カーク・ターナーの憂鬱   作:ノーマン(移住)

46 / 116
第二章の登場人物一覧です。ご確認くださいませ。


第二章 登場人物

第ニ章登場人物

 

 カーク・ターナー

今作の主人公。おぼろげながらある島国の宰相として上り詰めた記憶を持つ(前世は田中角栄さん)オレンジの髪とエメラルドの瞳を持つ。超長期目線で、対帝国の必勝策を卒業論文とした。内容が内容の為、機密指定となるが、それがきっかけでジークマイスター室長に目をかけられる。

 

ジークマイスター分室では自主的に提案し、エルファシル駐屯地の増築、『ハイネセンの嘆き事件』『蝙蝠相場』への対応を担った。『蝙蝠相場』ではウーラント商会だけでなく、ターナー個人としても大きな利益を確保した。2章終了時は中佐として参謀本部に戻り待命中。

 

■家族と友人

 

 両親

惑星エコニアの開発計画の話を聞いて、全財産をはたいてそれに応じた。緑化事業の中止を受けて父親は心が折れ、母親は荒れ地で細々と農作をしていた。

 

第ニ章終了時ではカークを含めて4人の子供をもうけている。末っ子はカークの子供であるシュテファンとほぼ同い年。カーク以外の子供の名前は、作者によって機密指定されている模様。

 

 グスタフ・ウーラント

仕えていた貴族の政争に巻き込まれ、娘と息子を連れて同盟への亡命を決断した帝国騎士。ウーラント商会はターナーの指示のもと、『蝙蝠相場』で莫大な利益を確保した。財務責任者として何度も金額を確認したとかしてなかったとか。

 

義息のカークには恩義を感じているが、カークも見込んでくれた事を恩義に関しているため、関係は良好。孫たちとバーベキューをするのが楽しみの一つに加わった。

 

 クリスティン・ターナー

今作のヒロイン。商会の経営を助ける為にテルヌーゼン市立経済大に進学した。既に3人の子供を授かっている。接する機会が多かったカークの僚友達には、淑女然とはしているが、実は嫉妬深くてヤバイ事がうすうすバレている。

 

 シュテファン・ターナー

カークとクリスティンの嫡男。名付け親はウォーリック商会 会長のグレック・ウォーリック

 

 エリーゼ・ターナー

カークとクリスティンの長女。名付け親はオルテンブルク侯爵(ジャスパーの祖父)

 

 ヴェルナー・ターナー

カークとクリスティンの次男。名付け親は祖父であるグスタフ・ウーラント 

 

 ユルゲン・ウーラント

ウーラント家の嫡男。カークの義弟。優しい性格で才覚もあるそうだが、軍人には向かないと父親は判断していた。カークを始め、周囲のできる兄貴分たちを尊敬し、また可愛がられた。

 

ハイネセン記念大学を卒業し、エドワーズインダストリーで修行中。在学中から付き合っていた、エドワーズ・ジェシーと婚約した。

 

 トーマス・ミラー

カークの4歳年上で、兄貴分。井上商会が捕虜収容所内に出店していた売店を任されていた。年の近いカークに井上商会の業務を教えたのも彼。母の妊娠を機に家計を助ける為に志願した。

 

新兵訓練を終え、任地であるカプチェランカの途上であるエルファシルで、ヤン・シーハンと出会い、恋に落ちる。任地であるカプチェランカの基地が帝国軍の大規模攻勢を受け、戦死した。

 

 ヤン・シーハン

カークの兄貴分のトーマスと出会い、恋に落ちた。共にいたのは一夜だが、お腹に命が宿る事となる。命名はタイロン。誕生日プレゼントを毎年とどけに来てくれていたキャプテン佐三と相思相愛となり、結婚した。(法的には初婚)

 

 ヤン・タイロン

カークの兄貴分であるトーマスとシーハンの子供。銀英伝原作読者なら知らないはずはないある人物の父親でもある。原作比で7年早めの登場。カークと出光による商人としての英才教育が開始されている。余談だが、初めて押印した契約は500万ディナールの案件だった。

 

 アデレード

長年の浸透戦術により、遂にブルースに年貢を納めさせた女傑。ただし彼女がブルースを想うあまり束縛するほど、ブルースはその束縛から逃れようと浮気をする為、必ずしも夫婦仲は良くはない。カークの躾に成功したクリスティンとは真逆の結果になっている。

 

 カトリナ・ローザス

進路は士官学校に隣接する音楽学校。カーク達の会食にも参加しており、クリスティンとも友人である。アルフレッド・ローザスと結婚した。2児の母。

 

 ファネッサ

カークがダンスパーティーに参加する代わりにファンのダンスパートナーになった音大生。コミュニケーションが苦手なファンに合わせて楽しい時間を過ごせる。ある意味逸材。

 

子供を2人授かった後も、毎日の愛妻弁当は欠かさない。ジークマイスター分室で愛妻弁当を食べるファンの姿は、ランチタイムの風物詩でもあった。

 

■ビジネス界

 

 井上オーナー

誠実な商売を心掛けるウォーリック商会から独立した商人。惑星エコニアで食品を軸に商会を経営している。エコニアに新設された捕虜収容所内に売店を出店していた。カークとの縁もありエコニアの顔役ともいえる立場に。帝国風の食材を振舞うことにより、捕虜たちの同盟への同化に一役買っている。

 

 キャプテン佐三(出光佐三)

井上オーナーと同じく、ウォーリック商会から独立した商人。商船の船長も勤める。定期的に会う機会があったヤン・シーハンとの一時に安らぎを感じ、求婚した。タイロンの養父となる

 

 グレック会長 イネッサ夫人(ウォーリック商会)

ウォーリック商会の先代。現在は息子達に経営を任せている。バーラト系融和派の雄であり、亡命帝であるマンフレート2世とも面識があり、帝国の美術品にも造詣が深い。『ハイネセンの嘆き事件』と『蝙蝠相場』に際しては同盟経済界を主導する立場となり、多大な利益を同盟にもたらした。

 

 ヴァレンティ補佐官

フェザーン自治領主府に所属する補佐官。同盟方面の案件を担当していた。『ハイネセンの嘆き事件』と『蝙蝠相場』で、同盟に持っていたフェザーンの影響力は失われ、天文学的な損失が生まれた。後始末を終えた段階で、倒産した証券会社社員の逆恨みから射殺された。あまり話題にならなかったが、補佐官には本来護衛が付くことになっており、本来ならあり得ない状況だった。

 

■政界

 

 ナタリー・アッシュビー

国防委員会に所属する代議員。ブルース・アッシュビーの母。夫は軍需系の企業で役員をしている。事実上の別居状態。見た目も麗しく、人妻と承知で口説いてくる相手も多いが、靡かない。末っ子のブルースが大好きで、何かと構うが嫌がられている。

 

『ハイネセンの嘆き事件』の解決にあたってブルースに貸しを作ったと判断して、代議員業を廃業して料理研究を始め、ブルースに試食役をさせようと画策中。懇願されて財務委員長として同盟の混乱を収める。アデレードとの夫婦仲を心配もしている。

 

 ラファエル

財務委員会所属の代議員。顔と弁舌だけが取り柄。圧倒的な女性票の確保で当選している。男性からの支持は壊滅的。ナタリー・アッシュビーとは旧知の仲だが、中身がない事は彼女にも見透かされている。懇ろになろうとナタリーを口説くが袖にされている。

 

■亡命派

 

 クラウス・フォン・オルテンブルク

ジャスパーの祖父。ジャスパーの活躍と亡命派への貢献を嬉しく思いつつも、亡命派の疑似的な貴族制を維持するために、それを公言出来ずにいる。付き合いのあるベルティーニ家を通じて、ジャスパーが縁を紡いだ案件に贖罪を兼ねて投資している。

 

 クラウディア・フォン・オルテンブルク

クラウスの妻、ジャスパーの祖母。本当なら初孫であるジャスパーを可愛がりたかった。ただ、正室との間に子供がいなかった為、可愛がればジャスパーの身が危険になると判断し、厳しく接した。ジャスパーの活躍を応援するために持参金を投資案件につぎ込むように進言した。

 

 

■軍関係

 

【帝国軍】

 

 マルティン・オットー・フォン・ジークマイスター

自分が生きている内は結果が出ない打倒帝国の夢を新しい希望とし、ターナーを支援する事にした。一時的には同盟内で屈指の影響力を得たが、個人の価値観で民主共和制の理想を実現する事は、民主共和制に反すると判断し、鍛えた730年マフィアの面々を分室から送り出した。

 

 クリストフ・フォン・ミヒャールゼン

自身の手腕を発揮できる場として進んでスパイ網の構築・維持に取り組んでいた。ジークマイスターが同盟に亡命した後は、帝国に於けるスパイ網のトップのような立場となっている。先帝がばらまいた624人の庶子をネタに、帝国内に不和の種をばらまいている。

 

【730年マフィア】

 

 ブルース・アッシュビー

少尉の身である無名時代から大佐より偉そうに見えたという逸話が残る。正にこの時代の同盟版ラインハルト。プライベートでは長年浸透戦術を仕掛けたアデレードに、遂に年貢を徴収される。

 

何かと束縛するアデレードとの夫婦仲は良いとは言えない。『ハイネセンの嘆き事件』では分室と財務委員会(委員長は母)とのパイプ役を担当。2章終了時は中佐として参謀本部に戻り待命中。

 

 アルフレッド・ローザス

沈着で公正な良識人。優秀な同期達に称賛を感じつつも、劣等感を感じていたが、それを昇華し優秀な同期達の潤滑油足らんと志を立てた。幼馴染のカトリナ嬢と結婚。夫婦仲も良好で2児に恵まれている。

 

『ハイネセンの嘆き事件』では財務委員会以外の各委員会、経済界のキーマン達とのパイプ役を担当した。2章終了時は少佐としてジークマイスター分室で励んでいる。

 

 フレデリック・ジャスパー

とかく派手な用兵を好む亡命系原理派の雄、オルテンブルク侯爵家の庶子。彼自身は亡命してすら疑似的な貴族制を取る亡命系原理派に息苦しさを感じていた。ダンスパーティーで知り合った音大生と結婚。ベストカップルにも選ばれている。

 

3児を授かっており、公私ともに順調。『ハイネセンの嘆き事件』ではアッシュビーと共に、財務委員会とのパイプ役を担当。2章終了時は少佐としてジークマイスター分室で励んでいる。

 

 ヴィットリオ・ディ・ベルティーニ

ヘビー級ボクサーのような体躯に、無数の小さな戦傷にいろどられた赤銅色の顔と剛い頬髯という見た目。体躯は全く正反対の小柄な音大生と恋仲になり結婚した。

 

『熊とリスの結婚』などと揶揄されたが、それでも嬉しそうにしていたほど妻に惚れている。惚れたのは妻にか?妻の料理なのか?は明らかになっていない。4児に恵まれている。『ハイネセンの嘆き事件』では経済界の雄であったウォーリック商会とのパイプ役を担当。2章終了時は少佐としてジークマイスター分室で励んでいる。

 

 ウォリス・ウォーリック

常に容姿・言動がキザで芝居がかっており「男爵」と揶揄されたが、むしろ本人が気に入って自ら名乗るほどだった。バーラト系融和派の雄であるウォーリック商会の直系の3男。

 

年貢を納めていく僚友達を尻目に、恋愛を謳歌しているが、相手を泣かせるような事はしない為、周囲も強く言えずにいる。『ハイネセンの嘆き事件』では経済界の雄であったウォーリック商会とのパイプ役を担当。2章終了時は中佐として参謀本部に戻り待命中。

 

 ファン・チューリン

この時代では少ない地方星系出身の候補生。人間関係の構築を苦手としていたが、僚友達の影響もありかなり改善された。ダンスパートナーとなったファネッサと結婚し、2児を授かる。

 

ジークマイスター分室では分析官のような役割を果たしていた。手堅い仕事で集められた情報を取りまとめ、『ハイネセンの嘆き事件』では彼の集めた情報を元にシナリオと対策案が作られた。原作からかなり改変された人物の一人。2章終了時は中佐として参謀本部に戻り待命中。

 

 ジョン・ドリンカー・コープ

ドリンカーというミドルネームだが酒は一滴も飲めず、勝利の祝杯もアップルジュースで済ました。バーラト系原理派出身でブルースとは幼馴染。ダンスパーティーで知り合った音大生と結婚。2児を授かっている。

 

『ハイネセンの嘆き事件』ではローザスと共に、財務委員会以外の各委員会、経済界のキーマン達とのパイプ役を担当した。2章終了時は少佐としてジークマイスター分室で励んでいる。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。