乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまったのに...さらに破滅フラグが舞い込んでしまった!?   作:オタクさん

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みんなが寝てしまい大変でした...

冬が過ぎてすっかり春になった今日この頃、私とキースは天気が良いので外でお茶会ならぬ勉強会を行っていた。

鳥がさえずり、日射しが優しく私たちを照らす。暑くもなく寒くもなく、丁度良い気温なので勉強が進むのかと思いきや......

 

「最近日射しがぽかぽかして気持ち良いわ~。なんだかこのまま眠たくなってきたわ...いっそのこと眠ってしまおうかしら...」

 

「あはは...。義姉さんはいつも勉強をするとそうだよね。勉強をしないと、また義母さんに怒られてしまうよ」

 

気持ちよすぎて眠くなってしまい、勉強をする気力がなくなってしまった。

キースは今も平気そうに勉強をしているけど...なんでキースは眠くならないの?こんなにも気持ち良いのに...眠くならないなんて可笑しいわ...。

余裕に勉強をしているキースから叱られる。

 

「とほほ...お母様...。もう少し私に優しくしてくれたって良いじゃない」

 

「......きちんと勉強をして、マナーを守って大人しく行動をすれば、義母さんは絶対に怒らないよ」

 

お母様の味方をするキース。悲しい...我が家に来てからは私だって可愛がったのだから、もう少しお姉ちゃんっ子になって味方になってくれれば良いのに...。

貴族だって木に登ったり、パーティーでお菓子をいっぱい食べたって良いじゃない!やっぱり...貴族の世界は堅苦しいわね。私には向いていないわ。そういえば...キースって大人しいタイプだよね。生来の気質?それとも環境?原作だと子供時代は虐められていたことしかわからないから、元々大人しい性格の子だったのかは知らないわ。...前世みたいに伸び伸びできる環境だったら、お兄ちゃんたちみたいな腕白な性格になるのかしら?

 

「大体、義姉さんから、外で勉強をすれば!気持ちよくて捗るかも!と言っていたじゃないか。言い出した本人が勉強をしなくてどうするの?せっかく運んでもらったというのに...」

 

これも貴族の苦手なところなんだよね...。

やってくれるからって色々と頼み事をする私が悪いけどさ、前世が庶民感覚の私には、何気なく言った一言で使われていない机や椅子を運び出す、大掛かりな作業をやられても着いていけない。途中お母様に見付かったのだけど、こういう時に限ってお母様はあら...何をしているのかしら?え...?カタリナが外で勉強をした方が捗る?そう...それなら良いわ、と言って止めないし...。

 

「そ、そうよね...頑張ります...」

 

キースに色々言われた私は大人しく勉強に戻った。

 

 

 

「あー...また義姉さん寝ている。これでもう四回目だよ」

 

「あはは...ごめんね...」

 

「寝ていて一番困るのは義姉さんなんだよ。もう確りしてよね」

 

寝てしまった私はキースに優しく起こされる。

さっきはお母様の味方しかしないと思っていたけど...こうして優しく起こしてくれる姿はお姉ちゃんっ子になったと思えるわ。ケロちゃんが起こす時なんかは私の頬や髪を力いっぱい引っ張るからね。...思い出したらなんだかむかついてきたわ...。もう少し起こし方を考えてくれたって良いじゃない!

 

「あーあー...勉強以外にも強くなる方法はないのかしらね?私には大人しく座っているのは性に合わないわね...あ!そうだ!今から私がクロウカードを使って人助けをするのはどうかしら!?魔力を使った訓練にもなるし!他の困っている人たちを助けられるから一石二鳥じゃない!」

 

「義姉さん...。義姉さんは忘れてしまったの?クロウカードがみんなに嫌われていることを。それに、義姉さんが下手に手を出したらみんなの迷惑になるんだよ。助けたいのに迷惑をかけてどうするの?勉強だって大事なことだから確りと勉強をしないと...」

 

キースがきっぱりと否定をする。

勉強、勉強...あーあー、勉強以外にも強くなる方法はないのかしら?じっとしていることが苦手な私には無理なのよ。かといって、勉強を蔑ろにするのはいけないことだとわかっている。ケロちゃんの起こし方に文句はあるけど、必死に起こすのも私のことを心配してだし。なんか...勉強をしながら体を動かせる、私にとって都合の良い方法はないのかな......あ!良い方法を思い付いたわ!!

 

 

修行よ!修行!滝修行を行えば良いのよ!!

我が家の庭に滝はないけど、雨(レイン)のカードで滝のような雨を降らせれば良いのよ!薄い生地の白い服を着て、滝のような雨に打たれながら暗記したいところを唱える!!これなら眠くならないし!勉強にもなる!なんだって滝修行は、私が前世住んでいた日本で古くから行われていた由緒ある修行の一つ。きっと魔力を高める効果だってあるはずだわ!早速行うわよ!

 

「キース!勉強と修行を同時にやるわよ!」

 

「え......?しゅ...修行...?義姉さん何を言っているの?勉強をしたくないからって......」

 

「確かに勉強は嫌よ!でも逃げるために言っているのではないわ!この方法が確実に!私が眠らずに勉強がする方法なのよ!」

 

「そ、そうなの...?本当に...今度こそ、その修行というものをやれば、勉強を寝なずにできるの?」

 

「ええ、そうよ!今度こそ絶対に寝ないわ!姉さんを信じなさい!」

 

「本当に...本当に...信じて良いの?」

 

「ええ、信じて!これで眠る人なんていないわ!」

 

「嘘じゃないんだよね...?」

 

「私が嘘ついたことがある!?」

 

「わりとある...」

 

私が説得しようとしても中々信じてくれないキース。

可笑しいなあ...そんなに私が信じられない?まあ...勉強をすると言ってしてなければ嘘つきに見えるでしょうけど...。仕方ないでしょ!勉強はつまんなくて難しいから寝てしまうのも当然なのよ!どうしてその気持ちを理解してくれないの!?頭が良い人からすれば、勉強でさえもお遊びに見えるの!?

 

「......はぁ......。わかった...今回は信じるよ...」

 

「ありがとう!キース!」

 

説得した甲斐あって、渋々だけどなんとかキースへの説得が成功する。

嬉しくなった私はキースに抱きつく。はしゃぐ私とは違ってキースはずっと黙っていた。私がキースに抱き付いていると、何やら騒がしい音がこちらに近付いてくる。その音の主であるケロちゃん、護衛の人が顔を真っ青にしながら乱暴に扉を開ける。

 

「カタリナ!大変や!クロウカードが現れたで!」

 

「お嬢様!大変です!クロウカードが現れました!」

 

 

 

ケロちゃんから話を聞く限り...どうやら今回暴れているカードは眠(スリープ)のようだ。

眠(スリープ)。アニメ限定のカードで実体化すると妖精の少女の姿となり、触れると眠くなる粉に撒き散らす、何か大事な作業や宿題がある人にとっては非常に迷惑なカードである。

 

私が眠いのも眠(スリープ)の...せいでないな。粉に当たったわけでもないし。単なる勉強がつまんなくて眠くなっただけか。

 

「義姉さん!ぼーっとしている場合ではないよ!ソフィアがいないのにどうするの!?」

 

「眠(スリープ)の対処法は覚えているから大丈夫よ!」

 

「それなら良いんだけど...。で、どのように封印するの?その時僕はどんなことをすれば良いの?」

 

「そうね...今回は特にキースにやってほしいことはないわ」

 

「そう...。でもね、義姉さん!僕は何時だって力になるからね!」

 

私の言葉にキースは少し悲しそうにしていたけど、すぐに気持ちを切り替えて力になるよ、と宣言をしてくれた。

気持ちはありがたいけど...ごめんねキース。クロウカードの捕獲に土の魔法を使うことはないんだ。使うとしたらソフィアやニコルのような風の魔法なんだよね。と言うか...ほぼ風の魔法しか使わない。火と水も一、二回程度。後は空を飛んだり、高く跳び跳ねたり、杖を剣に変えたりと...『FORTUNE・LOVER』の世界にはない魔法を使う。みんなを守るためにキースの力を借りたこともあったけど、原作通りに行うと土の魔法の出番はない。

 

「ありがとうキース!気持ちだけでも凄くありがたいわ!それに!今回のカードは眠くなるだけで危険ではないから大丈夫!」

 

「カタリナの言う通り相手を寝かせるだけや」

 

「ありがとう義姉さん。ケロちゃん。でもね、僕が言いたいのは...」

 

キースが何か伝えようとした途端、また別の護衛の人が乱暴に扉を開けて話を遮る。

私とキースは驚いてその人の方を見る。彼もさっきの人が同じように顔を真っ赤にして息苦しそうにしているけど、なんだか心なしか笑顔を浮かべている。......なんで笑顔を浮かべているの?

 

「カタリナお嬢様!やりました!我々だけでもクロウカードを無力化できました!」

 

な、なんですって!!?そんなこと杖がなくてもできるの!?それが本当なら嬉しくなるのも当然だわ!

 

「え!?それって本当なの!?そもそもどうやって無力化したの?」

 

「ほんまかいな!?」

 

私の代わりにキースとケロちゃんが疑問を投げかける。

護衛の人は嬉しそうに語り出した。

 

「はい!カタリナお嬢様とソフィアお嬢様のお話しの元、睡眠薬の効果を消す魔法道具プレドロムを駄目元で試してみたところ...なんと!魔法にも防げる効果があり!防いだ後は風の魔法で閉じ込めてスリープを無力化しました!」

 

あー...なるほど...確かに自分たちの手で無力化できたら喜ぶよね。しかし...魔法道具プレドロムは貴重な魔法道具だったのでしょ?それなのになんで持っているのかしら?いつの間にか量産できるようになっていたの?それとも眠(スリープ)対策としてはじめから用意していた?

 

「義姉さん!努力が無駄になる前に早く行こう!」

 

「眠(スリープ)が動き出してしまう前に行くんや!」

 

「そ、そうね!」

 

考え込んでいた私は、キースとケロちゃんの声で現実に戻り、急いで現場に向かって駆け出したのであった。

 

 

 

報告通りに、護衛の人が風の魔法で作った檻のようなものの中に眠(スリープ)が閉じ込められていた。

私は彼らの努力が無駄にならない内に呪文を唱える。

 

「闇の力を秘めし鍵よ。真の力を我の前に示せ。契約の元、カタリナが命じる。封印解除(レリーズ)!」

 

「汝の在るべき姿に戻れ、クロウカード!」

 

閉じこめられている眠(スリープ)の側まで磯いて近付き、勢いよく杖を振り下ろす。

甲高い音と共に青い煙が円を描くように、カードの形をした光の周りに現れる。青い煙のようなものはカードの形をした光の中に吸い込まれていく。

 

「やったわ!無事に封印成功よ!」

 

「おめでとうございます。カタリナお嬢様」

 

「良かったね、義姉さん」

 

「良かったな」

 

「封印できたのもみんなのお陰だわ!ありがとう!」

 

「いえいえ、これも私の仕事です。カタリナお嬢様は気にしないで下さい」

 

このように、眠(スリープ)のカードを無事に封印できた私たちは大喜びであったのだが......喜びは長くは続かなかった。

 

 

 

「みんな寝ているね...」

 

「そうだね...これからどうしようか...」

 

眠(スリープ)が出した粉のせいで、アンを含む使用人全員が寝てしまっていた。

気持ち良さそうに寝ているし、普段から頑張っているからこう言う時くらい休ませたい...。でも、家事はある程度終わらせてあるとは思うけど、全部が全部終わっているわけではないだろう。でも......

 

 

昼ご飯抜きは耐えられない!昼ご飯だけではない!最悪の場合、夕飯抜きもあり得るのだ!

アンたちが寝てしまったからと言って、絶対やったことがないお父様やお母様、キース、ケロちゃんにやってもらうのは無理だと思う。私も前世でしか家事をしていない。やったことはあるけど...前世のお母さんのように得意ではない。料理は今も前世も苦手だ。そもそも、舌が肥えているお父様、お母様、キースを満足させる料理を作るのは私には到底無理だ。

 

時計を見ると十一時頃。

お昼までは後一時間。この一時間の間に目覚めてくれるとは限らない。どうすれば良いものか......良い案を思い付いたわ!甘(スイート)のカードでお菓子を作ってそれを食事代わりにすれば良いのよ!お菓子で済ませることになっても、今回ばかりはお母様も許してくれる筈だわ!そうと決まったら...

 

「あ、義姉さん、スイートでお菓子を作るのなら要らない。義母さんに怒られてしまうから止めた方が良いよ」

 

「なっ...!!なんでわかったの!?キースはいつからエスパーになったの!?」

 

「エスパー...?義姉さんが何を言っているのかはわからないけど...。目の前で杖を振り回したり、本からカードを取り出そうとする姿を見れば誰だってわかるよ」

 

「せやな。こんだけわかりやすい動きをすれば誰だってわかるわ」

 

キース...少しの動作で私の考えを当てるとは...なんて頭が良い子なのかしら!将来は探偵になれるわ!あ...キースは王家に嫁ぐ私の代わりに、この家を継ぐことになるから探偵にはなれないね。でも!キースが探偵になりたいと言ったら全力で応援するわ!

 

「義姉さん...また変なことを考えている...。義姉さんが可笑しな行動をするよりかはましか...。でも...どうしよう...ご飯を作れる人がいないのは困ったもんだよね...」

 

作る人がいない...ご飯が食べれないのは本当に困る。屋敷を離れられない人たちもいるから前世のように、ご飯がなかったら外に食べに行くことはできないし...。出前みたいに完成した料理を運んでくれたり、できたてを買えるような......そうよ!

 

 

作れないのなら買えば良いのよ!なんでこんな単純なことを思い出せなかったのかしら!

前世よりもレパートリーは少いけど!焼き鳥やフランクフルト、サンドイッチとかは売っていると思うわ!

 

「キース!ケロちゃん!作れないのなら町に行って惣菜を買いに行こう!」

 

「ソウザイ...?何それ?ケロちゃんは聞いたことある?」

 

「わいもない。初めて聞いたわ」

 

惣菜と言う単語を初めて聞いたキースとケロちゃん首を傾げる。

あ...この世界には惣菜と言う言葉ないのか...。キースはともかく、『カードキャプターさくら』は現代日本を舞台にしているのに知らないんだ...。ケロちゃんが知っていても可笑しくないのに...。

 

「惣菜と言うのはね、ケーキみたいに買う時から完成されている料理のことを言うのよ」

 

「へえ...そうなんだ。初めてそんな言葉を聞いたよ。料理を買いに行く...その考えはありだと思うけど、僕たちで行くのは義母さんに怒られるよ。誰か代わりに行ってもらわないと」

 

「そ、そうね...」

 

せっかく前世の時みたく、食べたい物を悩んだり、家族で話しながら楽しくお買い物できると思ったのに...。

ご飯抜きを阻止するため私たちは、お父様とお母様に事情を説明してお金の使用許可を得て、買い出しは二人の護衛の人が行くことになった。

 

 

 

「ただ待っているのも暇だわ...」

 

動けない私たちの代わりに働いてくる人たちがいる。

なんだか申し訳なくなって、私にもできることがあるか探している。

屋敷中綺麗で掃除をする必要はないし、後は...洗濯かな?でも...ドレスの洗い方なんて知らない...。どうすれば良いだろうか...

 

「義姉さんが大人しく勉強をしていることが、一番みんなのためになるよ」

 

「そうや。おまえさんは大人しく勉強することがみんなの望みや。動いたところで仕事を増やして迷惑になる」

 

ケロちゃんにはきっぱりと、キースには笑顔で否定された私は、机に戻って勉強をすると言う選択肢しかなかった。

 

 

 

これで全てが解決したかと思いきや...新たな問題が発生する。

 

「お嬢様から頼まれた買い物なんですが...思っていたよりも数が少なく...全員分はありません...。ですが!ご安心をして下さい!ご家族の分はちゃんとあります!」

 

最初は申し訳そうに報告をしていたが、私たちの分があることは強く強調していた。

そんなに怖がらなくても...。それに...私たちの分が合っても他の人たちの分がないと意味ないし...。買っても駄目ならやるしかない......

 

 

「足りないのなら!私たちで作るのよ!」

 

 

みんなから止められたけど、調理場に立つ私、キース、買えなかったと責任を感じている護衛の人。

キースとケロちゃんの監視の元、私が指示を出して、護衛の人が料理を作ることで調理場の使用許可を取ることができた。料理初心者の四人が集まって作れる料理と言えば......そう目玉焼き!他にもベーコンを焼いたりとか。ただ焼くだけなら私たちでもできる!焼く以外にも切るだけのサラダだってできるわ!パンやサンドイッチの数が足りなくても!おかずの数を増やせば足らすことだってできるはずよ!

 

「で...義姉さん...一体何を作るの...?変な物を作らないよね?」

 

「心配しないでキース!私たちでもできる!焼くだけの料理だから!」

 

「焼くだけの料理...簡単な料理のはずなのに...何故やろ?そんでもめっちゃ不安を感じるわ...」

 

相変わらずケロちゃんが私に失礼なことを言っていた。

 

「料理をするのは私などでその点の心配は...」

 

ケロちゃんに反論していた護衛の人の顔がどんどんと...青ざめていく。

やっぱり...慣れていない作業をやるのは凄く緊張するよね。しかも食べる相手は自分の雇い主で貴族で偉いし...。よーし!こうなったら私が励ますわ!

 

「大丈夫よ!誰だって、私にだって作れる簡単な料理なんだから!もし失敗したとしても私のせいと言って良いから!」

 

悲しいことに...私が失敗したと言ってもお母様は疑わないだろうし...。なんでみんなして私のことを信じてくれないのかしら...悲しくなってきたら早く料理を始めよう...。

 

「いえ、あの、その...カタリナお嬢様のせいにはできません...」

 

「これから作る料理は...目玉焼きよ!」

 

私はフライパンと卵を持って自信満々に掲げる。

ふふん!目玉焼きは!ただ卵を焼いた料理だと侮るなかれ!とろっとした黄身は美味しくて、醤油やソース、ケチャップなどの色んな調味料を楽しめるのよ!これほどシンプルで奥深い料理なんて中々ないわ!それを現世で再現をして、みんなで食べられるなんて今から凄く楽しみだわ!

 

「そうやって...話を聞かんから馬鹿にされるのちゃうんか?」

 

「しかも...料理名が目玉焼きって...もう少しましな名前を考えられなかったの?」

 

私のテンションの高さとは裏腹に、他のみんなのテンションが下がっているようだ。

...まあ...ご飯を食べれば機嫌も上がるのでしょう。

名前は不評だったけど味は好評で、後日、目玉焼きから名前を変えた卵焼きが、たまに食卓に並ぶようになった。




普段疲れていて寝かせたかったのもあるが、起こし方が分からなかったり、下手に起こすのも怖かったとカタリナが両親に伝えたことで納得をして放置する結果となりました。
クロウカードを駆使したり、ミラーと共に寝てしまった使用人の代わりに家事を頑張るカタリナを書こうと思ったけど、やっぱり...キースやケロちゃんに止められると思ったから書けませんでした...。
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