白兎が怪人になるのは間違っているだろうか   作:白米は正義

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すみません、この話の内容を間違って消してしまったので再投稿しますが内容が変わっています。

本当に申し訳ありません!!


神会(デナトゥス)

私の名前はミィシャ・フロット、管理機関(ギルド)所属の職員です。

 

今日はエイナが休みで目が回るほど忙しいけどなんとか頑張れている気がする自分がいます。

 

そんな私の昼休憩はエイナの担当冒険者であるベル・クラネル氏によって潰えたのでした。

 

「すまない、器の昇華(ランクアップ)をしたから申請に来た」

 

「はーい、かしこまりましたって器の昇華(ランクアップ)〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?」

 

この情報は瞬く間に拡散されるのでした。

 

 

 

夜空に月が浮かび、この迷宮都市・オラリオを静かに照らしてくれている。

 

『本日はよく集まってくれたな皆の者!!俺がガネーシャである!!さて、積もる話もあるのだが今年も例年通りに三日後には怪物祭(モンスターフィリア)が行われる!!皆のファミリアにもどうか是非とも・・・・・・・・・・』

 

今回の神会(デナトゥス)の主催者であるガネーシャが挨拶をしている中、他の神々は思うように行動していた。

 

僕はいつもの服装に上着を着ただけの恰好で、持参した保存容器(タッパー)にテーブルに並べられている日持ちのしそうな料理を入れていく。

 

「アンタ、あの頃と何にも変わらないわね」

 

「!?」

 

突然、背後から声をかけられた事に驚いて喉を詰まらせてしまうけど、水を飲んで流し込んだ。

 

「ぷはぁっ、急に驚かさないでくれよヘファイストス!!」

 

後ろを振り向くと、僕が展開にいる時からの神友である鍛冶神ヘファイストスが呆れた表情をしながら立っていた。

 

「まぁ、元気そうで何よりだわ。ヘスティア、アンタもファミリアを持つ事になったんだからちゃんとした振る舞いをしなくちゃダメよ」

 

「それくらいは僕だって分かってるさ。でも、こればっかりは仕方が無いじゃないか、僕の所は零細ファミリアなんだからさ」

 

「何言ってるのよ、アンタも今じゃ現最強のLv.9の第一級冒険者の所属する派閥の主神なんだからしっかりしなさい」

 

「うん、そうだね・・・」

 

ヘファイストスの的確な指摘にボクはえも言えぬ気持ちになってしまう。

 

「ねぇ、二人だけで話さないで頂戴。一緒に会場を見て回りましょうって言ったじゃない」 

 

そう言って言いながらヘファイストスの隣から現れたのはオラリオ最強の一角である【フレイヤ・ファミリア】主神のフレイヤだった。

 

「ゲッ、フレイヤ何でここに!?」

 

「あら、ヘスティアお久しぶりね」

 

ボクの言葉をスルーしたフレイヤはそう言って来て、ヘファイストスがこう続けて来た。

 

「さっき会場の入り口で偶然出会ったのよ、それで一緒に会場を回る事にしたのよ」

 

ヘファイストスは軽いノリでそう言って来るが己の苦手としているフレイヤが目の前にいるだけではなくて、その美の神(フレイヤ)の美貌に目を奪われた男神達の視線が集中しているため鬱陶しい事この上ないとばかりにボクは顔を顰める。

 

「それにしても、フレイヤが参加してくるなんて何時ぶりかしらね」

 

「さぁ、そんな事一々覚えていないわ。強いて言うなら気分が乗らなかったって所かしら」

 

ヘファイストスの問いに葡萄酒(ワイン)を一口踏みながらそう言っているフレイヤ。

 

「それにしても、ヘスティアかなりめかし込んでるじゃない」

 

フレイヤがヘスティアの方を見てそう告げる。

 

そう、今回の神会(デナトゥス)は普段着に上着を羽織っただけの姿で行こうとしていたのだが眷族(ベル)によって白地に黄・橙・朱・赤といった炎を思わせる色合いのレースが使用されたドレスを身に纏い、首には蒼い宝石の首飾り(ネックレス)を身に付けている。

 

「うん、ベル君が用意してくれたんだ」

 

「そう、いい子なのね」

 

ヘスティアの言葉にフレイヤは笑みを浮かべる。

 

そこへもう一つの最強派閥の一角【ロキ・ファミリア】主神であるロキがやって来る。

 

「おーファイたん、フレイヤ!!それからドチビーって何やねんその高そうなドレスは!?」

 

「登場と同時に騒がしいなぁ、君は」

 

ロキの参加によって神会(デナトゥス)の夜は更けてくる。

 

 

外では各派閥の眷族が主神の帰りを待っていた。

 

【ヘスティア・ファミリア】ベル・クラネル

 

【フレイヤ・ファミリア】首領オッタル

 

【ロキ・ファミリア】団員ラウル・ノールド

 

会話はない、ただただ無言の時間が続く。

 

そんな時、各派閥の主神が姿を見せる。

 

そうして、各々の帰宅手段で帰るのだった。

 

【ロキ・ファミリア】の馬車内にて

 

「ちらっと見てみたけどありゃ捨てられるのが怖い白兎(うさぎ)やな」

 

【フレイヤ・ファミリア】の馬車内にて

 

「可愛らしい白兎(うさぎ)さんね」

 

最大派閥の主神達にこのように思われているとはしらないベルなのだった。

 

 

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