達也がニューメキシコで色々していた時
深雪達は九亜を連れてお風呂に入っていた
ほのかは九亜の髪を洗っていた
ほのか「どう?九亜ちゃん。」
エリカ「あ、じゃあ私も」
エリカが九亜の頭にシャンプーを垂れ流す
ほのか「あ、エリカちゃん!!泡まみれになっちゃったじゃない!」
エリカ「この方がたくさん泡立つから良いじゃない!!ほら、あわあわ~。」
ほのか「もう、エリカちゃんったら…」
リーナ「懐かしいわね…幼い頃に私も達也に同じことしてたわ…」
深雪「その話、詳しく聞かせて貰いましょうか?」
リーナ「ちょっと、深雪。怖いわよ」
水波「私も詳しく聞きたいです!」
リーナ「ちょっと水波まで!?」
そんなリーナと深雪の話に興味が引かれつつも、ほのかは九亜の髪の泡をシャワーでおとした
「ほのか…この泡はなんです?」
ほのか「シャンプーよ。九亜ちゃん、シャンプー知らない?」
「知らない…です。お湯の水槽も初めて見ました…です。」
ほのか「お湯の水槽?」
シャワーを止めて九亜の方に向いた
ほのか「九亜ちゃん、お風呂に入ったこと無いの?」
「はい…です。何時もは消毒槽に使っていたので。」
ほのかは突然のカミングアウトに内心驚きつつも、何とか表面に出すことはなく、改めて九亜に向き直った
ほのか「ふふ、じゃあ今まで入らなかった分、お風呂を楽しまなきゃね!」
ほのかは立ち上がり、九亜の後ろに回った。
ほのか「女の子にとってのお風呂はね。綺麗になるための準備をする所なんだよ。…今日は徹底的に磨き上げてあげるからね!」
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お風呂から出た女子組一行は皿だし等の準備をしていた
レオ「あれ?早かったか?」
幹比古「皆で準備…黒沢さんは?」
雫「大事なことを頼んでいるの」
レオ「大事なこと?」
美月「んふふ、実は…あ!!」
美月の向いた方を見ると、そこには
可愛く着飾った九亜がいた
美月「とっても素敵よ、九亜ちゃん。」
着替えを手伝っていただろうほのかが九亜に微笑んだ
北山家のお手伝いさんである黒沢は雫にお辞儀をすると台所へと戻っていった
雫「服のサイズは問題なかったのね。よかった」
ほのかは頷きつつも、九亜が何かを探すような動きをしていたのに疑問を抱いて九亜に質問した
ほのか「九亜ちゃん、どうしたの?探し物?」
「七草真由美さんは何処です?」
エリカ「七草真由美さんって、あの七草先輩?」
水波「ここにはいませんが…」
深雪「七草先輩になんのご用なの?」
「森永さんが、七草真由美さんに助けて貰いなさいと言ってた…です。」
リーナ「七草先輩に?」
「あの飛行機は真由美さんの物ではないのですか?」
全員が首をかしげると、レオが何かを思い出したかのように声をあげた
レオ「そういえば、飛行場で同じ型のティルトローター機が止まってたな」
エリカ「馬鹿!そういうのはもっと早く言いなさいよ!」
レオ「無茶言うな!!」
美月「つまり、その飛行機が七草先輩の自家用機だった、ということですか?」
幹比古「たぶんそうだね。卒業旅行に来てるんじゃないかな?」
水波「深雪姉様、行き違いになって先輩も心配されていると思います。よろしければ私が後程七草先輩にお電話をいただけるようメッセージを送っておきますが?」
深雪「そうね。お兄様もそう考えるはずです。水波ちゃん、頼みましたよ」
水波「はい!かしこまりました」
話が一段落したところでご飯が出来た合図がかかったので皆で食べるために席に着いた
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ご飯も食べ終わり自由となった深雪とリーナは達也と電話をしていた
達也『なるほど、その森永さんという人が七草先輩に助けをもとめるように言ったんだな?』
深雪「はい。」
達也『深雪、リーナ。悪いが到着は昼前だ。』
リーナ「なにかするの?」
達也『本当なら霞ヶ浦に行くだけですむと思っていたが、日本魔法協会にもよる』
深雪「日本魔法協会の理念は魔法師の不当な軍事利用を防ぐこと。」
達也『そうだ。そして、日本魔法協会は国際魔法協会の支部。俺の言葉を無視できない。取り敢えず、つくのは明日の昼だと言うことだけ伝えておく。』
リーナ「分かったわ。」
達也『ああ。リーナを今回使わないのは、リーナがアンジー・シリウスであることを知られたくないからだ。それだけは理解してほしい』
リーナ「そのくらいは理解してるわ。シリウスは秘匿事項。」
達也『そうだ。じゃあ、お休み。』
深雪「おやすみなさい。」
達也が通話を切った。
リーナ「さて、明日から大変ね。」
深雪「そうね。」
今回はここで切ります
次回は魔法協会、霞ヶ浦基地、その後に合流です
では、また次回