プレイヤースキルがチート並みでAGIに極振りします。 作:TS 最高
シュライバーは何位になれるでしょうか?
お楽しみに
神咒神威神楽は覇吐&竜胆ルートを攻略して、波旬との最終決戦をしてやっと完全攻略しました。
作者は、波旬との最終決戦の波旬が歴代の神座を破壊する所が好きです。
波旬は死ぬことに抵抗すれば覇吐達は負けていたんじゃないかとも思いましたが、それはともかく波旬を倒せて良かったです。
波旬ファンには申し訳ないんですが作者は波旬をあまり好きになれなかったです。
やっぱり敵は獣殿の方が作者的に良かったです。例え流出の詠唱がルートごとに変わっていたとしても。
獣殿万歳 ジークハイル!!
それでは本編を始めたいと思います。
【NWO】の第一回イベントの当日シュライバーは、イベント開催地の最初の広場でイベントが始まるのを待っていた。
「やっぱり軍服を着てるからかな?周りのプレイヤー達の視線が」
華奢で容姿端麗で、軍服を着用して眼帯をしているシュライバーは、イベントに参加するプレイヤー達の注目の的だった。
「おい、あれって軍服か?どこで入手したんだ?」
「さあ、何処かのダンジョンでレアドロップしたんじゃないか?」
「隠しクエストで手に入れたのかもな」
「運要素で手に入れたのか、実力で手に入れたのか分からないな」
「まあそこの所はイベントで分かるだろ。運で手に入れたなら直ぐやられるだろうし、実力で手に入れたならイベント上位にいるかもしれないし」
「実力で手に入れていたら強そうだな。軍服の装備なんて聞いたことないし」
「レアアイテムだが、唯のおしゃれアイテムかもしれないぞ」
「運にしろ実力にしろイベントが始まらないと分からないな」
軍服がシュライバー以外、誰も持っておらず情報すら何も無いのでシュライバーの周囲にいたプレイヤー達は、何処で入手したのか、運要素か実力どっちで入手したのかの話で盛り上がっていた。
「あっ、おーいシュライバー!!」
周囲のプレイヤーから注目されているが、近くには誰も近づいていなかったシュライバーに話しかける黒を基準として所々に赤い装飾がされており、中央に赤い薔薇のレリーフが刻まれている装備を着ているこの第一回イベントで頭角を現すプレイヤーのメイプルだった。
「やあ久しぶりだね。メイプルも第一回イベント参加するんだね」
「うん。あれから装備も手に入れたし、強いスキルも手に入れたんだ」
「まあ、その装備見たことないし、前より強くなってそうだなって分かるよ」
「えへへ、分かる?あれから私も強くなったんだよ。だから今回のイベントも頑張るよ」
シュライバーに強くなったと褒められて、えっへんと胸を張るメイプル。
『まあ、あのユニークシリーズと【
シュライバーは、メイプルが軽く言った「強くなった」の強さのレベルに多少引いていた。
シュライバー、お前も人の事言えないレベルで鬼畜仕様だがな。
「でもイベントで会ったら手を抜かないよ」
「私も負けないよ~」
イベントで会ったら手加減しないと約束を交わす二人。
そしてそんな二人を見て周囲にいたプレイヤー達は・・・
「何かあの二人を見てると尊いな」
「「「「「「「分かる~」」」」」」」
「いいよね。美少女同士が話しているのを見ると」
「片方眼帯をしているけど可愛いのは分かるしな」
「けどどっちの装備も見たことないってやばくないか」
「そんなことはどうでもいいんだよ。可愛いが正義だ!」
シュライバーとメイプルを見て尊んでいた。
装備が見たことないレア装備なんて関係ない。可愛いが正義だと。
そしていつも通り、何も知らない人には女性にみられるシュライバーだった。
そしてシュライバーとメイプルはイベントが始まるまで雑談した。
そしてそれを暖かく見守るプレイヤー達。
おい、メイプルが来るまでシュライバーに向けていた警戒やら興味は何だったのかと問いただしたい。
そうして時間が過ぎていき、イベント開催の時間がくる。
「それでは第一回イベント!バトルロイヤルを開始します!」
周囲から「おおおおおおおお!!!」といった怒号が響く。
メイプルとシュライバーも怒号と言うほどではないが、手を突き上げて叫んだ。
そこで大音量のアナウンスが流れる。
「それではもう一度改めてルール説明をします!時間制限は三時間。ステージは新たに作られたイベント専用マップです!倒したプレイヤーの数と倒された回数、それに被ダメージと与ダメージ。この四つの項目からポイントを算出し、順位を出します!更に上位十名には記念品が贈られます。頑張ってください!」
そう言い終わるとスクリーンに転移までのカウントダウンが表示された。
「じゃあメイプル時間だよ。お互い会ったら敵同士だけど頑張ろう!」
「うん。上位入賞目指して頑張ろう!」
シュライバーとメイプルお互いに激励してカウントダウンがゼロになり、シュライバーとメイプルを含めた全員が光に包まれて転移した。
◆◇◆◇◆◇◆◇
「もう転移にはなれたね。もう四回目だし」
シュライバーは、今までに三回転移経験があり、もう四回目になるので転移に慣れていた。
なので何も驚かずに周囲を見渡した。
「周囲に敵はいないか。取り合えず一番使いやすい武器に変えとこうかな」
シュライバーは周囲に敵がいないことを確認して、自身の武器を一番使いやすい形状に変化させる。
「『バルディッシュ・アサルト』ライオットザンバー・スティンガー」
基本形態の斧から二本の片刃の長剣に『バルディッシュ・アサルト』を【形態変換】させる。
「待っていても意味ないし動こうかな」
当たり前の事だが、VIT極振りでAGI0のメイプルと違い、AGIに極振りしているので、その場でじっとしているより敵を見つけて倒す方が効率的だからだ。
「取り合えず、適当に散策しようか」
シュライバーは、原作知識をもってしてもイベント用ステージの全内容を知らないので適当に駆けて獲物を見つけることにする。
「見つけた!」
シュライバーは自分の転移した場所から適当に駆けて直ぐに標的を見つけた。
そして標的に向けて速攻で接近する。
「うん?何か来る?敵か!」
シュライバーが接近してきたことに気づいたプレイヤーは、自分の武器である槍を構える。
「なんだあの武器、刀身が黄色に光っている!?」
接近してきたシュライバーの武器に標的のプレイヤーは驚いていた。
それはそうだろう。ライオットザンバー・スティンガーは『バルデッシュ・アサルト』の刀身が雷の刃なので【NWO】をプレイしている者ならその異常性に驚くだろう。
『バルデッシュ・アサルト』以外で炎や雷、氷と言った魔力の刃を出せる武器は誰も入手していないからだ。
「やばそうな武器だがやるしかないな」
標的のプレイヤーは、武器に驚くのを止めて接近してくるシュライバーに槍を構える。
「今だっ!」
シュライバーが接近してくる動きに合わせて、標的のプレイヤーは槍を横薙ぎに払う。
標的のプレイヤーは、上級プレイヤーだったかもしれない。シュライバーの武器に驚きはしたが、シュライバーの攻撃範囲に入る前には気を持ち直し、迫ってくるシュライバーの速度に合わせて槍を振ってきたのだ。
「何っ!?」
だが、シュライバーは上級者程度のプレイヤーは歯牙にもかけない。
横薙ぎに払われた槍を、片方の剣で上に弾いて、標的のプレイヤーの横を通り抜け、その瞬間にもう片方の刃で首を斬り飛ばす。
「一撃かよ・・・」
シュライバーのSTRはAGIに依存しており、その数値は異常なのに加えて、新しく得た【真なる死神】を倒して手に入れたスキル【死神の極意】で更に威力が上がっており、一撃以外ありえない。
「よし次に行こう!」
標的を一撃で倒したシュライバーは歩みを止めず、次の標的を求めて駆け続ける。
◆◇◆◇◆◇◆◇
それから数十分程の時が立ち、序盤よりプレイヤー同士の戦闘が増えていた。
そして一対一ではなく、約二十人のプレイヤーが戦闘している所も存在していた。
普通のプレイヤーならばある程度人数を減るのを待つか、全員の体力をある程度減るのを待つか、そもそも戦闘に参加せずにその場を離れて少数で戦っている場所に行くだろう。
だが、嬉々としてその戦闘に参加する者がいた。
「やった。初めて集団戦闘している場所を見つけた」
そうシュライバーだ。
今までシュライバーは気のままにステージを駆けていたが、見つけたプレイヤーは一人か多くても三人といったところしか見つからなかった。
そしてイベントで初めて見つけた約二十人ぐらいのプレイヤーが集団戦闘しているのを見つけて、獰猛な笑みを浮かべ戦闘に参加しに行く。
そして驚くべきことが起きた。
「死ねぇぇ!!」
「勝つのは俺だぁぁ!」
「いいえ、私よ」
「どうした、そんなもんかよ」
「まだまだぁぁ!!」
シュライバーがその戦闘の中に入ったが、誰もシュライバーの存在に気付かない。
【真なる死神】のスキル【死神の羽衣】でMPを消費して透明になることができるが、今回は【死神の羽衣】を発動しているわけではない。
それは体術。戦闘しているプレイヤー全員の意識の隙間、糸よりも細いその隙間を見つけてそこを歩く。
古流歩法《抜き足》ーそれを戦闘している約二十人ぐらいのプレイヤーに使ったのだ。
戦闘中の場所にするりと通り抜け、そして通り抜けざまに首を斬る。
首を斬られてポリゴンになって消滅したプレイヤーがいることには気づくが、シュライバーには誰一人気づけない。
約二十人の戦闘しているプレイヤーの意識の死角をあっさり見つけ出す眼力と、それを一ミリの狂い無く歩く体技はシュライバーの三つ目の特典の一部だ。
「なんだ、どうなっている?」
「いきなり何人も倒されているぞ!」
「最初は相討ちかと思ったけど、これはおかしすぎるわね」
「けどこうしている間に何人ものプレイヤーg!」
戦闘をしていたプレイヤーが自分たちに起こっている事の異常に気付くが何もできない。
一人また一人と首を刎ねられていき数を減らしていく。
対策しようと戦闘していたプレイヤーが協力しようとするが何もできない。
そもそもシュライバーに目を付けられた時点で終わりなのだ。
シュライバーに出会ってしまったことを後悔するしかほかない。
まあ倒した相手がシュライバーだとイベントが終わり、映像を見てないと気づかないのだが。
そしてシュライバーの周囲に誰もいなくなる。
約二十人のプレイヤーはシュライバーに首を刎ねられて倒された。
「よし。次の標的はどうしようかなっと」
シュライバーは、駆けながら、周囲に他の獲物がいないか探す。
「あれは、複数の刃が浮いているのかな?っていうことはあのキャラがいるんだね」
シュライバーは、駆けている最中に複数の刃が浮かんでいたのが見えたので、防振りのあのキャラがいると予想してそこに向かって行った。
もうシュライバーの3つ目の特典を気づいた方もいらっしゃると思いますが、次話で完全に明らかにするのでタグにあの作品名を追加するのは、待ってください。