名探偵コナンに、ホラー映画in?ネタ   作:蜜柑ブタ

7 / 8
筆者が個人的にトラウマになっているホラー映画?な、事件です。




ちょいグロ?



そして、コレ、コナンネタでやる必要あった?な内容です。




それでもいいよって方だけどうぞ。


『マラブンタ』もどき事件?

 

 近年、都心郊外で白骨化死体が発見されるようになった。

 農家の家畜が骨となり、さらには人骨まで見つかる始末だった。

 現在事件を調べている真っ最中だ。だが犯人はまだ見つかっていない。

 

「こりゃ…、アレだな。」

「アレだ。」

「出たよ、あんたらが知ってるって流れ。」

「犯人が分かるのですか!?」

 

 ちょうどその事件が発生している地域に仕事できていたカーマン家(+コナン)。

 さらに、とんだ巡り合わせで小五郎達まで小旅行で立ち寄っていたときたものだ。

 コナンのおかげですっかり有名になった小五郎が頭を悩ませていると、地域病院に保管された白骨死体の鑑定書類を覗き見たアロクドとレミーが、なにか心当たりがあるように言ったので視線が彼らに集まる。

 するとアロクドは、頭をクシャクシャとかき。言った。

 

「アリだ。」

 

 そう言ったのだ。

 場がシーンッとなる。

「ちょっと待ってください。アリ? アリって…、あの虫のアリですか?」

「そう。アリだ。」

「んなわけーねーでしょーが。」

 さすがの小五郎もソレはないないと手を振った。

「この骨の状態から見ても、白骨化してからそんなには経ってない。だろ? レミー。」

「うん。」

「レミー、分かるの?」

「レミーは、大学じゃ人類考古学を専攻していてな。骨を見ればだいたいのことは分かるほどだ。まあ、俺も分かるがな。」

「骨だけで! でも、アリが犯人だって証拠は…。」

「証拠か…。骨にちっこい歯形が残ってるか、アリの顎の一部が食い込んでるか…。見落としたか? …どうした、レミー?」

「外…。」

 ふとレミーが建物の窓の下を見て、窓を開けて下を指差した。アロクドが見に行くと。

「あちゃー…。」

「なになに?」

「コナン…、あんまし見るな。」

「!?」

 今は小学生として振る舞っているコナンが窓から下を覗き見る。そして絶句した。

 訝しんだ警察官達や、小五郎が窓の方へ行き、そして下を見た。

「う…、うわあああああああああ!!」

 警官の一人が悲鳴を上げ、尻もちをついた。

 

 黒く、大きなアリが、人間の死体に群がっていて、そして指や内臓などをアリ独自の連携で運んで行く光景がそこにあった。

 

「やっぱり、マラブンタか。」

「マラブンタ?」

「肉食性の軍隊アリの一種だ。1時間ちょいほどで人間ぐらいは骨に出来る、外国の亜熱帯の地域のアリなんだが…、たぶん、海外からの輸入品に女王アリが紛れて、この辺りに巣を作ったんだろう。ここいらは、火山があるらしいな? たぶん地下熱でうまいことマラブンタの生育のラインが整ったってのが、今回の事件の原因だろう。」

「加えて、近年の温暖化も影響している?」

「どうだろうな。うまいこと夏の始まりのこの時期に繁殖ができたってだけで、冬になれば冬眠ができないマラブンタは、全滅するかもしれないが……。女王が生き残れば越冬することになるだろう。」

「駆除方法は?」

「女王を一匹残らず潰すしかない。俺が知る限りじゃ、町ごと水に沈めても女王に逃げられたケースがある。そうだな…、まずはアリ塚を探すことが手っ取り早いか。」

「ありづか?」

「要はアリの巣だ。マラブンタは、小山みたいな巨大なアリ塚を作る生態だ。」

 すると、この地域一帯の警察官署長に緊急の連絡が入った。

 なんでも近頃突然現れたとされる小山みたいな物の穴に、子供がはまり、連れの友人の子供が知らせに来たのだとか。

「……生存は絶望的だろう。」

「なっ!? ま、まさか…。」

「中にアリがいないことを祈れ。行くぞ。」

「うん。」

 レミーは、警察官達を押しのけてアリ塚を目指した。

 そして小山みたいなアリ塚を登り、てっぺんにある穴をのぞき込む。

 そして少し遅れてきた警察官や小五郎達が、アロクドに、子供の安否を聞いた。

「……。」

 アロクドは、顔を上げてそちらを見て、首を横に振った。

「生きながらに……、たかられ、喰われた…。」

「ひっ!」

 レミーの独り言を聞いて、蘭が想像して青ざめ、短く悲鳴を上げた。

 アリ塚から降りてきたアロクドは、ヤレヤレといった風に首を捻った。

「中は空っぽだ。骨も残ってない。」

「そんな…!」

 アリ塚にはまった子供の親らしき親が泣き崩れた。

「言っておく。これ以上の被害が出ないようにしたければ、すぐに遠くへ避難することだ。アリ駆除の仕事なら請け負ってもいい。どうする?」

 そう言ってアロクドは、騒ぎを聞いてやってきた町長に聞いた。

 

 

 

 その後、アロクドが破格の安価な値段で請け負い、この地域からマラブンタを駆除したのだった。

 駆除方法については、企業秘密だと、黙秘していた。

 

 

 

 




『マラブンタ』は、生きながらにアリに喰われていく映像がトラウマになっています。
そして、思い出すと全身かゆくなるんですが、何故だろう?


ちなみに、映画では最後に生き残った女王アリが群れと共に出てきて終わっています。


確か…、マラブンタは、映画の架空のアリだったっけ?
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