間違いだらけのアムロ無双   作:ローファイト

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うむ。やり過ぎだ。


アムロ・レイ参上!!

宇宙世紀0087年5月

 

アムロ・レイの元に、幼馴染のフラウ・コバヤシと戦災孤児で養子のカツ、レツ、キッカが戦災の難を逃れ訪れる。

年長のカツは世界情勢がひっ迫した状況で、未だこんな場所に引きこもっているアムロに対し、活を入れるためにこんな事を言う。

「地下にモビルスーツが隠してあるとぐらい言ってください!」

 

しかし、キリっとした顔のアムロから返って来た返事はとんでもないものだった。

 

 

「そんなものは無い!俺がガンダムだ!!」

 

 

間違いだらけのアムロ無双の始まりであった。

 

 

 

 

 

 

宇宙世紀0087年3月

一年戦争終結から7年が経過……。

再び地球圏では大規模な戦いの火ぶたを切ったのだ。

地球至上主義を掲げる連邦軍大派閥 ティターンズと、宇宙市民との融和を掲げる反ティターンズ派のエゥーゴとの、後にグリプス戦役と呼ばれる戦争が始る。

 

宇宙世紀0087年5月

エゥーゴの急先鋒であったアーガマ隊は、連邦軍本部基地であるジャブローでティターンズの動きを察知し、凄腕パイロットであるクワトロ・バジーナ大尉はニュータイプの片鱗を見せる少年 カミーユ・ビダンと共に地球に降り立つ。

しかし、ジャブローの情報はエゥーゴ等反ティターンズ派を駆逐するための罠であった。

命からがら逃げ延びたクワトロとカミーユ達は、地球の反ティターンズ組織カラバと合流するが、ティターンズの追撃は激しく、ティターンズの可変モビルスーツに苦戦していた。

 

元ホワイトベースの兵士で現カラバの構成員であるハヤト・コバヤシが指揮する超大型輸送艦 アウドムラは、ティターンズの追撃にクワトロの百式とカミーユのガンダムMk-Ⅱで対抗するも、可変モビルスーツ アッシマーに追い詰められ、絶対絶命のピンチに陥る。

 

ブラン・ブルダーク少佐が操るアッシマーは、アウドムラの防衛を行っていた百式とガンダムMk-Ⅱをモビルアーマー形態の圧倒的な機動力で抜き去り、アウドムラに迫る。

 

しかし、突如として民間輸送艦がアッシマーの斜め後方から進行を妨げんと現れる。

その民間輸送機のコクピットには一年戦争の嘗ての英雄 アムロ・レイが座っていた。

 

「何をする気だ、アムロ!アムロだと?」

百式を操るクワトロ……いや、シャアはその民間輸送機の動きとニュータイプの勘でアムロが乗っていると感じたのだ。

 

その民間輸送機がアッシマーに突っ込むかのように見えた……だが……

突如として、民間輸送機の操縦席のフロントガラスを突き破って、人影が飛び出してきたのだ!

その人影は白いマントをたなびかせながら、アッシマーに向かって空中をクルクルと回転しながら舞う様に飛ぶ。

 

 

そして……

 

「超級!亜無呂蹴りーーーーー!!どうぅぅりゃーーーーーー!!」

激しい雄たけびと共にその人影は凄まじい勢いで、アウドムラに向かって飛ぶアッシマーに生身で蹴りを食らわしたのだ。

 

色々突っ込みどころはあるだろう。

空中を飛ぶアッシマーに人間が飛んで追いつくわけないとか、輸送船のフロントガラスを突き破れるわけが無いだろうとか……そもそも、生身の人間がモビルスーツに蹴りをかましたところでびくともしないとか……だが、そんな事はどうでもいいのだ!

 

その人影が放った渾身の蹴り、その凄まじい衝撃にアッシマーは耐えきれず、落下していったのだ。

とても人間になせる所業ではないが、目の前の現実として起こる。

 

落下するアッシマーは海面ギリギリで何とか持ち直す。

アッシマーのパイロットブラン・ブルダーク少佐は何が起こったのか理解出来なかったが、これ以上の追撃は不可能と感じ撤退していく。

 

撤退するアッシマーのフレームには深々とへしゃげ、人の足型がついていた。

相当の衝撃が加わったのが見て取れる。

 

アッシマーを蹴り落とした人物は蹴りの反動を使い、アウドムラの後方格納ハッチに見事飛び移つり、白のマントをはためかせながらポーズをとり着地する。

その白いマントには達筆で流派東方不敗初代頑駄無と書かれているが見て取れる。

 

アウドムラの格納庫の壁には、民間輸送機から先にこの人物に投げ飛ばされたカツがカエルが車に轢かれたような恰好でめり込んでいた。

 

 

クワトロはその光景を見て……

「……どうやら人違いだったようだ」

ズレるサングラスを元の位置に戻しながらそう呟いた。

 

 

クワトロ大尉……いや、シャア・アズナブルよ!

人違いではない!!

彼こそが、一年戦争でRX-78-2ガンダムを駆り、白い悪魔とジオン兵に恐れられた、あの、アムロ・レイなのだ!!

 

 

何故こうなったのか説明しよう!!

宇宙世紀0080年1月

アムロは一年戦争後、その功績により中尉に昇進、パイロット訓練官としてシャイアンに異動を命じられる。

この時アムロは16歳。

その地はアムロの能力を恐れた連邦軍上層部が、彼を軟禁するための場所だった。

だが、アムロはシャイアンに移動中に、突如姿を消す。

いや、何者かに攫われたのだ。

 

攫った人物とは、東方不敗マスター・アジアと名乗る老人だった。

「わーーはっはっーー!我が流派東方不敗を受け継ぐべく二番弟子にしてやろう!」

「うわーーーっ、やめーーーーーっ、こんな仕打ちブライトさんにもやられた事が無いのにーーーーっ!ララァ――――っ!!僕も直ぐにそっちに行くよーーーーーっ!!」

ギアナ高地で、到底人間には不可能と思われる過酷な修行を強制的にやらされるアムロ。

この老人がどこから来て、なぜアムロを弟子に選んだのか、それはすべてが謎だ。

 

しかし、そんな修行が7年間続いた。

過酷な修行でアムロは臨死体験を1792回経験した後、遂に東方不敗マスター・アジアから免許皆伝を言い渡される。

「答えよ!アムロ!流派東方不敗はっ!」

「王者の風よ!」

「全新っ!」

「系列っ!」

「「天破狭乱!」」

「「見よ!東方は紅く燃えているーーーっ!!」」

東方不敗とアムロは互いに激しく拳を交わしながら、流派の挨拶を行う。

 

「我が流派、東方不敗をもって巨悪から世界を救って見せよ!アムロ!!」

「はい!師匠!!」

東方不敗マスター・アジアはこう言い残して、アムロの元を去った。

すでに、一年戦争時のナイーブなアムロ少年の面影はどこにも無かった。

背中には流派東方不敗初代頑駄無と書かれた白いマントを常に羽織り、頭には罵琉漢と書かれた白い鉢巻きを……

 

程なくして、アムロの消息を掴んだハヤトにより、フラウとカツ、レツ、キッカがアムロの元を訪れ……。

そして、今に至る。

 

間違いだらけのアムロ無双の幕開けだった。

 

 




やっぱりやり過ぎた。

アムロ×F91に悩んでまして、その息抜きで……
シリアス調の一年戦争×マスターとか、変態科学者によるガンタンク無双とか書いてたんですが……、こっちの方がまだましかなと……。

ちょっと怖いけど、質問です。

  • 東方不敗アムロ・レイは有り
  • 東方不敗アムロ・レイはそれは無いだろう
  • 普通にマスター×一年戦争の話作れ
  • 普通に一年戦争戦記もの作れ
  • ∀の発掘場に奴ごと赤いボルジャーノン出た
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