『人類最強』と名高いフランシスカを友に持つ彼女は、一般人よりも「常識外の怪物」に耐性があると言えるだろう。

 だが、そのキャロルですらも入室した瞬間に意識を失いかけた。

 今の『大会議室』には、それほどに重いプレッシャーが渦巻いているのだ。

 

 当然だ。

 何故なら、今この場所に集っているのは――……

 

(この方たちが、大陸各方面に位置する列強国で『最強』の称号を冠するキラーズ……!)

 

 人類が生存圏を確立している最大の大陸。

 東、北、南それぞれに、西方の頂点シュレイド王国にも匹敵する列強国が存在している。

 北のサザンドゥーラ帝国。

 南のエルドバッド王国。

 東の海洋国家ローライン。

 イコールドラゴンウェポン製造のために、シュレイドに力を貸したのがこの3国である。

 

 繰り返そう。

 キャロルの目前、この部屋の円卓にはサザンドゥーラ、エルドバッド、ローラインでそれぞれのトップに君臨するキラーズが座しているのだ。

 『禁忌』に勝るとも劣らない、人類側の怪物たち。

 そんな超越者たちが集結し、互いに殺気を飛ばして相手を牽制しているのだから、一般人が失神するほどの重圧が発生するのは当然だろう。

 

 十数分にも及ぶ静寂。

 それを破ったのは、キラーズギルドサザンドゥーラ支部の代表としてこの会議に出席している1人の少女だ。

 つまり、北方で『最強』と謳われるキラーズ。

 オーロラの如く美しい白銀の髪に、輝くダイヤモンドを想起させる瞳。

 重圧の中でも無表情を貫く人形めいた美貌には、どこか年相応のあどけなさを残す可憐なる龍殺し。

 他国と比較してキラーズの戦闘能力平均値がズバ抜けて高いサザンドゥーラ帝国で、弱冠14歳で頂点へ到達した天才児。

 その名を、キュレネー・スカディ。

 平均身長が180センチに達するサザンドゥーラ出身でありながら、150センチしかない華奢な体に銀のドレスを纏った白雪の乙女が、囁くように声を発した。

 

「……ねぇ、まだ会議は始まらないのかしら?」

 

 冷たい視線と共に無感情に紡がれた言葉を向けられて、キャロルの喉が一瞬で干上がる。

 別に殺意や敵意を向けられた訳ではない。

 飛竜種が接近するだけで草食獣が怯えるように、圧倒的上位者に対してキャロルの本能が勝手に反応しただけだ。

 フランシスカとは長い付き合いなので信頼関係があり、遠慮なく接することが出来るが、初対面の超越者が相手ではキャロルでもプレッシャーを感じてしまう。

 それでも何とか平静を装い、キャロルも口を開く。

 

「まだ出席者が揃っていませんし、定刻まで時間があります。多忙であることは承知していますが、もう少しお待ち……」

 

「うるせえなァ、もうちっとで眠れそうってトコで喚きやがって」

 

 キャロルの声を遮り、円卓に突っ伏していた1人の男がしゃがれた声を出した。2メートルを超す巨大を起こし、その男は濁った眼光をキュレネーへと向ける。

 まるでミイラのように全身に包帯を巻いた、獰猛な野獣の如き荒々しい雰囲気を纏う半裸の巨人。

 イード火山での「イコールドラゴンウェポン起動実験」の際には、紅龍ミラバルカンと激闘を繰り広げた凶悪なる大量殺人鬼。

 『不死身』の異名を持つ、ヴァルフラム・ベッカーだ。

 

「黙ってることも出来ねぇ小娘(ガキ)が、何でこの場所にいやがる?」

 

「……そこにいるアヴァロン隊長に呼ばれたから」

 

 挑発的なヴァルフラムの嘲りに、しかし北方最強の少女は無表情を崩すことなく端的に言葉を返した。

 そして無作法にも円卓に足を乗せるヴァルフラムに視線を向けると、無機質な声で言葉を続ける。

 

「あと、私は人の睡眠を妨げるほどの大声を出してない。つまり貴方は適当な理由をつけて、私を挑発しているだけ。……大人なのに、随分と感情的な言動をするのね」

 

「ハッ、つまんねぇな。機械人形と喋ってる気分だぜ」

 

 紅龍ミラバルカンとの戦闘で屈辱的な敗北。

 全身に負った大火傷とダメージは9割ほど回復したが、まだ疲労が残っている状態での強制的な招集。

 しかも、招集理由は性に合わない会議への出席。

 直近の出来事は何もかもがヴァルフラムを苛立たせるものであり、戦闘狂の殺人鬼がストレスを解消するために殺し合いを望むのは至極当然と言えるだろう。

 だからこその挑発。

 しかし僅かな会話で全て見抜かれた挙句、キュレネーを挑発に乗せることに失敗したヴァルフラムは白雪の乙女に対する興味を失った。

 

 不死身の狂人と白雪の乙女。

 2人の会話を固唾を呑んで見ていたキャロルは、戦闘に発展しなかったことに安堵する。

 どちらも古龍種すら上回る戦闘能力の持ち主なのだ。

 ただの喧嘩も怪物たちが行うと戦争や天災レベルの破壊を撒き散らす。王都が受ける被害を想像するだけで気分が悪くなった。

 尤も、本当に戦闘が起きるとキャロルは余波で即死するので事後処理など関係ないのだが。

 

(キュレネー・スカディ、彼女が好戦的な性格でなくて本当に良かった……)

 

 しかし、安堵したのも束の間。

 確かにキュレネーは好戦的な性格ではなかったが、この部屋にはまだ何人ものキラーズがいる。

 そして他の超越者も非好戦的であるとは限らない。

 

「これじゃあァ、どっちがガキがわかンねェな? 大男、ケンカがしたけりゃオレサマが相手してやろうか?」

 

 肩まで伸びた髪は灰色だが、前髪の一房だけが緋色。

 研ぎ澄まされた刃のよう鈍色の双眸は、獲物を前にした竜のように獰猛な光を湛えている。

 涼しげな青と白の装束の上からでも分かるほど極限まで鍛え上げられた肉体。

 海洋国家ローライン最強のキラーズ。

 アーサー・オーケアノス。

 『世界最強』の座を渇望する剣の青年が、ヴァルフラムという上等なエサに狙いをつけた。

 

「――あァ?」

 

 アーサーから発せられた、剣のような鋭い威圧。

 己に向けられたソレを感知したヴァルフラムが、殺意が宿る悍ましい視線をアーサーへと移す。

 殺人鬼の意識が自分に向いたことを確認し、アーサーは口元を吊り上げた。

 

「このオレサマがケンカの相手になってやるつってンだよ、デカブツ。それとも、テメェの半分以下の背丈の子供が相手じゃねェと強気になれねェのか?」

 

「ハッ、テメェもそこの機械人形も大差ねぇって話だ。女? 男? ガキ? 大人? 俺からすりゃあ総じてただのザコ。ただ――」

 

 そこで一度言葉を区切り、巨人もまた挑発に応じるように嗤う。

 

「――今ここにいるザコの中なら、そこの機械人形が1番マシな気がしたんでな」

 

 嘲笑と共に放たれたその言葉は、とある少女と交わした約束から『世界最強』に固執するアーサーに対し、最大の挑発となった。

 アーサーの鈍色の双眸が殺意を帯び、額に青筋が浮かぶ。

 

「つまり、テメェはオレサマよりそこの人形(ガキ)の方が上だって言ってンのか?」

 

「そうだと言ったら、どうすんだ?」

 

「立てやデカブツ、小さく刻んでモンスターの餌にしてやるよ」

 

 椅子を蹴り倒してアーサーが立ち上がり、円卓を挟んで真反対に座っていた殺人鬼もまた応じるように拳を握った。

 まさに一触即発。

 両者から放たれる威圧が増し、キャロルは会議室の空間そのものが捻じ曲がる錯覚に襲われる。

 

 ――直後、起爆。

 

 キャロルが制止の言葉を発するよりも早く、アーサーとヴァルフラムが円卓の上を疾駆する。

 意外にも先手を取ったのは、その巨体とは裏腹に獣のような敏捷性を発揮した殺人鬼だ。アーサーの速度も十分に人間離れしているが、一撃の威力に特化しているため能力に偏りのないヴァルフラムに劣ってしまうのだ。

 音を遥か彼方に置き去りとし、ヴァルフラムが大木の幹ほどある剛腕が豪風を伴って振り下ろす。

 岩盤すら打ち砕くヴァルフラムの拳撃。

 それを大剣の斬り上げで正面からアーサーが迎え撃とうとしたその瞬間、2人の間に人影が割り込んだ。

 

 音速を遥かに超えた領域での戦闘。

 鈍足な言葉は超越者たちの耳には届かないが、常人であるキャロルの耳には確かに聞こえた。

 腹の奥まで響くような、重低音の老人の声が。

 

「失礼する」

 

 アーサーとヴァルフラムの間に現れた人影が、紳士的な前置きと共に強く床を踏み込む。

 それだけの動作で、剣の青年と不死身の殺人鬼が足場にしていた円卓が粉々になった。

 否、それだけでは終わらない。

 乱入者の動作は衝撃波すら引き起こし、激突寸前だった青年と巨人が同時に仰け反る。

 

 室内に吹き荒れる破壊と衝撃波。

 それらに対して反射的に目を瞑っていたキャロルが瞼を持ち上げると、その時点で全てが終わっていた。

 

「「――ッ」」

 

 喉奥から声を出すのはアーサーとヴァルフラム。

 そして2人の喉元に、鋭い剣の切っ先を突きつけている老人の姿があった。

 オールバックにした白髪と長い顎髭、そしてタキシードに覆われた老人とは思えないほど筋骨隆々の肉体。深い皴と無数の古傷が刻まれた貌。

 一体どれほどの鍛錬を積めば、老齢に達した後でもこれほどの肉体を維持できるのだろうか。

 キャロルに分かることはただ1つ。

 この老人こそが、南方の列強エルドバッド国で活動するキラーズたちの頂点に立つ人物であるということ。

 名を、ベネディクト・カーライル。

 これまで一言を発することなく沈黙を保っていた老人が、黄金に輝く双眸を細めて剣の青年と巨人を睨む。

 

「まず、貴殿らの立ち合いを邪魔したことを謝罪しよう。しかし、ここは刃ではなく言葉を交わす場。個人的な感情による私闘は、後ほど人気のない場所で行って頂きたい。……間もなく龍による総攻撃が行われるという時に、人間同士で争うのはあまり歓迎できませんがな」

 

 アーサーとヴァルフラムを牽制しながらベネディクトは言葉を紡ぎ、そして最後に背後にいるキャロルを一瞥する。

 

「この場には非力な女性もおられる。女を傷つけることは無論、言語道断。しかもこのアヴァロン殿は優秀な頭脳とモンスターに対する豊富な知識を持つと聞く。何か大事があれば人類にとって大きな損失となるでしょう。もしもの時は、謝罪程度では済みませんぞ」

 

「チッ……」

 

 舌打ちし、先に矛先を下げたのはアーサーだった。

 急所に剣先を突きつけられた状態では、大人しく大剣を鞘に納める以外に出来ることはない。

 特にアーサーは他の超越者と比較して速さで劣るため、この状態から老齢の双剣使いに無傷で反撃するのは不可能だろう。

 ……仮に実戦であるのなら、この『詰んだ』状況からでも相打ちにまで持ち込むことも出来るが。

 

「実力を隠してやがったな。オオナヅチに化かされた気分だぜ」

 

「悪戯に力を誇示する者はただの愚者。真なる強者は刃を隠すものです」

 

「まァ、人の考え方なんぞ千差万別だがよ。オレサマにとっての『最強』ってのは全てから畏れられるヤツを指す。人から、魔境のバケモンから、そして……龍からもな」

 

「慢心は『最強』の弱点。貫かれ、撃ち落とされることの無きよう。……ええ、まさに今のように」

 

「どれだけ慢心しても無敗、無敵、圧倒的。それが『最強』ってモンだ。油断した程度でザコに負けるなら、ソイツは『最強』じゃねェ」

 

「ふ……実に、若く青い。若者らしい意見ですな。嫌いではありませんが」

 

 まるで正反対なアーサーとベネディクトの『最強論』。

 互いの意見を真っ向からぶつけ合い、しかし互いに相手の言い分を受け入れて決着とした。

 アーサーの最大の目的は、己を一撃で打ち倒した『白の少女』に勝つこと。あの怪物と戦う前に、大きな傷を負うことは望ましくない。

 ここで素直に引き下がるのは理性的な判断と言える。

 ベネディクトを倒すのは、最大の目的を達成した後でも構わない。この老人ならば、必ず竜大戦を生き抜くだろうから。

 

 しかし、狂気に侵された殺人鬼に理性的な判断は不可能だ。

 臨戦態勢を解除したアーサーから、戦いを妨害した老人に殺意を向ける。

 

「随分と冷める真似をしてくれたな、ジジイ。殺されても、文句を言えんほどのコトだぜ……!」

 

 ヴァルフラムの剛腕の筋肉が膨張した。

 もしも人体に被弾すればそれこそ言葉で表現することも出来ないほど悲惨な末路を辿ることになるであろう、究極破壊の一撃。

 即座にベネディクトは剣を一閃して殺人鬼の喉元を斬り裂くが、

 

「ハ、ハ、ハハハハハハハハハッッ!!」

 

「……ッ!?」

 

 哄笑を響かせ、頸動脈を斬られたことなどお構いなしにヴァルフラムが拳を振り抜いた。

 咄嗟に両腕を交差させて防御した老齢の狩人だが、巨人の一撃はガードの上から強引にベネディクトを殴り飛ばす。

 ベネディクトは咄嗟に中空で体を回し、壁に着地することで体勢を立て直すが、鮮血を撒き散らしながら殺人鬼が再び拳を振り上げる。

 『不死身』の狂人。

 その異名を体現するように、一度スイッチが入ったヴァルフラムはどれほどの傷を受けても戦うことをやめない。

 

「何と面妖な……!」

 

 そのデタラメな光景に、ベネディクトすらも驚愕に目を見開く。

 首を掻き切られたのなら、人間離れした戦闘能力を持つキラーズでも即死する。

 ベネディクトも、アーサーも、キュレネーも、シエル、そしてフランシスカですらも例外ではない。

 どれだけ強くても、首に重傷を負えば人は死ぬのだ。

 

「ハ、ハ、ハ、ハ、ハーーッ!」

 

 しかし、ヴァルフラムはその当たり前を覆す。

 哄笑を響かせ、床を踏み砕き、その巨大な双腕で大破壊を撒き散らす姿は、まるで暴力という言葉を形にしたかのよう。

 このままヴァルフラムが本気で暴走すると、1秒未満で地図から王都が消えるだろう。

 

 ――止めるには、殺すしかない。

 

 この空間に集う3人の超越者たちが、同時に同じ答えを出した。

 ベネディクトが双剣を、アーサーが大剣を、そして静観していたキュレネーも片手剣を構える。

 

 その直後。

 

「ほう、定刻通りに来たはずなのだがな。どうやら愉快なイベントに遅れてしまったらしい」

 

 大会議室の扉が、爆ぜた。

 まるで大量の火薬で爆破でもされたかのように、超高速で粉々となった扉がヴァルフラムに襲い掛かる。

 ただの木片といえど、音速以上の速度で飛散すればそれはもう散弾銃による銃撃と大差ない。狂った巨人の浅黒い肌が真っ赤に染まり、しかしヴァルフラムは怯むことなく己を攻撃した相手に直進する。

 

「おいキャロル、部屋の中にデカい獣を連れ込むな。……躾が面倒だろう?」

 

 全身を血で赤く染めた大男が、哄笑をあげて突進してくるという悪夢の如き光景。

 しかし、大会議室に入ってきたそのキラーズは微笑すら浮かべたままキャロルに苦言を呈した。

 

 そして、世界がズレる(・・・)

 

 キャロルだけではなく、この場にいた超越者たちまでもがそう錯覚した。

 天地神明を一刀両断する、人智を超えたその斬撃。

 振るわれた太刀は納刀されていたというのに、殺人鬼の胴体に深々と傷が刻まれる。

 そして2メートルを超える巨体がゴミのように吹き飛び、壁を突き破って瓦礫の山の下に消えた。

 

 キュレネー・スカディが、アーサー・オーケアノスが、ベネディクト・カーライルが絶句する。

 ただ1人、その女のデタラメな行動に慣れているキャロルだけが苦笑混じりに口を開いた。

 

「大人ならば定刻の5分前には集合を完了させて下さい。……待ってましたよ、フランシスカ」

 

「遅刻はしていないのだから許せ。それよりも早く始めてもらおうか――『対龍会議』とやらをな」

 

 西方・シュレイド王国。

 キラーズの数が最も多いその大国で、不動の頂点に君臨する『人類最強』の女。

 フランシスカ・スレイヤーが凶悪に嗤うと共に、彼女の背後から3人と人影が現れる。

 シエル・アーマゲドン、フーゴ・ヒルデブラント、アレクシア・ディートリンデ。

 シュレイド最大戦力である4人が参加したことで、遂に『禁忌』に対抗する人類サイドの切り札が集結した。





※しばらく人類サイドのお話が続きます。

大切なものは――

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