「音楽の天才」と呼ばれた俺がなぜガールズバンドに振り回されなければいけないのか 作:弾正
どうやらロゼリアが人気らしい。次点アフグロ。ロゼリアメインを増やすべきか。最終的に何を書くかは作者の気まぐれですが(おい)、この結果は参考にさせていただきます
一応前回の続き的なやつです。サブタイトルも繋がってるでしょ?
文化祭2日目!!!!
今日は花咲川がメイン。午後にはライブもあるぞ!!ちなみに俺は文化祭実行委員のライブの担当だったりする。出演もする。音楽関連は任せとけ。俺が「音楽の天才」と呼ばれてること忘れてたとは言わせないぞ...誰が自分の欲望に忠実な変態じゃこらシバくぞ。
とりあえずね、午前中は楽しむべきだと思うの。ライブは午後から準備初めても余裕で間に合うし。折角の文化祭、楽しまなきゃ損だぜ。俺珍しくまともなこと言った?
楽しむといっても具体的に何をするべきか。昨日の反省を活かせなかった俺は、今日も1人だ。誘う相手がいなかったんや。駄目元で1-B四天王の仲間を誘おうとはしたんだけどさ、本条は「リア充は爆散しろ!!」とか言って話を聞いてくれないし、渡辺は「僕は三次元の青春イベントに興味はないんだ」と悲しいこと言ってたし、スミス君は「ソーリー!!ボクはガールフレンドと一緒に過ごす予定があるのさ!!君にガールフレンドはいないのかい?」とほざいてやがった。彼の言うガールフレンド=彼女だ。まだ日本に来たばかりなのにいつの間に...てか、四天王全員キャラ濃くない?俺一番地味説あるよ。
知り合いと一緒に行く予定がないなら、知り合いのところに行けばいい!!
「こうして、俺は花咲川の1-Aにやって来たのだ」
「ごめんウサギのこと考えてた」
「ひどいよおたえ」
花咲川の1年A組には本当に知り合いが多い。有咲を除くポピパメンバー(有咲は1-B)、イヴ、はぐみがいるのだ。こころと美咲は1-Cだったはず。
B組行って有咲のツンデレ拝んでも良かったし、C組行って美咲の苦労を眺めてても良かったけど、知り合いは多い方が良き。
「にしても、このパン美味しいな。流石山吹ベーカリー」
「すごいでしょ?」
「なんでお前が得意気なんだよ」
1-Aは、なんだっけ?カフェみたいな喫茶店みたいなのやってる。俺が今食べているのは、A組が山吹ベーカリーと交渉の末手に入れた、山吹ベーカリーの美味しいパンだ。朝早く紗綾のお父さんが運んできてくれたらしい。お疲れ様です。
「後、お前は俺と話してて大丈夫なのか?一応今は店員みたいな立場なんだろ?」
「大丈夫。お客さんと話すのも店員の仕事だから」
「そうか。まあ、俺はおたえと話してるの楽しいから大歓迎だけどさ」
「...亮ってさ、よくそんなこと普通に言えるよね。天然?」
「天然はおたえの方だ」
「...女たらし?」
「違うわ」
俺は思ったことは素直に言う純粋な心の持ち主だからな。一緒にいて楽しいやつには楽しいと言うし、可愛いと思った女の子には可愛いと言う。後半ナンパのセリフか何かか?ナンパする兄ちゃんって度胸あるよな。俺には無理ぽ。
「亮。じゃあ、1つ聞いてみて良い?」
「どしたん?」
唐突だな。でも、おたえが何の関係もない話を急にしてくるのはいつものことか。この前もウサギの話してたら「家に帰りたくなってきた」とか突然言うし。ウサギの話をしていたら、家で飼っているウサギに会いたくなっちゃったらしい。そういうものかね?
「亮って、私のことどう思ってる?」
「見た目美人。でも意外と天然で可愛い。ウサギ大好き。ギター上手」
「っ...流石女たらし」
「人に聞いといて何かねその言い方は」
「だって事実だし」
「事実なの?」
何の前触れもなく顔真っ赤にするし、ほんとおたえはわからない。
「なんか、すごい亮に対してイライラしたんだけど、なんでだろう?」
「それはね、さーやが嫉妬してるからだよ!さーやは亮くんのことが好きで、その亮くんがおたえを褒めてたからイラってきたんだよ!!多分!!」
「た、多分なんだね...」
「わ、私が、恋!?そそそそんなまさか...でも...」
「ねえねえおたえ。今約3名の視線を感じた気がしたんだけど、気のせいかな?」
「すごいね亮。能力者だったりする?」
「どういうこっちゃ?」
「自分を見ている人の数を把握できる能力とか」
「限定的過ぎて使う場面思いつかないぞその能力」
その後、某お嬢様に拉致られたり(それを某キグルミの中の人が苦笑いしながら見てたり)、迷子の花音さんを見つけて一緒に行動したり、髪染めてる人を注意しようとしてる紗夜さんを止めたり(文化祭の日くらい良いよね?)、気が付いたら彩さんと一緒にいたり、という感じで過ごしてたら、時間は午後に。
さて、と。こっからが本番だな。とっとと準備しないと。
「始まるのは1時間後...んで、全バンド集合は遅くとも開始20分前だから...それまでにここの準備を...」
「お、頑張ってるみたいだね~」
「あ、まりなさん」
色々計算してると、まりなさんに出会った。
「まりなさんはなんでここに?」
「私も文化祭ライブが気になっちゃって」
「なるほど」
まりなさんが働くCIRCLEで練習するバンドが出るからな。そりゃ気になるか。
ポピパ、アフグロ、パスパレ、ロゼリア、ハロハピ。どれも皆良いバンドだ。今回のライブ、必ず成功するだろう。そこに俺も加わるからな!!HAHAHA!!...調子乗り過ぎたかな?
「てか、CIRCLEの方は大丈夫なんですか?まりなさんいないと成り立たないんじゃ...?」
「そこは大丈夫!おじいちゃんが店番してくれてるから」
「90歳のおじいさんに店番やらせて大丈夫なんすか?」
「多分!」
軽いな。そんなんでいいのか。
「ふぅ...珍しくまりながお願いがあるから来てほしいと言っていたが、まさか店番とはのう...」
「おら!強盗だ、金を出せ!!」
「わしも文化祭ライブ、見に行きたかったのう...」
「え待っていつの間に後ろにいるぞこのジジイ」
「仕方ない。可愛い孫の頼みは断れぬ」
「いぎゃぁぁぁぁぁ!!!腕!!腕折れるって!!!!」
まりなさんとちょっとだけ話をした後、俺は文化祭ライブの準備を再開する。ぶっちゃけ会場設営はほぼ終わってるから、俺がするのは細かい確認くらいだ。特に音楽機器のチェックはかかせない。機器が壊れてたとかあったら冗談抜きでヤバいからな。
「これは.....よし。んじゃ、あれは.....問題なし」
時間も限られてるので速やかに準備を進めていく。早く、正確に、ってやつだな。早さと正確さを同時に求めるとは、人間って欲深い生き物だよな。どっちかにしろや。求められる方は大変なんだぞ。愚痴ってる場合ではないか。真面目にやらないと。
「亮くんー!!」
「お~、頑張ってますな~」
「お疲れ。これでアタシたちも良いライブができそうだよ」
「ありがとう、亮くん!!」
「こういう仕事は早いね」
...ん?あれはアフグロか。
「早かったな。まだ集合時間まで余裕あるのに」
「いやー、ライブまで特にしたいこともなくてさ」
「早く来ちゃった!」
ようは暇人か。早く集まられて迷惑とかはないから全然OKだけど。
「んじゃ、待機スペースはあっちだから、そこで時間まで待っててちょ」
「わかった」
アフグロの面々が待機用スペース(仮説ステージの裏。イスとか置いてあって意外と休める空間になっている)に向かって行く。そういえば、このステージ自体は黒服の人たちが作ってくれたんだよな。いつも頭が下がる思いです。てか、仮設とか言ってるけど実際クオリティめっちゃ高いし。流石弦巻。格が違うよね。このためだけに、一体どれほどの資金がつぎ込まれているのだろうか...?
.....いや、考えたら負けだな。うん。世の中には、考えても答えが見つからないこともある!!
「リョウさん!!パスパレ、ただいま参りました!!」
「フヘへ...ちょっと、早く来すぎちゃいましたかね?」
「問題ないわ。集合時間ギリギリでは危険だもの」
「るんっ♪ってきた!!」
「日菜ちゃん、まだ何も始まってないよ?」
パスパレがァァァァ、来たァァァァァァ!!!
2番手はパスパレか。芸能界に所属してるくらいだからか、時間に対する意識が高杉君だ。意識高すぎ高杉君ってなんのCMだったっけ?
「やっぱりパスパレは来るの早いですね。芸能界にいると時間とか気にする癖がつくんですかね?」
「あたしは気にしないよー!!」
「確かに日菜ちゃんは遅刻魔ね」
「よくレッスンに遅刻してくるよね」
なんとなくわかる気がする。道の途中でさっきみたいに「るんっ♪てきた!!」って言ってどこか行っちゃいそう。小さい子供か。
「まあ、今回は間に合ってるんでセーフっす。ステージの裏が待機スペースになってまーす」
「承知しました!!」
パスパレ、現場入りましたー。
アフグロとパスパレって接点あったっけ?あ、千聖さんが羽沢珈琲店の常連だったか。
「漆黒の闇より舞い降りし聖堕天使あこ姫、降臨!!」
「こ、こんにちは......」
「Roseliaがライブをするのに相応しいステージになっているみたいじゃない」
「亮、お疲れ~☆」
「何かお手伝いいたしましょうか?」
ロゼリア降臨。いつも思うけど、あこちゃん堕天使って言うけど堕天してて良いのかな?あこちゃんは一生純粋でいてほしい。
「大丈夫です。もう準備終わるんで、ロゼリアは本番に備えててください」
「ありがと~☆」
「助かるわ」
「待機スペースはあちらでございまーす」
後来るバンドは2つ。時間に間に合うのかちょっと不安なバンドだけど(主にリーダーのせいで)大丈夫か?
「すごいよこころん!このステージ、すっごい大きい!!」
「そうね!ここなら皆を笑顔にできそうね!!」
「この舞台の上で麗しく舞う子猫ちゃんたち...ああ、儚い......」
「まったく、走らないでよ3人とも...ってあれ?花音さんは?」
ハロハピ(1人行方不明)、参戦!!
いやマジで花音さんどこ行った?これ絶対置いてきたパターンじゃん。バンドメンバー置いてくなよ。
「あ、花音さんから電話だ。もしもし、今どこ....わかった。じっとしててくださいね」
「見つかったみたいで良かった。んじゃ、美咲以外の3人は待機スペースへGO!!」
「わかったわ!!ところで、ミッシェルはどこかしら?」
「後で来るから心配すんな」
この人たちまで花音さん探しに行ったらカオスになる気がするので。
この後、美咲がきっちり花音さんを連れて来ました。そして、すぐにミッシェルにトランスフォームしました。
「はぁ...間に合った~」
「お前ら、走るの速くねえか...?」
「本当にギリギリだったね...」
「疲れた」
「久しぶりのライブの前にこんなに走るなんて...」
集合時間1分前。ポピパ到着。
「めっちゃギリだったじゃん。なんかあったの?」
「香澄が遊んでた?」
「おたえも一緒にいたよね!?」
「あーそういうことね」
香澄とおたえが文化祭でテンション上がって遊んでたからか。こいつらならやりかねないな。
「まあいい。俺の方も準備終わったし、ステージ裏の待機スペース行くぞ」
役者は揃った。
後は演奏するのみ。
今回のライブではそれぞれが2曲ずつ演奏することになっている。また、ガールズバンドに詳しくない人でも楽しめるように、1曲はある程度有名なカバー曲としている(ただし俺っちは2つともカバー曲。一番最初に演奏することになっているので、皆が知ってるような曲をやって興味を持ってもらうためだ)。
「それじゃ皆さん。行ってきます」
時間だ。俺は愛用のギター片手に表舞台へと向かう。こういうイベントは最初が肝心。頑張らないと。
「亮くん!頑張ってね!!」
「応援してる」
「楽しんで演奏してきてね!」
「妥協は許さないわよ」
「亮!!皆を笑顔にするのよ!!」
皆、この日のために練習を重ねてきた。もちろん俺もだ。
皆が応援してくれる。25人の少女たちが、ステージにいるたくさんの観客たちが、俺の演奏を待っている。
コンディションは最高。いいぜ。「音楽の天才」の本気、今ここで見せてやる!!
俺は、ステージへと上るための階段へ一歩踏み出し...!!
「あ」
そして足を滑らせてズッコケた。
「痛っ!!...ってなんで皆さんゴミを見るかのような目でこっちを見るんですか!?」
「亮くん!今のはかっこ悪いよ~!!」
「あの雰囲気でコケるとか...あんた、馬鹿なの?」
「う~ん、亮くんらしいというかなんというか...」
「妥協は許さないと言ったはずよ」
「今のでは笑顔になれないわ!!」
「」
皆冷たい。ひどい!友達だと思ってたのに!!俺は女の子に蔑まれて喜ぶような人間じゃないぞ!!
皆も階段を上る時は気を付けようね!物理的に痛いし、精神的にも痛いぞ!!え?精神的に痛いのはお前だけだって?ひどい。ぴえん
あの後、しっかりと階段を登り切り、無事にライブスタート。
それぞれが歌った曲をまとめると...
俺:「夜に駆ける」「誰かの心臓になれたなら」
ポピパ:「千本桜」「ときめきエクスペリエンス」
アフグロ:「プライド革命」「True color」
パスパレ:「ハッピーシンセサイザ」「しゅわりん☆どり~みん」
ロゼリア:「残酷な天使のテーゼ」「LOUDER」
ハロハピ:「ひまわりの約束」「ゴーカ!ごーかい!?ファントムシーフ!」
楽しかった(小並感)
こうして、俺たちの文化祭は幕を閉じた。
俺自身、高校に入ってこんなに楽しい青春を送れるなんて思ってもいなかった。これから、もっと楽しいことと出会えるのかな。俺は今、過去一で楽しいぞ!彼女はいないけど!
恋愛要素が薄すぎてごめんなさい。今後はこのようなことがないようにいたします(必ずするとは言ってない)。もっとハーレムさせられるよう、精進します。
文化祭が終わって、季節は夏。海とか夏祭りとか色々。夢が膨らむね~。これからも頑張るぞ~!!
高評価、感想等くれると嬉しいデス!!(久しぶりのペテルギ〇ス)