「音楽の天才」と呼ばれた俺がなぜガールズバンドに振り回されなければいけないのか   作:弾正

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文化祭当日。時間が取りにくく、数日にわけて文章書いてるナリ。おかしいところあるかもナリ。



評価が5件超えたからなんか色が付いたけど基準とか知らん。でも、高評価ってマジで励みになるぜ!!


文化祭の「文化」ってぶっちゃけどういう意味かわからん

 文化祭じゃゴラァァァ!!!

 

 

 前代未聞の羽丘・花咲川合同文化祭。1日目の舞台は羽丘!!天気は晴れ!!絶好の文化祭日和だ!!

 1日目は羽丘の生徒が店をやったり色々する。俺たちのクラスはメイド&執事喫茶。女子がメイドで男子が執事。遂に、遂に女子たちのメイド姿を拝めるのだ。これほど素晴らしい日はない!

 

 

 開店までもうちょい時間ある。俺は午前シフト入っていて、午後はフリーだ。開店と同時に働かねばならない。働きたくないでござる。でも、巴以外のAfterglowメンバーに執事服着て働けと言われたから働くしかないよなぁ...この執事服って思ってたより動きやすくないから今すぐ脱ぎたい。露出狂じゃないぞ!!

 

 

 しかし、ここで俺は気づいた。メイド服を見ることができるのにこんな文句を言っているなんて、自分はなんて愚かな人物ではないか。

 

 

 「ん?」

 「どうした本条?」

 「女子たちが出て来たぞー!!全員メイド服だー!!」

 「「!?」」

 

 

 流石本条。メイド喫茶を提案した人物なだけあってか、気づくのが非常に早い。これでイケメンだからムカつくわ。性格さえ良ければ彼女の1人くらいできる気がする。こいつ変態だからなぁ...この前もひまりに「一生のお願いです!!胸を触らせてください!!」とかほざいてたから後ろから関節技キメてやった。貴様が触れていいようなものではない。巨乳とは神聖な場所なのだから。まあ、それを言う度胸だけは尊敬するわ。紳士の俺にはできないね。

 

 

 「うわぁ...」

 「メイド イズ べリー キュート!!」

 「ぐっ...我が生涯に、一片の悔いなし...!!」

 「本条ー!?」

 「本条が鼻血吹いて倒れたぞ!!」

 「わー荒れてるなーすごいなー」

 

 

 本条が死んだか...だがやつは我ら羽丘1-B四天王の中でも最弱...!

 ちなみに1-B四天王っていうのは、音楽の天才:佐竹亮(俺)、歩く変態:本条和也、天才二次元オタク:渡辺英一、USAからの刺客:ジョージ・スミスの4人のことだ。ぶっちゃけ覚えなくていい。

 

 

 「亮くん」

 「ん?どうしたつぐみ...!?」

 「ど、どう、かな?似合ってる?」

 

 

 呼ばれて振り返ると、そこには天使がいた。あれは人間ではない。天使だ。

 似合っているかどうか不安そうだけど、そんな姿さえも可愛い。俺じゃなかったら告白してたね。

 

 

 「つぐみ!!」

 「え!?急にどうしたの!?」

 「お前は調理担当だ。お前のような天使に接客させるなんて無礼なことはできない!!」

 「えぇ!?」

 

 

 天使に接客させる?タチの悪い冗談だな。天使は他のクラスや学年、学校の生徒が簡単に見ていいものじゃないんだよ。天使というのは神聖な生き物なのだよ。あれ、さっきも神聖って言った気がする。

 

 

 「.....」

 「モカ。なぜ俺の腕をつねっているんだい?普通に痛いんだが?」

 「りょーくんがつぐに天使って言ってたからー」

 「ん?天使に天使って言って何がわr...痛い痛い痛い」

 「ぶー」

 

 

 突然現れたモカがめっちゃ不機嫌なんだけど、この原因知ってる人いない?

 

 

 「亮くんの女たらし!変態!」

 「誰が女たらしの変態だ」

 「無自覚!!朴念仁!!唐変木!!」

 「罵倒するのやめい」

 

 

 なんかひまりも怒ってるんだけど。俺なんかした?映画「天使と言っただけなのに」、好評上映中。

 

 

 てか、よく見たら...

 

 

 「え待ってモカもひまりもめっちゃ可愛いじゃんヤバい」

 「「!?」」

 

 

 ありゃ、2人とも顔を真っ赤にしちゃった。さっきまで怒ってたのはどこへいったのか。褒められたのがそんなに恥ずかしいのか。

 

 

 「亮くん?」

 「ん?つぐみ?笑顔だけど目が笑ってないぞ?」

 「亮くんなんて知らない!」

 「ファ!?」

 

 

 今度はつぐみが不機嫌になった。なるほどよくわからん。つぐみが怒っても怖くないんだよなぁ...それ言ったらもっと怒られそうだから言わないけど。

 

 

 「お、亮。今日もいつも通りだな」

 「これがいつも通りに見えるのか巴さんよぉ」

 「当たり前だ」

 「マジっすか」

 

 

 巴にもこれがいつも通りとか言われたんだけどなんで?巴は常識があるやつだと思ってたのに。なんでさも俺がおかしいかのようなことを言うんだ!?

 

 ...おや、あそこにいるのは

 

 「.....!!」

 「ねえねえ巴」

 「どうしたんだ?」

 「ドアのところから蘭のものすごい殺気を感じるんだが?」

 「あれは嫉妬だな」

 「嫉妬?何に対して?」

 「それは自分で考えろ」

 「えぇ...」

 

 

 他クラスの蘭にも睨まれてるって...

 

 

 「俺、嫌われてるのかな...?」

 「「「「そんなことない(よ)!!」」」」

 「アッハイ」

 

 

 なんか4人がめっちゃ否定してくれたんだけど、そう思ったのお前らのその態度のせいだぞ?てか、蘭さんわざわざドアの所から叫んでくれてありがとうございます。巴さんも否定してくれても良いんやで...?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「亮くん!これ3番に!!」

 「任せとけ」

 「佐竹ー、そこに置いてあるやつ全部4番な」

 「へいへい」

 「ミスター佐竹!this cakeをナンバー6に!!」

 「スミスくん日本に来て数か月しか経ってないわりには日本語上手だね」

 「モカちゃんの方が日本語上手いよ~?」

 「生粋の日本人がアメリカ人と張り合うな」

 

 

 俺氏、労働中。ろーどーきじゅんほーに則って仕事中。

 開店してからまだ1時間。意外と人が来るもんだから大変なんだよな。世の野郎共もいとうつくしきメイドたちを拝みに来たのか。そのまま金落としてけー(小声)

 

 

 「おいクソリア充」

 「黙れ変態」

 「お前をお望みの客が来たぞ」

 「ま?」

 「お前一回殴らせろ」

 「いらっしゃいませお客様~」

 「逃げんな」

 

 

 鼻血を出して運ばれたけど復活した本条に呼ばれる。俺をご指名とはどんな物好きなのか。少なくとも知り合いであるはず...

 

 

 「やっほー亮くんー!!」

 「おはようございます佐竹さん」

 「氷川先輩姉妹じゃないっすか」

 

 

 紗夜さん&日菜さんでした。姉妹は仲直りできたと聞いてはいたけど、実際にこうして見てみると嬉しいな。お父さん感動して涙出そう。

 

 

 「日菜さんはともかく、紗夜さんがこんなところに来るなんて珍しいですね」

 「ひ、日菜に誘われたから仕方なく来ただけです」

 「だって亮くんが執事やってるって言うなら行くしかないじゃん?」

 「そういうものですか?」

 「そういうものだよ!」

 

 

 姉妹仲がよろしいようで。

 相変わらず日菜さんの感覚はわからん。俺がいるところに来たってなんも面白いことなんてないのにね。

 

 

 「あ、そういえばご注文はお決まりですか?」

 

 

 ふと思い出し、店員らしいことをする俺。けっこう様になってない?将来接客業とかできそう。

 

 

 「それならもう頼んであるよー!!」

 「お待たせしましたーフライドポテト2つでーす...佐お前後で潰す」

 「ありがとうございます」

 「ん?今潰すって」

 「細かいことを気にする男は嫌われるぞ佐竹」

 「さいですか...」

 

 

 俺の空耳かなぁ?今、本条が俺に対して殺意マシマシな発言してきた気がするぞぉ?最近の子は本当に物騒ですねぇ奥様。

 てか、フライドポテトって...氷川姉妹らしいわ。紗夜さんはもちろん、日菜さんもジャンクフードは好きだってこの前言ってた。フライドポテトとかハンバーガーとかって美味しいよな。マッ〇最高!そんなこと考えてたら腹減ってきたぞ!ビッ〇マック食いてえ。

 

 

 「ではごゆっくり~...佐竹、いつか消す」

 「さっきから怖いよ君」

 

 

 怖い怖い怖い。消すとかそれって闇の組織とかの言葉かよ。俺も一度言ってみてぇわ。

 

 

 「ねえねえ亮くん!!」

 「どうしたんですか日菜さん?めっちゃ目輝いてますけど」

 「亮くんは執事なんだよね?」

 「YES」

 「じゃあ、ご主人様であるあたしたちの言うこと聞いてくれるんだよね?」

 「あーそういえばお客様=ご主人様でしたね」

 「忘れていたのですか...」

 「というわけで、食べさせてほしいなー!!」

 「すみませんちょっと何言ってるかわからないです」

 

 

 何を言ってるんだこの天災は?

 いくらお客様の命令っていってもそれはキツイっすよ。周りの人の目とかあるし。

 

 

 「えー、駄目ー?」

 「くっ...上目遣いは卑怯じゃないっすか」

 「お願い!!」

 

 

 待ってこれ断るのすごい罪悪感があるんだけど。というか、美少女に上目遣いで頼まれて断れる猛者いる?

 

 

 「.....はぁ、仕方ないですね」

 「わーい!!」

 「...はい、あーん」

 「あーん...美味しい!」

 

 

 周りの視線がめっちゃ痛いけど、日菜さんがこんだけ喜んでくれたならそれでいいかな(チョロい)

 

 

 「...」

 「紗夜さん?どうしたんすか?急に服なんて引っ張ってきて」

 「...私にも、食べさせてもらえませんか?」

 「っ!?」

 

 

 デ、デレた...!紗夜さんがデレた!ク〇ラが立った並みの衝撃。クールビューティーがデレるのもまたいいものだな。ツンデレがデレるのとはまた違った良さがある。有咲とか蘭とは違うな。ん?有咲はツンデレ確定枠だけど、蘭ってツンデレ?クールビューティー?それともただの反抗期?

 

 

 ...いや、今は考えるのをやめよう。まずは目の前のことに集中、だ。

 

 

 「紗夜さん。はい、あーん」

 「あ、あーん...」

 「どうですか?」

 「美味しいです」

 

 

 そう言って微笑む紗夜さん。うん、惚れそうになったわ。紗夜さんって大人のお姉さんって感じで綺麗なんだよな。逆に日菜さんは可愛い系?双子の姉妹、女性としての魅力ポイントは真反対だな。女性経験0の俺がそんな偉そうなことは言えないけど。

 

 

 

 

 

 この後、めっちゃ食べさせた。そしたら、途中からやって来た千聖さんと花音さんに見られて修羅場になりかけた。鬼の風紀委員VS微笑みの鉄仮面は中々見物だったぞ(他人事)。「頑張れー!!お姉ちゃーん!!」と言ってる日菜さんも「ふえぇ...どうしよう...」と言ってる花音さんも可愛かった。

 まあ、優勝は「どうして喧嘩しているの?亮は皆のものよ!!千聖も紗夜も、2人で仲良く分け合えばいいのよ!!」とか言ってたこころだな。俺を分け合うってところが未だに疑問だけど。流石お嬢様。発想が常人と違う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、なんやかんやで労働を終えた俺氏。午後からは自由だ。

 午前中大変だったな。思ってたより執事目当ての客が多かった。メインはメイドなのに。読みが外れた。接客なんて今までやったことなかったからいい経験になったってことで(無理矢理)。

 

 

 自由といってもなぁ...することねぇ。

 普通なら「〇〇と一緒に文化祭まわるー!!」とか約束してるんだろうけど、生憎俺は一匹狼。群れるのが嫌いなんだ。決して一緒にまわってくれる友達とか恋人がいないとかそんなわけじゃない。恋人はいないけど(矛盾)。

 1人でまわるか?いや、それただの寂しいやつじゃん。惨めな思いになりそう。こんなことなら、午後もシフト入ってても良かったかもな。反省反省。

 ワンチャン誘ってくれるにかけて教室で待機してれば良かったか?仕事終了直後「解放されたぁ!!」とか発狂して飛び出したのは間違いだったか?

 

 

 「やっほー亮☆」

 「もしかして1人なのかしら?」

 

 

 ん?これはこれはRoseliaの幼馴染コンビのお2人ではないですか。ってかさ、俺の周りって幼馴染多くね?この2人はもちろん、Afterglowは全員幼馴染だし、(意外なことに)千聖さんと薫さんもだ。極論言えば、商店街組は皆幼馴染に入るだろうし、あこちゃんは姉繋がりで昔からAfterglowと関係あるし...キリがないな。人間関係って複雑だなー。

 

 

 「1人で何が悪いと言うんですか?俺は一匹狼なんで...」

 「じゃあさー、一緒にまわろうよー☆」

 「喜んでお供させていただきます」

 「一瞬で態度を変えたわね」

 

 

 リサ姉=神や。ついでに隣にいた友希那さんも神。もう何もかもが神。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「へぇ~。リサさんも友希那さんも午前中仕事だったんですか」

 「その通りよ」

 「ちなみに何をしてたんですか?」

 「アタシはね~、お菓子作りかな」

 

 

 特に行きたいところもないので、話しながら適当に歩く。

 どうやらこの2人、俺と同じく午前中労働勢らしい。だからこのタイミングで会ったんだな。

 リサさんお菓子作りか~。カフェみたいな感じのをやってたのかな?この人、ギャルみたいな見た目に反して料理とかめっちゃ得意だからな。見た目で勘違いしやすい系女子ランキング第1位。

 

 

 「リサさんが作ったお菓子、俺も食べたいな...」

 「じゃあ、作ってあげようか?」

 「マジっすか!?」

 「マジマジ!お姉さんに任せなさい!」

 

 

 やったぜ。

 リサさんが作るクッキーは美味しいって友希那さんや紗夜さんが言ってたからな。これは期待しても、いいよね?

 

 

 「リサ、今度お菓子作りを教えてくれないかしら?」

 「唐突ですね」

 「これも高みを目指すために必要なことよ」

 「Roseliaは料理集団だった...!?」

 「違うわよ。何を言っているのかしら?」

 「急に真面目になるのやめて」

 「私は最初から真面目だけど?」

 「会話がかみ合わない...」

 

 

 朗報:音楽にステータス全振りした友希那さん、お菓子作りに挑戦する。

 是非とも頑張っていただきたいものだ。

 

 

 「ところでリサさん」

 「ん?」

 「友希那さんってどれくらい料理できます?」

 「失礼ね。インスタントラーメンくらい作れるわよ」

 「それを料理とは言わないかなー」

 「え...」

 「そんなショックを受けた表情しないでください。これが現実です」

 

 

 めっちゃ心配。

 

 

 

 

 

 

 

 

 こんな感じでしばらく歩いてれば、面白そうなものの1つくらい見つかるもんだ。

 

 

 「あ、お化け屋敷だ」

 「ただの作り物じゃない」

 「お、お化け屋敷!?」

 「リサさん?どうしたんですか?」

 

 

 たまたまお化け屋敷やってるクラス見つけたから言ってみただけなのに、リサさんが涙目になってる。もしかして...

 

 

 「お化けとかほんと無理!!」

 「あーそういうことですか」

 「リサは昔からこういったものが苦手なのよ」

 

 

 そうだったのか。じゃあ、しょうがないな。

 

 

 「すいませーん3人お願いしまーす」

 「ちょ、亮!?」

 

 

 俺の中の天使と悪魔が話し合った結果、リサさんをお化け屋敷に連れ込むことが決定!わーパチパチ

 いや、だって、どんな感じかちょっと気にならない?性格悪いとか思うかもしれないけど、ちょっと、ね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 結論だけ言おう。

 めっちゃリサさんビビってた。すごかった。俺に抱き着いてくるレベルだもん。リサさんある程度デカいからめっちゃ気になった。これも男の性、ってやつだよ。

 一方の友希那さんは別に大丈夫そうだったね。たまに「わー怖いわー」とか言って抱き着いてきたけど。意味がわからん。最近の高校生女子ってとりあえず抱き着く習性でもあるのかね?

 

 

 リサさんには申し訳ないことしたけど、役得だったから良しとしよう。怒ってたけど、なんか俺と今度デートすることを約束させられた。謎だ。

 

 

 

 

 

 文化祭はまだ1日目が終わったばかりだぜ!!




色々詰め込んだ回。ガルパでいう混合イベントみたいな。今回でてきた四天王って需要あるかね...?


文化祭ってあくまで学校内だから好き勝手できないね。うん。最近文章書くの下手になったかな...?ふと思う今日この頃


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