途中で途切れるまでは
途切れたらまだ書き途中だと思ってください
達也『お前達、国家機密に触れる覚悟はあるか?』
達也の口から出てきた
その単語だけで空気が変わったかのような違和感を覚えた
達也『触れる気が無いならこの後の事は俺に任せて貰おう。何、どっちにしろあの魔法実験は止めさせなければならないんだ。彼女達の保護もやって見せよう』
リーナ「達也…」
ほのか「それでも、私は自分達の手で九亜ちゃんを助けたいです!!」
雫「ほのかがそういうなら私も」
エリカ「横浜で国家機密に触れてる。今さら1個増えたところで狼狽えないわよ」
レオ「そうだな。俺も不本意だがエリカと同じだ」
深雪「お兄様。私は、九亜ちゃん達の力になってあげたいと思います。」
達也はあらためて皆の顔をみる
達也『はぁ…リーナ。』
リーナ「何よ」
達也『いい仲間を持ったな』
リーナ「ええ、そうね。」
達也『なら、まずは俺が何処にいるのかを教えてあげなくては。ここは、USNA軍が所有する潜水艇、ニューメキシコの中だ。』
「「「「!?」」」」
達也の事を知らない九亜は言葉に着いていけてないが、エリカ達はその言葉に驚いた
エリカ「達也君、何者?」
達也『水波、九亜と共に一度部屋から出てくれないか?』
水波「はい。かしこまりました」
水波は達也の要望通り、九亜を連れて部屋からでた
水波が部屋から出たのを確認すると達也は今までの温厚な態度から打って代わり、現役の軍人のような態度に変えた
達也『では、今から伝えることは一切の黙秘を決めろ。でなければお前達を消す。さぁ、覚悟は出来たか?』
その画面越しからでも伝わるプレッシャーにエリカ達は一歩も動けず、美月やほのかは座り込んだ
達也『深雪、ほのかと雫と美月を部屋から出してくれ』
達也に名指しされたメンバーは残る気でいたようだが、流石に危険だった。
深雪に連れられて部屋からでた3人は少し悲しそうな目をしていた
達也『さて、俺がお前達を残したのはお前達には今抜けていったメンバー達と違ってゲリラとはいえ横浜で戦っている。さぁどうする?聞きたいか?聞いてしまったら後には引けないぞ?』
エリカ「達也君、それ誰に聞いてるの?私は【剣の魔法師】千葉家の人間よ。そんな質問は愚問なのよ」
レオ「その通りだぜ。俺とお前の仲だ。守るに決まってるさ」
幹比古「僕も賛成だ。ただ、柴田さんや光井さん達にはいわなくて正解だと思う」
エリカ「そういえば、深雪や水波には話さなくて良いの?」
達也『心配しなくていい。彼女達は既に知ってるし、もっと前に教えている』
リーナ「達也。本当に話すの?」
達也『このメンバーだけならば問題ないだろう。反省文だけで済むはずさ』
リーナ「ええ…。私反省文なんてもう書きたくないわよ」
達也『まぁ、リーナは書かなくて済むだろうな。…さて、お前達の覚悟は認めよう。では、改めて自己紹介だな。俺は国際魔法協会常任理事にしてUSNA軍参謀本部所属兼〈S.T.A.R.S.〉総隊長補佐のタツヤ=アルデバラン。階級は大佐だ。』
エリカ「USNA軍…!?」
幹比古「国際魔法協会…常任理事…って」
レオ「まぁ、達也らしいといったららしいが、相変わらずぶっ飛んでんな」
達也『言うな。俺だってなりたくてこうなったわけではない』
リーナ「何言ってんのよ…ノリノリなくせに…」
達也『リーナ?…何か言ったか?』
リーナ「い、いえ」
達也『はぁ…わかった何とかしよう。取り敢えず、今から合流に向かおうと思うが、つくのは明日の朝ごろの予定だ。』
エリカ「わかったわ。楽しみに待ってる」
達也『楽しみにするな、戦闘狂。』
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達也が通信を終えてニューメキシコの中にある作戦室に入ると、3人の米軍兵が敬礼をして立っていた
達也「なおって良いです。…さて、本日集めたのは理事長より受けた命を実行するための作戦会議です」
ベン「理事長…イギリスの戦略級魔法師ウィリアム=マクロードですか」
達也「その通り、先ほど俺の潜入先の友人からとある少女を保護したと連絡があり、日帝海軍が秘密魔法実験をしているという噂が現実味を帯びてきました」
ベン「ということはついに叩くのですか」
達也「ああ。これは日本だけの問題ではない。世界的な危機だ。そこで、秘密魔法実験のデータを完全に抹消する。あの研究所で研究されている魔法は地球の周りにある質量体を引き寄せ、落下させる戦略級魔法だ。質量にもよるだろうが、最悪一国を破壊しかねない」
ベン「そんな危険な物をステイツが放っておくわけがない」
達也「その通り。そして、そんなものを我々の同盟国である日本に持たせては世界の軍事バランスが崩壊する」
「ところで、大佐殿。完全に抹消するということはつまり、研究者の脳も含まれますか?」
達也に質問した男―ラルフが嗤いながら聞いた
達也「はぁ…含まれるぞ。しかし、今回は任務を追加する。国際魔法協会としては魔法師が機械の一部として使われている状況を感化出来ない。そこで、魔法に使用されている調整体魔法師〈わたつみシリーズ〉の保護も作戦に加える。…だから、ラルフ。やり過ぎるなよ?」
ラルフ「フハハ、つまり研究員と警備の者は自由にして良いと!!」
ベン「ラルフ。言っておくが、上官である私か大佐殿の指示をしっかり仰げよ?」
ラルフ「分かってますよ。そんくらい…チッ」
達也「はぁ、だが、ラルフ。〈わたつみシリーズ〉の保護はそちらをメインとした俺の協力者に行かせる。だから、お前は安心して研究に関わった人間を殺せ。」
ラルフ「大佐殿からの承認ゲット!やってやりますよ。」
達也「ただし、不用意な殺傷は避けろ。変に目立てば勘繰る連中もいる。あくまでも今回は世界の脅威と言うことで方がつくが、変に疑われるのは面倒臭い。」
ベン「確かに、その通りですね。」
達也「さて、では作戦の内容を伝える。まずは、防衛機関を俺の魔法で消す。消したら俺が空に『雷光』を打つ。それが開戦の合図だ。ベンとラルフはそのまま施設に潜入し、警備の者を殺せ。研究所の職員は二の次だ。」
「私はどうすれば?」
残る1人―ハーディーが達也に聞く
達也「ハーディー。お前は俺についてこい。」
ハーディー「はっ!」
達也「危なくなったら逃げろ。最悪俺が『質量爆散』で吹き飛ばす。」
ハーディー「なっ!?戦略級魔法の使用許可が出ているのですか?」
達也「それほどの魔法なのだ。奴らが研究しているのは。それに、南盾島は観光地として有名だが、日没には民間人は退避するようにルールが設けられている。民間人への被害は皆無だ。」
ベン「ステイツは…世界の脅威となる新たな戦略級魔法が生まれることを許容しない。戦略級魔法の乱発など、我々が一番恐れる事態に陥れるわけにはいかない。…これを日本の軍人も理解すべきなのだ。」
達也「俺の前で言うかそれ。」
ベン「貴方は良いんですよ。」
達也「…さて、作戦は27時間後。準備しておけ」
「「「はっ!」」」
今回はここまでにします。
まずは、エリカ達が達也の秘密の一部を知りました。
リーナの事は伝えていません。
そして、達也達は作戦のためにニューメキシコに乗船していました。
メインは『隕石落下』を葬り去るため、そのために早めに移動することで、日本に向かい達也のCADを取りに行くためというのと、ついでに四葉真夜を経由して一応の警告を流すためです。
だが、十師族には詳しい内容は伝えません。
理由は言わずもがなですが。
そして、作戦も少し静かになります。
さて、次回で、達也がエリカ達に合流できると良いのですが…
では、また次回