白兎が怪人になるのは間違っているだろうか   作:白米は正義

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さらなる衝撃

神会(デナトゥス)は更に続く。

 

「あっ、言い忘れていたよ」

 

『止めて、もうお腹一杯!!』

 

内心そう思う神々はヘスティアに無言の視線を送るもそれは叶わなかった。

 

「ロキ、七年前ゼウスとヘラの眷族(こども)闇派閥(イヴィルス)として暴れ回ったんだろ」

 

「うん? お、おぉ、そうやで」

 

何で知っとんねん!?と心の中でツッコミを入れるロキに構うこと無くヘスティアはこう言った。

 

闇派閥(イヴィルス)はその二人の血をベル君に打ち込んだんだ」

 

『は?』

 

その爆弾発言に七年前の惨劇の渦中にいた神達が素っ頓狂な声を発する。

 

「それでベル君はそれ関連のスキルを得たんだ」

 

「まてまて、いや待てやドチビ!!」

 

「ロキ、君の言いたいことは解るよ」

 

ロキの言葉を遮りヘスティアはそう言った。

 

「くだらない欲望の為に弟と妹(ゼウスとヘラ)眷族(こども)を冒涜する所業は許す訳にはいかない」

 

「必ず犯神を引きずり出してやる」

 

そして、神会(デナトゥス)は話し合いが続いていく。

 

 

 

 

私の名はフィルヴィス・シャリア、【デュオニュソス・ファミリア】団長にしてLv.3の第二級冒険者。

 

神々に与えられし二つ名は【白巫女(マイナデス)】、ある事件からは【死妖精(パンシー)】と呼ばれている妖精(エルフ)だ。

 

いや、それは正しくもあり誤りでもある。

 

私は二十七階層の悪夢と呼ばれる闇派閥(イヴィルス)の策略に嵌まってしまい当時の派閥(ファミリア)の団長・副団長、仲間達を失ってしまった。

 

そして、私も死んだはずだった・・・。

 

何故か、私は生き残った。

 

妖精(エルフ)としてではなく醜悪な怪人(化け物)として・・・。

 

それから私は闇の中で活動を始める。

 

光ある場所は私には眩しすぎるからだ。

 

そうして、歩いているとある一組の部隊(パーティ)が眼に入る。

 

その部隊(パーティ)は今オラリオを騒がせている【ヘスティア・ファミリア】だ、

 

「!?」

 

しかし私は気付いた、()()()()()()()()

 

あの派閥(ファミリア)は全員が私と同じ怪人(化け物)であると。

 

なのに何故、そうして()()()()()()()()()!?

 

なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで!!

 

すると、【ヘスティア・ファミリア】が此方に気付いた。

 

見つけた

 

私は見られた瞬間背筋に冷たいモノが走った、心臓を握り潰されるような感覚に陥ったその瞬間その場から逃れるように走った。

 

しかし()の私では奴等からは逃げることは出来ない。

 

私はダイダロス通りに入り込み撹乱を狙ったが、獣人の鼻からは逃れることは出来なかった。

 

「捕まえた」

 

背後から一撃を貰った私は意識を失った。

 

しかし、この【ヘスティア・ファミリア】と関係を持つことで私の人生が知られずに変わっていた。

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