星々の王と妃   作:旭姫

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三章 第二話 汎用的飛行魔法

リーナや深雪は達也が今何を作っているのかを知らなかった。

 

知っているのは真夜と深夜だけで、リーナ達はどんなに聞いても教えてくれなかった。

 

しかし、今日深雪達に説明をすると言われた。

 

真夜達家の住民達はご飯後に研究室に入った。

 

すると、目の前には達也はいなかった。

 

辺りをくまなく探すと、そこには座ったまま浮いている(・・・・・・・・・・)達也がいた。

 

リーナ「うそ……。」

 

深雪「まさか……飛行魔法」

 

達也「ご名答だ。」

 

深夜「完成させたのね。」

 

真夜「おめでとう、達也。これでこそ私の息子ね。」

 

達也「ありがとうございます。じゃあ、試してみますか?」

 

「「「「「もちろん!!」」」」」

 

先に真夜と深雪とリーナが体験し、その後に深夜と穂波と水波が体験することになった。

 

達也「そのCADはボタンを押すと、想子(サイオン)が吸収される仕組みだ。そして、その想子で浮かぶ。ちなみに、ボタンをもう一度押すまで想子は吸収され続けるからな。」

 

深雪「んっ…。」

 

リーナ「これは…。」

 

真夜「……。」

 

3人はその場で浮き始めた。

 

達也「慣れてきたら自由に飛び始めていいぞ。……ただし、あと三人残ってるからな。時間考えろよ。」

 

「「「はーい!!」」」

 

そして、30分後くらいに3人が降りてきて、残りの3人に変わった。

 

残りの3人も30分程飛び続けて、実験は成功した。

 

翌日

 

達也はリーナと深雪と水波を連れてMSTにやって来ていた。

 

「あ、会長!!」

 

達也「お久し振りです。牛山主任はどちらに?」

 

牛山「およびですかい?ミスター」

 

達也「その呼び方はやめてくださいよ、ミスタートーラス」

 

牛山「俺はトーラスなんて器じゃねえよ。俺はしがない技術屋でさ。それこそ、真田本部長の方がトーラスに向いてますって。」

 

達也「いやいや、貴方の技術力があるからシルバーホーンが出来たんですよ。真田さんも言っていたじゃないですか。」

 

牛山「あー。やめやめ、口じゃあ勝てねえからな。で、それより今日はどんなご用で?」

 

達也「先日話したアレが完成したので実験に。」

 

牛山「アレというと、飛行魔法ですかい?」

 

達也「ええ。テストは母と社長と秘書の穂波さんとあと俺の後ろに3人とで。まぁ、俺たちは普通の魔法師とはほど遠いので。」

 

ちなみに、MSTの会社の人間の中でも達也が四葉出身なのを知っているのはこの牛山達と軍部関係の人間のみである。

 

牛山「なるほど。おいテツ。T-7型の手持ちは?」

 

「十機です。」

 

牛山「馬鹿野郎!!十機で足りるか!!あるだけ全部コピーしてこい!!あ?テスターが全員休み?そんなの首に縄でもして連れてこい!!現代魔法の歴史が変わるんだぞ!!」

 

―――――――――

 

テスターがその約30分後に揃ったことで実験を始めた。

 

『実験開始』

 

言葉の合図で一人のテスターがCADを起動してその場で上昇を始めた。

 

『離床を確認。上昇加速度の誤差は許容範囲内』

 

テスターがその場で停止する

 

『加速度減少ゼロ……等速。加速度マイナスにシフト……停止』

 

牛山「ここまでは普通の移動魔法だな。……問題はここから。」

 

テスターが水平移動を始めた。

 

『水平方向へ毎秒1mで移動。停止。』

 

「テスターより観測室へ。……俺は飛んでる……自由だ。」

 

その言葉で観測室が成功を確認し、大喜びする。

 

また、他のテスター達が更に飛び始める。

 

―20分後―

 

牛山「お前達は馬鹿なのか?……実験が終わったからって鬼ごっこを始めやがって。超勤手当出さねぇからな。」

 

「そりゃないすよ。主任」

 

牛山「ん?どうしたんですか?会長。」

 

達也「いや、なんかタイムレコーダーの効率が悪いのかなと思いまして。」

 

牛山「そこはハードで何とかしましょうか。」

 

達也「実は同じこと考えてました。」

 

牛山「そいつは光栄ですな。」




時系列バラバラですが、次回がエンジニア決めです。

一応、エンジニアは原作通り女子スピード・シューティング、アイス・ピラーズ・ブレイク、ミラージ・バットの一年女子をやります。

リーナの出る種目は……考え中です。

では、また次回。

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