「音楽の天才」と呼ばれた俺がなぜガールズバンドに振り回されなければいけないのか 作:弾正
投稿ペースが前より少し落ちました。そして、これからまた更に落ちる可能性が大。ごめんんなさい。失踪するわけじゃないから許してください。ただリアルがちょっと忙しくなってきただけなの。
Afterglowの水着イベ、1万位以内入れました。わーい。
「え~、夏休みと言っても、皆さんハメを外しすぎないように。節度というものを守って過ごしてください」
羽丘学園高等部・体育館
現在終業式中。校長先生がありがたくもない長い話をしている。いつもなら地獄に感じるけど、明日から夏休み。そう考えると20分でも30分でも耐えられる!俺は頑張るぞー!!
「そうそう、私が皆さんと同じ高校生の時は...」
あ、これ長いやつですねわかります。
「いやー、校長の話長くね?」
「まったくだ...ほんと、これだから3次元は嫌いだよ」
「これが、ジャパニーズトーク...恐ろしい...」
「途中から女子のケツばっかり見てた」
「変態だな」
「2次元に興味を持てる本条が羨ましいよ」
「ジャパンの人々は紳士だと聞いていたのですが...」
「お前らそんな目で見るなー!!」
教室に着いてすぐの四天王の会話がこれである。いや、皆クセ強いな。この中だと俺が一番まともに見える不思議。
「そうだ。お前ら夏休み予定あるの?」
「ガールフレンドとニッポンの夏祭りに行きまーす!!」
「リア充が...死ね」
「落ち着け佐竹」
「僕も彼女と過ごすよ」
「「「2Dだな(ですね)」」」
「2Dで何が悪い?愛には様々な形があるだろう?」
「もう駄目だこいつ」
以前も言った気がするが、スミス君には彼女がいる。いつか鉄槌を下してやる。
渡辺も(ある意味)彼女がいる。こいつは見てて悲しくなるからそっとしといてあげよう。
そして、俺と本条は彼女がいない。某海軍大将に言わせれば「敗北者じゃけぇ...!!」状態だ。悲しい。
「佐竹は良いよな」
「何言ってんだ?俺も所詮敗北者だよ」
「ハーレム野郎が...」
「誰がハーレム野郎じゃシバくぞ」
俺のどこがハーレムだというんだ?まったく、これだから最近の若者は困る。
「にしても夏休みかぁ...ここ最近のイベントだと、夏祭りとかか?」
「そうだな。俺はたとえ1人でも行くぜ」
「悲しいな本条」
「嫌味か!?嫌味なのか!?」
「嫌味?まさか。俺もお前の同志だぜ、本条。俺もどーせぼっちだよ」
「佐竹...!!」
「俺たちは非リア同盟。違うか?」
「そうだったな...ごめんな、佐竹。さっきはお前のことをハーレム野郎なんて言ってさ」
「気にするな。俺たちの絆はそんな言葉だけで終わるほど脆くはないだろ?」
「そうか...そうだな!非リアは非リアらしく、この夏休み楽しもうぜ!!」
「おう!!」
夏祭り当日
「ここが待ち合わせ場所だよな...」
俺はAfterglowと一緒に夏祭りに行くことになった。ぼっち回避万歳。
え?裏切り?知らんな。
今回行くのは商店街の夏祭りだ。近くに住んでるのに、何気に行くのは初めてだったりする。楽しみだなぁ~。
現在待ち合わせ30分前。待ち合わせに遅れるとか良くないからね。ぶっちゃけ暇だったのもあって早めに来た。女の子を待たるわけにはいかないんでね。流石俺、めっちゃ紳士だね!
「あ、亮くーん!!おーい!!」
「ん?ひまりか」
一番最初に来たのはひまりか。失礼だけど、ちょっと意外だな。抜けてるところがあるから遅れると思ってたのに。モカの方が待ち合わせとか遅刻しそうだけど。
「ひまりが待ち合わせに早く来るなんて、明日は雨でも降るのか?」
「え?まだ着いてないよ?」
「え?」
「え?」
この娘、まだ待ち合わせ場所に着いてないと言う。おかしいな、ここで合ってるはずぞ。
ひまりはドジだからな~。場所間違えちゃったのか~。仕方ない、もう一回L〇NEのメッセージ確認してあげよう。これが優しさってやつだ。
...
.....
..........やらかしたなこれ
「待ってよ亮くん!なんで無言で行っちゃうの!?おーい!!」
その後、俺は巴以外のAfterglowと合流した。というのも、巴姐さんは太鼓を叩くとかでいないらしい。毎年やってるんだって。流石姐さん。尊敬してる。
後、太鼓って言われると太鼓の〇人が思い浮かぶのは俺だけ?フルコンボだドン!!
「てか皆浴衣着てくるんだな」
「お祭りですから~」
俺も着てきた方が良かったかな?
蘭は家が華道とか伝統的な家だから浴衣着てきてもおかしくはないと思ってたけど、皆着るんだね。
「亮くん亮くん」
「どーしたひまり」
「もしかして、今気づいた?」
「ごめんさっきは待ち合わせ場所間違えて焦ってて気づかなかった」
「ひどい!?」
ごめんね。よくよく考えたらいち早く会ってたひまりも浴衣着てたわ。普通に気づかなかった。焦りの方が大きかったの。
突然服の袖が引っ張られる。誰だ?
「...ん?どしたつぐみ?」
「えっと...その...私、浴衣似合ってる、かな...?」
大天使降臨。
え待って待って。身長差的に俺を見上げるように上目遣いで「浴衣似合ってる、かな...?」って聞いてくる大天使。なんでこうなったのかはわからないけどあれか。役得ってやつか?俺生きててよかった。似合ってるかな、ってそれ聞くまでもないだろぉ?
「当たり前だろ。似合ってるよ」
「!!...ありがとう!!」
そう言って笑顔になるつぐみ。うん。俺じゃなきゃ告白してたね。そんでフラれてたね。危ない危ない。
「ぶ~~~...」
「モカ?お前は機嫌が悪そうだな」
「りょーくんのせいでーす」
「えぇっ!?」
喜ぶつぐみと対照的に、頬を膨らまして不機嫌アピールしているモカ。頬を膨らますってお前はリスか。
俺のせいって言われても...あ、もしかして!!
「この前山吹ベーカリーのメロンパン最後の一個買っちゃったのが悪かったのか!!」
「馬鹿。鈍感。唐変木」
「蘭が辛辣すぎて泣きそう」
思わぬ方向からの攻撃を受けました。馬鹿っていう方が馬鹿なんだよばーか!!
「確かにそれを聞いて少しムッとしたけど、違いま~す」
「違うのか...まさか、メロンパンじゃなくてカレーパン買ったのがぐへぇっ!!」
なんか蘭に殴られたんだけど。これ見たらお父さん悲しむよ?蘭パパ泣いちゃうよ?こんな娘に育てた覚えはありません!!って。
「りょーくんよ。この天才美少女モカちゃんの浴衣姿を見て言うことはないのか~?」
あ~そういうことね完全に理解した。
「似合ってる。自分で天才美少女と言ってなかったらもう少し褒めてたんだけどなー」
「ありがと~」
天才美少女とか自分で言ってるけど9割くらい事実なんだよなぁ...実際美少女だし、頭いいし。俺も超絶イケメンの天才に生まれたかった。この世界は不平等なんだなって。
「.....」
ん?隣からなんか物凄い圧を感じるぞ~?ふむ、この感じは...
「っ...!?」
「残念だったな蘭。俺をいつも殴れると思ったら間違いだ」
俺見聞色の〇気使えるようになったわ。
なんかモカを褒めたら蘭が不機嫌になった。さっきから殴られてたけど、今の一撃は当たったら多分一番痛かったやつ。暴力反対。蘭が女じゃなかったら殴り返してるぞこれ。
とりあえず思ったんだ。女心って難しいね(小並感)
「あー、うん。蘭、浴衣似合ってるぞ。だからその拳を下ろしなさい。俺は殴られて喜ぶような変態じゃないぞー」
「...ありがと」
「え!?りょーくんってMじゃなかったの~?」
「誰がMじゃシバくぞ」
こんな感じで始まる夏祭り。
ここまで賑やかなイベントに参加するなんて、去年までじゃ考えられなかったよ。ほんんと、こいつらに出会えて良かった。俺はそう確信を持って言える。恵まれすぎてるくらいだな、俺。
まあ、こんなシリアスっぽいこと考えるのは好きじゃない。折角来たんだ。楽しまないとな!
「ちょっと待って。私浴衣姿褒められてないよ?」
「よっしゃ行くかー。最初どの屋台が良い?」
「無視しないで!!」
「ひーちゃんよ。君はそういう運命なのだよ」
「酷い!!」
夏祭りが始まって1時間くらい経った。
人がやっぱり多いな。1つ食べ物買うだけでも結構時間かかる。でも美味しい。
ぶっちゃけこの1時間は特に面倒ごとに巻き込まれることもなく、普通に楽しんだ。強いて言うなら、モカがチョコバナナ10本買ってきてたくらいかな。それを全部1人で食べるというんだから恐ろしい。モカって体内にカー〇ィ飼ってたっけ?
そして、祭りの屋台ってのは食べ物以外にもあるわけで...
「亮くん」
「どうしたつぐみ」
「あれ、やってみない?」
「あれ?」
つぐみが指さした方を見ると、そこには金魚すくいとあった。金魚すくいか。小さい頃よくやってたな。懐かしい。
「よし、久しぶりにやってみるか」
「うん!ありがとう!」
美少女に頼まれて断る理由が存在するとでも?
実際金魚すくいとかやるの久しぶりだからちょっと楽しみだったりするし。
「すいませーん。2人分やらせてくださーい」
「ん?ああ、ごめんな坊主。実はもう金魚いないんだ」
「へ?」
金魚がいない?そんなに人気だったのか?
「いや、金髪のお嬢ちゃんとオレンジの髪のお嬢ちゃんが『金魚さんを助けるのよ!!』とか言って2人で全部持って行っちまった。やっぱり制限かけとくべきだったか...」
「...その2人の他にも誰かいませんでしたか?」
「確か、『儚い...』とか言ってる紫の髪のお嬢ちゃんもいたな。後、水色髪のお嬢ちゃんとピンクの熊?みたいなのも一緒に」
「...その、知り合いがごめんなさい」
一体どこのハロハピだよ。あいつらやりやがった。それとなんで美咲はミッシェルモードなんだよ。バイトか?商店街の夏祭りだからバイトしてるのか?大変だな。
「気にするなって。でも、坊主。彼女さんと金魚すくいできなくて残念だったな」
「彼女!?冗談はやめてくださいよ。つぐみが可哀想ですって」
「そうか?でも、お嬢ちゃんの方はまんざらでもなさそうだが」
「私が、亮くんと......うん、最高」
「いやいや。これは恥ずかしがってるだけですって」
「...お嬢ちゃん」
「ははははははははい!?」
「お前、中々大変そうなやつ好きになっちまったみたいだな。まあ、頑張れよ」
大変そうなやつを好きになった?え、もしかして...
「つぐみお前好きな人いたのか!?」
「坊主、お前...将来それで後悔するなよ?」
「よくわからないけどわかりました」
よくわからないけど金魚すくいのおっちゃん曰くつぐみに好きな人がいるとか。これは今度聞き出してやらねば。つぐみに相応しくない相手だったらぶっ飛ばしてやる。俺より弱い男につぐみは渡せねえよ。
「あれ?2人とも帰ってくるの早かったね。金魚すくいやってたんじゃないの?」
「ハロハピによって金魚が全部取られてた。以上」
「えぇ...」
戻って蘭に事情を説明したらすっごい呆れた顔された。俺もお前と同じ気持ちだよ。
なんで簡単に金魚全部すくっちゃうの?それが弦巻クオリティ?黒服さん何した?いや、あの規格外コンビなら黒服さんいなくてもなんとかしそうだな。この前はぐみが「こころんが誕生日プレゼントにバッティングセンターくれたんだ!!」って言ってた時はマジでビビったけど。バッティングセンターは人にあげるものじゃありません。少なくとも俺の中では。
「あれ?モカとひまりは?」
「まだ食べたりないって言ってどっか行った」
「うんあの2人らしい」
そんなに食べると太るぞ。特にひまり。
「はっ!!」
「どーしたのひーちゃん?」
「今物凄く失礼なことを思われた気がする!」
「...?」
「てか、蘭は着いて行かなかったんだな」
「あたしはもうお腹いっぱいだし」
うんうん。食べ過ぎは良くない。適量が一番。ここに来てからかなり食べてるからな俺達。祭りってだけで気分が上がってたくさん食べれるからさ。さ
「そうだ。蘭ってどっか行きたいところある?花火まで時間あるし」
夏祭りといえば打ち上げ花火だよな。異論は認めない。
花火見るときは巴も合流できるとか言ってた。Afterglo一の常識人である姐さんとやっと会えるぜ。よく考えてみ?大天使とJKにJKをミルフィーユしたJKと暴力系ツンデレ赤メッシュと胃袋ブラックホールだぞ。これが幼馴染同士って考えると世の中って狭いんだなって。
「特には」
「それはつまらないぞ蘭~」
「...射的」
射的。それは面白そうだ。これも小さいころよくやったよ。ゲーム機狙って玉砕したあの頃が懐かしい。あれ落とすのほぼ無理。だからあの時親父はお菓子ばっかり狙ってたんだな。今になるとわかるよ。
「つぐみもやるか?」
「え、あ、うん!!」
よし3人だな。すぐそこに射的屋あるし、やってみましょーか。
「すいませーん3人分」
「...その3つ使え」
射的屋の店主は寡黙な人って感じだな。さっきの金魚屋のおっちゃんとはまた違う。
射的か...確かここをこうやって...
「発射!」
「...中々やるみたいだな」
なんか美味しそうなクッキー?があったのでそれに一発。見事に命中。クッキーは後ろに落ちていきました。クッキーゲット。わーい。
と、俺は順調だけど後2人は...
「つぐみ、これ、どうやるかわかる?」
「ごめんね。私もちょっとわからないかな...」
よーし俺優しいから助けちゃうぞー!!
「2人ともお困りのようで」
「亮。最初どうするの?」
「ああ、弾込めね。ちょっと貸せ。見てろよ。こんな感じで...」
「なるほど」
「すごいね亮くん」
「昔よくやってたから」
昔は俺もこんな風に親父に助けてもらってたな。懐かしい。てか、親父と母さん元気かな?夏休み中に一回くらい会いに行くか。
「よし。んじゃ、後は狙いを定めろ。下の方にあるお菓子なら十分落とせるぞ」
「...重っ」
「手震えてるぞ。まあ、細い手だもんな」
「うっさい」
「怒るなって。俺も手伝ってやるから」
「ちょ!?」
ってわけで俺も蘭の後ろから銃を支えてあげる。
「その.....手。手当たってるし.....この姿勢だとあたしが抱きしめられてるみたいだし......!!」
「りょりょりょ亮くん!!?何してるの!?!」
「ん?見ればわかるだろ?俺はか弱い蘭ちゃんのために一緒に銃を持ってやって.....一緒?」
さあ、落ち着いて今の状態を客観的に見てみよう。
蘭...銃持ってる
俺...蘭の後ろから、蘭が持ってる銃を支えている
更に俺...自分の手と蘭の手が触れてる。そんでもって俺が蘭を半ば外側から抱きしめるような体勢
ふむふむ......
「...俺何やってんだ!?馬鹿か!?馬鹿なのか!?」
「あ...」
全っっっっっっっっっ力で蘭から離れました。このままじゃ法廷で会いましょうになってしまう。
「いやほんとごめん蘭。別にそういうつもりがあったとかそんなんじゃなくて。ただ気が付いたらそうなってたというかその」
「亮」
「はいぃぃぃぃぃぃ!!!」
急に俺の名前を呼ぶ蘭。うん、あれだ。とりあえず命乞いの言葉を考えておかないと。
「続き」
「お助けくださ...へ?」
「何度も言わせないで。射的の続き教えろって言ってんの」
「は、はぁ...」
「後、あたし1人じゃ支えられないから、その......い、一緒に持ってくんない?」
「ゑ?」
「か、勘違いしないでよ!あたし1人じゃ支えられないからってだけだから!!」
ら、蘭が...
デレた!!!ツンデレがデレた!!!しかも過去最高クラス。これは国宝級、いや、世界遺産級だ。
そして、デレたツンデレにすることと言ったらただ一つ。
「わかった」
素直に言うことを聞いてやることだ。
「フッ...青春だな」
「何か言いました?」
「なんでもない」
なんか店主が言ってた気がするけど、まあいいや。
蘭が全弾撃ち終わった後、途中から空気になりかけてたつぐみに怒られた。なんでか知らないけど怒られた。
あ、夏祭り編は次回に続きます。まだ花火見てないからなぁ!!
高評価、感想、意見等。いつでも待ってるぞ☆
主人公のプロフィールって必要だと思う?(今更)
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プロフィールとかちょっと見てみたいかも
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そんなことより本文更新してくれ頼む
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