星々の王と妃   作:旭姫

11 / 89
予告通り、今回から入学編です。


第二章 入学編
二章 第一話 日本に留学


2095年 2月

 

達也とリーナはバランスの部屋に呼び出されていた。

 

バランス「達也、リーナ。2人にはこれから高校の間、日本にいってもらいます。」

 

達也「は?」

 

バランス「三年前の大亜連合の侵攻の後に新ソ連が佐渡を侵攻したじゃない?」

 

達也「たしか、日本の理事からは一条家が率いた義勇兵が敵を殲滅したと聞いていますが…。」

 

バランス「そうなのよ。それで、日本が危機にある以上、同盟国である日本に何かあっては大変だから、貴方たちには三年間日本の守護と楽しい学校生活を送ってもらいます。ちゃんと一科生として参加してね。もちろん、テストで失敗して二科生とか、不合格はやめてよね。」

 

達也「そ、それはいいのですが、家は?」

 

バランス「家なら、真夜さんが用意してくれるそうよ。なんでも、達也が研究するために地下には最新の設備を揃えて、その下には訓練所をつける。って、言ってたわよ。」

 

達也「2人で過ごすには広すぎませんか?」

 

バランス「そんなに細かいことは知らないわよ。あとで直接本人に聞いてみたら?……話は以上です。わかりましたか?2人とも。」

 

達也・リーナ「「はい!!」」

 

バランス「出国は三日後です。準備しておきなさい。」

 

達也とリーナは家に帰ると、早速真夜に電話した。

 

真夜「久しぶりね、たっくん、リーちゃん」

 

達也「いつからその呼び方に?」

 

真夜「知らないわよ、そんなこと。それよりも家について気になるんでしょ?」

 

達也「なぜわかったんですか?」

 

真夜「だって、貴方達は姉さん達と暮らすんですもの。」

 

達也「は?」

 

真夜「いや、今回のことを深雪さんに言ったら一緒に住みたいです。何て言っちゃってね。」

 

リーナ「深雪って、たしか達也の従妹よね。」

 

達也「そうだ。」

 

真夜「さすがに、一緒にはダメだから代わりに隣ならいいわって、言ったら喜んで賛成してくれてね。だから深雪さんの隣に住むのよ。ちなみに何時でも移動可能になるように、地下で2つの家は繋がってるのよ。姉さんたちのすむ方には魔法の訓練所、たっくんのすむ方には研究所をつけてあるから」

 

達也「はぁ。」

 

真夜「それと、私はたっくんの所に住むから。」

 

達也「……は?」

 

リーナ「え?達也のお母様と一緒に住むんですか?」

 

達也「大丈夫なんですか?それ」

 

真夜「心配ないわよ。じゃあ待ってるからね。」

 

――――――――――――――――――

 

三日後、達也とリーナは日本について、葉山に案内されて家についた。

 

家の中で真夜が待ち構えていたり、深雪が片付け中に部屋に乱入してきたりと色々あった。

 

色々あって、やっと片付けを終えたタイミングで電話がかかってきた。

 

バランス「無事にたどり着けたみたいね。」

 

達也「途中、母と妹に邪魔されて上手く進みませんでしたが、なんとか。」

 

バランス「そう。ならいいわ。頑張りなさい。」

 

達也「はい。」

 

バランス「それと、2人の戦略級魔法については自分達で考えて使いなさい。風間少佐にだけはその事を話してあるから」

 

達也「(だから俺のゲイボルグだけでなく、リーナのブリオネイクまで持たせられたのか…。)了解しました。」

 

電話が切れると、また電話がかかってきた。

 

レイモンド「やぁ、タツヤ。元気かい?」

 

達也「ああ。色々あって疲れはしたがな。」

 

レイモンド「そうか。僕はいままで通りUSNAから情報を送るよ。」

 

達也「ありがとう、レイ。」

 

レイモンド「お土産楽しみにしてるよ。」

 

電話が切れた。

 

さらにもう一本電話が来た。

 

夕歌「ヤッホー、達也くん。」

 

達也「姉さん、久しぶりです。」

 

夕歌「今度、遊びにいくからよろしくね~。」

 

電話が切れる。

 

達也「嵐のように去っていったな。」

 

最後に達也が三年間、協力者としてお世話になる日本の独立魔装大隊のメンバーから電話が来た。

 

風間「久しぶりだね、達也。」

 

達也「お久しぶりです、皆さん。」

 

真田「君から敬語で話されると違和感しかないね。」

 

達也「階級呼びだったら、変わってたかもしれませんがね。」

 

風間「それより、柳がまたお前と戦いたがっていたぞ。」

 

達也「柳さんがですか、できれば断りたいですね…。」

 

達也は三年前の沖縄で一本先取の模擬戦で柳と熱線を繰り広げて、ギリギリ勝っているが、二度と戦いたくないと心に誓っている。

 

達也「それより、今回は名字を貸してくださりありがとうございます。」

 

風間「いやいや、さすがにあの名前で日本の学校に入れないだろうからな。それより、スターズの中佐殿は我々に協力してくれるんですね。」

 

達也「(ここからは軍務か…。)そうだな。バランス大佐から独魔へと連絡がいっていると思う。それに書いてある通りだ。」

 

風間「了解いたしました。」

 

そして、通信が切れる

 

――――――――――――

 

翌日は入学試験だった。

 

試験は筆記は簡単だった達也だが、実技はCADが合わず、速度が2.89sだった。

 

ちなみに、リーナは2.87sで、深雪は2.56sだった。

 

そのあとは三人でショッピングモールに行き、達也とリーナの服を買って、ご飯を食べて帰ってきた。

 

 

後日試験の結果が届いたら、深雪が主席、達也が次席、リーナが三位だった。

 




次回で学校に入学です。

達也を風紀委員に入れるかどうか。

  • 入れる
  • 入れない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。