他の作品読みたい!>創作意欲になってしまって中々筆が乗りませんでした…。
アニメ2期も始まったしボチボチ投稿機会増やせるよう頑張ります。
雑につけてたタイトル更新だけは結構前にしました。
剣豪同士の戦いは長い読み合いと、その後の一瞬で勝敗が決すると言う。
その真偽は別として、競技としての剣道が有効な一打を相手より先に打ち込む競うという一面を持ってる以上、真実に近いとも考えられる。
トリオン体での戦闘にも当てはまるかは別として、少なくともこの戦場は読み合い、手の内の探り合いから決着に向けて大きく動き出していた。
戦闘の長期化は攻撃手・笹森の被弾によって隊全体としての機動力を低下させられた諏訪隊にとっては望ましくない状況であり、このタイミングで隊長の諏訪は一気に攻勢に出る判断を下した。
そのフォーメーションは銃手である諏訪と堤が前衛になり、攻撃手である笹森が後詰として2人に追従する形である。笹森を剣士としてではなく、背後のビル群のいずれかに潜んでいるであろう茜の狙撃に対する盾としてのみ運用しようという意図がそこにはあった。
『笹森は盾に専念か。やっぱ諏訪さんはこういう時の判断が早いわ』
実況席に座る米屋は諏訪を賞賛しつつも彼ならばやるだろうという一種の信頼もあり、その声色に驚愕の感情は含まれていない。
勇猛果敢。諏訪洸太郎という男の性質を表した選択と言えるだろう。
『ここで柿崎隊、各員がそれぞれバッグワームを起動、那須隊長への対応を変更するのが狙いか』
『住宅街での撃ち合いは那須が有利だからな。それに諏訪隊の動きはまず柿崎隊を潰そうって感じだし…わざわざバッグワームを解いて動いてる当たりその辺の威嚇も込めてんだろ。ザキさん的には一度仕切り直したいってところか』
『臨機応変、と言えますけど現状柿崎隊は後手に回りっぱなしですね。他の隊のリズムを崩せるポイントがあれば優勢に…あ、熊谷先輩動きますね』
遊児の声に釣られて遥、米屋も友子の映るスクリーンへ視線を向ける。そこでは今まさに弧月を振り下ろさんとする友子の姿が写っていた。
「!うぉおおっと!?」
住宅街の十字路の一つ手前、通り道としては細いその道から、住居の間の壁を死角に振り下ろされた旋空弧月を先頭を進んでいた諏訪は右腕を犠牲にしつつも咄嗟に回避した。
「ちっ!」
友子は小さく舌打ちをすると共に壁を越えて住居の庭へと移動し、諏訪隊の射線から身を隠す。彼女としては完全に死角を突いたこの一撃で諏訪、もしくは堤を撃破しておきたいと考えていたし、バッグワームでレーダー上から姿を消し、試合開始後から今まで目立った動きを避けてきた彼女の一撃を片腕を犠牲にしたとはいえ回避した点を考慮すれば諏訪の場数、そして『相手が仕掛けてくるかも知れない』という直感に近い感覚を賞賛すべきだろう。
「おサノ、狙撃警戒!日佐人は近づきすぎんな!その足じゃ食われるぞ!」
諏訪は残った左手に持ったショットガンを構え、堤と共に友子の進行ルートに目星をつけて射撃を開始する。有効打にならなくとも、近くに隠れている事が分かっているのであれば彼等の愛用するショットガン型トリガーは敵のあぶり出しでも極めて有用な武器となる。実際、破壊された壁の向こう側で一瞬翻ったバッグワームを堤は見逃さなかった。
「見つけた!」
「だったら!」
最早この状況ではバッグワームに対した効果は無い、友子はバッグワームを解くと弧月を構え諏訪達に肉薄する。比較的射程が短めのショットガン型相手であり、片腕を失ったことによる諏訪の火力低下は突き進んでいく友子の集中シールドを割れきれずにいた。
「今日はえらく攻めっ気あるじゃねぇか!堤、いったん下が
ランク戦描写くっっっっそ難しいですね…。他の作者さんの描写とかどうやって考えてるんだろ…。
読み直した感じ戦場⇔実況の視点切り替えが多すぎると分かりにくい、というかすごく書くのが難しいので次回はその辺改善したいです。
あとアニメ1期見直しと2期視聴の結果、本編時間軸に早く入りてぇ、という気持ちになったので原作前の話はあと数話になる、予定です。