プレイヤースキルがチート並みでAGIに極振りします。   作:TS 最高

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本来は今回の話でタグに魔法少女リリカルなのはのタグを付ける予定でしたが、読者から他作品のアニメネタを出したらタグに追加してはどうかと意見を頂いたので、アニメの内容を話しのメインにする時は、すぐにタグの欄に追加したいと思います。
因みに、ネタ?かどうか分かりませんが気づいている人は気づいているでしょうが、他に一つ今までの話に他作品のアニメのものが入っていますが、それは追々追加するのでご指摘なしでお願いします。

後、作者からお願いがあります。この作品でdies iraeの話や前書きで神咒神威神楽の話をしていますが原作は18歳未満の方はプレイしてはいけないので、18歳未満の読者の方は原作をプレイしないようにお願いします。
18歳を過ぎれば、作者は止めずに是非とも進めるので神座万象シリーズ、マジ恋シリーズ、グリザイアシリーズ、つり乙シリーズ、暁の護衛シリーズ、9nineシリーズ、ゆずソフト作品、ま~まれぇど作品、みなとカーニバル作品等、他にもまだまだある素晴らしい作品をプレイして見てください。

では、本編を始めます。


雷光の死神

シュライバーがエクストラクエスト【雷光の死神】を受注した瞬間、回収した『ジュエルシード』が全て光出して宙に浮かび、そして輝きが増していく。

 

 

『そんな、どうして。『ジュエルシード』は全部封印したはずなのに』

 

 

急に輝き出した『ジュエルシード』にフェレットが驚く。

 

 

ドッカーーーーーーーン

 

 

『ジュエルシード』の輝きが周囲が見えなくなるほど輝いた時、青空だった空が急に暗雲になり、巨大な雷が『ジュエルシード』に向かって落ちる。

 

 

『これは、魔法陣?』

 

 

フェレットは雷が落ちた場所に巨大な金色の魔法陣が出現する。

 

 

「演出凄くない?しかもこの魔法陣も何処かで見たことあるね」

 

 

シュライバーは、『ジュエルシード』が輝きだして空から雷が落ちてきた演出に驚き、その後に出現した魔法陣にも既視感を覚えた。

 

 

『あれぇ?『ジュエルシード』が無くなってる。けどこの魔法陣から『ジュエルシード』の気配を感じる』

 

 

フェレットは、そう言ってこちらを見て動きを止める。

 

 

「この魔法陣に入れってことだよね」

 

 

シュライバーは金色の魔法陣に向かって歩いていき、魔法陣の中央に来るとフェレットが話し出す。

 

 

『この魔法陣からは凄く大きな魔力を感じる。この先は、何か途轍もなく恐ろしいモノが存在していると思う』

 

『準備はいいかい?』

 

 

フェレットがそう言うとシュライバーの目の前にYES/NOのシステムメッセージが表示される。

 

 

「何か今回のクエストこういうの多いな」

 

 

シュライバーは、YES/NOの選択肢が多いなと言いながらYESのボタンを押す。

 

 

『これが最後の戦いの予感がする。頑張ろう!』

 

 

フェレットがシュライバーを鼓舞した後、魔法陣が輝きだす。

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

「ここは何処なのかな?機械の壁だね」

 

 

シュライバーは、魔法陣で転移して周囲を見渡す。

そして周囲は機械の壁で巨大なドーム状になっていた。

 

 

「あれが、敵かな」

 

 

シュライバーが、ドームの中央に黒い影のようなモノを見て。『女王蜂の短剣』を構える。

 

 

「あれは、黒い布?」

 

 

黒い影の様なモノに近づいていくと、黒い影に見えていたモが正確に見えるようになる。

それは、骸骨の仮面を着けて、漆黒のボロボロに見えるローブを羽織り、漆黒の礼装を着ており、右手に黄色の宝石の様なものがはめこまれた漆黒のバルディッシュを持っている。

 

 

「THE死神って姿だね。鎌じゃなくてバルデッシュのところ以外は」

 

 

そしてシュライバーが死神に一定距離近づくと・・・

 

 

ドッカーーーーーーーン

 

 

何処からか死神に雷が落ちる。

雷が落ちた後、死神の身体に黄色のラインの様な模様が浮かび、死神の目が黒から赤に変化する。

 

「いよいよ戦闘モードかな」

 

シュライバーがそう言っている間も死神は動き続ける。

死神が右手の指に雷を纏わせて、横に振るとドームの全体に多数の魔法陣が浮かび上がりそこから多数の人型のロボットが出現する。

 

「魔法陣は消えないんだね」

 

シュライバーはロボットが出現した後も消えない魔法陣を見てから言う。

 

「【群狼】攻撃命令」

 

シュライバーは、多数のロボットを見てすかさずスキル【群狼】を発動して多数の漆黒の狼を召喚して、攻撃命令を出して、狼達にロボットを襲わせる。

 

「まあ、流石に一体一で狼達勝てないよね」

 

赤いオーラを纏わせてSTRを上げているが、一体のロボットに三匹の狼が相手をしている。

狼が30匹に対してロボットが100体、一体のロボットに三匹しか相手にできないということは計十体のロボットしか足止めできない。

そこでシュライバーはとった行動は

 

「【群狼】攻撃命令」

 

スキル【群狼】の連続使用だった。

だがシュライバーのMP量では、【群狼】は2回までしか発動できない。

だからシュライバーは、周囲のロボットを短剣で数回斬って倒し、『骸魂の眼帯』の【永劫破壊(エイヴィヒカイト)】で、ロボット達のHPを吸収して自身のHPとMPを回復する。

HPを吸収した瞬間、青白い炎の様なオーラが眼帯からあふれ出す。

 

「【群狼】攻撃命令」

 

MPを回復させた瞬間に再度【群狼】を発動させる。

 

「やっぱり倒したら復活する感じだね」

 

シュライバーは、先程倒したロボットと同じ数が、最初に死神が出した消えない魔法陣から召喚される。

 

「おっと」

 

再度ロボットを倒してHPを吸収しようと思った矢先、死神から雷の槍を数本シュライバーに向けて放ってきた。

 

「まあ、そう簡単に行かないよね」

 

死神がシュライバーに向かって雷の玉や槍を飛ばし、バルディッシュで斬ろうとするが、シュライバーは全て避けてロボットを斬って倒してHPを吸収して眼帯の青白い炎のオーラを増幅させる。

 

「【群狼】攻撃命令」

 

 

それからシュライバーは、周囲のロボと狼達との戦闘が拮抗するまで、死神の攻撃を避けながら【群狼】を発動させていく。

 

「これで暫くは、邪魔されないかな」

 

狼達の数がロボットの数に比べて時間を稼げると思い、今までずっと無視し続けた死神と対峙する。

 

死神は、バルディッシュで斬かかってきたがシュライバーは横に飛んで回避して死神に接近する。

 

死神はシュライバーに接近させまいとバルディッシュで斬りかかるがシュライバーには当たらずに、遂には短剣が当たる距離まで接近されて、短剣で斬り刻もうとする。

 

「危ないなあ」

 

シュライバーは、4回死神を斬った所で攻撃を止めた。

 

「体力の減り早くない?危うく倒すところだったよ」

 

シュライバーは、体力が自分の攻撃で残り約3割になった死神を見て攻撃を止めたのだった。

 

体力が3割になったところで死神の武器に変化が現れる。

バルデッシュだった武器は、剣の柄のような形になり、剣の柄から雷の巨大な刃が現れる。

死神はそれだけで留まらず身体に雷を帯び始める。

死神の身体に帯びた雷は、更に武器まで広がり、死神がその大剣を掲げるとロボット達全員が雷を帯び始める。

 

「えっと、武器変形と雷憑依と雷全体憑依っていったところかな」

 

シュライバーは、死神が発動した能力を予想する。

 

「これじゃあ、狼達がロボットで勝てなくなるね」

 

雷を帯びたロボット達を見て思った。

ロボット達に攻撃していた狼達は、麻痺になり怯んだところを攻撃されて次々倒されていく。

 

「あ~あ、折角召喚したのになぁ。即終わらせるしかないか」

 

シュライバーは『女王蜂の短剣』を両手から装備を解除する。

そして【最速の理】を発動させてAGIを2倍になり、【速度は力】の効果でSTRも2倍になる。

 

そしてシュライバーは、死神に襲い掛かる。

 

「ガブッ!」

 

死神が巨大な大剣を振り下ろしてくるがシュライバーには当たらずに、シュライバーは死神に接近して死神の首元に噛みついて死神から距離を取った。

 

「流石にHP全損出来なかったかな。けどかなりHPは削れたな」

 

シュライバーは、噛みつき攻撃で全損にできなかったものの、かなり死神にダメージを与えたことに笑みを浮かべた。

 

「後2~3回噛んだら終わりだね」

 

死神の残り少ないHPを見てまた噛みつく為に接近する。

 

死神は、大剣が当たらない為かまた武器の形を変形させて今度は、鎌の形に変形する。

 

そして死神は鎌を振って雷の斬撃をブーメランの様に飛ばしてくるが、シュライバーにはやはり躱されて接近されて、噛みつかれる。

 

後残り一噛みで倒されるであろう死神は、狼達を全員倒したロボット達にシュライバーを襲わせて自分は距離を取ろうとする。

 

「それをされたくないから【群狼】を使っていたんだけど、もう後一回攻撃したら倒れるなら関係ないんだよね」

 

シュライバーが最初に【群狼】でロボット達の相手をさせていた理由は、ロボット達に一斉攻撃させて死神が雷の遠距離攻撃を連打されるのが嫌だった・・・ではなく、ロボット達と死神の戦闘で間違って武器で死神を倒さないように死神との戦闘に集中する為だった。

 

メイプルの毒竜(ヒドラ)にHPドレインで倒してスキルを取得したみたいに、死神をスキル取得の為にHPドレインで倒してスキルを取得しようと思ったからだ。

 

もう後一回、噛んだら倒れるのでもう武器を使う理由はないので別にロボット達が攻撃に参戦しても何も問題はなかった。

 

そして、ロボット達の攻撃と死神の雷を避け続けて、遂には死神の懐にまで接近した。

 

「これで最後っっ! ッッガブ!」

 

シュライバーは死神の腹を食いちぎる。

死神とロボット達はポリゴンとなって消える。

 

『スキル【雷神喰らい】とスキル【雷光の死神】を取得しました』

 

 

スキル【雷神喰らい】

麻痺、スタン、雷属性攻撃を無効化する。

取得条件:

雷の神系モンスターをHPドレインで倒す。

 

 

スキル【雷光の死神】

雷光の死神の力を思うままに扱うことができる。

MPを消費して雷魔法を使用できる。

取得条件:

麻痺無効を獲得した上で雷光の死神をHPドレインで倒すこと。

 

 

「狙い通り新しいスキルを取得できたぁ」

 

 

シュライバーは狙い通り新しいスキルを取得して喜ぶ。

 

 

「隠しダンジョンやこういう隠しクエストって経験値全然くれないのかな?今回もレベル上がらなかったし」

 

 

【殺戮狼の洞窟】、【雷光の死神】のダンジョン、クエストをクリアしてもレベルが全然上がらなかったことに疑問を覚えた。

 

 

「まあその分、強力なスキルや装備を入手できるからいいんだけどね」

 

 

そしてシュライバーは、いつの間にか出現したフェレットに近づいていった。

フェレットに近づくとフェレットが輝きだして、フェレットが人の姿になる。

 

 

「『ジュエルシード』を回収してもらいありがとうございます」

 

 

人の姿になったフェレットがお礼を言う。

 

 

「自己紹介がまだでしたね。僕の名前はユーノ・スクライアさっきのフェレットの元の姿です」

 

「『ジュエルシード』を一人で回収していたら魔力が尽きてフェレットになってしまったんです」

 

「今までは、魔力が足りずに人の姿に戻れなくて、つい先ほど魔力が完全に戻ったのでこうして人の姿に戻ることができました」

 

 

元の人の姿に戻った、金髪の少年ユーノ・スクライアは、自分のフェレットの姿になった理由と、人の姿に戻った理由を説明する。

シュライバーは何故魔力が尽きてフェレットになったのか疑問を覚えるが、疑問を懐の中にしまってユーノの話の続きを聞く。

 

 

「この姿に戻れば先ほどのように『ジュエルシード』が暴走しないように、封印状態から更に封印することができるので、『ジュエルシード』のことは心配いりません」

 

 

ユーノは、もう『ジュエルシード』が暴走することがないことを説明する。

 

 

「すいません。お礼できるものがないですが、せめて先程の死神が持っていた武器が落ちていたのを拾ったので是非とも貰って下さい」

 

ユーノは、自分がお礼することができないのを誤り、せめて先ほどの死神の武器は貰って欲しいと、死神の武器のシュライバーに渡す。

 

 

『バルディッシュ・アサルト』

【破壊不能】【形態変換】【雷属性付与】

【MP+100】【STR+100】

 

 

【形態変換】

様々な武器に瞬時に形態を変化することができる。

 

【雷属性付与】

武器攻撃時に雷の属性を付与させる。

 

 

 

「今まで本当にありがとうございます」

 

 

ユーノは、『バルディッシュ・アサルト』をシュライバーに渡すと姿を消した。

 

 

「これでクエストクリアか。それにしてもユニークシリーズにも負けない武器を手に入れた。超うれしいな」

 

「何より、これ完全にフェイトさんの武器だよな」

 

 

シュライバーは、強力な武器を手に入れ、それが前世で好きだったキャラクターの武器で気分は最高潮になっていた。

 

 

そしてシュライバーは気分よく始まりの町に戻っていった。

シュライバーが満面の笑みを見て、悶絶した男性プレイヤーと一部の女性プレイヤーが町中で多数発見されたとか。

 

 

 

 

 

 




やっとシュライバーに装備させる予定だった、作者が一番好きな女性キャラの武器、バルディッシュ・アサルトを手に入れさせることが出来ました。

フェイト・T・ハラオウンさんいいですよね。
作者の中では最高の女性キャラだと思っています。

金髪巨乳美女で性格は優しく、それでいて意志が強く、甘えたり、甘えてきたりしてくれそうで、仕事ができる執務官のエリートで、凛々しいところがあり、可愛いとことがあり、
すこしMっぽいところがある。もう完璧ですよね。

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