学校が終わって帰って来た。今日は久しぶりに蔵練がない日なのだが……
「おい香澄、お前何で今日もいるんだよ。しかも、ここに住んでる私より先に」
「有咲いいじゃ~ん❤せっかくのオフだから遊びに来たんだよ~」
「いいじゃ~ん❤じゃねーよ。オフだからって毎日蔵練で来てんじゃねーか」
「蔵練は蔵練で今日は遊びに来てるから全然違うんだよ?」
何言ってんだ香澄は。蔵練で来るのと遊びに来るのは同じ蔵に来るじゃねーか。何が違うんだ。
「それで有咲~何して遊ぶ〜?」
「お前今日課題出されただろ。また忘れててギリギリになるんだから今やるぞ」
仕方ねーし取り敢えず課題をやらさねーと後でまた大変なことになるからな。早く終わらせて帰らせねーとまたクタクタになるぞ。
「えぇーやだよぉ~。来週までの課題じゃ〜ん」
「いや、ダメだ。お前はそう言っていつとギリギリになるんだから今直ぐやるぞ」
「えぇ~ちょっと休憩したら絶対にやるからぁ~。有咲~、一生のお願い~」
「ダメだダメだ。今回聞いても一生のお願いとかずっと使うだろ」
「今回だけだからぁ~。ね?有咲ぁ~、お~ね~が~い~」
じゃあ、ちょっ……待て待て、私ちょろくないか?香澄のことだまた一生のお願いとか言い出すんだぞ?ダメだここで折れちゃダメだ…………
「はぁ……ちょっとだけ休憩したらすぐ始めるからな?」
はぁ……は私だよ。なんで甘やかすかな。
「やったー!有咲大好き~!」
「わぁぁぁっ!くっつくなー!」
「いいじゃ~ん。あ~り~さ~」
「だぁぁぁぁぁぁぁ!」
まぁ、良いか。香澄の笑顔が見れるのは至極の癒しだからな。
「有咲なんでニヤけてるの?」
「は?」
はぁ?ニヤけてる?顔に出てたのか?いやいや、そんなはずは。
「もしかして有咲こうなるの期待してた?」
「べっ、別に期待なんかしてねーよ」
「うっそだ~。本当に有咲は可愛いね~」
「やっ、やめろー!ヨシヨシするなー!」
「えぇ~、じゃあコチョコチョ~」
「ひゃっ!あは、あはははははははは!やっ、やめっ、やめろー!あははははははは!」
「ほらほら~有咲~」
「あはははははははははは……はぁ」
「有咲やっと笑ったね~」
「へ?」
「有咲ずっと笑ってくれないんだもん。だからこうして有咲に笑ってもらおうとしてたんだよ?」
「っ!?」
「これから私の横にいる時は絶対に笑顔だよ?」
「お、おう……」
「はい!約束!」
「指切りげんまん?何歳だと思ってんだよ」
「有咲~?笑顔だよ。笑顔」
「……仕方ねーな」
初めまして。荒船辰哉と申します。
この度は閲覧頂きまして、ありがとうございます。
とても小説とは呼べない代物ですが、少しでも楽しんで頂けたら良かったです。
これから少しずつではありますが、かすありをはじめとするカプ小説や、オリジナルの連載をして行こうと思っています。
最後に今回は本当にありがとうございます。
これからよろしくお願い致します。
それではまた。