がっこうぐらしRTA 姉弟ルート   作:ケンシロー

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 仮の設定資料です



2屋上脱出~チョーカーちゃん救出まで

 仮面ライダー助けて! なRTAはーじまるよー。

お前のことが好きだったんだよ!

 

 今回はくるみちゃんを屋上に護衛したところからです。

 一緒に屋上に上がって、ドアを閉めましょう。

 もたもたしていると『かれら』がドアを押し開けてやってくるのでさっさと戸締りします。う~い、ちんたらやってんじゃねぇぞ~。

 なんかめぐねえの顔が曇ってますね。まぁパンデミックが起きればこうなるのも多少はね?

 じゃけん、あとでフォローいれておきましょうね~。 

か゛わ゛い゛い゛な゛ぁ゛め゛ぐ゛ね゛え゛

 

「助けてくれ! 先輩が!」

 

 くるみちゃんが話をしている間に『かれら』が入ってくることができないようにロッカーでバリケードを作りましょう。

 

 バァン!(大破)

 

 とまあ、バリケードを作っている間に覚醒素材先輩は息絶え、『かれら』へと変貌してしまいます。

 ここで代わりに先輩をやってもいいんですがくるみちゃんの覚醒が遅くなる上に不和フラグが立ってしまうので、見守ってあげましょう。

 これもチャートのため卑怯とは言うまいな……。

 ちなみに男主人公で「君がしちゃいけないと思った……」と先輩を代わりに介錯するとくるみちゃんに恋愛フラグが立つことがあるらしいですよ。(先駆者兄貴参考)

 M&Lは内部データでは女性扱いになっているらしく介錯しても問題はないです、が本作はRTAのため介錯は一任するわ。

 

 こうしてくるみちゃんのシャベルが先輩だったものに突き刺さった瞬間、ここで大きなフラグが立ちます。

 ここに居るめぐねえ、ゆきちゃん、りーさん、くるみちゃんの4人は事件が一過性のものではないと悟り、長期間の籠城を決意することになります。こうして原作通りにことが進みます。

 めぐねえが欠けているとリーダー不在のため主人公がそのポジションに収まることになります。しかし皆からの好感度が低いとそれぞれが勝手に行動したりいなくなったりして防衛計画はめちゃくちゃになってしまいます。

 だから、めぐねえが必要だったんですね(メガトン構文)

 あとはめぐねえがパパパッとリーダーになって終わりっ!

 

 ここまでくれば一週間後に訪れる雨の日まで彼女たちが死ぬことはま(・)ず(・)ありません。安心して探索しましょう。

 

 


 

 弟の累とロッカーをドアの前に置いてバリケードを築いていると背後から悲鳴が聞こえた。

 あの声は確か一緒に屋上に来た陸上部の女子だったはずだ。

 だがバリケードから手を放すわけにもいかずに、首だけを振り向き様子を見る。

 彼女が『先輩』と慕っていた人間は『かれら』になり、後輩である彼女へと手を伸ばしていた。

 

「……っ」

 

 あまりの惨状に言葉が詰まる。

 先ほどまでヒトであったはずのソレが未知なるものへと変貌した。

 理解したくないと脳が拒む。

 彼女を助けることはできる。オ(・)レ(・)か累のどちらかがバリケードから離れて『かれ』を止めればいい。

 だがどちらが『かれ』を?止める(コロス)?

 その選択がなされることはなかった。

 彼女は地面にあったスコップを手に取り『かれ』に一撃を与え、そこからは現実を逃避するように何度もヒトだったものにスコップを突き刺し続けていた。それを引き止める帽子の少女。

 

 『かれら』がバリケードを叩く衝撃とドア越しに聞こえるうなり声が静かになるころには日が暮れて暗くなっていた。

 

 バリケードを背にして周囲を見回す。

 帽子を被った少女。ツインテールの陸上部女子。僅かに土を付けた推定園芸部。女国語教師。

 全員が顔を俯けて顔を曇らせている。無理もないこと。

 平穏と日常は崩れ去り、阿鼻叫喚の地獄絵図になったのだから。

 自分もそうしたいくらいだ。

 そう、内心ひとりごち、目を背けて少し休もうと、目を伏せたときだった。

 

「真央、次はどうすればいい?」

 

 横に腰かけた累が口を開いた。

 頭を抱えこみたくなる。

 累の目が自分に訴えかける。

 

 ――――次は何をすればいいのか、と。

 

 その目を見て少し元気が出た。

 累は諦めていないのだ。生きることを。

 

 ――――。

 

 ならオレも諦めるわけにはいかない。

 コイツをひとりにするわけにはいかない。

 

 累の耳元に口を近づけ、誰にも聞こえないように小声で話しかける。

 

「……朝一番に下に降りて生きてるヤツを探そう。準備ができたら起こすからそれまで寝てて」

「わかった」

 

 素直に返事をした累が目を閉じて横になる。

 その姿を見てまた少し元気になった。

 


 

 

 おはようございまーす

 2日目、朝になったら誰よりも早く目を覚まして、校内探索の準備をします。

 そのためにはまず腹ごしらえです。

 昨日は時間短縮のため食事も取らず休んでしまったので、空腹値が減ってしまっています。なので食事をし、ついでに正気度回復もしていきたいです。

 とはいえ、現状で食べられるものなんて、園芸部の育てている屋上の野菜くらいなんですけどね……ヒモジイ……ヒモジイ……。

 屋上にはトマトやトウモロコシ、キャベツなどの野菜が植えられています。

 ウェ~~イwwりーさん見てるーww? 今から園芸部が頑張って育てた野菜を今を生きるため・命を繋ぐためにおいしくいただいちゃいまーすww

 ちゃんと噛めよ……(ピッコロ)

 

 トマトを1ついただいたら、みんなが起きてくるので校舎の中に入る有無を伝えましょう。もちろん止められます。

 

「だ、だめです! 昨日あんなことがあったばかりなのに1人で出歩くなんて!」

 ひとり……?     システム上の都合だから……

 

 2人いるのに1人としてカウントされています。

 仕様ですのでお気になさらず。隠しキャラ故の小ネタみたいなものです。

 

 ……ってあれ? いつも通りならめぐねえが渋々許可してくれるはずなんですがどこか間違えましたかね……?(ガバ)

 

 ……あっ、前日にめぐねえたちにフォローいれるの忘れてました。

 お前のチャートガバガバじゃねえか。

 

 …………。

 

 …………。

 

 強行突破するっきゃねえ!(ガバオリチャート)

 (バリケードを)開けろ! デトロイト市警だ! ねえ助けて、入れて!(混乱)

 あぁあぁぁああああもうやぁだああぁぁぁああ!!!

 馬鹿野郎俺は勝つぞオマエ!

 

 バリケードを退けると音でみんなが飛び起きます。ここでモタついていると4人に勝てるわけ無いだろ!と腹筋ボコボコにパンチくらって胸のランプが点滅して失神するまで調教(大嘘)されてしまうので、さっさと校内に入りましょう(1敗)

 3階には『かれら』はそれほどいません。『かれら』は段差が苦手なため階段を上るのに時間がかかる&踏み外して転げ落ちるなどして上階に上るのに手間取るからです。

 

 なぜこのタイミングで一人で飛び出したかというと、校内に救出可能なキャラがまだ残っているからなんですね。

 先駆者兄貴たちの検証の結果三日目くらいまでしか生きていないのが判明しているので一番都合のいいこのタイミングで飛び出したという訳です。

 

 どこだ~? 探すぞ~(ONDISK)

 

 と、すかさずロッカーから『カレラ』=サンのアンブッシュだ! グワーッ!

 ロッカーからのアンブッシュにはこのニンジャ動体視力を持ってしてもわからなかった。実際サンシタ。

 突然のアンブッシュに操作キャラクターのマオ=サンはホールドされてしまう! 危うしガバチャスレイヤー!

 するとガバチャスレイヤーは即座に操作キャラクター変更ボタンを入力、マオ=サンからルイ=サンにキャラチェンジし、『カレラ』の頭部にベースボールバットを叩きつけた。ゴウランガ!

 これがマオ=サンとルイ=サンのみに許されたユニーク・ジツ、『キャラチェンジ・ジツ』なのである!

ワザマエ!  ゴウランガ!       オタッシャ重点     サヨナラ!   ワザマエ!

  ワザマエ!       ワザマエ! ワザマエ!        キンボシ!

ワザマエ!  サヨナラ!    ワザマエ!       グワーッ!          サヨナラ!

 

 と、このように組み付き攻撃を喰らってもキャラチェンジから迎撃が安定して行えることと手数多さが姉弟チャートの強みです。

 あっ、ドライバーをドロップしましたね! お前のことが好きだったんだよ!(突然の告白)

 なろう系みたいな展開のよさですね……。妙だな……(名探偵股間(コカン))

 そんなこんなで説明していたら目的地に到着しました。

 私立特有の綺麗なトイレの一室が閉まっているのが分かるでしょうか?ここに件の救助可能なキャラがいます。

 優しくドアを叩いてあげましょう。激しく叩いては逆効果です。

 

「っ……!?」

 

  

 小さな悲鳴を上げたものの、居留守を使われてしまいます。

 おう開いてんじゃ……。開いて……! 開いて……! 開いてないじゃーん!!(KBSトリオ)

 

 開けてくれなかった場合はこじ開けます。

 

「うわああああっ!やめて!」

 

 個室の中から登場したのは首のチョーカーに比較的化粧が濃いパンク系な雰囲気が特徴の柚村(ゆずむら) 貴依(たかえ)ちゃんです。

 あとは適当に理屈こねて屋上まで護衛すれば大丈夫です。

 今回はここまでです。また次回お会いしましょう。

 


 

「センセイ、オレと累で下を見てきます」

「だ、だめです! 昨日あんなことがあったばかりなのに2(・)人で出歩くなんて!」

 

 そう止める佐倉先生の顔には色々な感情が見えた。

 不安・困惑・心配。

 そのどれもがオレに向けられてこの先生は優しい先生なのだとわかった。

 この人ならオレの代わりになって累を導いてくれる。

 そう思えた。

 

「……行くぞ。累」

「うん」

 

 佐倉先生の静止する声を聴いて他の生徒が目を覚ます。

 バリケードを破り、ドアに手をかける。

 

「すいません、センセイ。オレたちが出ていったらバリケードをお願いします」

「待って! 風祭さん!」

 

 止まらずにモップを持って3階へと降りる。

 

 3階の様子は、凄惨の一言に尽きた。

 散らばった机と椅子。床と壁に付いた血とガラス片。

 昨日まで多くの生徒が学び、過ごしていたとはとても思えなかった。

 

「ひどい――――」

「…………」

 

 累は何も言わずにいつもの惚けた瞳で廊下を見ていた。

 

「累は後ろから着いてきて」

「わかった」

 

 長物を持つア(・)タ(・)シ(・)が前でバットを持つ累が後ろ。

 これで前から『かれら』が来てもなんとか対処できるはず。そう考えていた。

 

バン!

 という大きな音と共に横のロッカーから『かれら』となった人が飛び出してきた。

 突然の出来事に対応できず『かれ』に肩を強く掴まれる。

 

「え……っ!?」

「ぁ、ぁぁぁああ」

「ぐ……っ! こ、の……!」

 

 振りほどこうにも体勢が悪く力が出ない。

 『かれ』の歯がアタシの皮膚を食い破ろうとしたとき、累がバットで『かれ』の頭を砕いた。

 体を通して、べぎっ、という骨の砕ける音が聞こえると『かれ』は力尽きて床に崩れ落ちた。

 

「大丈夫? 真央」

「……ありがと、累」

「立てる?」

 

 累から差し伸べられた手を取り立ち上がる。

 『かれ』の亡骸を尻目にその場所を後にした。

 

 累の持つバットから血が1滴落ちた。

 


 

 地獄を見た。人が人を襲う地獄を。

 

 地獄を見た。嘆きと悲鳴、爆音の絶えない地獄を。

 

 安全なところへ逃げなくては。

 そう考えて廊下を走る。

 階段の踊り場から耳をふさぎたくなるような悲鳴が聞こえ、下で何が起こったかを理解する。

 

 混乱しているのかロッカーに隠れる生徒を見つけた。私には関係ない。

 

 助けを求める生徒が私に手を伸ばした「たすけて」私は関係ない

 

 近くにあったトイレへと逃げ込み鍵を閉めた。

 

 「……いで……!!来ないで……っ!! ……っ……っ!」 

 

 必死に何かを願う、それだけがその時の私にできる精一杯だった。

 時間が経ち、外から聞こえてくる悲鳴と爆音が少しずつ小さくなって減っていく。ついには静寂しかなくなった。そこからは覚えていない。

 


 

 時間の感覚はとうに無く、狭い場所に1人っきり、気がくるってしまいそうだった。

 どうにかしなきゃと思いつつ、恐怖で何もできない、一歩も動ける気がしない。

 

 どうしてこうなった……?

 これが夢だったらいいのに……。

 苦しい……辛い……。

 

 そう考えていたらトイレの扉が開く音がした。

 『あいつら』が侵入してきた……? 咄嗟に息を押し殺す。

 

「……誰かいるのか?」

 

 女の声、声のトーンから女子生徒だろうか。

 驚きからか、恐怖からか、それとも喉がカラカラだからなのか、声が出ない。

 呼吸すらままならない。体が固まって動かない。

 

「っ……!?」

 

 どうする? どうする? どうすればいい?

 

「ドアを開けてくれ。今、屋上に6人で避難している。話がしたい。開けないならこじ開ける。」

「…………」

「累、やれ」

「わかった」

 

 若い女の声と若い男の声が聞こえると、細い金属がドアの隙間に突き刺さり、ガタガタと強引に開けようとする。

 

「うわああああっ!やめて!」

「累……やめろ」

「……」

 

 あまりに怖くて声を出してしまった。

 細い金属がドアの隙間から抜かれると開錠してドアを開ける。

 

 そこには同級生の間で少し話題になる二人がいた。

 風祭真央と、その弟腰巾着、累。

 真央と累の制服にはいくつか赤いシミがついていた。

 姉のほう、真央はバツが悪そうにして、うなじにかかるポニーテールをいじりながら「ゴメン」と謝ってきた。

 

「ああ……うん」

「…………」

「…………」

「とりあえず、屋上にあと4人いるからそこに行こう。少しだけ食料と水もある」

「あ、ああ。えーと……、わかった」

「…………」

 

 あまりの気まずさに真央と私の二人は目が合わせられなかった。

 そのまま3人で屋上に向かう。

 累が前を歩いて、私と真央がその後ろを歩く。

 

 凄惨な廊下を見て、昨日の出来事が夢でないことを理解した。

 

「さっきは悪かった。少し脅かしすぎた」

「私も少し悪かったから……」

「……うん、ごめん」

 

「…………」「…………」

(気まずい…………)(気まずい…………)

 

「あ、そうだ。俺も悪かった、ゴメン」

「もういいって……」

 

 気まずい空気の中、累が独り言を言う。

 

「累、オマエも戻ったら佐倉センセイに謝れよ」

「なんで?」

「昨日傷つけるようなこと言っただろう」

「……わかった」

「オレも一緒に謝ってやる」

「ありがとう」

 

 姉弟にしては仲が良すぎるようにも見える。

 だが姉弟にしては妙な距離があるようにも感じるのは私だけなのだろうか……?

 


 

 ドンドンッ

 と屋上の扉が叩かれ、屋上にいた私達は咄嗟に身構えた。

 

「1人生きてる女子を見つけた。開けてくれ」

 

 丈槍さんがその声を聞いてバリケードに走り寄る。

 

「今開けるねっ!」

「ありがとう」

 

 バリケードを開けようとする丈槍さんを手伝うと、屋上の扉が重い音と共に開かれた。

 そこにいたのはさきほど生存者がいると屋上から出ていった真央さんだった。その後ろにいるのは生存者だと思われる丈槍さんと同じクラスの柚村さんだ。

 二人とも怪我をしている様子はなくほっと息をついた。

 

「ゆきっ!?」

 

 柚村さんは丈槍さんを見つけると駆け寄っていき丈槍さんを抱き締める。

 丈槍さんも柚村さんに気が付くと抱き締め返してせきを切ったように二人ともぽろぽろと泣き始めた。

 こんな事件の後だ。信頼できる友人に出会えたら泣いてしまってもおかしくはないだろう。

 

 二人の様子を見ていると真央さんが近づいてきた。

 普段のこの子を見ているとまるで何かを焦っているように見える。

 だが今はその憑き物が取れているようにも見える。

 

「……佐倉センセイ」

「……? 真央さん?」

「さっきはすいませんでした……勝手に出て行ったりして……」

「真央さん……」

 

 目を伏せて反省の意思を見せる真央さんは今(・)は一人の乙女に見える。

 

「真央さん、次はみんなで話をしてから行きましょう」

「……はい」

 

 そうしてすぐにロッカーを戻してバリケードを直した累さんも謝りに来た。

 

「昨日は……えーっと、悪口言ってごめんなさい」

 

 ――――アンタがいても真央の邪魔になるだけ。

 昨日累さんに言われた言葉。

 心に刺さった言葉。

 

「累さん、あなたがそんなつもりであの言葉を言ったんじゃないって知っているから、私は大丈夫。でもね、言葉は人を励ます言葉にも、傷つける言葉にもなるの。だから今度は誰かを傷つけないように、慎重に言葉を選んでいきましょう、ね」

「うん……」

「お説教はこれでおしまい、さぁ、みんなでこれからのことを話ましょう?」

 

 これからどうするか、二人と話をして決まった。

 私は今できることをする。教師として、そして子どもたちに明日の道を示す大人として……。

 

 

 

 今日少しだけ、真央さんと累さんのことをわかった気がする。

――――わかったつもりになった。

 




・風祭真央&累
56/100

・丈槍 由紀
92/100

・恵飛須沢 胡桃
47/120

・若狭悠里
56/80

・柚村貴依
89/100

・佐倉慈
81/ 110


登場キャラクターの心情描写はどのくらいほしいか意見をください

  • 今回は多かった(今回より減らしてほしい
  • 今回と同じくらいでいい。
  • 今回は少なかった(今回より増やしてほしい
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