夢の続きをもう一度   作:猫パン

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-2 兎が踏み出す第1歩

 

 

 

 

 

 

束が織斑千冬に話し、その後全国放送にて広まった事により、瞬く間に2人目の男性操縦者篠宮遥輝の名前は知れ渡った。

 

発表者が篠ノ之束だと言う事も大きく、数々の憶測が飛び交った。

 

だがその憶測は全て、他ならぬ束自身が鏖殺した。

 

『私はこれから、地に足を着いて再度夢へと歩き出す。これはその為の布石だし、彼はその為の助手。彼に何かしようと思っているなら早急に諦めて、彼は私に必要な存在。何かしたら、一族郎党皆殺しだから』

 

 

かなり過激な声明を発表し、世間はかなり騒いだ。

だが国や企業は、彼女の怒りを買う事を恐れてこの話題に触れることを取りやめた。

怒りを買った場合のデメリットが大き過ぎるから、それを理解出来なければ政策者としては無能だと。

そんな共通認識があったのだ。

 

 

「ねえちーちゃん。私、私ね、もう一度夢を追いかける事にしたんだ」

 

『そうか……10年越しに夢を叶える時が来たと言う訳か』

 

「うん。色々と間違えちゃったけど、もう間違えない。私はあの宇宙に、あの星に行くんだ!」

 

電話越しに熱弁する束の話を、ただ静かに聞く彼女。

束の親友である織斑千冬。

10年前の白騎士事件にて、原初のIS白騎士に搭乗した世界初の操縦者である。

 

10年前に彼女達2人で引き起こした白騎士事件は、最初の過ちである。

 

以来彼女達は世間が求めるままに世界最強と天災科学者を演じ続けてきた。

 

だが束の夢を理解した遥輝によって、束は再度夢を追いかけようと思ったのだ。

 

『それで?お前に夢を追いかけさせるきっかけを与えた篠宮遥輝とは何者なんだ?今まで聞いた事も無いんだが』

 

「そんなの当然じゃん、私が名前を付けたんだもん。ちーちゃんが聞いた事あったらびっくりだよ」

 

『……は?ちょっと待て、素性も分からない男なのか?そんなやつをIS学園(こっち)に入れようとしてるのかお前は』

 

流石の千冬でも素性不明と聞いて焦る。

そんなやつを信用し学園に入れようとしている束に若干の怒りを覚える。

 

「素性は確かに分からない、はーくんも記憶喪失だって言ってたし。実際調べて本当っぽいもん。でもねちーちゃん、ビビッと来たんだ。この束さんがだよ?初対面なのに夢を肯定してくれたのが嬉しくて、しかも共感してくれるだけじゃなく宇宙に行ってみたいって純粋に言ってくれたんだよ。会ってからたかだか数時間しか経ってなかったとしても、私にとってはパートナーなんだよ!」

 

『……』

 

束がこれほどまでに熱意を持って話すのは10年前、それこそIS完成当初に自分を白騎士に乗せようとしたとき以来だと千冬は思う。

それほどまでに純粋で、それほどまでに想いが強かった。

 

当時断れなかった千冬だ、当時以上に熱意の籠もった束の言葉を断るなんて出来なかった。

 

『分かった。そこまでお前が言うなら私も信じよう。で?そいつのどこに惚れたんだ?お前が男にそこまで肩入れするなんて前代未聞だ、そうとしか思えないんだが』

 

「なっ!?何を言っているのかなちーちゃん、束さんは別に惚れたなんて……それにはーくんとはまだ出会ったばかりだし…」

 

『束。世の中には一目惚れという言葉がある、出会った時間なんて関係ないんだ。ほらキリキリ吐け』

 

「はーくんとはまだそんな関係じゃないもん!大事なパートナーなんだもん!!」

 

『ほう、まだ…ね。あー全く親友に先を越されるとはな、今夜は自棄酒だな全く。ではな束、末永く爆発しろ』

 

「ちょっとちーちゃん!!」

 

これ以上惚気話は聞きたくないと一方的に、さりとてにやにやしてるであろう声で電話を切った千冬。

それに対し束は千冬の言葉が脳内で反復していた。

 

「…パートナーなんだもん……」

 

どれだけ自分に言い聞かせても、心臓が煩いくらいに主張してくる。

それが最早答えを言っているようなものであった。

 

だが束がそれを自覚するのは、もう少し後のお話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数日後。

遥輝はIS学園へと来ていた。

 

「お前が束の言っていた篠宮遥輝か?」

 

「そういうあんたは束が言ってたちーちゃんで良いのか?」

 

 

正門の前で遥輝を出迎えたのが織斑千冬。

元世界最強であるブリュンヒルデであり、現在IS学園の教師をしている束の親友だ。

 

「その呼び方を束以外にされるのは非常に不愉快だが、そうだ。私が織斑千冬だ」

 

「そうか。束から聞いていると思うが篠宮遥輝だ、よろしく頼む」

 

相見えた2人だが、はい中へとはならないのが千冬。

相当遥輝を警戒しているのか、未だ顔が険しいままだ。

 

「よろしくしたい所だが、生憎そういう訳にもいかなくてな。素性の知れぬ輩を学園に入れて、もし何かあったら私は生徒達に何を言えばいい。それを考えると、今もなおお前を入れるべきか悩んでいる。だが束の紹介である以上無碍にも出来ない。やっと一歩踏み出せたんだ、それを考えるとお前を入れても問題ないと思ってしまう。私はどちらを選べばいいんだ?」

 

教師である自分にとって親友の紹介だからと身贔屓してはいけないのだが、親友がやっと一歩踏み出したのを応援したい気持ちもある。

 

「別に悩む必要は無いだろう?あんたが選びたいものを選べばいい、それが人間だ」

 

「………」

 

教師としての自分と束の親友である自分。

どちらも大切であるが故に、秤にかけた時に彼女はどちらも選べない。

故に葛藤する。

だが結局、人間は2択を迫られた時に選ぶ方は決まっているのだから。

 

「…ならば私は束を取ろう。確かに教師としての私も大切だが、私にも意志はある。束と嘗て見た夢の続きを、私も見たいんだ。嘗て一緒に始めた夢の続きを、今になって私も追いかけてみたと思うのは傲慢か?束に夢を追いかけるきっかけを与えたお前に嫉妬するのは、醜いか?」

 

「いいや?世間が神聖化するブリュンヒルデ様も、そう思えるのなら人間だと言うことの証だろう?」

 

「そうか……。織斑千冬だ。お前を学園の生徒として受け入れよう、これから3年間よろしく頼む」

 

そう言って千冬は、笑みを浮かべながら手を差し出した。

改めての名乗り、これには先程までの態度との決別の意味合いも込められていた。

 

「篠宮遥輝だ。こちらこそ、3年間よろしく頼む。ちーちゃん」

 

「織斑先生と呼べ、束以外にそう呼んでいいと言った覚えはないぞ」

 

「これは失礼」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのまま学園に通された遥輝は、学園内のアリーナへと連れて来られていた。

 

現在学園は春休み期間であり、生徒達も殆どが帰省している。

残っている生徒も千冬による情報統制によりこのアリーナに近付く事はなかった。

 

故に入学前に行われる入試実技テストを行うのにうってつけであった。

 

「では一応言っておくがここはIS学園だ。現在の情勢ではISを宇宙探査の為の機体等、誰も思っていない。腹立たしい事に現在では最強の兵器として君臨し、それを学ぶのがこの学園だ。故に入学テストもそれに準ずるものになっている、これは理解して欲しい」

 

「それは分かっている、束も言っていたしな。それは追々正していけばいい、束の夢が完成すればそんな情勢等簡単に払拭出来る、それまでの辛抱だ」

 

「フッそうだな。では試験を始める。試験官である私と5分間ISに乗っての飛行禁止バトルだ。ただこれ自体の勝敗に試験の合否は関係しない、今現在の適性レベルを見るためだ。機体をどれ程滑らかに動かせるかを主に見ている、気を負わずかかってくるといい」

 

現在主流となっているISの使い方であるISを用いたバトル。

SEを削り合い、相手のSEを0にしたほうが勝ちというシンプルなもの。

SEを削り切れば機体は戦闘モードを維持出来ず操縦者保護を優先する為、その時点で勝ちなのだ。

 

「では始めるか。後ろに訓練機が2機置いてある、汎用性の高いラファールと防御力の高い打鉄だ。どちらを選んでも良いぞ」

 

「ならラファールだな。防御力なんてのは要らないだろう、避ければいい」

 

そう言って遥輝はラファール・リヴァイヴへと乗り込んでいく。

初めて乗るというのに、まるでそれを悟らせずに千冬の前まで歩いてきた。

 

「動かし方は分かるか?」

 

「ああ、束のとこに説明書が転がっていた。これくらいは頭に入っている」

 

「そうか、なら遠慮は要らん。来い!」

 

そう言うと千冬が光りに包まれ、それが晴れると機体を纏っていた。

 

「それがあんたの?」

 

「ああ。八重桜、嘗てのモンド・グロッソで私が使った暮桜の後継として束が作ってくれた。自衛用として私が襲われても瞬時に対応できるようにとな、故にこの存在は誰にも言っていない。知っているのは束と、そしてお前だけだな」

 

「言って良かったのか?」

 

「何を今更。これから束の側にずっといるお前になら言っても問題ないだろう?」

 

世界最強に若干の嫉妬の籠もった目で見つめられるという、何とも言えない状況が生まれていた。

 

「ならこいつだけ装備させてくれ、同じ土俵で戦いたくなった」

 

そう言うと遥輝は装備棚から接近ブレード『葵』を引っこ抜いた。

 

「ほう。刀一本で世界最強とまで言われた私に、刀一本で挑むか。面白い」

 

「あんたの事は大体分かった。別に死にはしないんだ、どんなものか試してみても罰は当たらないだろう?」

 

「フッ、違いない。来い!」

 

その言葉を合図に遥輝は駆け出す。

ISのパワーアシストにより生身では出せない程の速さを出し、千冬へと肉薄する。

千冬の刀と競り合い、弾き飛ばそうと動かすが、遥輝の目が見開き千冬に弾き返される。

 

「ほう、なかなか動くな。だが違うな、機体がお前についていけてない。まるで以前の私のようだ」

 

「なんだよこれは、こんなにも動き辛いのかよ」

 

一挙手一投足その全ての動きが抑圧されている感覚に、遥輝は戸惑いを隠せない。

これが初めての搭乗が故に、生身で出来ていた事が出来ない故に。

 

「PICをオートからマニュアルにしてみろ、地上に居るとはいえ違う筈だ」

 

言われるがままコンソールを弄り、マニュアル制御へと変更する。

途端に抑圧されるような感覚が薄れ、多少動かしやすくなる。

 

「なるほど、多少は良い」

 

そう言いながら逃げに徹していた機体を反転、再度千冬に斬りかかる。

今度の動きは軽く、よく動いた。

千冬でも一瞬、見逃す程に。

 

「っ?!お前…」

 

「なるほど、大体分かった。確かにさっきより動きやすい」

 

千冬の反応が若干遅れ、咄嗟に防いだ影響で機体に掠った為八重桜のSEが少しだけ減る。

 

「なるほど。研究者として興味を持たれたのが始まりかと思ったが、どうやら違うか」

 

反応速度からして専用機である八重桜に劣る訓練機のラファール・リヴァイヴで、一瞬とはいえ八重桜を上回ったのだ。

 

素の反応速度が千冬以上ということになる。

 

「面白いぞ篠宮!」

 

VS世界最強というカード。

普通であれば瞬殺されるような試合であるのだが、蓋を開けてみればなんてことはない。

 

弾き弾かれ、ほぼ互角に持ち込んでいた。

最早これがISを用いた試合であることを忘れているかのように。

 

「お前みたいなやつがモンド・グロッソの時に居てくれたらどれだけ面白かった事か!」

 

剣の技量では劣る遥輝が、反射神経と運動能力で千冬の剣技と互角の戦いをしている。

それが尚千冬を滾らせた。

 

「この戦闘狂が!これは試験だろうが、なに本気になってやがる!」

 

「なに、どうせ非公式だ。それに今は私達しか居ない、存分に楽しもうではないか」

 

「もう5分なんてとっくに過ぎている筈だろ!時間はどうした時間は!」

 

「そんなもの、途中で止めたに決まっているだろうが!!」

 

千冬の滅茶苦茶な暴論に反論するがまるで相手にされず、攻撃を捌けてしまうために余計に千冬を滾らせる。

 

「くっ!!いい加減っ!!」

 

初めて乗るIS。

生身とは違った違和感により未だ動きに無駄があり過ぎて、滾りだし本気を出した千冬にはついていけない。

弾き切れなかった攻撃は機体を掠り、徐々にSEを削っていく。

 

「どうした篠宮!動きが鈍ってるぞ!」

 

「あんたの動きに着いて行くので精一杯なんだよ!というかいい加減止まれよあんたは!」

 

10分以上本気の千冬相手に戦っていられる人間は存在しない。

束ならもしかしたら出来るかも知れないが、親友である以上ガチバトルに発展するような状況は無いだろう。

故に今まで1度たりとも本気のバトルが続いた事が無い千冬は、掠りながらも自身の本気の攻撃を10分以上も捌き続ける遥輝を気に入っていたのだった。

 

「精一杯?何を馬鹿な。さっきからお前の攻撃は私に当たっているぞ!」

 

千冬の攻撃を捌き、掠りながらも千冬の攻撃後に死角になった場所へと的確に刃を滑らせる事で、遥輝の攻撃は少しずつ八重桜のSEを削っていた。

 

「俺のSEが減るペースの方があんたより早いんだよ!というかこれは試験だろうが!なんでガチバトルに発展してるんだよおい!」

 

試験中に試験官が本気になる等前代未聞の事態なのだが、その試験官が世界最強故にもしストッパーが居ても止められないだろう。

 

『タイムリミットに到達を確認しました。戦闘行為を感知、操縦者保護を最優先に移行、展開を解除します』

 

そんな中唐突に響く機械ボイス。

それは八重桜から発せられたもので、それが鳴り止むと同時に機体の展開が解除された。

 

「む、もう終わりか。つまらん」

 

「……楽しんでやがる、この教師」

 

八重桜が止まり、戦闘行為が終了した事でようやく遥輝も一息付く事ができた。

世界最強が振るう剣だ、直撃等しようものならそこから体勢を崩されて即削り切られる。

故に全てを弾き、弾き切れずとも掠らせるだけに留めていた。

 

「さて、名残惜しいが試験はこれで終了とする。次は簡単なテストがあるが……まあこれは問題無いだろうな」

 

「名残惜しいねぇ……俺はもう二度とあんたとは戦いたくないわ、この戦闘狂」

 

「悲しい事を言うな、随分と久しぶりに楽しめた戦いだったんだぞ」

 

千冬にとって全盛期、数年前のモンド・グロッソ以来の戦闘行為。

それはそれは喜々として戦っていた彼女から分かるように余程楽しい事らしい。

だが相対していた遥輝にしてみればたまったものではない。

体が動かし辛いなか、世界最強と制限ありとはいえガチバトルだ。

どれだけハンデがあってももう二度とやりたくないだろう。

 

 

その後に受けたテストだが、簡単な学力テストであったため割愛する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「出来た!出来たよはーくん!!!」

 

それがIS学園から戻ってきた遥輝を迎えた、束の第一声だった。

そのまま束は遥輝の手を取って走り出し、そのまま格納庫へと連れて行った。

そこには鈍く輝く銀色の機体が鎮座していた。

 

「これがはーくんの専用機であり、私の夢の第一歩! 『explorator(エクスプローラートル)』ラテン語で探索者とも探求者とも意味合いが取れる機体だよ」

 

この機体には2つの意味が込められている。

探求者とは遥輝の事で、彼が記憶を探し求めるその有様を。

探索者とは束の事で、束が夢見る宇宙探索やあの星へと行きたいという束の願望を。

 

そして遥輝の為に作られたこの専用機は、同時にもう1つの意味を持つ。

繋ぐ者(リンクス)

 

束と夢である宇宙、そして遥輝と記憶探し。

その全てを繋ぐ架け橋とならん事を願って。

 

「探索者…それに探求者か、いい名前じゃないか」

 

「でしょ?夢に向かって走る私達にはピッタリかなって」

 

銀色に輝く全身装甲の機体。

宇宙探査に身一つで飛び出せるよう、これ単体で大気圏突破が出来るよう熱量対策の為にNi基超耐熱合金の第5世代が装甲に使われており、その耐熱温度は*1 6000Kで現行最高の耐熱温度を誇る。

 

そして背面にはアンロック・ユニットであるブースターが計6機。

大気圏突破し衛星軌道に乗る為には*2第2宇宙速度まで到達する必要がある為単独大気圏突破時には6機全てを点火する必要がある。

 

「ただ問題があって、これだけじゃ宇宙には行けないんだよ……エネルギーが足りなくなるから」

 

6機のブースターをフルスロットルでようやく宇宙へと到達するのだが、フルスロットルしたときにエネルギーが秒で底を尽く。

SEを使ってブースターを稼働させる関係上、SEを使い切ると機体の展開維持も出来なくなる為に、この状態で宇宙に行った所で宇宙空間で展開解除される事になる。

 

「でもまあ巡航モードだったら地上でも10時間以上は飛行できるんだよ?これでも画期的なんだよ」

 

大気圏突破する為のブースターだが、出力を絞って巡航モードにすれば地上飛行は何も問題なく行える。

だがそれでは意味がないのだ、大気圏突破が出来て尚エネルギーが潤沢でないといけないのだから。

 

「これが第一歩なんだ、今すぐに作る必要は無いだろう?何せ時間はあるんだ」

 

「んーそうだね、はーくんが学園を卒業するまでの3年もあるし」

 

そう言って束は、遥輝と向き合った。

 

「改めて、これから宜しくね♪はーくん!」

 

 

 

 

 

 

その次の日篠ノ之束によって起業された会社『ラビットカンパニー』の存在が、そこに所属する篠宮遥輝の名前と共に知られる事となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1
6000Kを温度に直すと5726.85℃

*2
11.2km/s(40,300km/h)




explorator(エクスプローラートル)


束が自らの技術の粋を結集し、制作した遥輝の専用機。
現在使われているISコア500余とは違い、宇宙に行くためだけに束が新たに新造したもの。
その性能は既存のISを遥かに上回るスピードや処理速度、膨大なSE量など。

彼女の夢を叶える最初の一歩であり、彼と彼女を繋ぐ(リンクする)存在。




【八重桜】


束お手製の千冬の為だけに作られた専用機。
暮桜の能力全てを継承した強化機であり、その全てを発揮した場合は全盛期の暮桜以上。



嘗て栄光を手にした彼女は、弟の為に栄光を捨てた。
だが世界最強という1度手にした栄光は彼女を縛る、やはり彼女にとって世界最強というものは手放せないものなのだろうか。


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