「音楽の天才」と呼ばれた俺がなぜガールズバンドに振り回されなければいけないのか 作:弾正
お気に入り登録150人いったわ...普通に嬉しい。もっと伸びろー(本音)
超電磁砲コラボ10連引いてみたら、案の定爆死しました。でも、☆3つぐみ来たからギリギリ許す♡あ、作者は超電磁砲あまり知りません。
♪~
「流石...としか言えませんね」
Roselia。それは超絶実力派バンド。彼女たちの演奏能力はとにかく高い。もうこれプロ狙えるべ。
「だけど、ちょっと気になることがあって...」
「気になること?なんでしょうか?」
別に、十分演奏は上手い。Roseliaが妥協を許さないようなバンドだからこそ、俺もこうして細かいところまで意見してるだけだ。
普通のバンドなら気にならないほどの違和感。Roseliaとか言うチート級バンドだからこそ気づけた違和感。それは...
「あこちゃん。何かあった?」
「えぇっ!?なんでわかるの!?」
「音が珍しく不安定だったぞ。すごいヤバいわけじゃないけど、ちょっとだけ気になったから」
あこの音が少しずれてた。本当に少しだ。
あこは音が走ることがたまによくある。たまによくあるって矛盾してるな。でもたまによくそう言っちゃうことない?俺だけかな?
あこの今日の音のずれはいつもと違う感じだった。まるで何か気になることがあるかのような...まさか!?
「あこちゃん。もしかして好きな人でもできた?相手によっては巴が許さないぞ」
「違うよ!!」
違った。あこちゃんだって中学3年生。好きな人の1人くらいいてもいいお年頃だと思うんだけどねぇ。
好きな人じゃないか...となると...そうか。そういうことか。
「あこちゃん。トイレはここを出て左に真っ直ぐだよ」
「「「「「.....」」」」」
「ねえ待ってなんでそんな冷たい目で見るの」
これも違うんか。う~む、わからん。
「あこ。何があったのか言ってみて。演奏に支障が出たら困るわ」
「友希那さん...!」
ナイス友希那さん。友希那さん本人にとっては演奏命!!って意味の発言なんだろうけど、こういうのって優しさに入る気がするよな。あこちゃんからしたら。
「あの...お願いです!!あこと一緒に、NFOをやってください!!」
「「「NFO...?」」」
NFO。ネットゲームだな。Neo Fantasy Onlineの略。ファイナルファン〇ジーみたいな感じかな。あこちゃんや燐子さんがハマってる。俺もこの2人に勧められてやってるけど、これが面白いんだわ。無料であのクオリティはヤバい(語彙力)
「NFO、って何?」
「私とあこちゃんがやっているオンラインゲームです......」
「うん!それで、そのNFOで友達紹介キャンペーンをやってて、新しく始めた人と一緒にクエストをクリアするとめっちゃかっこいい武器がもらえるんです!」
「そんなのあったな」
あーそういえば来てたわ。俺は別にその武器は要らないから気にしてなかったけど、あこは必要なのか。
ゲーム一緒にやろう、か。今までのRoseliaでは考えられなかった光景だな。それが言えるようなバンドになったってことだな。仲が良いのはいいことだ。
でも、リサ姉はともかく他の2人がOKしてくれるわけ...
「...断らせてもらうわ」
「私も湊さんと同意見です。ゲームに割く時間はありませんので」
ですよね~。知ってた。
ん?こっちに燐子さんが近づいてきたぞ。どうしたんだろう?
「その......佐竹さん......」
「どうしました?」
「友希那さんと...紗夜さんを...NFOに誘ってみてくれませんか...?」
「え、でも、あの真面目コンビは難しそうですけど」
「大丈夫です...佐竹さんなら...できますから...!」
「その自信どこから湧いてくるんですか?」
燐子さんの謎理論。「俺ならできる」。これが野郎の頼みだったら即答で断ってたぞお前。
「友希那さん紗夜さん。そう固いこと言わずに1回くらいやってみましょうよ」
「私たちRoseliaにゲームなんて必要ないわ」
「あれ普通に面白いですよ」
「...佐竹さんはそのNFOが好きなのですか?」
「え?まぁ、好きな方には入りますね」
「ゲームもRoseliaが高みを目指すには必要みたいね」
「奇遇ですね湊さん。私も同じことを考えていました」
「へ?」
え?何この2人?なんか急に意見変わったんだけど?なぜに?
「いや2人ともなんで急に」
「あこ、燐子。そのNFOというのはどうすればできるのかしら?」
「え、良いんですか!?」
「当然です。同じRoseliaのメンバーの頼みを聞かないわけがないでしょう?」
「紗夜さんさっきゲームに割く時間ないって言ってましたよね」
「ありがとうございます!!」
「...あこちゃんが喜んでるから深くは追及しないでおくか」
この2人の行動原理がまったくわからんが、下手に追及して雰囲気が悪くなるのは避けたい。だったら今は黙っておこう。
翌日。
あこちゃんと燐子さんはともかく、他3人にゲームできる環境がない。だからネットカフェに来た。ここならPCもあるし、ネット環境も良き。
「佐竹さん?これはどうすれば...?」
「あーそれはですね、ここをこうして...」
「亮?こんな感じでいいのかしら?」
「友希那さんもういじらないで」
まあ、ネットを使う人がネット慣れしてないのが大問題なんだけど。紗夜さんとリサさんはともかく、友希那さんが致命的にできない。音楽にステータスを全振りしたポンコツ歌姫だからね、しょうがないね。人間だもの。
まあ、俺と燐子さんの力で無事ゲームを始めることに成功した。
このNFO、プレイヤーごとに職業が決められて、それにあった戦い方ができる。あこちゃんはネクロマンサー(中二病っぽい)、燐子さんはウィザード(魔法強い)。新規の3人はそれぞれ、リサさんがヒーラー(回復大事)、友希那さんが吟遊詩人(歌で能力を上げる)、紗夜さんがタンク(皆を守ろう)だ。
え、俺...?
「皆いますかー?」
「yes」
「おー!亮、かっこいいねー☆」
「あざーす」
聖騎士だ。先に言っておくが、俺は決して中二病などではない。そのようなものはずっと前に治してきた。完治している。もう一度言おう。俺は中二病なんかじゃない!!
「宇田川さん。私たちは何をすれば良いのでしょうか?」
「えっとですね...今からクエスト受けるので、まずはその説明を聞いてください!」
「わかりました」
「皆さん、頑張りましょう(^_-)-☆」
この顔文字打ってるのが燐子さんだ。普段はコミュニケーション得意じゃないのに、NFOだとめっちゃ話す。ゲーム内だと人が変わる友達っているでしょ?それだよ。
現時点で、俺とあこちゃんと燐子さんと紗夜さんとリサさんは何かしらチャットを打ってる。5人でRoseliaだから全員揃って...俺Roseliaちゃうぞ。あれ?
「友希那ー、さっきから何も言ってないけど、大丈夫?」
俺×
友希那さん〇
5人でRoselia。プ〇キュアみたいだな。5人はロゼリア!!...そろそろ怒られそうだからやめよう。
リサさんの言う通りだ。さっきから友希那さんがうんともすんとも言わないんだ。「うんとかすんとか言え」って言われて「すん」と答えた屁理屈人間の皆様。俺もそうだから安心して。あ、安心できない?うそーん...
閑話休題。友希那さんマジで大丈夫かね?
「nihonngo ga syaberenai」
「「「「「.....」」」」」
日本語訳:日本語が喋れない
なんで空白は使えるのに日本語打てないんだ?半角キーとか押してだな...
「友希那ー。今そっち行くからちょっと待っててー」
リサ姉神。嫁にしたいランキング第一位。ほんほ、ギャルみたいな見た目なのに面倒見がいい。これがギャップ萌えってやつか?
友希那さんも無事日本語が打てるようになり、ゲームスタート!!
今回のクエストは大雑把に言うと、鉱山に行って手紙を渡すというだけの簡単なお仕事だ。じゃあ依頼主が行けよとか思ったそこの君!この鉱山にはモンスターが出るから、一般人が行ったら危ないのだ!紗夜さんも同じこと疑問に思ってたな。
鉱山に着いた。その間、特に何もなかった!!(かぐ〇様のナレーション風)
初めてNFOやる人でもできるような難易度のクエストだし。道中でモンスターが出てくるなんてない。強いて言えば、薬草集めが捗ったくらいかな。友希那さん薬草集め過ぎ。リサ姉回復作り過ぎ。
「やっと着いたわね」
「友希那さんが無駄に薬草集めるからですよ」
思ってたより時間かかったわ。でも、逆に言えばそれだけしかなかったから良いのかもしれないな。
「んじゃ、パパっと終わらせちゃいましょうか」
「よーし、頑張るぞー!!」
「皆さん、頑張りましょう!!(o^―^o)ニコ」
この鉱山くらいなら、NFOある程度やりこんだ俺からすればこんなもん朝飯前だ...誰だよフラグとか言ったやつ。
「いやー、中々モンスターに会いませんねー」
「よくわかんないけど、戦わなくてすむなら良いことなんじゃない?」
「わかってないなーリサさん...戦うことでしか得られないものもあるんですよ」
鉱山に入ってしばらく経つのに一向にモンスターに会わない。最近ゲーム内の資源が不足気味だからほしかったのに、少し残念。聖剣エクスカリバーで一撃なのに...
「...佐竹さん、あれはなんでしょうか?」
「お、遂にモンスター登場ですか。この聖剣エクスカリバーで倒してやりますよ!!」
紗夜さんがモンスターを見つけたっぽい。やったね!
...ん?ちょっと待てよ。あれってめっちゃ強いモンスターじゃなかったっけ?おかしいな。この簡単なクエストで出るなんて聞いてないぞ。
「ヤバいよりょー兄!!あれは戦っても勝てないやつだって!!」
「あのモンスターはそんなに強いのかしら?」
「かなり強いです!今の私たちでは勝てません(´;ω;`)ウゥゥ」
俺と燐子さんとあこちゃんの連携をもってしても、勝つのは不可能!!こうなったら...!
「でも、あのモンスターはまだ私たちに気付いていないみたいです(´▽`) ホッ」
「逃っげるんだよぉぉ!!」
「りょー兄!走ったら気づかれちゃうって!」
「心配すんなあこちゃん。俺がそんなヘマするわけ」
「ウゥゥゥゥゥゥゥ...!!!」
「Oh...」
や・ら・か・し・た♡
「ウガァァァァァァァ!!!!」
「うぎゃー俺の方追ってきたー!!??」
来ないで来ないで死んじゃうって!!聖剣エクスカリバーで一撃で倒せって?無理無理!!(高速手のひら返し)
「佐竹さんがあのモンスターを引き付けてくれている間に、私たちは早く進みましょう( `ー´)ノ」
「そうね。亮の犠牲を無駄にするわけにはいかないわ」
「よし!!皆さん、急ぎましょう!!」
「わかったわ」
「...亮を助けるという発想は皆ないんだね」
「「「「自業自得だから(ですから)」」」」
「それもそっか~☆」
拝啓、お父様・お母さま。
お元気でしょうか?俺は現在、鉱山で迷ってピンチです。
なんとかあのモンスターからは逃げきれたけど、迷った。くそっ、迷うのは花音さんだけで十分なのに...!俺が「ふえぇ~...」って言っても気持ち悪いのに。あ、花音さんの「ふえぇ~...」は正義。異論は認めん。
「ふえぇ~...」
試しに言ってみたけど、案の定気持ち悪かった。吐き気がする。男の声であのセリフは駄目だ。
とりあえず、あてもなく歩いてみる。すると...
「あれは...あの光は...!?」
なんか光ってるの見つけた。光ってるってもしかして...!?
「キラぽん!?」
超レアモンスター・キラぽん!!彼(彼女?)の落とす素材はとても貴重だ!そして、あこがめっちゃ欲しがってたやつでもある!!
「...一狩りいこうぜ!!」
※このゲームはモン〇ンではありません。
ふっふっふ...ついに我が聖剣を使う時が訪れたようだな...!!
「くらえ必殺!!聖剣エクスカリバー!!!」
相手がキラぽんのような、逃げることだけが取り柄のモンスターでも容赦はしない。大人げない?知らんな。
討伐完了。さてと、Roseliaのとこに戻るか。
「...あれ?俺、どうやって戻ればいいんだ?」
この後、マジで頑張って出口探した。疲れた。もう二度と鉱山とか入りたくない。
「私は帰ってきたァァァ!!!」
「あら、生きてたのね」
「ひどくないっすか友希那さん?」
無事脱出して皆と合流できたと思ったらこれである。泣きたい。
「りょー兄、ごめん!!」
「どうしたあこちゃん?」
「りょー兄があのモンスターにやられちゃったと思ってて...」
「あこちゃん...こっちこそ心配かけてごめんな」
どうやら後輩を心配させていたらしい。ハハッ、先輩失格だな。
「お墓作っちゃった!!」
「ま?」
勝手に死んだことにするのは百歩譲ってまだいいよ。でも、なんでお墓も作っちゃったの?
「もうお葬式も頼んじゃいました(m´・ω・`)m ゴメン…」
「そんな機能NFOにあったっけ?」
燐子さん、あなたもですか。いやー、俺が知らないだけでNFOって色々な機能があるらしい。世界は広いなー。
あ、そうだ。あこちゃんに例のやつあげないと。
「あこちゃん。これ」
「こ、これって!キラぽんの...!?」
「迷った先で見つけたからさ、あげるよ」
「え、いいの...!?」
「もちろん。あこちゃんのために取ってきたんだし、受け取ってよ」
忘れないうちに渡しておこう。明日になったら忘れてる自信しかない。
「りょー兄ありがとう!!大好き!!」
いやー、あこちゃんがこんだけ喜んでくれると、取ってきて良かったと思えるよ。
「あこ、今、大好きって...」
「深い意味はないのでしょうが...」
「万が一、ということもあるよね...」
...なんか約3名が怖い顔してるのが画面の向こうからでも伝わってくるけど、あえて触れないでおこう。触れたらアカンやつや。それくらい俺にでもわかる。
ちなみに余談だが、紗夜さんがNFOに完全にハマった。真面目な鬼の風紀委員はどこへ...?
ハーレム要素控えめなのは許して。ゲームのお話で恋愛は難しかったの。
※あこちゃんの「大好き」に深い意味はありません。
次回予告:ハロハピorポピパ???(予定は未定)
この2バンドだけ圧倒的に登場率少ないからね。ポピパに至っては全員集合してないし。早く紗綾を加入させなきゃ(使命感)