東方白望記   作:ジシェ

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遅くてすみません。バイト固まってて…エルデンリングも買ったせいで時間なくて…サボりっちゃサボりなんですけど…どうかお許しをー…


四十三話 ~認められぬ会談~

花畑から帰った俺は、輝夜の屋敷前に…正面から堂々とやって来た。

 

「何者だ?」

 

武器を構えて防がれました。

あいつ門衛じゃないのか。

 

「難題達成してきたから来たんだけど…」

「……その花は…?」

「あー…裏からの侵入者の話って聞いてない?」

「…侵入者…?…!まさか…!?」

 

一応話は通っていたようだ。

門衛は慌てて門をくぐり屋敷に入る。

 

「さて…」

 

待つ道理はない。

戻るのを待たずに、俺はいつもの方から輝夜の元へ向かった。

 

―――――

 

「……」

「よっ。」

「!?」

 

突然声をかけたせいで、叫びこそしなかったものの凄い驚きようだった。

 

「あ、貴方…!?」

「静かに。」

「まさか…課題を無視して…?」

「あほかちゃんとあるわ。」

 

向日葵片手に畳に座る。

 

「どうやって持って来たのよ?」

「幽香…妖怪倒して代わりに貰った。」

「……貴方そんなに強かったの?」

「あれだけ話して…全部妄想だと思ってたのか?」

 

月や神のことは話してはないが、それでも妖怪との戦いはいくらか話した。

それでも疑われるのは、やはり外見の問題だろう。

 

「…本当に…あの妖怪を…?」

「まあ最初びびったけどさ…あいつ、生首持っての初対面だったからな…でもまあ…話せば分かる奴だったよ。」

「…そんなはずは…いえ…貴方が戦意を削ぐほど強かったのね。」

「まあな…それであいつはどうした?」

「部屋の外で待機しているはずだけど…」

「やっと見つけたぞぉ!」

「ほら…」

 

叫びながら襖を勢いよく開ける。

多分門まで向かったらいないから怒ったんだろうな。

 

「貴様…本当に花を持って来たようだな…」

「これだろ?」

 

向日葵を放り投げて見せる。

ある程度歩いたおかげで知ったが、この辺にはないのだ。

これを見せるだけで花畑に行ったのは証明出来る

 

「……確かに…本物だ。」

「だろ?何も結婚させろってんじゃないしさ。会うくらい許して…」

「ならん!」

「……は?」

「藤原!貴方…!」

「姫様、ご理解願います。例えば彼がこれを盗み出したなら?危険になるのはこの都…ひいては姫様なのです。例え倒したと言ったとして、それが真と言えるかは定かではありません。最悪報復もあり得ます。」

「それでも…約束を違えることに恥はないのですか!」

「感情で貴女を護ることは出来ないのです。」

「………」

 

置いてきぼりだ。

正直あのサイコパスがここに来るとも思えないし。

何度来ようが負けないし。

 

「……なら…望。」

「ん?」

「貴方にはまた面倒をかけるけど…藤原を連れて、また花畑に向かってくれるかしら?」

「完全に危険を無くせってことか?」

「そうよ。それなら貴方を拒む理由なんてなくなるわ。そうでしょう藤原?」

「……いいでしょう…」

「!」

「ただし条件がある。戦闘は許可しない。例えこの身朽ちようと、あの妖怪の手によって、都が崩壊するのは認めない。」

「分かったよ…」

 

いくつも条件を出されて正直面倒だ。

これはあれだ…ネトゲのサブクエストだ。

 

「なら早く準備してくれ。戦闘はなくても、道中妖怪に襲われないとも限らんし、そもそも人の足で一時間はかかるだろ?」

「言われずとも……」

 

藤原は奥に引っ込んだ。

とりあえずこれが終われば輝夜とのつながりも途切れず済みそうだ。

 




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