壬生紗耶香にあの質問を吹っ掛けた時、明らかに動揺したことから達也は剣道部が完全にブランシュの傀儡であることを理解した。
それと、同時に仲の良かった彼女を救いたいという気持ちも芽生えてきた。
そんなことを考えながら、翌日。
生徒会長に呼ばれた達也はリーナと共に生徒会室に向かっていた
達也「失礼します。」
摩利「やぁ、達也君。昨日剣道部の壬生紗耶香を言葉攻めにしたって本当かい?」
達也「言葉攻めって…先輩も年頃の淑女なんですからそんなはしたないことを言うのはやめてください。」
摩利「私を淑女扱いしたのはお前が始めてだな。」
達也「先輩を淑女として扱わないとは…先輩の恋人は紳士では無いようですね。」
摩利「なっ、シュウは……はっ。」
達也「シュウ……ということは先輩の彼氏は千葉修次ですか。」
摩利「なぜそれを…。」
達也「何となくです。それと、もしかしてこの話をするためだけに呼び出したのですか?」
真由美「それは…。」
達也「リーナ、教室戻るぞ。それと、深雪。後で話があるから家に来てくれ。」
真由美「待って、達也君。―貴方何者?」
達也「反魔法政治団体ブランシュ…。」
真由美「何故、その名を。」
摩利「情報規制は強いていたはずだが…。」
達也「情報規制したところで噂を全て止めることは出来ない。…それに俺は軍に知り合いがいるから知りたくなくても勝手に入ってくる。」
真由美「そうなのね。」
達也「と言うわけで、これから俺がすることは見逃してくださいね?」
達也とリーナは生徒会室に意味不明な言葉を残して帰っていた。
その後は深雪とリーナに反魔法政治団体ブランシュの説明してその日を終えた。
翌日
達也は再び壬生紗耶香に呼び出されていた。
達也「返事は決まりましたか、紗耶香さん?」
紗耶香「私達は学校側に待遇改善を申し出るわ。」
達也「大きく出ましたね。学校側に待遇改善を要求ですか。具体的には?」
紗耶香「部活の予算よ。」
達也「部活の予算は各部活の成果によって決まるはずでは?」
紗耶香「それは…。」
達也「(ここまでか…。)どうやらこれ以上は無いようですね。俺は帰ります。せいぜい頑張ってください。」
数日後に放送室を占拠する暴挙が起こったが、深雪のお願いで学校の警備システムにハッキングして強制的に鍵を開けて、中にいた人物を捕らえたが、七草真由美が彼らを連れていき、生徒会と代表メンバーの講演会をやることが決まった。
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講演会当日
朝
達也「母さん、そろそろ彼らが動き出す筈だよ。」
真夜「そうね、リーナちゃん。達也を任せたわよ。」
リーナ「もちろんです。お義母様」
真夜「準備が出来たら連絡してね。突撃するから。」
達也「わかりました。……ここまでやってくれた、レイには感謝しかないな。」
リーナ「今日で全てが終わるのね。」
達也「ああ。今日で終わらせて、国際魔法協会に報告だ。」
真夜「じゃあ、頑張るのよ。」
達也「はい!!」
次回、ブランシュVS達也です。