(1)自分とは違くて同じやつ
ある日自分から分裂したものがいた
でも自分とは違かった
それは口がなかったでもわからないが喋っている
ように聞こえたりするなぜだろう
でもそんな奴でも自分と似ているところがあった
自分たちと同じように自分の名前でしか喋れない
だからいつも「あれ」しか言わないだから俺はそいつを
“あれ”と名付けた
“あれ”はいつもどこかを見ているようだった
なぜなのかを気になったことはあったが
そんなに気にはしなかった
でもある時突然気になって聞いてみた
「だれ(なんでいつもそんな方向を向いてるの?)」
「あれ(えっあぁ僕って目がいいから遠くまで見えるんだ」
「あれ(だからいつも向こうのほうにある星を見ているんだ)」
「だれ(へーそれはどんな星なの?)」
「あれ(それはね僕たちみたいだけど布を着ていてねある所では戦争が起きていたりあるところでは緑がいっぱいあって少し違った生き物がいてまた別の場所では薄汚い空気が包んでる場所があるんだ)」
それを聞いて自分たちはそんな世界にはなりたくないと思った
だが自分たちの世界も向こうから見たら同じなのかもしれない
だからこれ以上悪くならないようにしようと思った
(2)“ちれ”の頭
この宇宙にはいろんなものが散らばっている
だから俺はその散らばっているものたちを全て片付けるために
生まれたと最初は思っていた
「だれ(ちれってなんで頭がそんな渦を巻いた黒い物体なの?」
「ちれ(あぁこれはブラックホールなんだよ)」
「だれ(へぇすげぇなんでも入るの?)」
「ちれ(わからないでもこんど調べてもらうんだ俺は宇宙にある散らばっているものたちを全て片付けるために生まれたんだと思ってるよ)」
「だれ(そうなんだ調べてもらったあとの結果が気になるね)」
「ちれ(うん)」
そして数日たって“ちれ”は真実を知った
“ちれ”はすごく悲しそうだった
「だれ(どうしたの?)」
「ちれ(俺のあたまはただの飾りだって...)」
「だれ(どういうこと)」
「ちれ(何もできないただの黒い渦だったってことさ)」
「だれ(そうなんだでも俺はかっこいいと思うぞ)」
「ちれ(えっ?)」
「だれ(だって君にしかない特別なものじゃないか)」
「ちれ(でも何にも使えないんだよ)」
「だれ(別にいいじゃない君だけの特別な飾りなんだから使えない使えるは関係ないよ)」
“ちれ”はそれを聞いて嬉しそうだった
その後“ちれ”はだれ界で有名になった
“ちれ”にインタビューした時言ったことがあった
「ちれ(僕の頭はほぼ飾りだけどある“だれ”の言葉で勇気をもらって今があると思うんだ自分でもただの飾りは嫌だと嫌ってたけどそれは自分にしかない特別なものと知って頑張れたんだだからみんなも自分に何もないと思わず自分の特徴を誇らしく持って生きたらいいことがあるかもね!)」