油断から両足を失い自信を無くした霊夢と、その足を補うべく側にいることを決めた優しい氷妖精が、博麗の巫女弱体化をついた最悪の異変に立ち向かう話。

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はい、また性懲りも無く短編を書いてました放仮ごです。今回は霊チルと欠損ネタ。

悪役に何時ものあのオリキャラを据えての前後編となります。本当は今までのオリキャラをモデルにした六面までのボスキャラを据えた連載になるはずでしたが完結できる気がしなかったので短編にしました。最後にキャラ設定だけでも書いとくつもりです。

油断から両足を失ってしまった霊夢と、彼女のヒーローになろうとする優しい氷精の話。よければどうぞ、見て行ってください。


前篇

「もーいーかーい」

 

 

 自分の走ってきた方向の湖畔から、そんな親友の声がする。今日は大の親友以外の友達が全員用事があるとかで来なかったため、二人ぼっちのかくれんぼに勤しんでいた。もうこれで三回目だ。湖畔じゃすぐ見つかってしまうし、この際だからちょっと遠くの魔法の森まで行ってみよう。

 

 

「まーだだよ!」

 

 

 そう馬鹿みたいに真っ直ぐ考えながら、少女は笑って応えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 誰一人寄り付かない様な、暗く深い森の中。不自然に開けて日の光が差し込んだその場所に、少女は横になって空を仰いでいた。

 

 

「ああ、もう…我ながら、無茶したわね」

 

 

 草むらに寝そべって日向ぼっこしているという、一見平和な時間を過ごしている様に思える少女にしては不釣り合いな言葉ではあるが、その姿は爆発にでも見舞われたの如くボロボロで、その側には巨大な獣の妖怪が倒れていて、その頭部が弾けて周囲一帯が赤く染まっている。

 

 

「…こんな図体だけの妖怪に不覚を突かれて足を持ってかれるなんて…博麗の巫女失格だわ」

 

 

 そして、本来そこにあるべきはずの、少女の足が両方ともまるで食いちぎられたかの如く失われていて。体力を使い切ってしまった少女は己の情けなさに自嘲気味に笑うしかなかった。

 

 

 

 

 少女の名は博麗霊夢。忘れられしものが集う幻想郷の守り主として、今日も今日とて人里の人間を襲うという妖怪を退治することを勤しんでいた博麗の巫女である。

 

 スペルカードルールという、幻想郷における決闘ではない、いわゆる手加減なしでの妖怪退治。ごく一般的な獣型の妖怪を、一方的に殲滅するだけのいつも通りだったはずのそれは、一瞬の油断によって覆された。

 

 まさか、四肢を撃ち抜いて動きを封じたはずのそれが、全身に力を振り絞って胴体を跳躍させて噛み付いてくるなんて想像もつかなかったのだ。

 

 太ももまで食いつかれて、眼前に広がる興奮状態の妖怪に丸呑みされる前にと霊力を詰め込んだ御札を叩きつけ、爆発。己の脚ごと頭部を吹き飛ばして、最悪の事態は逃れたのだった。しかし、神経と筋繊維がズタズタで、手術でもしないと治りそうにない重傷である。

 

 

 

 空飛べるから神社に帰るぐらい大丈夫だと思っていたがしかし、出血が予想以上に多かったために脱力し、いつもあるものが無い状態でバランスを取れるはずもなくすぐに墜落。外の世界みたいに便利な携帯電話などあるはずもなく、なすすべもなく倒れ伏していた。運が良ければ近くに家がある親友に見つけられるかもしれないが、血が流れるのが止まらないので恐らくその前にここで死ぬのだろう。

 

 

 そういえば、自分が死ぬ時なんて考えもしなかったな。

 

 

 ふと、そんな考えが沸いた。博麗の巫女なら幻想郷を守ってパーッと派手に散るのかとでも思ったが、現実はこれだ。無名の妖怪相手に致命傷を負い、誰にも知られない場所でひっそりと無様に独りで死んでいくのだ。

 

 

 

 

 

 それはいやだな、と涙する。

 

 

 

 無様でもいい。寂しい場所でもいい。でも、独りで死んでいくのは嫌だ。無意識に持ち上げ、助けを求める様に掲げられた、その手。「助けて」と小さく声がこぼれた。そして。

 

 

 

 

 

 

「わっ。こんなところでなにやってんの博麗の巫女?」

 

 

 

 目ざとくそれを見つけ、駆け寄ってくる少女がいた。周囲の惨状には目もくれず、不思議そうに目を丸くしてこちらに首をかしげてくる水色の髪の氷精に。

 

 

「チル、ノ…」

 

 

 霊夢は安堵し、その名を呼んで気絶し、それを見た氷精、チルノはあわわわと慌てて親友の大妖精を呼びに戻って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…助けてくれたのは感謝するけど、もう少し運び方なんとかならなかった訳?」

 

 

 目を覚ますなり、二人の人物に抱えられて飛んでいることに気付いた霊夢が文句を垂れると、頭側を抱えている大妖精は困ったような笑みを浮かべ、下半身側を抱えたチルノは珍しく怒っているようで言い返した。

 

 

「あたいが気付かなかったらどうするところだったのさ博麗の巫女。あたいたち妖精と違って人間は生き返ったりしないんでしょ?寺子屋で習ったよ」

 

「…そりゃ、あのまま死んでたでしょうね。半ば諦めてたし。助かったわ」

 

「幻想郷最強じゃなかったの?…って違った、最強はあたいだった」

 

「…そうね、こんな様じゃ最強なんて言えないし貴女が最強かもね」

 

「むっ。調子狂うなあ」

 

 

いつもと違って弱気な霊夢に調子が狂うチルノ。そこで霊夢は、あることに気付いた。

 

 

「あれ?…貴女、どこを持って…」

 

「どこをって。血塗れの脚を持つのは嫌だったから、あたいが氷で脚を作ってやったのよ。なんて言うんだっけ?…満足?」

 

「義足だよ、チルノちゃん」

 

「そう、それだ。文句は言わないでよね。ほっといてもよかったんだから」

 

 

そう言われて、チルノが手にしている両足のあった場所を見ると、精巧な氷で作られた脚が在った。もちろん感覚は無いが、それでも喪失感は幾分か薄れていた。正直冷たすぎるぐらいだが、文句など言えようはずもない。

 

 

「…文句なんてないわ。ありがとね」

 

「あら素直ね。やっぱりこんな弱気な巫女、調子が狂うなあ」

 

「あの、それで霊夢さん。私たち、一度魔理沙さんのうちに向かったんですが留守のようで、今博麗神社に向かっていたんですがどこか行った方がいい場所はあるでしょうか?」

 

「はは…魔理沙、紅魔館にでもまた盗みに行ってたのかしら。まあいいわ、神社よりも迷いの竹林へ…永遠亭にお願い。あそこなら治せるかも…」

 

「りょーかい!なんか調子が狂うから早く元気になってよね!行くわよ大ちゃん!…どっちだっけ?」

 

「こっちだよ、チルノちゃん。リグルちゃんの住んでいる辺りだよ」

 

「そーなのかー?」

 

「そーなのだー」

 

「…貴方達はいつも楽しそうでいいわね」

 

 

 友達のルーミアの真似をしながら笑顔で自分を運ぶ妖精二人に、思わず安心したように笑みを浮かべる霊夢。チルノもそれを見て不敵に笑うのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 やはりというかなんというか、迷いの竹林で小一時間ほど迷いながらも運よく藤原妹紅と出会い永遠亭に訪れた霊夢たち。妖精二人を外に待たせて、個室で治療を受けた霊夢は包帯が巻かれた太腿の先にチルノにまた氷の脚を付けてもらってから月の薬師である八意永琳と向かい合っていた。

 

 

「頼ってもらって悪いけど結論を言うわ。いくら私でも、足だけを生やす薬は作れないわ。手術でこれ以上悪化することを防ぐので精一杯よ。蓬莱の薬なら在庫あるけど?」

 

「嫌よ。さすがに不老不死になるつもりはないわ」

 

「でしょうね。その罪を背負わせるわけにもいかないし」

 

「死にかけて生に縋ったけど、これがないと人間じゃないと思うわ。助かったから、命を大事にしようと思えるわけだし。さすがにアンタもそんな万能じゃなかったか。お邪魔したわね」

 

「ああそれと、氷の義足を使ったせいかしらね。凍傷で傷口が壊死しかけてるわ。ちゃんとした義足を作ってもらいなさい。そうね、人形遣いか河童辺りにでも…」

 

 

 ぐらつく氷の足で椅子から立ち上がりながら去ろうとする霊夢を引き留める永琳。治療に関わった者として放っては置けないのだろう。知識を総動員しながら的確な人物への紹介状を書こうとしていた手を、霊夢は引きとめた。

 

 

「…それなんだけどさ。その凍傷とかいうのを抑える薬とかないかしら?」

 

「…は?」

 

「氷精の好意を無下にしたくないのよ。アイツが飽きたらきちんと義足を用意するけど、それまでは気まぐれの遊びに付き合おうかなって」

 

 

 覇気のない笑みを浮かべる霊夢の言葉に呆れたように溜め息を吐く永琳。薄々感づいてはいたが、まるで今の自分にはそれぐらいしか価値がないとでも言いたげな物言いに、かつて自らを倒したときにひしひしと感じられた自信が失われてしまったことを察してしまった。

 

 

「…一応言わせてもらうと、気まぐれでそこまで精巧な脚は作れないと思うわよ」

 

「え?」

 

「色が違わないと継ぎ目が分からないぐらい貴方の足と瓜二つ。此処まで似せるには常日頃から見続けて記憶に留める必要がある。貴方に勝とうとして目標にしていたからかしら」

 

「……でも、今の私を見ていたら幻滅するわ。こんな、思い上がりで自分の足を失った巫女なんてね」

 

「うじうじしない。とりあえず望みの薬は作って後でイナバに送らせるから、それをつける前にちゃんと塗りなさいね。傷口が痛んできたらまた来なさい。お大事に」

 

「…ありがと」

 

 

 月の賢者らしからぬ気遣いにぶっきらぼうに感謝の言葉を伝え、ふよふよと頼りげなく浮かんで去って行く霊夢。それを見送り、永琳の弟子である鈴仙・優曇華院・イナバはカルテと薬瓶を片付けつつぼやいた。

 

 

「…今なら私でも勝てますかね?」

 

「怪我人に手を出すのはやめなさいイナバ。それよりも心配ね」

 

「何がです?」

 

「博麗の巫女が弱体化したのよ?何か企んでる輩がこれに乗じて悪事を起こしたら止めれるか怪しいわ」

 

「ははは。まさかそんな」

 

 

 師匠の言葉を冗談だと受け取り笑う鈴仙。永琳もまた、考え過ぎかと考えを改め笑ったのだが…その心配は近日にも現実になろうとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一週間後

「傷口を冷やしながら歩けるなんていっせきにちょーね!」

 

「そうなのかしらね、冷たさで感覚無くなって来てる気がするわ」

 

「チルノちゃん、霊夢さん、ご飯できましたよ」

 

 

 あれから一週間。博麗神社にチルノが住みつき、朝昼晩ごとに食事を作りにやってくる大妖精を交えた三人で過ごすのが当たり前になってきた霊夢は、両足のリハビリを一度止めて怒ると怖い大妖精に怒鳴られない様にふわふわ浮いて縁側から居間に飛び込み、リハビリに付き合ってたチルノもそれに続く。

 

 

 

「霊夢さん、歩けるようになってきましたか?」

 

「ぼちぼちね。まだ以前のように歩くことはできそうにないかも」

 

「霊夢は努力が苦手みたいよ大ちゃん。ちゃんと歩けたかと思えば浮かんで誤魔化してただけだったし、一々氷の脚の膝を曲げるのも大変よ」

 

「悪かったわね。努力するのは性に合わないのよ。チルノも天才気質だからわかるでしょ?」

 

「それほどでも…ある!」

 

 

 名前で呼び呼ばれるぐらいには仲睦まじくなった霊夢たち。同居生活を始めた頃は自虐的で分かりやすくネガティブになっていた霊夢も落ち着き、順調に療養生活を続けられていた。すると、食事を進める途中でで大妖精が何か思い出したのか一度箸を下ろして話し始めた。

 

 

「そういえば、昨日寺子屋で聞いたのですが。アリスさん、妖夢さん、幽香さん、それと紅魔館のフランドールさんが何者かに襲われたそうなんです」

 

「もぐもぐ、確かけーねが気を付けるんだぞ、って言っていた奴か。あたいにそんな心配いらないのにね」

 

「…なんですって?」

 

 

 食事を続けていた霊夢も思わず尋ね返す。弱体化した自分と、新たな異変。関連していることが己の直感が告げていた。

 

 

「それって…私がこうなったから?」

 

「わかりませんが、霊夢さんがその傷を負って三日後にアリスさんが襲われたらしいので…魔理沙さんと咲夜さんが異変解決に乗り出したから巻き込まれない様に気を付けろとも言われてます」

 

「昨日魔理沙に会ったけど別人みたいに殺気立ってたぞ。気味悪かったから声かけなかったけど」

 

「魔理沙…まだ、気にしてるのかしら」

 

 

 魔法の森に住んでいながら自らのピンチに不在で助けることが出来なかったと気に病んでいた友人に思いを馳せる。友人のアリスや仲良くしていたフランまで襲われて、気が気でないことは容易に想像できた。食事を早々に終えて立ち上がろうとし、ふらついたのをチルノに受け止められ情けなく感じる霊夢。こんな自分に何ができるのかとも思ったが、何かしないとやってられなかった。

 

 

「ちょっと。ご飯食べて早々何する気なのさ」

 

「…ちょっと、出てくるわ」

 

「駄目!いくら飛べると言ってもバランスを取る事もまだ慣れていない霊夢さんを行かせるわけにはいかないです!」

 

「…わかったわよ。なら外の空気を吸って頭を冷やしてくるわ」

 

「手伝う?」

 

「それには及ばないわチルノ。貴方はゆっくりご飯を食べてなさい」

 

 

 見舞い品で食糧が潤ってるという今の状況に感謝していいのか情けなく感じるべきなのか微妙な表情を浮かべながら竹製の杖を手に氷の脚を引きずりながら歩く霊夢。境内に出て、太陽を仰ぐ。ひどく、情けない気持ちになる。優雅にあの空を飛べていたあの頃がもはや懐かしく感じた。

 

 

「あの、ここが博麗神社で合っているでしょうか?」

 

「ん?」

 

 

 いきなり声をかけられ、前に向き直ると鳥居の下に、銀髪を黒いリボンでお下げにしたブレザー姿の美少女が立っていた。そして己の直感が告げる、命の危機を。

 

 

「そうだけど。…貴方、誰?」

 

「失礼。わたくし、八雲紫様から貴方の後任を任せられました、七星霧依(ななせ キリエ)という者です。外の世界で修道女(シスター)を務めながらエクソシストをしておりました。貴方が元の力を取り戻すまでの間、妖怪退治をするためにやってまいりました」

 

「そうなの。紫からは何も聞いてないけど…ッ!?」

 

 

 後ろに両手をやって人懐っこい笑みを浮かべる少女に、霊夢は後ずさろうとしてバランスが崩れてしまう。それに前に差し出してきた左手を貸そうとする少女から必死に手で後ずさりして逃れようとする霊夢。少女はお構いなしに話しながら歩み寄る。

 

 

「実はですね、一週間ほど前から幻想郷にこさせていただいてました。それで私なり(・・・)に仕事をさせていただいたのですけどね?妖怪たちはあまりにしぶとく、全然減らないのです。紫様曰く人間と妖怪のバランスを成り立たせている、とのことでしたがあまりに多すぎると思うのですよ」

 

 

 左手で胸に手をやりながらやれやれと肩を竦ませる少女に、霊夢は賽銭箱が背中についたことを確認すると角に手をやって立ち上がろうとするが、もう目の前に迫っていて。

 

 

「そこで私は解決策を見出したのです。我が神への誓いを果たすにはどうすればよいのかを」

 

 

 ガシリと、霊夢の右手が霧依の左手に掴まれ、持ち上げられる。そして少女は、ずっと後ろに回していた右手に握られていたそれを霊夢の眉間に突きつけた。

 

 

「弱体化したといえど、博麗大結界を維持している貴方が死ねば、結界が消失して異形の居場所がなくなると私は思い至りました。死んでください、博麗の巫女」

 

「…貴方が、アリスたちを襲った犯人…!」

 

 

 そして、リボルバー拳銃のセーフティが解かれ、引き金に指がかけられ…そこで止まった。

 

 

「あら?」

 

「霊夢に、手を出すな!」

 

 

 凍り付いた右手に霧依が不思議そうな視線を向けると、霊夢の背後からチルノが飛び出してきて、友人譲りの飛び蹴りを叩き込んできたのであった。




というわけで悪役はいつものキリエさんです。今回は本当に純粋な人間です。相変わらずのサイコパスで狂信者ですが。これで何人目なんだろうか。


博麗霊夢:毎度おなじみ主人公。人里の依頼で無名の弱小妖怪を退治中、一矢報いられて両足を太ももから先を失ってしまい、途方に暮れていたところを訪れたチルノに助けられる。それからはチルノの意向で氷の脚を用いて生活するようになるも、今までとの勝手の違いから悪戦苦闘。自分の弱体化が原因で発生した最低最悪の異変を解決するべく奔走する。天才であったが、両足を失って以降自信が消失してしまいネガディブになっている。

チルノ:相棒ポジ。大妖精とのかくれんぼ中に傷付いた霊夢を発見、放って置けずに神社まで送り、弱り切った霊夢に不満を持って氷の義足を作った他、氷脚の維持をする名目で神社に住み付き霊夢の世話をする。お人好しの馬鹿。

大妖精:チルノに会いに博麗神社に通い詰めてご飯を作っていく通い妻…じゃなくて親友。なかなか立ち直らない霊夢を心配している。

霧雨魔理沙:自宅の近くである魔法の森で霊夢が瀕死だったことに気付かずチルノに助けられたことで負い目を感じて中々博麗神社に赴けなくなっていた。アリスが襲われて異変解決に乗り出した普通の魔法使い。

八雲紫:霊夢が傷を負ったと聞いて、それでも博麗の巫女に代わりはいないと冷徹に判断し、策を打った妖怪の賢者。なお人を見る目は無かった模様。


原作組は大体こんな感じ。弱体化した霊夢と、それを守るべく戦うチルノ。彼女たちは最悪の異変を解決することはできるのか。後編も楽しんでいただけていたら幸いです。よければ評価や感想、誤字報告などをいただけたら嬉しいです。感想をいただければいただけるほど他の小説の執筆速度が上がります。むしろ感想くださいお願いします。


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