「音楽の天才」と呼ばれた俺がなぜガールズバンドに振り回されなければいけないのか   作:弾正

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なんか書けた。ちょっと忙しいのは事実だけど、高評価とかのおかげでモチベが上がったから書けた。ありがとうございます!!


今回の話は一応前回の続きとなっております。ぶっちゃけこれ単体でも大丈夫な気もするけど、前話を読んでからこれを読むと良いかもしれないです。


あ、今回で記念すべき20話らしい。時が経つのって早いね。


打ち上げ花火、平和に見るか?修羅場で見るか?

 前回のぉぉぉぉぉあらすじぃぃぃぃぃぃ!!!

 

 

 音楽の天才と呼ばれていて超絶イケメンかつ文武両道・才色兼備な少年佐竹亮。彼の夏休みがスタートした!!そして、夏休みが始まってすぐ、Afterglowと一緒に夏祭りに行くことになった。ハロハピが暴走してたり、赤メッシュのツンデレが見られたりと様々なイベントが起きつつ、いよいよ夏祭りの目玉・花火へと...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「花火楽しみだな」

 「ここの花火はかなりすごいからな、期待しててくれよ!」

 

 

 あの後、太鼓を叩き終えた巴姐さんと無事合流。俺たちは花火を見るため、適当な場所を探していた。どうせなら落ち着いて見たいじゃん?人混みに埋もれながら花火は嫌。

 

 

 「モカちゃんは歩き疲れたのだ~。りょーくん、おんぶして~」

 「断る」

 「ケチ~」

 「お前には立派な足がついているじゃないか」

 

 

 

 

 

 こんな感じで雑談をしながら歩いていって20分くらい経った。

 

 

 「お、あの公園とか丁度良いんじゃないか?」

 「そうだね」

 「ああ」

 「異議なーし!!」

 「ん」

 「モカちゃんは~お腹が空いたのです~」

 「お前ついさっきまで焼きそば食べてただろ」

 「超絶イケメンで優しくて紳士なりょーくん様~。どうかモカちゃんにお恵みを~」

 「そんなわざとらしい言葉に俺がつられるとでも?ほらチョコだ食え」

 「わ~い」

 「つられてるし...」

 

 

 公園に到着。周りに特別大きい建物があるわけでもないし、ここからなら花火が綺麗に見えそうだ。

 いやー、本当に楽しみだ。

 

 

 

 

 

 「あら?亮...とAfterglowじゃない」

 「ヤッホー☆ところで、なんでアフグロと一緒にいるのかなー?」

 「今井さんの言う通りです。なぜなのでしょうか?」

 「.....」

 「りんりん?顔怖いよ?おーい」

 

 

 Roseliaさえいなければ素直に楽しめてたのになぁ!!

 

 いや、別にロゼリアが嫌いとかそういうわけじゃないよ。嫌いだったらコーチなんてしてないもん。

 でもね、俺知ってる。アフグロとロゼリアは決して混ぜてはいけないってことを(第16話・女の嫉妬は怖いって母さんが言ってた、を見てくれればわかるぞ!)。良心が宇田川姉妹しかいない。それでその姉妹は...

 

 

 「あこ、こっちだ。着いてこい」

 「お姉ちゃん?」

 「いいから早く」

 「よくわからないけどわかった!」

 

 

 逃 げ る

 

 酷くないですか?俺の味方はいないのか?おかしいな、日ごろの行いは悪くないはずなのだが...

 

 

 

 うん、俺も宇田川姉妹リスペクトして逃げよう。それがいい。

 

 

 「アーオレチョットヨウジオモイダシタカラカエラナイトナーミナサンサヨウナラー」

 「亮...?」

 「どこに行こうとしているのかしら?」

 

 

 (案の定)駄目でした。

 蘭と友希那さんに回り込まれました。てか、そこで息が合うならもう仲良くしようぜ?俺争いとか嫌い。

 

 

 「リサさんこんにちは~。こんな所で会うとは奇遇ですね~」

 「そうだねモカー☆」

 「「ははははは」」

 「何あれ怖い。目が笑ってないんだけど」

 

 

 表面上は仲良く話してるように見えても、目が笑ってない2人いるし。同じコンビニでバイトしてるんだから仲良くしようぜ?な?

 

 

 「羽沢さん。この前は丁寧にクッキーの作り方を教えてくださりありがとうございます」

 「いえいえ。私は何もしてないでs」

 「そのおかげで、この前日菜と佐竹さんと3人でお菓子作りをすることができました。とても楽しかったです」

 「...亮くん。今度一緒にお菓子作ろう!」

 「え?あ、うん、まあ、別に良いけど...どうしました紗夜さん?目が怖いんですけど」

 「...いえ、なんでもありませんよ?」

 「それ絶対何かあったやつ」

 

 

 Afterglow真面目枠とRoselia真面目枠もなんかバチバチしてるし。あ、俺美少女の頼みは(基本)断らないから。逆に折角の機会を逃すとでも?

 

 

 「燐子先輩こんばんは!!」

 「こ、こんばんは......」

 「そうだ!聞いてくださいよー!亮ってば私の浴衣姿に気付いてくれなくてー!!」

 「......そうだったのですね」

 「それで、その後皆でお祭り楽しんでたんですけど、亮が___」

 「あ......そ、そうだったんですか......ふふふ、随分と楽しそうで何よりです」

 「おいひまり弾丸トークに燐子さん着いてけてないからやめてあげなさい。燐子さんもなんでか知らないけど黒いオーラ出すのはやめてください」

 

 

 流石ひまり。女子高生特有の弾丸トーク炸裂。燐子さんはそれに対抗するかのように黒いオーラ出してるし...俺もとうとうオーラが見えるようになったのか。全然嬉しくない。

 

 でも、このままAfterglowとRoseliaに冷戦されてると楽しいお祭りが地獄絵図になってしまう。ここは俺がこの場を収めてみせよう。

 

 

 「とりあえず皆さん落ちついt」

 「こんばんは師匠!今日もブシドー全開ですね!!」

 「あ、おねーちゃんもいる!!」

 「ところで亮さん。ジブンにはここにたくさんの女の子がいるように見えるんですが...」

 「ふふ。どういうことか説明してもらおうかしら?」

 「千聖ちゃん?怖いよ?」

 「甘いわ彩ちゃん。そんなに優しかったら戦いには勝てないわよ?」

 「」

 

 

 パスパレの皆さんじゃないですかーハハハ。

 とりあえず千聖さんが怖い。微笑みの鉄仮面の名は伊達じゃないね。さっきの燐子さんよりどす黒いオーラ出てるもん。これはあれだな。多分俺が悪いんだな(今更)。何かしたっていう自覚はないけど、今までの経験的に俺がやらかしたんだなって。

 

 

 「亮」

 「はいなんでしょう千聖様」

 「お説教が必要なようね」

 「Oh...」

 「それでは、行きましょうか」

 「待って千聖様ストップ。どこ連れてくつもりですか?HA・NA・SE!!」

 

 

 秘宝:俺氏、女優(鬼)に連行される

 

 外から見たら役得だとか思うかもしれないけど、俺からしたら地獄だ。この人怒らせるとマジで怖い。例えるならジョ〇ョの〇タンドとワンピ〇スの覇〇色の覇気を持って、ドラ〇ンボールのように超サイ〇人になってるみたいだ。なるほど混ぜすぎてよくわからん。

 

 

 「白鷺さん?佐竹さんを連れてどちらへ行こうというのですか?」

 「独り占めは良くないよ千聖ちゃーん!」

 「...あなた達には関係のないことね」

 

 

 しかし!そんな哀れな俺を助けようとしてくれる氷川姉妹!

 だけどね、鬼の風紀委員+天災妹VS最恐鉄仮面女優とかいう構図に巻き込まれるのは嫌だなぁ!!泣きたくなるね。

 

 

 「リサさんもここにいたんですね」

 「お、麻弥じゃん。ヤッホー☆」

 「ところで、一つ質問してもいいっすか?」

 「何?」

 「亮さんって今日の夏祭り誰と一緒にいたんですか?」

 「モカちゃんたちとで~す」

 「なるほど...Afterglowも敵だったとは...これは厄介ですね」

 

 

 アフグロとロゼリアだけじゃない。パスパレも混ぜたらいけないやつだったんだなってわかったわ。

 

 

 「うぅ...どうしよう。これじゃあ折角の夏祭りが...それに亮くんも可哀想だし」

 

 

 あ、ここに神がいた。彩さんだけ俺のことを考えてくれてる!今、俺の中で彩さんへの好感度が10倍くらい上がった。俺将来彩さんと結婚するわ。あ、でも佐竹彩になったら丸山彩流自己紹介、「まん丸お山に彩を___」が使えなくなっちまうな。あ、俺が丸山亮になればいいのか。解決した(現実逃避中)。

 

 

 「皆さん、すごい熱気...これぞまさにイクサですね!!」

 

 

 イヴ。絶対違うと思う。

 あ、もし戦だというのなら俺を助けてくれ。俺とイヴ仲間だから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ~10分くらい経過~

 

 

 ふと夜空を見上げると、そこは満点の星空。花火を打ち上げるには非常に良い天気です。打ち上げまでもう少しだったはず。

 

 ふと横を見ると、そこでは...

 

 

 「あなたに私を止める権利があるとでも?」

 「それ以上の不純異性交遊を認めるわけにはいきませんので」

 「そうだそうだー!」

 

 

 うん。見なかったことにしよう。

 てか、この人たちの俺の意見を聞くという発想はないのでしょうか?俺に人権はないのでしょうか?俺は中学生の時、日本国憲法の基本的人権の尊重ってやつを習ったんだけどな。もしかして俺って憲法適用外?...これ以上は色々と怒られそうだからやめておこう。

 それと、千聖様が思ってたより強く俺の腕を掴むので、ちょっと腕が痛いです。

 

 

 

 

 

 「おや?千聖じゃないか。ふふ、随分と亮にご執心じゃないか」

 「あら?皆揃っているのね!!」

 「花火楽しみだなー!!」

 「はぁ...やっとミッシェルから解放された...」

 「お疲れ様、美咲ちゃん」

 

 

 ...流れからして来ると思ってたよ。これで残りはポピパだけだな。

 

 ハロハピ降臨。純粋な少女2人と、千聖キラー持ちが1人。そんで苦労人1人と方向音痴1人...

 

 

 「花音さんが迷子になってない、だと...!?」

 「わ、私だっていつも迷子になってるわけじゃないよ!」

 「そんな...俺の中の常識が...」

 

 

 花音さんが迷子になっていないなんてことがあるのか!?(めっちゃ失礼)

 

 

 「...薫。何か用かしら?」

 「冷たいじゃないか千聖。折角幼馴染と会ったというのに」

 「...あなたのそのキャラ、嫌いよ」

 「今だ!逃っげるんだよぉ!!」

 「あ」

 

 

 薫さんが千聖さんの気を引いてくれている間に脱出成功。俺、薫さんを人生で初めて尊敬したよ。これで地獄のお説教フルコースを回避できる。

 

 

 よし、後はこの修羅場公園から逃げるだけだ。今は緊急事態。とりあえず脱出しないと。

 

 

 

 

 

 「あ!亮くんだ!おーい!」

 「なんかすごい疲れてるように見えるけど大丈夫?」

 「あー、うん。奥の状況見て大体察した」

 「修羅場ってるね」

 「おたえ。新しい動詞作るな」

 「」

 

 

 知ってた。もうこれはポピパそろそろ来ると思ってた。でもね、タイミング悪すぎやしませんか?

 

 

 「...もう嫌だ」

 

 

 この後起こることを思い浮かべてそう呟いた俺は悪くないと思う。ポピパが修羅場に加わるまで後10秒。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「Afterglowだけ抜け駆けは良くないと思う」

 「おたえの言う通り。私たちだって亮と一緒にいたいのに...そうだよね、有咲ー?」

 「はぁ!?な、なんで私があいつと一緒にいないといけないんだよ!?」

 「有咲照れてるー!!」

 「どうしよう...み、皆。一回落ち着いて...」

 「む~。あたしたちは何も悪いことはしてないよ~?」

 「その通り!こういうのは早い者勝ちでしょ!」

 「他の人たちには悪いけど、私たちだって...!」

 「そもそもあたしたちと一緒に来るって決めたのは亮だし」

 「...アタシも恋をしたらああいう風になっちまうのか?」

 「うーん、皆るんっ♪てこないなー」

 「あまり争いごとは好きじゃないんですけどねぇ」

 「こんなに多くの女の子から好かれているなんて...やっぱり亮にはお説教が必要ね」

 「おぉ...!!皆さんから物凄いブシドーを感じます!!」

 「い、一回落ち着こう?亮くんが一番困ってるから」

 「私たちは頂点を目指すわ。そして、それは音楽だけではない」

 「友希那の言う通り。アタシだって亮のこと欲しいし」

 「とにかく、皆さんの不純異性交遊を認めるわけにはいきません」

 「私......頑張ります......!」

 「すごい!皆から、なんかこう...黒い?オーラを感じる!!」

 「ふえぇ...でも、私も皆と同じ気持ちだな」

 「そうだね、花音さん。あたしたちも負けてられない」

 「はぐみ、かーちゃんから聞いたことある!これ、しゅらば?ってやつだ!」

 「亮は本当に人気者なのね!!」

 「儚い...」

 

 

 あ、夏の大三角形発見(過去最大の現実逃避)。小学生の時習ったわ。懐かしい。

 

 

 いや、逆にこの状況をどうしろと。多分おそらく大体十中八九は俺のせいなんだろうけどさ、この状況を収めることできると思う?無理だね。時には諦めも肝心。

 もう途中からこの人たちの言葉なんて全く聞いてないし。でも、時々俺の名前が出てくるあたり元凶は俺だよなぁ...神様、俺何かしましたっけ?この前午後の〇茶を午前中に飲んだのがいけなかったのかな。もしくは、さける〇ーズをさかないで食べたことがNGだった?

 

 

 「はぁ...」

 

 

 ついため息が出てしまう。折角楽しく花火が見れると思ってたのになぁ...ん?花火?そうだ、俺は花火を見にここに来てたんだったな。忘れるところだったぜ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その時突然、ヒュ~ン、という音が聞こえた。

 そして、その音の正体は空高く上り、美しい花を咲かせた。

 

 

 「綺麗、だな」

 

 

 花火はとても綺麗だった。やっぱり、夏祭りといえば打ち上げ花火だな。

 

 

 「あら?皆見て!花火がとっても綺麗よ!」

 「わあ!本当だ!!」

 「うわぁ...綺麗...」

 「...ふふっ」

 「どうしたんですか、湊さん?」

 「いえ、この花火を見ていると、今争っているのが馬鹿馬鹿しく思えて。それに、折角の楽しいイベントなのだから楽しまなきゃ損だ、と彼は言うでしょう?」

 「...それもそうですね」

 「今回の夏祭りはあなた達Afterglowの勝ちよ。でも、次は負けないから、覚悟しといてちょうだい」

 「あたしたちだって負けるつもりはないんで...!」

 

 

 花火って凄いな。あの修羅場を一瞬で沈めたもん。俺<花火、説浮上。

 なんか蘭と友希那さんは固い握手してるし。なんか友情が芽生えた。仲が良いのはいいことだぞ~。

 

 

 ほんっと、去年じゃこんなの考えられなかったよ。まさか俺がこんなにたくさんの女の子と仲良くなって、一緒に花火を見ているなんてな。人生何があるかわからないものだな。この調子でいけば近いうちに彼女もできるんじゃね?人生何があるかわからないし。

 

 

 「花火綺麗だね、ひまりちゃん!!」

 「そうだねつぐ!!」

 

 

 「おねーちゃん!見て見て!花火だよ!」

 「日菜...まったく、そんなに言われなくても見てるわよ」

 

 

 「千聖、どうだい?友と見る花火というのも、また一興だろう?」

 「そうね。あなたさえいなければもっと楽しかったと思うわ」

 

 

 「私、花火とか久しぶりに見たぞ...」

 「私は毎年家族で見るかな。でも、同じバンドのメンバーと見る花火はまた違うね」

 

 

 ...来年もまた、こうやって皆で花火を見たいな。なんて思う自分がここにいる。

 

 いや、まだ来年のことを言うのは早いな。夏休みは始まったばかりだ。これからもっと全力で楽しまないと。

 

 

 「...海、行きたいな」

 

 

 なんとなく呟いてみたりする。

 

 

 

 

 

 この後、なんでか知らないけど、夏休み中に5バンド+俺で海に行くことが決定したのだが、それはまた別の話。弦巻家のプライベートビーチに行くとか。流石弦巻家。もうこれくらいじゃ驚かねえわ。




ほぼ修羅場。女子の戦争。夏祭りってなんだっけ?
まあ、これが亮くんハーレムの現状ですよ。チクショウ羨ましい。


誰か文章力をわけてくれ~(唐突)
小説書くのが上手い人の小説って本当に面白いですよね。尊敬してます。


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