プレイヤースキルがチート並みでAGIに極振りします。 作:TS 最高
もしそれを読んでしまった読者様、中途半端なところで出してまいまことにすみませんでした。
巨大な扉を抜けると広大な広場に出てきた。
「やっぱりボス部屋みたいだな」
『では
ボス部屋に入った瞬間に脳内に声が響いた。
「完全にメルクリウスの声だよな。神様の粋な計らいか?」
シュライバーは脳内に響く声を聴いて自分を防振りの世界に転生させた神様のおかげかなと思いながらも有名な台詞を聞いて興奮する。
「いよいよボスの登場か」
奥から右目にⅫの数字が刻まれており、額に三日月が刻まれており、神々しい雰囲気を纏わせている純白の巨大な狼が現れる。
「っっ!いきなり来るか」
ボスモンスターである巨大な狼、
振り降ろされた巨大な鉤爪をバックステップで躱す。
「さっきの狼達よりは全然速いけどこの速度ならまだ大丈夫だな」
悪名高き狼の速度を見てこれなら大丈夫だと思い戦闘を続ける。
引っ掻き、噛みつき、尻尾の振り回しと一向に攻撃を止める気配を出さずに攻撃を続けてくる。
「怒涛の勢いだな」
連続で続けられる攻撃を、紙一重で躱していく。躱した後に短剣で攻撃するが、悪名高き狼の怒涛の勢いのせいで2~4回しか与えられない。
悪名高き狼は、猛毒状態と麻痺にすでになっているが、麻痺で一瞬怯もうがお構いなしに攻撃を続けてくる。
「HPとVITはそこまで高くないな」
攻撃を躱し続けながら、悪名高き狼のHPバーを見てそう呟く。
そして残りのHPが7割になると、悪名高き狼は怒涛の攻撃を止めて後ろに飛びシュライバーから距離を取る。
【
悪名高き狼からスキル名のような声が聞こえる。
悪名高き狼に純白のオーラのを纏う。
「んっっ!」
シュライバーは、悪名高き狼が純白のオーラを纏った瞬間に猛烈に嫌な予感がした。
その瞬間にシュライバーは全力で後ろに飛ぶ。
「まじかっ」
シュライバーが後ろに飛んだ瞬間に悪名高き狼が先ほどシュライバーがいた場所の少し手前に現れ、その巨大な鉤爪を振り下ろそうとしていた。
「今のが当たらないのか」
シュライバーは後ろに着地して、悪名高き狼が鉤爪を振り下ろした直後に、短剣で斬りかかるが、悪名高き狼の皮膚に触れる前に急にバックで飛び避けられる。
「AGIおかしくないか。影ぐらいしか見えないぞ」
悪名高き狼は、シュライバーの攻撃を回避して地面に足を着けた直後にシュライバーの周囲を駆け始める。
シュライバーは『
たまに、麻痺で怯むことがあるが一瞬で動き出すので意味はなかった。
「避ける事しかできないな」
シュライバーは、『神速反射』の反射神経で姿を追うのを止めて、『直観』で悪寒を感じた瞬間に回避してするようにしていた。しかし避けることに全力なので反撃ができずにいた。
「よし、完全に覚えた」
悪名高き狼の攻撃をひたすら避けて3分が経過した当たりでシュライバーは神様からもらった特典の力の一旦を発揮する。
それから悪名高き狼はシュライバーに攻撃をするが紙一重で躱される。
避けられるのでは無く、躱されるそれも紙一重で。
それは、悪名高き狼の動きが完璧に読まれている証拠。
もう悪名高き狼の攻撃でシュライバーに悪寒がすることは無くなった。
そしてそれは、シュライバーの攻撃が当てられるようになるということ。
「やっと当てられる」
シュライバーは、そういった瞬間、身体を捻って悪名高き狼の攻撃を避けて短剣を身体に突き刺す。
『ギャォォォーーーン』
悪名高き狼がシュライバーから攻撃を受けた瞬間、大きい声で絶叫をあげる。
そして猛毒、麻痺といった状態異常が回復する。
更には、Ⅻの文字が刻まれた右目からは赤黒いオーラを纏い、全身の体毛が長くなる。
そしてHPバーが一気に減り、HPの端にギリギリ見えるか見えないかぐらいの赤になる。
「まだ何かあるのkっっ」
悪名高き狼の変化にまだギミックがあるのかと思った瞬間に、今までの人生の中で一番と言っていいほどの悪寒がした。
悪寒がした瞬間に全力で避けて、今までの攻撃パターンから前と右斜め後ろに短剣を全力投げる。
目前に悪名高き狼の鉤爪が迫って来たが、短剣を投げたのを見てから攻撃を瞬時に止めてシュライバーの
悪名高き狼が現れた瞬間に短剣が眉間に刺さる。
「グギャァァオォォォーーン」
悪名高き狼が絶叫し、ポリゴンになって消えていく。
そしていつものスキル取得のシステム音が脳内に流れる。
『スキル【
MPを消費してAGIを5倍にする。
敵に一度でも触れた場合、状態異常を回復し、AGIが二倍になり、HPが1になる。
スキル使用中は、STR値がAGIの数値に変換される。
取得条件:
悪名高き狼をHP、MPを除くステータスでAGIが他の10倍以上差が有り、単独で倒すこと。
「完全にシュライバーのスキルがとれたな。というか最後の変化したやつ更にAGIが二倍か、けどHPが1になるデメリットがあるのか」
「けど流石に死ぬかと思った。デメリットが無かったら無理だったかもな」
シュライバーはその場で座り少し休憩する。
そして十分休憩すると中央に現れた鍵穴のところがⅫとなっている黄金の宝箱が出現していたのでその宝箱の方へ歩いていく。
「ダンジョン攻略の報酬か。楽しみだな」
シュライバーはワクワクしながら宝箱を開ける。
【ユニークシリーズ】
単独でかつボスモンスターを初回戦闘で撃破しダンジョンを攻略した者に贈られる、攻略者だけの為の唯一無二の装備。
一つのダンジョンに一つきり。
取得した者はこの装備を譲渡できない。
『骸魂の眼帯』
【破壊不能】【
【AGI+10】【MP+100】
『月狼のコート』
【破壊不能】【変則移動】【スキルスロット空欄】
【AGI+30】【MP+10】
『月狼の軍服』
【破壊不能】【速度は力】【スキルスロット空欄】
【AGI+30】【MP+10】
【破壊不能】
この装備は破壊できない。
【永劫破壊】
倒した敵のHPの数値分を自分のHPとMPに吸収する。
【変則移動】
どんな体制でも移動できるようになる。
【速度は力】
STR値をAGI値と同じ数値に変換する。
スキルスロット
自分の持っているスキルを捨てて武器に付与することができる。
こうして付与したスキルは二度と取り戻すことができない。
付与したスキルは一日で五回だけMP消費0で発動できる。
それ以降は通常通りMPを必要とする。
スロットは15レベル毎に一つ解放される。
「武器がないからか、能力が破格だな。後これ装備したら見た目が完全にシュライバーになるよな。これを機に口調だけでもロールプレイングしようかな」
装備を全て着用して、見た目が完全にシュライバーになったことで、今更シュライバーの口調にするかと考え始める。
『隠しダンジョン【殺戮狼の洞窟】が攻略されたことで、このダンジョンは消失します』
脳内にシステム音が鳴り響き。シュライバーの足元に始まりの町に転移する為の魔法陣が出現する。
そして魔法陣からシュライバーの姿が消えた。
◆◇◆◇◆◇◆◇
「うそぉ~~~【殺戮狼の洞窟】が攻略されてる」
その叫び声で全員が反応する。
「【殺戮狼の洞窟】?あれはダンジョンを解放すること自体ないだろうと思っていたほぼネタのダンジョンだぞ」
男の叫びに別の男が反応する。
「しかもモンスターの狼はAGIが最低でも300以上あって、STRもかなり高くて更には数十の狼の群れを召喚するやつまでいるんだぞ」
「しかも、ボスは通常時でもAGIが異常に高いし、スキルを発動したら姿が見えない程の速さになって、STRもプレイヤーを一撃で倒せるレベルのなんだぞ」
男たちは自分たちが造ったクリアさせる気の無いダンジョンをクリアされたことを知り絶句する。
「取り合えず、ボスとの戦闘の映像見てみるか」
男たちは、シュライバーと悪名高き狼の戦闘シーンを見る。
「このシュライバーってプレイヤーおかしくないか?何でスキルを使った悪名高き狼の攻撃を避けられるんだ」
「それだけじゃないぞ。シュライバーも滅茶苦茶速い速度で動いてるのに何であんなに正確に動けるんだ。というかプレイヤーにしても速すぎだろう」
戦闘シーンを見終わった男たちは、シュライバーの回避技術に戦慄する。
「えっとシュライバーの取得スキルは【疾走者】【大物喰らい】【最速の理】【疾風怒涛】【三十六計逃げるに如かず】【群狼】【死世界・凶獣変生】か。AGI上昇するスキルばかりじゃねぇか。しかもネタ的なやつまでとってるし」
「これどうしますか?シュライバーのAGIで【速度は力】があったらSTRが異常な数値になりますよ」
「まあ様子見でいいんじゃないか。【速度は力】のお陰で【大物喰らい】の倍率は無くなるし、【死世界・凶獣変生】はこのAGI値じゃ流石に使えないだろしな」
「じゃあシュライバーは第一回イベントまで様子見ということで」
男たちはシュライバーの取得スキルを見て話し合い、第一回イベントまで様子見することにした。
シュライバーの3つ目の特典の力の一端を見せました。
3つ目の特典は、第一回イベントの時に完全にはわかるようにします。