間違いだらけのアムロ無双   作:ローファイト

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もう、なんでもよくなってきた。


ミライを助けて超級覇王電影弾

北米ではクワトロと百式しか宇宙に返すことが出来なかったアウドムラは、カミーユとガンダムMk-Ⅱを再び宇宙に上げるべく、香港へと向かった。

 

その際…

「カミーユ、アムロさんにガンダムMk-Ⅱを渡すべきよ」

ベルトーチカはカミーユにこんなことを言った。

 

「アムロさんがそう言ったんですか?」

 

「いいえ、彼はかつての英雄よ。アムロならガンダムMk-Ⅱをあなたより上手く動かせるわ」

 

「そんな事だろうと…、ベルトーチカさんはアムロさんが今までモビルスーツに乗って出撃しなかった理由を知らないんですね」

 

「な、なによ。普通のモビルスーツじゃ、アムロが納得出来なかっただけでしょ?」

 

「アムロさんの実力にモビルスーツが付いていけなくて、モビルスーツが発進する前にコックピットが壊れちゃうんですよ。もうネモが2機、リックディアスが1機、コックピットが破壊されて修理中です。流石にMk-Ⅱを壊されるとまずいんです」

カミーユは残念そうにそう語った。

いや、モビルスーツがアムロの実力についていけないのではなく、アムロはモビルスーツに乗ると、つい流派東方不敗の戦闘モードになり、腕力がモビルスーツ並みに上昇し、コクピットを破壊してしまうのだ。

 

「そ、そうなのね」

ベルトーチカはカミーユの言葉に納得した。

 

 

 

その頃、アムロはミライとその子供たちが香港に逃げ延びてきていたことを知ったのだが……

ティターンズもその情報を知り、ミライと子供たちを人質に取ったのだ。

アムロをおびき寄せ、捕まえるために。

 

 

ティターンズのベン・ウッダーは香港湾岸の海上でクルーザーに人質のミライと子供たち乗せ、罠を張り、アムロ一人を呼び寄せる。

 

「これでアムロ・レイを捕まえれば間違いなく昇進ものだろう。お前たち、奴が抵抗したのならば殺しても構わない!」

ベン・ウッダーは不敵な笑みを浮かべ、人質作戦の成功を確信する。

 

「……アムロ」

ミライは人質になりながら、一年戦争では弟のような存在であったアムロの顔を思い出し、心配をする。

 

そして……

 

 

「卑怯者ども、よく聞け!!ホワイトベースの母であるミライさんを人質にとるとは笑止千万!!」

 

雄叫びに近い大きな声が辺りに響く。

 

 

「ど、どこだ」

ベン・ウッダーとその配下の兵はその声の主を探すべく、あたりを見渡すが、誰もいない。

ここは海上だ。どこにも隠れる場所などないはずだ。

 

 

すると、湾岸方向から津波のような水しぶきがこちらに迫って来るように見える。

 

「はいはいはいはいはいはいはいはいーーーーーーーっ!!」

 

そんな掛け声とともに人影が水しぶきを高々と上げながら、海の上を猛烈なスピードで走ってきたのだ。

 

「な、なんだーーー!?」

 

そして、水柱をあげながら飛び上がり、クルーザーに飛び降り、人質のミライとその子供たちの前に立つ。

 

「あ、アムロなの?」

 

「もう、大丈夫ですミライさん」

そう、このクルーザーまで海上を走って現れたのは、流派東方不敗初代頑駄無と達筆で描かれた白いマントを羽織り、頭には罵瑠漢と書かれた白い鉢巻を巻いたかつての英雄、アムロ・レイその人だった。

 

「き、貴様、どうやって海を渡ってきた!」

アムロが海上を走る様子を見ていたはずなのに、こんな質問をするベン・ウッダー。

どうやら、人が海上を走るという行為を目の前にしていたが、脳が全く理解できなかった様だ。

 

「貴様らと話す口などもたん。ミライさんをこんな目に合わせやがって!!」

アムロは縄で縛られていたミライとその子供たちをみやり、怒りの形相でベン・ウッダーを睨みつける。

 

「う、う、撃てーーっ!」

ベン・ウッダーの掛け声とともに、クルーザーに乗り込んでいたティターンズ兵10数名が一斉にアムロ達に銃弾の嵐を浴びせる。

 

5秒ほどで撃ち終えるが……

 

アムロは立ったままで、血しぶき一つ立てていない。

そして、アムロの手のひらからは無数の弾丸が零れ落ちる。

 

そう、アムロは素手で、嵐のような銃弾をすべて受け止めていたのだ。

 

「ひーーっ!」

「に、人間じゃない!」

ティターンズ兵共はそんなアムロに怯える。

 

その次の瞬間、目にも止まらぬ速さでアムロはベン・ウッダー以外のティターンズ兵を素手で吹き飛ばし、全員気絶させたのだ。

 

「ただではすまさん。お仕置きが必要だ」

ベン・ウッダーに迫るアムロ。

 

「な、なにをやってるモビルスーツ隊!」

腰砕けになったベン・ウッダーがそう叫ぶと……

 

海中からモビルスーツ、ハイザック・マリンタイプが2機現れたのだ。

 

 

「罵――――瑠漢!!!!」

アムロは出鼻に先ほど素手で止めた多量の弾丸をいつの間にか集め、目にも止まらない速さで指で弾き飛ばし、ハイザック・マリンタイプの1機を撃ち抜く。

その弾の一部は何故かハイザック・マリンタイプの装甲を突き破り、メインカメラと関節部に直撃する。

 

そして、もう一機のザク・マリンタイプがアムロに掴みかかろうとするが……

アムロは素早く避け、空高く飛び上がりながら自らの鉢巻を外し……

 

「微淫夢!詐亜部琉!!!!」

鉢巻を剣のように伸ばし、ハイザック・マリンタイプの一機の首に打ちこんだのだ。

すると、ハイザック・マリンタイプの首が捥げ、海中に落ちる。

 

「とどめだ!!流派東方不敗が奥義!!超級!覇王!!電っ影ーーー弾っっ!!」

アムロは自らの体を高速に回転させる。

まるで竜巻を纏ったような姿で、半壊したハイザック・マリンタイプ2機に突撃する。

 

超級覇王電影弾をまともに喰らった半壊したハイザック・マリンタイプ2機は、空中に大きく吹き飛ぶ。

アムロも超級覇王電影弾で突撃した勢いで、上空へと飛ぶ。

 

 

「爆発!!」

次に空中で決めポーズをとりながら、雄叫びを上げるアムロ。

すると、空中に吹き飛ばされた2機のハイザック・マリンタイプは突然大爆発を起こしたのだ。

 

ハイザック・マリンタイプはどういう理論でそうなったのかは全く分からないが、大爆発を起こし粉々となり、無残にも海へとその欠片が落ちていった。

 

 

「ひぃぃいいいーーーっ」

ベン・ウッダーはそんなアムロの姿に恐れをなして、自ら海に飛び込み逃げ出す。

それに倣ったかのように、意識を取り戻した残りのティターンズ兵も次々と自ら海へ飛び込む。

 

「情けない奴め」

アムロは海へ逃げていくティターンズの兵士達を一瞥してから、平然とクルーザーに飛び戻り、ミライと子供たちを拘束していた縄を指で断ち切った。

 

「ミライさん、大丈夫ですか?」

 

「た、助かったわアムロ、……でも……本当にアムロなの?」

ミライは茫然とアムロを見上げる。

その反応は致し方が無い。

取り乱さないだけ随分とマシな反応だ。

昔のナイーブな少年の顔はそこにはもう無い。

ミライには、今のアムロは別の生き物のように見えてることだろう。

 

二人の子供はミライの後ろに隠れて泣きじゃくる。

まず、間違いなくトラウマとなったであろう。

人質に取られたことと言うよりも、鬼神のようなアムロの行いに……。

もはや、人の所業ではない。

モビルスーツを素手で粉々に粉砕したのだ。

しかも、とんでない力業で……。

 

「ミライさん。アムロですよ」

 

「アムロ……連邦軍に酷い目に……もしかして、強化人間に………」

ミライは大いに勘違いしていた。

アムロは連邦軍研究施設で、強化人間に改造されてしまったと勘違いしたのだ。

強化人間に生身の肉体でモビルスーツを粉砕する力など当然ない。

だが、改造という意味では合っているのかもしれない。

ただし、そんな生易しいものではない。

東方不敗マスター・アジアという、マッドサイエンティストも裸足で逃げるようなとんでもない人物から、修行と言う名の肉体的にも精神的にも魔改造をアムロは施されたのだから。

 

 

無事ミライ親子を救ったアムロだが……。

「アムロ、いいお医者様を見つけてあげるわ」

ミライには強化人間と勘違いされ、その子供たちには怖がられる結果となる。

 




一応次回最終回。

君はこの話についてこれるのか?(ナレーション風)

ちょっと怖いけど、質問です。

  • 東方不敗アムロ・レイは有り
  • 東方不敗アムロ・レイはそれは無いだろう
  • 普通にマスター×一年戦争の話作れ
  • 普通に一年戦争戦記もの作れ
  • ∀の発掘場に奴ごと赤いボルジャーノン出た
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