「音楽の天才」と呼ばれた俺がなぜガールズバンドに振り回されなければいけないのか   作:弾正

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待たせたな!!


更新ペースが落ちてるって?勘のいいガキは嫌いだよ...ごめんなさい。失踪したわけじゃないから安心してね。


ハロウィンの仮装は楽しいけど、普段の仮装はただの変質者説

 昨日までの島生活楽しかったな〜。

 色々あったし、ちょっと死にかけたけど、結局のところ楽しかった。俺って感覚おかしいかな?死にかけたのに楽しかったって。あ、今更か。気にしたら負けだな、うん。

 

 

 

 

 

 よし、今日一日は家でゴロゴロするぞ!!楽しかったけど疲れたんだもん。今日は家から一歩も出ないぞ!!

 

 朝ご飯はTKG(卵かけご飯)とインスタントの味噌汁で済ませた。TKG美味しいよね。昼はカップラーメン出ないぞいいや。晩ごはんは出前頼もうそうしよう。我ながら完璧なスケジュールだ。

 

 

 こうして、佐竹亮の「家でめっちゃゴロゴロするぞ作戦」が開始された...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ...はずだった!!

 

 

 ♪~

 

 

 はっ!?これは、スマホの着信音!?

 

 

 「もしもし」

 『もしもーし☆亮、今暇?』

 

 

 この語尾に☆がつくような話し方をするギャル(見た目のみ)を俺は一人だけ知っている。

 

 

 「...どうしたんですかリサさん?俺にはこれから、家でめっちゃゴロゴロするぞ作戦を遂行するという大切な任務がありましてね」

 『つまり暇なんだね』

 

 

 彼女の名は今井リサ。Roseliaの女神にして精神的支柱。彼女なくしてRoseliaは成り立たないと言っても過言ではないほどの人物。

 それと、お菓子作りがめっちゃ上手い。特にクッキーはあの友希那さんも認めるほどの美味しさ!!

 

 こんな超絶ハイスペックなリサさんが俺に何か用があるというのか?なんだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここはショッピングモール。以前美咲とデートに来た場所でもある。それ以外にも普通によく行く場所だ。色々あるんだもん。便利すぎる。コンビニの次くらいに便利だ。

 

 

 「やっほー☆待ったー?」

 「いや、俺もさっき来たところです」

 「亮もそういうことが言えるようになったのか~。成長したね~」

 

 

 俺は学習する生き物なんだ。この前美咲にこういう時は待ったと素直に言わない方がいいと教えてもらったからな。今回はその教えに忠実に従ったぞ!(※なんのことだかよくわからんわボケナスという人は、「特にイベントもない平和なデート」を見てくれよな♡冒頭部分だぞ♡)

 

 

 「それで、わざわざ俺を呼んだ理由とは?」

 「服選ぶのに付き合ってほしくてさ」

 「俺センスないの知ってますよね?」

 「うん」

 「帰っていいっすか?」

 「ごめんごめん、半分冗談だから」

 「半分...」

 

 

 こういうのはリサさんの方がセンスあると思うんだけどな。俺はあまりそういうの詳しくないし。センスない方だと思う。

 

 

 「センスとかは抜きにしてさ、男の子からの視点ってのも参考にしたくてさ」

 「なるほど」

 

 

 そういうことなら納得。俺は生粋の男子だからな。普通に女の子に興味あるし、普通にそういうことも考える、健全な男子高校生だからな。

 

 

 「んじゃ、服屋行きますか」

 「そうだね」

 

 

 服選びかぁ~...俺大体ユニ〇ロとか適当にで済ませちゃう人間だからな。あまり強いこだわりはない。

 

 

 ...もしかして、俺に彼女ができないのって、そこが原因なのか!?確かに、彼女もちのスミス君は「ジャパニーズキモノは和を感じることができて、とてもスバラシイです!!」って言ってたからな。服というものは大事なのだろうか。

 

 

 「リサさんリサさん」

 「どうしたの~?」

 「俺、モテない理由がわかったんですよ」

 「.....一応聞くけど、何?」

 「もっとファッションにこだわる必要があるんじゃないかって。そうすればモテるんじゃないかって」

 「そっか~...まあ、ファッションに興味をもつのはいいと思うよ」

 「というわけで、俺にファッションを教えてください!!」

 「よし、任せて!!」

 「ありがてえ」

 

 

 リサさんのセンスは信頼できるし、センスのある人に見てもらうのが一番だろ。休日が消し飛んだのは痛いけど、これでモテると考えれば安いもんだな。

 

 

 「.....亮ってほんとに自覚ないよね」

 「?」

 「ううん、こっちの話。気にしないで」

 

 

 リサさんが何を言いたかったのかよくわからないけど、気にしたら負けってやつだろう。気にしないでおこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 リサ姉のお供として、やって来たのは少し高そうな服屋。俺、ここのショッピングモールは何回も来たことあるけど、この店に入るの初めてなんだよね。雰囲気が俺みたいなのが入れないような感じになってるんだもん。おしゃれなんだよね。俺、そういう空間あんまり得意じゃないの。

 

 

 「じゃ~ん☆どう?似合ってる?」

 「最高っす。リサさんが美人だからその服が映えてますね」

 「も~。褒めても何も出ないぞ~?」

 

 

 そこで行われているのが、第一回リサ姉試着会。通称リサコレ。さっきからリサさんが色々と服を取ってきては試着してを繰り返してるんだ。

 観客は俺1人。つまり、俺がリサ姉を独り占めしていると言っても過言ではないのだ!!全国100万人のリサ姉ファンよ、残念だったな!!最終的に勝ったのは俺なのだよ!!

 

 ...ちょっと悲しくなってきたからやめよう。

 

 

 「褒めてるってよりは。思ったことを素直に言ってるだけなんですけどね」

 「そういうところだよ」

 「え?」

 「そういうこと、あまり女の子に言わない方がいいぞ~?」

 「よくわからないけどリサさんの言うことだからそうなんだろうな。信じる」

 

 

 いや、実際冗談抜きでリサさん似合ってる。モデルとかできそう。モデルといえば、イヴがモデルやってるんだったな。イヴもリサさんもスタイル良いからな。モデル向きって感じだ。

 

 

 「そーいえば、亮は何か気になる服とかないの?」

 「無いものは無い!!!」

 「そんな誇れることじゃないからねそれ」

 

 

 むぅ...ONE PIECEのジン〇エの名言風に言ってみたけど駄目だったか。魚〇空手ってすげえよな。海流操れるんだもん。俺も「海流一本〇負い!!」とかやってみたいわ。

 

 

 「でも、こうなることは予想してたから、今回は亮に似合いそうな服をいくつか選んどいたんだー♪」

 「流石っすリサ姉。俺もリサ姉みたいな姉が欲しかった」

 「亮って一人っ子だったっけ?」

 「YES。リサさんもですよね?」

 「うん。アタシは弟か妹欲しかったな~」

 「リサさん面倒見良いからね。主に友希那さんに対して」

 

 

 友希那さんは面倒見てあげたくなるよな。異論は認めない。あの人、音楽以外に関しては超絶ハイパーギガンティックアルティメットスーパーウルトラデラックスポンコツだからな。俺は友希那さんの「nihonngo ga syaberenai」忘れないからな!!(満面の笑み)

 

 ...そういえば昔、カ〇ビィにスーパーウルトラデラックスってあったよね。懐かしい。小さいころやってたわ。

 

 

 「話がそれちゃったけど、じゃあ、亮の試着会といこうか~♪」

 「了解です。んで、どんな服選んでくれたんですか?」

 「まずは、これかな~?」

 「お、普通にかっこいい」

 

 

 そう言ってリサさんが取り出したのは、T〇E N〇RTH FA〇Eと書かれた服。有名ブランドよね。ちょっとお高いけど、嫌いじゃない。他にはNI〇Eとかも好き。

 

 

 「それで、これ着けてみるのもいいかも」

 「なるほどー」

 

 

 渡されたのは猫耳。猫耳かー。確かに可愛いもんなー。友希那さんとか好きそうだし。

 

 

 

 

 .....

 

 

 

 

 「ちょっと待ってリサ姉。俺はセンスないからこういうのわからないけどさ、多分猫耳は違うと思うの」

 「猫の尻尾も着けてみよう!!絶対似合うって~☆」

 「俺仮装しに来たわけじゃないんだよなぁ...」

 

 

 Q:今はハロウィンですか?

 A:夏休みです。夏にハロウィンがあるわけないだろいい加減にしろ

 

 

 

 

 

 結局、リサさんに押し切られた俺は、猫の仮装みたいなことをしてしまった。めっちゃ写真撮られた。後日、その写真がガールズバンドのメンバーに出回っていたのだが、それはまた別の話である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「はぁ...」

 「ごめんって。でも、似合ってたよ~?可愛かった!」

 「俺は可愛さを求めてはないんですよね」

 「そういう線でもいけるんじゃない?」

 「違うそうじゃない」

 

 

 モテるモテないは抜きにして、俺のプライドの面でアウトです。

 

 

 「そもそも、猫の仮装して街中出歩いている人っていないですよね?」

 「まあ、それもそっか~☆」

 

 

 逆にそんな勇者いたら褒めたたえるわ。着ぐるみならともかく、中途半端な仮装で歩き回るのはキツイだろ。精神的に。ハロウィンの日ならいいかもしれないけどさ。

 

 

 

 ...あ。俺たちが今、何をしてるのかの説明だけしないとな。

 

 

 「リサさんリサさん。よくこんなカフェ知ってましたね」

 「この前たまたま見つけてさー。一回来てみたかったんだよね」

 

 

 ショッピングモール内のカフェに入っております。ここのチョコケーキ美味しい。つぐみの所といい勝負だ。

 

 

 「リサさんってほんと、そういうの選ぶセンスありますよね」

 「ありがとー♪」

 

 

 俺の周りで女子力最も高い女性って、リサさんなんじゃないんだろうか?こういうところのセンスあるし、お菓子作りできるし、気遣いもできるし。俗にいう理想の女性?

 

 

 

 

 

 「俺、将来リサさんのような人と結婚したいです」

 「...じゃあ、してあげよっか?」

 「またまたご冗談を。結婚だなんて冗談でも人に言うようなものじゃ」

 「もし、冗談じゃないって言ったら?」

 

 

 ...は?

 

 

 「もし、アタシが亮と結婚してもいい、いや、結婚したいって本気で言ったら、亮はどうする?」

 

 

 ...え?待って?

 

 

 これってもしかして、もしかしなくても超シリアスな状況だったりしません?リサさんのセリフのトーン的にそう。俺シリアス嫌いだって何度言えばわかるの?特にRoseliaは一回解散騒動あったよね?

 

 

 

 でも、考えてみる。俺がもしリサさんと結婚したら?間違いなく幸せな生活になると断言できる。俺にはもったいないくらいだろう。

 でも、本当にそれでいいのか?俺に対してこう言うってことは、少なくともリサさんは俺のことをある程度信頼はしてくれてるはず。嫌いだったり、あるいは普通に思っている異性に対して結婚だなんて言わない。もしかして、リサさんは俺のことが好きだったり...は流石にないな(鈍感)。仮にそうだったら焼き土下座してもいい。焼き土下座って絶対痛いよな。

 

 

 

 

 

 ふぅ...色々と考えすぎて疲れたな。

 

 

 「疲れた脳には甘いもの!」

 「なんでこの流れでそうなったかなー...」

 「思考回路フル回転させたらブドウ糖が足りなくなったので」

 「そ、そっかー...亮らしいというかなんというかー...」

 

 

 うん。やっぱりこのチョコケーキ美味しい。

 

 

 

 

 ...はい、ここから真面目に考え直します。

 

 

 俺ね、実を言うと結婚とか考えてないの。彼女はいつでもウェルカムだけど、そんな将来のことまでは考えられてないの。結婚相手うんぬんの前に、そもそも結婚するのかだって決まってないの。

 

 だったら、それを言えばいいじゃない!!(名案)

 

 

 「あー、さっきの答えなんですけど。俺、そこまで将来のこと考えられないっすわ。結婚なんてまだ早いっす」

 「あははー、そうだよねー...」

 「どうしました?少し悲しそうですけど...?」

 「ううん、なんでもない」

 「ならいいけど...」

 「この前美咲がストレートに告ろうとして失敗したって言ってたから、遠回しにしてみたんだけどなー。駄目だったかー...しょうがない」

 「?」

 「あ、こっちの話。気にしないで」

 

 

 リサさん、なんか独り言でめっちゃ喋ってたな。美咲がどうこうとか言ってたけど、リサさんと美咲って何か接点あったっけ?いや、女子なんて繋がりだらけか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 帰り道。デートは終了だ。

 

 

 「今日はほんとにありがとー☆楽しかった!」

 「こちらこそありがとうございました。猫の仮装の件は恨んでいますが、それ以外は楽しかったです」

 「ごめんごめん」

 「謝る気ないっすよね」

 「バレた?」

 「バレバレ」

 

 

 結論だけ言うと、楽しかった。リサさんってかなりコミュ力高いから、話が弾むんだよね。俺に話題がなくても、あっちから話しかけてくれる。もっとコミュ力が欲しい人生でした。

 

 

 「あ、ここでお別れかー」

 「もうそんなとこまで?」

 「うん。楽しい時間って、あっという間に過ぎちゃうよね」

 「それ。そんで、退屈な時間は長く続く」

 「逆だったらなー...」

 「俺もそれ何度思ったことか」

 

 

 楽しい時間があっという間に過ぎる法則、あると思います。俺、これに関することだけで原稿用紙10枚分くらいの論文書けそう。国語特別得意ってわけじゃないけど書けそう。

 

 

 「んじゃ、さよなら。また会いましょー」

 

 

 Roseliaのコーチがあるんだ。またすぐに会える。ってわけでさよならする。

 

 

 「あ、ちょっと待って!!」

 「3分間待ってやる」

 「思ってたよりも待ってくれるんだ...」

 「このセリフ一回言ってみたかっただけです。人がゴミのようだ、よりはいいでしょ?」

 「まあ、確かに、ね...」

 

 

 目がぁ!!目がぁぁぁぁぁ!!!!byム〇カ大佐

 

 なんかリサさんに呼び止められた。どした?

 

 

 「それで、リサさん。呼び止めてどうs」

 

 

 

 

 

 その瞬間だった。

 

 

 

 

 

 俺の目の前に、ほんと目の前にリサさんの顔が来たのは。

 

 

 

 

 

 「...!?」

 「亮...」

 「リサさん...」

 

 

 

 

 

 リサさんが甘い声を出す。まるで俺を誘っているかのような声を。

 そして、お互いの顔が近いこの状態。もう少しでお互いの唇が重なり合いそうだ。

 

 

 

 

 ...へ?は?え?

 こ、これって、リサ姉、俺に、キスしようとしてる!!!?!?!

 

 

 

 

 

 「あ、あのですねリサさん。俺にはまだ心の準備ができてないというかなんというか。そもそもこういうのって付き合っている男女がするものであって、俺たちがしていいものではないような気がするというか」

 「ん~?なんのことを言っているのかな~?」

 「」

 

 

 そう言うとリサさんは俺から急に顔を離す。

 

 

 「あ、亮、もしかして、そういうこと考えちゃった?男の子だね~♪」

 

 

 そう言ってリサさんは舌を出す。まるで、いたずらが成功した子供のようだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日の俺の教訓:過度な期待は、やめようね!!




リサ姉回でした。



リアルではもう秋ですが、この小説の世界はまだ夏休みです。
ガルパのハロウィンドリフェス、六花☆4出ました。普通に嬉しい。でも、総合的に見ると、☆4が多かったとは言えないな...



六花が出た記念でアンケートをドォン!!!!!

RASやモニカ、早めに登場させてほしい?

  • 登場させてほしい
  • 別にいいや
  • 作者の好きにせい
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