美醜逆転アズレン世界における色物系Yongshiber SHIKI-KAN☆TV   作:SHIKI-KAN

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#05【重工堂】飛び出る!? オフニャコの島やりますっ! 絶対に151匹集めきります!【SHIKI-KAN☆TV】

※配信予定時間を過ぎました。配信者を待機中です。

 

:もうすぐか?

:もう時間じゃが

:シキカン遅刻かよ!!! こっちは楽しみにしてたんだぞ!!!!

:配信2回目で遅刻とかwwwシキカン大物杉内wwwwww

長嶋さん:ま〜ま〜。みんなおちつくの〜。たぶんシキカンさんも〜、準備で忙しいんだよ〜。

:まあ初心者だとTVゲーム画面をPCに流すのも苦戦しそうだしなー。

柚:さっきmanjutterで呟いてたです。きっとすぐ来る……です。

 

 

 

『あ“~~~、あ”~~~~~~、あ~、あ~、……聞こえますかー』

 

 

 

:遅い!!!遅刻だぞっ!!!!!

:5分遅刻か。まあギリギリセーフだな。

柚:シキカン……。待ってた……です。

 

 

 

『あーー、すみません。5分遅刻しちゃいましたね。なんか配信前になったら急にビシャマルちゃんが興奮しちゃって。GallolyMate食べさせたら今は落ち着きました』

 

 

 

カッちゃん:アーカイブでも見たけど……。その生き物ホントに膝に乗せてる……。

長嶋さん:でもなんか〜、とっても絵になるの〜。

:あれじゃねwww少年とエイリアンが一緒に自転車乗って空飛ぶユニオンの映画に似てんじゃねwwwwww

カッちゃん:G.T……だね。

赤茶:なんでコイツこんなナツいてるニャ……。バグったのかニャ……?

:それやっぱGallolyMateだったんだな。なんでそれ食べさせてんの? 謎生物専用食?

 

 

 

『GallolyMateですか? えーっと……、正直まだこの国に引っ越してきたばかりで現地の食事が合わないというか、まだあまり慣れていないので。今はこのGallolyMateと水だけで生活してます。ビシャマルちゃんもなんだか好きみたいだし。それに美味しいですしね。あ、ビシャマルちゃん俺に一本くれるの? ありがとー、モグモグ』

 

 

 

:それ軍隊専用のレーションだぞ。GallolyMateと水だけで生活とかそれなんて拷問。

:重桜軍隊の奴らが戦場でこれ食ってる映像見たことあるわwww死にそうな顔しながらwwwwww

:成分表を見ると確かに必要な栄養素は取れるのじゃが……。

カッちゃん:シキカンはなんなの……? 修行僧なの……?

 

 

 

『まあ栄養は取れるのでしばらくは大丈夫かなーと。俺の好きな食べ物もネットで注文したのであと少しで来ると思いますし。 ……はいっ! じゃあ食べ物の話はこれくらいにして、今日はこの【飛び出る!? オフニャコの島】っていうゲームをやっていきたいと思いまーす』

 

 

 

:キターーーーwwwwww

:ショタ顔美少年が泣き叫ぶ姿が見られると聞いてw

:ホントにやるんだな……。こんな子供みたいな奴がこのゲームを。

:この映像に出てくる登場人物は全員18歳以上ですっ! シキカンは自称20歳だからねっ! 何も問題ないねっ!

長嶋さん:おもしろい反応を〜、期待してるよ〜?

赤茶:今回はかなりの力作だニャ。世の中のニンゲン共は全員恐怖に慄くといいニャ。

:なんか開発者も来てね?

 

 

 

『おおう……。なんか思った以上に期待されてる……。まあパッケージの説明見たくらいで何にもわかってないので適当にやっていきまーす。はい、じゃあスタート。 ……おー、いきなり無人島からのスタートですかー。緑が豊富だし川も流れてて良い所ですねっ! ……おっ!? 早速正面に第一村人発見ですねっ! ……あれ? ここって無人島って設定だったよね? なんでもう人がいんの?』

 

 

 

:出たなクソ猫。

:親切な対応してプレイヤーに近づくこの島の悪意そのもの。

:チートモンスターキターーーーwwwこいつ何やっても絶対倒せないんだよなwwwww

:こいつに勧められてカブ買ったら次の日半額になって買い取られた!!! 絶対ゆるさん!!!!!!

:こいつ絶対この島の支配者だよな。

赤茶:お前ら! ふざけんニャッ!! ネタバレは止めるニャッ!!!

長嶋さん:ネタバレしたら〜、面白くならないの〜。ぶ〜ぶ〜。

 

 

 

『あれ? 良くわからないですが、コメント欄の方がネタバレで溢れてる感じですか? じゃあちょっと申し訳ないけど今からコメント欄は出来るだけ見ないでやりますねー。 ……よーし、じゃあ話しかけてみますねー。 ……ネコ耳付いてて可愛いなこの娘』

 

『……。 ……よく来たニャ、ニンゲン。 ……歓迎はしないニャ。 ……どうせお前もニンゲン社会で罪を犯して、この島に送られて来たニンゲンだニャ。 ……精々この島で毎日恐怖に怯えながら生きていくと良いニャ』

 

『うおー、なんかめっちゃ不穏な事言ってきますねこの娘。でも今の所ホラー要素なんて何一つ無いですねー。普通の無人島生活がはじまる? みたいな。案内人っぽいこの娘も可愛い見た目してますし』

 

 

 

:今まさにホラー要素の真っ最中だよ!!! 目の前の化物見えてねえのかシキカン!!!

:いや多分普通に見えててこの反応だぞシキカンは

:うげえ、この化物ドアップは色んな配信で何度も見てるけど全然慣れないな

赤茶:ハァ!? そのキャラは明s赤茶が全力で作った渾身のキャラだニャ!! 見たくないけど鏡まで持ってきて全力で作ったニャ!!! それを可愛いってなんニャ!!!

バカにすんニャ!!!!!

:すげえこのシキカン。化物ドアップでも全く反応しねえ。

長嶋さん:普通の配信者なら〜、この場面で何回か絶叫するのにね〜。

:謎生物を膝に乗っけてるだけあってグロ耐性はスゴイな

柚:シキカンはすごい……です。

 

 

 

『……フン、まあいいニャ。せめてもの慈悲ニャ。この島で必要最低限の生活が出来る程度の知識くらいは授けてやるニャ。 ……簡単に死なれてもツ マ ラ ナ イ、からニャ。 ……こっちニャ。 ……早くついてくるニャ。 ……モタモタしてると置いてくニャ』

 

『おー、なんか今からチュートリアル的なものが始まるっぽいですねー。この娘もなんだかんだ言って、追放されて来た人間に島での生活を教えてあげる優しい娘っぽいですねー。ツンデレかな? この流れだとたぶんホラー要素はチュートリアル中かその後からですかね。サクサクいきましょう』

 

 

 

:いやいや怖いから。怖いシーンだからここ。

:セリフごとにカメラアングル切り替える程の力の入れようだしな。

:声もマジで怖い。声優さん力入れすぎ。

:良い声優選んだよな。まるで本当に怨念籠もってる様な演技してくれてるし。

カッちゃん:シキカン反応おかしくない……? デレ要素一個もなくない……?

:ツンどころか殺意しかないセリフにデレを見出すシキカン。

赤茶:どうしてニャ!? 絶対怖く作ったはずニャ!! どうしてこのシキカンとか言う奴は全然ビビらニャいのニャ!??? こんなの絶対おかしいニャッ!!!!!

:開発者さん乙でーすwwwシキカンはこの程度じゃ全然ビビりませーんwwwwww

柚:草生えるです

 

 

 

『……見つけたニャ。 ……アレが、これから先、一日中、寝てる間もズット、お前がこの島で一緒に生きていく事になる生物。【オフニャ】だニャ。 ……怖いかニャ? でも逃げ場はないニャ。 ……この島にいる限りお前はこれから一日中、あいつらに監視されて恐怖に怯え続ける運命にあるのニャ』

 

『あー、出てきましたねー。あれがこのゲームに登場するオフニャちゃんですか。ビシャマルちゃんと違ってなんだか白い饅頭みたいな感じですねー。Nレア~って感じが出てます。何かはわからんですけど。へー、この子たちと一緒に生活とか楽しそうですねー。やっぱこれ普通の村作りゲームじゃないんですか?』

 

 

 

: もうわかってたけどなそういう反応しそうなのは。

:あのラスボスクソ猫でビビらないんだったらオフニャでビビるはずもないか。

:シキカンはもう既にオフニャの親玉みたいなのと生活してるしな。

赤茶:嘘だニャ……。そんなはずないニャ……。

 

 

 

『……しょうがないニャ。そんなに怖いんだったら、一時的にでもこいつらを追い払う方法を教えるニャ。 ……そこにバールの様なモノが落ちてるニャ? ソレを拾ってこいつを思いっきり叩くニャ。頭が潰れれば流石にこいつも生きてはいけないニャ。 ……恐怖から逃れたければソイツを殺るしかないニャ。 ……さあ、やるニャ。 ……オマエが今まで島の外で殺ってきたようにっ! 思いっきりっ!! 残酷にっ!!! ソイツの頭をブッ叩くのニャ!!!!!』

 

『ええー……。いきなり何言いだしてんのこの娘、怖っ! 初めてホラー要素出てきたわ。追い払う要素がバールでブッ叩くしかないってどういう事だよ。ちょっと抱いて道端に避けるくらいでいいじゃん。ええー……。これ進めなくちゃいけない奴―? やだなー。 お? 自由行動できるようになってんじゃん。もうこのチュートリアル無視しようかなー。 ……よし無視しよう。案内人ちゃんせっかく教えてくれたのにごめんなー。説明の途中だったけど俺ちょっと他の所に用事出来ちゃったわー。いやーホントは聞きたいんだけどなー。用事出来ちゃったからなー。 ……じゃあなっ!』

 

『……逃げるのかニャ? ……逃げてもいいケド、その先にはもっと恐ろしい事が待ってるニャ。生き残る方法も、もう二度と教えてあげないニャ。 ……もう二度と助けてあげたりなんかしないニャ。 ……それでも、本当に逃げていいのかニャ?』

 

『ええー。ここで選択肢? いやー、もう教えてくれなくなるのは困るけどなー。でもオフニャ撲殺するのもなー。まあ選択肢あるって事はこっち選んでもなんかあるって事だろうし。無視する方選ぶか―。 ……あっ! 勘違いしないでね案内人ちゃんっ! これは逃げてるんじゃないからねっ!? ただ用事思い出しただけだからっ!! いきなりお前の負けとか言わないでね?? 俺はまだ勝ってるから!!! 』

 

 

【この場から逃げる】が選択されました。

 

 

『いや逃げてねーからっ!!! 何言ってんのっ!!!』

 

 

 

:いやいやお前が何言ってんのwwwwwww

:初 手 ナ イ ト メ ア モ ー ド

長嶋さん:あ〜! そっち選んじゃったの〜? いいよいいよ〜!

赤茶:馬鹿めニャッ! そっちは一番怖いルートニャッ!! もう戻れないニャッ!!!

:シキカン口調が崩れてきたな。こっちが素か。

柚:こっちの口調も良い……です。男の子らしい……です。

:流石にシキカンもこの展開に動揺しはじめたか。もしかして怖がる要素もワンチャン?

カッちゃん:このシキカン……。なんの勝負してるの……?

:それは誰にも分らん。

 

 

 

『いやー。酷い目にあったわー。俺逃げてないのになー。言いがかりだわー。この島で生活する手段を探す用事を思い出しただけなんだけどなー。 ……よし、気を取り直して探索するか―。島ってくらいだから海があるはずだよなー。まずは海の方へ行くか―。なんか落ちてるかもしれないし。 ……おー、最初の森抜けたらすぐ近くに海あるじゃん。なんか良いもん落ちてないかなー。生活がある程度便利になりそうなので良いんだけどなー。空気清浄機とか落ちてないかなー。 ……おっ、なんか落ちてんじゃーん。どれどれ?』

 

 

【簡易テント】を手に入れました。

 

 

『おおー、簡易テントかー。都合よく良いもの落ちてんなー。これで寝る場所確保するのかー。よし、早速設置しよっかなー。場所はどこにしようかなー。 ……めんどくさいから砂浜の前とかでいっかー』

 

 

【簡易テント】が設置されました。

 

 

『……よし、設置完了っ! はいっ! これでもうこの島全部が俺の領地です! だって俺しかいないし! 無人島だしねっ! この島に住みたければ俺の許可が必要ですっ! 案内人ちゃんはすぐに俺の所に居住許可を取りに……ってうおおおおおおお!!???? 俺のテントがオフニャだらけに!!?!?? え!!???!? なにこいつら!!?? なんでこんなに集まって来てんの!??!?! あっ!! おい食べるな!!! 俺のテントを食べるんじゃねえ!!! 自分の家持って10秒でホームレスとかシャレになんないから!!! ああーーー!!!! 全部食われたーーーー!!! 俺の家がーーー!!!』

 

 

【簡易テント】を失いました。

 

 

 

 

:wwwwwwwwwwwwwww

:オ フ ニ ャ に よ る 洗 礼

柚:草ですw

:ナイトメアモードはプレイヤーが何か物を設置したとたん喰われるからなー。

:しかも一度襲って来たオフニャはプレイヤーの後ろをずっと憑いてくるしな。

:食料とかも持ってるだけで奪われるから最後は力尽きて死ぬしかないという。

:反撃したら全員で向かってきて、プレイヤーが喰われるしな。

:餓死か喰われて死ぬ以外のルートはまだわかってないんだっけ???

長嶋さん:普通に選択肢間違えちゃった〜、バットエンドルートって事だと思うよ〜?

赤茶:どうニャ! これがナイトメアモードニャ!! シキカンはもう終わりニャ!!!

 

 

 

『うわーびっくりしたー。いきなり俺の家喰われるんだもん。どうしたーお前らー。そんなお腹空いてたのか―? テントより旨い物なんてその辺に沢山ありそうなんだけどなー。うーん、テント無くなったのは痛いけどしょうがないなー。まあまだ設置しただけで中も確認してなかったし。実は内装が最悪だったかもだし。 ……よし、拾わなかったものとして考えよう。簡易テントなんてなかった。いいね? ……はい、それじゃあ今からこの無人島を探索していきたいと思いまーす。今から初めて探索するので不安だけど頑張りまーす。 ……おっ? お前らついてくるのか? ナニコレ? お前らテント食べたら俺の仲間になんの? ……まぁいいかー、よーしお前ら、一緒にこの島を探索しに行くぞーっ!!!』

 

 

 

カッちゃん:えぇ……?

:仲間(敵)

赤茶:なんだこれニャ……。

:化物に囲まれてるのに普通に楽しそうにしててワロタ

:思ってた展開と違いすぎて困惑しかないんだが

:しきかんポジティブすぎひん?

:ポジティブなのかこれは?

:このオフニャ一匹だけもグロいのにそれがうじゃうじゃいるから画面が凄い事にw

カッちゃん:うぅ……。気持ち悪い……。

:おかしいな。シキカンが怯えるはずだったのにいつの間にか俺らが攻撃されてるぞ

:でももう詰んでるだろこれ。これは死んだらもう一回だなー。

 

 

 

『よーし、とりあえず仲間も増えたしこれでこの先何が襲ってきても平気だわー。俺の代わりに戦ってくれる奴がいるってだけで安心度が違うからなー。よし頼んだぞお前らっ! この先化物が出たら真っ先に戦ってくれっ! 俺は遠くから応援するしか出来ないけど! ほら俺シキカンだから。戦闘能力ないから』

 

 

 

:オフニャ盾にしようとしてて草

:もし敵に襲われたらそいつらも全部敵になるんだよなー。

:自分の味方が敵の味方

:人狼ゲームかな?

:まあ現実のシキカンは本当に戦闘能力なさそうだし仕方ない。

長嶋さん:シキカンさんが〜、強そうな化物に襲われてても〜、わたしだったら迷わず助けちゃうの〜!

柚:シキカンは私が守る……です。頑張る……です。

 

 

 

『おっ! ヤシの木はっけーん。これ揺らしたりしたらヤシの実落ちてこないかなー』

 

 

【ヤシの実】を手に入れました。

 

 

『これは食べ物っぽいなー。よーしこれでHPがちょっと回復できるぞー。ってうわぁ!!!!』

 

 

【ヤシの実】を失いました。

 

 

『……盗られたわー。これも食べちゃうのかよ。食欲旺盛すぎだろこいつら……。これはこいつらの食糧探すのが先だなー。どっかに何か食べ物がまとまって落ちてたりしないかなー。 ……おっ? なんか違う種類のオフニャがいるじゃん。なんか倒れてるけど。あー、これビシャマルちゃんと同じ種類の娘っぽいなー。なんかSSレアーって感じがでてるし。この娘助けたら何か良い事ありそうな気がするわー。ちょっと話しかけてみよーっと』

 

 

【オフニャが倒れています。殺しますか?】

はい

いいえ

 

 

『は??? こわっ!! 何この選択肢!? このゲームちょっとオフニャに対して殺意高すぎじゃね!?? いきなり殺すて……。こんなの【いいえ】しか選べないじゃん。 ……ふう、取り敢えず何も起きないっぽいな。 ……もう一回話しかけたらどうなるかやってみるか。もしかしたら選択肢が変わるかもだし』

 

 

【オフニャが倒れています。潰しますか?】

はい

いいえ

 

 

『いやだからっ!!! 怖いからっ!!! 一緒じゃんさっきと!!! ちょっと表現変えただけじゃん!!! 結果は変わってないじゃん!!! こんなもん全力で【いいえ】だよ!!! ……はあ、でも一応選択肢に変化はあったからな。 ……もう一回だけ』

 

 

【しつこいニャ。殺すか潰すかさっさと選べニャ】

はい

いいえ

 

 

『ええっ!!! いきなり口調変わったんだけど!?? システムさんどうしちゃったの!?? これさっきの案内人ちゃんの口調だよね!?? 案内人ちゃんこの島のシステムまで管理権限持ってんの!?? ていうかさっき殺すも潰すも【いいえ】にしたよね俺??? 何で逆にキレられてるの!?? 納得いかないんだけど!? ……【いいえ】だよもうこれもっ! 俺はこの娘を助けたいのっ!!! ……ええー、もう話しかける事すら出来なくなったんだけど。 ……マジでどうすればいいのこれ』

 

 

 

:おー、ここの死亡フラグは取り合えず回避か

赤茶:……チッ! 運の良い奴ニャ。

:これ一回でも【はい】選んだらオフニャに囲まれて即死なんだよなー。

長嶋さん:シキカンさんはすごいの〜。普通オフニャみたいな化物が倒れてたら〜、わたしだったら絶対罠だと思って近づかないの〜。

:こういうホラー系ゲームに慣れてないだけじゃね?

 

 

 

『はー。どうしようかなこの娘……。倒れたまま放置するのも可哀想だよなー。何とかならないかなこれ……。ビシャマルちゃんと同じだったら食べ物与えれば多分復活すると思うんだけどなー。さっきヤシの実あったなー。でもあれ採っても5秒くらいで周りのオフニャちゃん達にすぐ盗まれちゃうし。どうにかこの娘ヤシの木の近くまで持ってけないかなー。 ……おっ? なんかこの娘押すとちょっとずつ動くんだが。これでヤシの木の近くまで持ってけないかなー。 ……めっちゃ時間かかりそうだけど。 ……えいえいっ! はよ動けっ! ていうかこの主人公頑なにオフニャに触ろうとしないなっ! その動きでどうやってこの娘動かしてんの? 足で蹴ってんのそれ?? 可哀想だからせめて手を使ってあげよう???』

 

 

 

赤茶:ハァー???????

カッちゃん:そいつ動かせるんだ……。知らなかった……。

:イベントが終了した後の化物の残骸を弄ぶシキカン。

:生存競争そっちのけでゲームのデバッグしはじめてワロタwwwwww

柚:シキカン……、主人公そろそろ空腹で死んじゃうです……。

長嶋さん:まあ〜、もうどっちみち死にそうなの〜。最期くらい自由にさせてあげよ〜?

:コメント見てないしな

 

 

 

『えいえいっ! もうちょっとだぞっ! 頑張れオフニャちゃんっ! これゲームだから見た目変わらないけど実際こんな運び方したらめっちゃボロボロになってそうだけどっ! 俺は悪くないからっ! 悪いのはこの主人公君だからっ! 間違っても俺を悪く思わない様にっ! いいねっ! 俺はお前の命の恩人だからっ! 実際に主人公君動かしてるのは俺だからっ! ……じゃあ俺が悪いじゃんっ!!! なんなんだよもうっ!!! ……なんか画面赤くなってきてるし!!! あれこれ主人公君もうすぐ死んじゃうんじゃね??? 早く動いてオフニャちゃんっ!!! 君も瀕死だけど俺も瀕死だから!!! これで何もなかったら一蓮托生の運命だからっ!!! ……よーし、なんとかヤシの木の近くまで運んだぞー。これでヤシの木を揺らして―』

 

 

【ヤシの実】を手に入れました。

 

 

『よーしこれですぐさまこの娘に投入っ!!!』

 

 

【オフニャが倒れています。ヤシの実で潰しますか?】

はい

いいえ

 

 

『違えよっ!!! 潰そうとすんなしっ!!! 武器じゃねえからそれっ!!! 【いいえ】だよこれはっ!!!』

 

 

【オフニャが倒れています。ヤシの実を与えますか?】

はい

いいえ

 

 

『……おおー、やっとまともな選択肢が出て来たわー。よしこれで【はい】だなー。どうなるかなー。助かると良いなー』

 

 

 

:なぁにこれぇ。

カッちゃん:ええー……。

:新展開過ぎてついていけない。

赤茶:嘘ニャ……。絶対誰にも気づかれない様に作ったはずニャ……。

:バグじゃなくて仕様かよ。

:初プレイで未確認ルート開拓とかこいつ凄すぎない?

長嶋さん:おお〜! どとうの展開なの〜。面白くなってきたの〜!

 

 

 

『……お? 起き上がったぞ? 元気になったのか―、よしよし。 あとはそのつぶらな瞳で仲間になりたそうにこちらを見ればって全然見てねええええ!!! どこ行くねえええぇん!!! えっマジでどこ行くのオフニャちゃん!? 助けたの俺だけどっ!? せめて何か恩返し的な物置いて行って!? 俺もうすぐ死んじゃうんだけどっ!? 待って!!! 置いてかないでオフニャちゃん!!! ……あ、すぐ止まったわ。なになにー、どうしたのこんな岩壁しかない所に止まってー。そこで俺は何をすれば良いのかなー?』

 

 

【岩壁の隙間にスイッチがあります。押しますか?】

はい

いいえ

 

 

『おおー。なんかスイッチあるわ。押してみようかなー。 ……押した瞬間オフニャちゃん潰れちゃったりしないよね? なんか上から岩石とか落ちてきたりして。 ……さっきの選択肢群を思い出すとあり得るから怖いわー。 ……まあもう主人公君瀕死だし押すしかないか。【はい】っと。 ……おー、なんか岩壁が開いて入口っぽいドアが出てきたわ。とりあえず入ってみるかー。もうそれしかないし』

 

 

 

赤茶:あぁ……。そんニャ……。

:おおー。

:そこの岩壁開くんかい。

:いや俺が正規ルートプレイした時は何もなかったぞ。

長嶋さん:たぶん〜、あのオフニャがフラグなの〜。

:あとは入って何があるかだな。起死回生のイベントがあるかどうか。

柚:シキカン……、頑張れ、です……。

 

 

 

『……おおー。中はなんかめっちゃ可愛い部屋になってるなー。The☆女の子の部屋って感じ? 周りに飾ってあるのはオフニャのぬいぐるみかなー? めっちゃリアルじゃん。可愛いなー。もしかしてここってあの案内人ちゃんの部屋かなー? ……いや勝手に入っちゃったのはしょうがないから。犯罪じゃないから。緊急避難だったから。むしろ案内したのはオフニャちゃんだから俺は悪くないから。 ……っていうか主人公君のHPもうミリじゃん。 ……あの冷蔵庫に何か入ってないかなー』

 

 

 

:いや怖えええええええよ

長嶋さん:うわ〜…。

:この部屋見てそんな感想出てくるのはシキカンだけだぞ☆

:あのクソ猫ラスボスの部屋ってこうなってたんか……。

:まじでマッドサイエンティストの部屋って感じだな。

:なにあれ? オフニャのはく製? リアルすぎて怖いわ。

赤茶:なんでニャ……。明石の部屋、みんな怖いって言ってたニャ……。シキカンはなんでそんなこと言うニャ……。もう何もワカラないニャ……。

 

 

 

『さあ何か入っていてくれっ! 頼むぞっ! 案内人ちゃんっ!』

 

 

【イナゴの佃煮】を手に入れました。

 

 

『……えぇー。ここに来て虫ちゃんですか? ……あー、そういえばここってそういう所だったわ。 ……案内人ちゃんの主食はイナゴかー。なるほどねー。まあ食べるの俺じゃないし。主人公君だし。頑張れ主人公君。さっさと食べないと死んじゃうぞ』

 

 

【イナゴの佃煮】を食べました。

【HP】が全回復しました。

 

 

『いやイナゴの佃煮パワー凄いな!? 流石究極の栄養食なだけはあるな!? 俺は絶対に嫌だけどね!? 頼まれても食べないけどね!? ……まあ、HPも回復したし後はこの部屋をもうちょっと探索すr『何してるニャ……っ!!』 ……うわ怖っ! 案内人ちゃんいつのまに主人公君の後ろ立ってんの? いやこれはですね説明すると長くなるといいますか緊急避難的なあれと言いますかとにかく違うんですよ貴方が思っているような事は決してやってないというかこれからしようかな? と思っちゃったというか兎に角すみませんでしたああああ!!!』

 

『……どうやってここに入ったニャ。 ……ここは島でも一部のオフニャにしか教えてない場所だニャ。 ……偶然で入れる場所じゃ絶対ないニャ。 ……オフニャに教えてもらった? ……そんなはずないニャ。 ……オフニャは全員、お前らニンゲン共の敵ニャ。 ……ちょうどいいニャ。 ……ここまでたどり着いたのニャら、この島の真実を教えてやるニャ。 ……それを見て絶望すると良いニャ。 ……こっちニャ、ついて来いニャ』

 

『おおー……。なんかこの島の真実を教えてくれるらしいですよ。俺まだこの島で何もしてないのに。テント喰われてオフニャ助けたくらい? まあ教えてくれるって言うんなら教えてもらいましょう。無料ですしね。後でお金請求されても俺もこの主人公君も払えませーん。一文無しでーす。 ……ていうかこの娘もチュートリアルの最後でもう何も教えないとか言ってたけど結局教えてくれるんだなー。やっぱツンデレだなー』

 

 

 

赤茶:……っ!! そういう意味じゃないニャ!!! シキカンはなんでそうなるニャ!!! もうワケが分からないニャ!!!

:ついに明かされるこの島の真実っ!

:(なおシキカンは真実どころか表面上も何も知りません)

:いきなり真実とか言われても訳が分からないよなー。

カッちゃん:どうせロクな真実じゃない……。この島は悪意の塊……。

長嶋さん:どうなるのかな〜。わくわくするの〜!

柚:シキカン……。頑張る、です……。

 

 

 

『おー、すごい。部屋の奥にエレベーターがありました。これは地下に行くのかなー? ……おー、なんかすごい。 ……なにこれ? 工場? なんか変な丸いボールみたいなの生産してますねー。なんだろーこれ』

 

『……驚いたかニャ? ……ここは製造工場ニャ。……何の製造をしてるのかって? ……それはお前もすでに知ってる奴ニャ。 ……今まで散々見てきた奴だニャ。 ……そう、ここは、この島に沢山、たーくさん生息してる、オフニャたちの製造工場なんだニャ。 ……驚いたかニャ?』

 

『へー、そうなんだー。 ……いや驚いたけどね? そんな2回も繰り返さなくても。いやでも感想そのくらいしか出てこないしなー。へー、オフニャってこうやって製造されてるんだなー。なんか自然に生まれる良くわからない生物って思ってたんだけどなー。ふーん。 ……ビシャマルちゃんもこうやって製造されたの? ……あ、うん。わからない? ですよねー……』

 

『今、世界中で、お前らニンゲン共を恐怖のどん底に落としているオフニャたちは、全部、みーんな、この島から生まれたのニャ。お前らがいくら殺しても、お前らがいくら潰しても、この島とこの工場がある限りオフニャたちは増え続けるのニャ。お前らの行動なんて、全然、全く、これっぽっちも意味のない行動だったんだニャ』

 

 

 

長嶋さん:そういう展開なんだ〜。なるほど〜?

:もしかして現実のオフニャもこんな感じなんか?

カッちゃん:ゲームと現実をごっちゃにしちゃ…… ダメ……。

:現実のオフニャは全然怖くないしな。キモいけど。

:攻撃力が全くないもんな。近づいて甘噛みしてくるから精神的にはキツイが

:キモいけど割れば役所で500円貰える貯金箱って感じだな

赤茶:お前ら…… 言いたい放題…… 言うんじゃないニャァ……。

 

 

 

『……この工場を止めたいのかニャ? ……絶対に嫌だニャ。 ……お前らニンゲン共が、ワタシに、ワタシタチに、今まで散々、ズット続けてきた行為を反省しない限り、ワタシはこの工場を止めないニャ。

……さあっ!!! 謝るニャ!!! ゴメンナサイって!!! もうしませんって!!! ワタシタチの分もっ!!! オフニャたちの分もっ!!! 殺した数だけっ!!! 潰した数だけっ!!! 全部っ!!! ぜーんぶっ!!!!! 謝るニャ!!!!!!』

 

『えぇっ!? 何でいきなりキレたのこの娘っ!! 俺なんか悪い事した!? よくわかんないけど取り敢えず謝っときます申し訳ありませんでしたぁっ!!!!! ……いやでもこの娘たしかワタシとオフニャを殺した数だけ謝れとか言ってたよね? 俺この娘もオフニャもゲーム内で一回も殺してないよね? え?? 何で謝罪させられたの俺??? 納得いかないんだけど???』

 

『……もういいニャ。 ……どうせこんな事言っても無駄ニャ。 ……現実は何も変わらないニャ。 ……ワタシももう疲れたのニャ。 ……おい、ニンゲン。 ……せっかくここまで辿り着いたご褒美に、選択する権利をやるニャ。 ……この工場をワタシごとブッ壊すか。 ……それとも、この島でワタシと、オフニャたちと、ずっと一緒に暮らしていくか、の2択をニャ』

 

『ええー……。ここまでたどり着いたご褒美がそれー? ご褒美ならそういう権利とか気持ちとかじゃなくて何か金銭的なモノが欲しかったなー。ほら、主人公君も無一文だし。何も持ってないし。何か形になるものが欲しいなー。チュートリアル後に貰えるはずだった奴でもいいからさー。チュートリアルクリアしたって事で。なに貰えるかわからないけど。 ……ていうか工場爆破か一緒に暮らしてくか選べとかもうそれ実質1択じゃない? 別に俺オフニャちゃんたちが増えても問題ないし? 島の外の世界の人達も余裕で対処出来てるし? この状況で工場爆破したら主人公君まで死んじゃいそうだし? 可愛い案内人ちゃんと一緒に暮らせるとか最高だし?』

 

『……そこに爆破用スイッチがあるニャ。 ……それを押せば、この工場は木端微塵になって跡形もなくなるニャ。 ……当然、今いるオマエとワタシも一緒にニャ。 ……オマエとワタシの二人分の命が消えるだけで、人類の脅威がひとつ消えるニャ。 ……良い話だと思わないかニャ?』

 

『ほらやっぱ主人公君も爆発に巻き込まれて死ぬんじゃんっ!!! はーい、嫌でーす。その爆破スイッチは絶対に押しませーん。主人公君はこの島で案内人ちゃんとオフニャちゃんたちに囲まれながら幸せな家庭を築きまーす』

 

『……なにを躊躇っているんだニャ? ……もしかして、まだ想像出来てないのかニャ? ……オフニャが世界中に溢れるとどうなるかって事がニャ。 ……想像出来ないって言うなら、教えてやるニャ。

 ……世界中がオフニャで溢れるって言うのはっ!!! こうなるって事なんだニャ!!!!』

 

 

『!? うおー、びっくりしたー。 ……いきなり画面全体がオフニャちゃんたちで埋まりましたねー。もうなんか、オフニャだよ?全員集合♪ みたいな感じになってますねー。おー、スゴイにゃーにゃー鳴いてる』

 

『わかったかニャ!!! これがオフニャで溢れるって事ニャ!!! これから逃れたかったらさっさとボタンを押すニャ!!! お前がボタンを押さない限り画面はずっとこのままニャ!!! サアッ!!! サアッ!!!!! なんでも良いから早くボタンを押すのニャ!!!!!!』

 

 

 

:ぎゃああああああああああああああああ

:グロイグロイグロイグロイグロイグロイ

カッちゃん:しきかん……! はやく……! ボタン押して……! もう……! 耐えられないから……!!

:俺もうだめだわ……。後でこのシーン飛ばしたアーカイブみよ……。

:もはや放送事故だろこれ……。アーカイブすら残らなそう。

長嶋さん:……シキカンさんはすごいねー。 ……この状況でもまだ全然余裕そうなのー。

柚:シキカンはまだ頑張ってる……です。綾波も、何があっても絶対目を逸らさない……です。

赤茶:これが最後ニャ!!! シキカン!!! 早くボタンを押すニャ!!! どうなっても知らんニャ!!!!!

 

 

 

『おー、SSレアっ娘たちもちゃんといるなー。 ……おっ、この娘はさっき助けたオフニャちゃんじゃないか? うーん、綺麗な金髪に空みたいな蒼い眼してて可愛いなー。よーしこの娘は【おすかー】ちゃんって名付けよう。俺が考えたんだからちゃんと覚えてるんだぞー。こっちの薄紫色の髪の毛がモフモフーって感じの娘は【ライム】ちゃんって感じだなー。そんでこっちの元気ハツラツっぽい感じの娘は【しゅている】ちゃんかなー。今は病んだ眼でにゃーにゃー言ってるけど……。いやー、どんどん名前が出てくるなー。まるで元々あるかのようだ。でも名付けたのは俺だからなー。君たちはちゃんと俺を名付け親として認識するようにっ! シキカンからの命令ですっ! そんでこっちの娘はーっt痛たたたたイタイイタイ!! ビシャマルちゃん!? いきなりどうしたの!? お指噛まないで!! ほらみてほらっ!! ビシャマルちゃんもちゃんとあそこに居るでしょ!? なんか病んだ眼しながら睨んで来てるけど!!! 睨んだ顔も正直言って可愛い痛ったああああイタイイタイ止めてビシャマルちゃん!!! お指ガジガジしないでっ!!! 謝るっ!!! 謝るからっ!!!! ちゃんとゴメンナサイするからっ!!! ゆるして下さいっ!!!!!』

 

 

 

:しきかんーーーー!!!! 早くボタン押してくれー!!!!!!

:もうだめだこのシキカン。絶対ボタン押す気がない。

:ごめんもう無理だわ……。死ぬ……。

カッちゃん:うぅ……。出ちゃった……。

長嶋さん:視聴人数がどんどん減ってる〜。リタイア続出なの〜!

:逆にまだ残ってる奴かなりの猛者じゃね?この画面見続けられるんだから。

:どうという事はない。シキカン以外の画面を隠せばよい。ワシは経験を活かすのじゃ。

:ていうかシキカン、オフニャに齧られて血が出てねえか?

:オフニャに齧られて血を流すとかwwwシキカン流石に貧弱すぎだろwwwww

赤城:シキカン様の血は紅いのねぇ。フフフッ♪ 美味しそうだわ~♪

鸞:姉様。ここではコードネームを使うようにとあれほど……。

:人数減ってきたけど変なのも増えてきたな。

蓮:シキカンの動画は鍛え抜かれ選ばれた者たちしか見れないのだ! 雪風様はこれくらい余裕なのだ! 画面隠して音を消せば何も問題ないのだ!

:それ何も見てないのでは?

柚:綾波は逃げない……です。これくらい全然平気……です。 ……うぷっ。

赤茶:……なんでニャ。 ……なんでそんな平気な顔してるニャ。 ……そのオフニャもなんなんニャ。なんでそんな楽しそうなんニャ。なんでニャ…… ナンデ……

 

 

 

『……なんでニャ。 ……何で押そうとしないニャ。 ……オマエはこの世界がオフニャで溢れても良いって言うのかニャ? ……それなら何で、ワタシをいっぱいイジメるニャ。 ……何でオフニャをいっぱい殺すニャ。 ……ニンゲン共はワタシタチを醜い生き物だと思ってるんじゃないのかニャ? ……せめて潔く死なせてくれニャ。 ……ワタシはもうどうしたら良いかワカラナイニャ。 ……誰でも良いから、教えてほしいニャ。 ……誰でも良いから。 ……助けて、欲しいニャ。 ……ニャア。 ……ニ“ャア”ア“。 ……ニ”ャア“ア”ア“ア”ア“』

 

 

『っほら! ビシャマルちゃん! ちゃんと膝に座ってて! 今日はGallolyMateもう一箱食べていいから! 大人しくしてて下さい! いいね!? ……ふぅ。 ……あれ? なんか気づいたらこの娘泣いちゃってますねー。えーっと? ……なるほどー。ログ読む限りなんだか皆からイジメられてたみたいですねー。こういう場合は慰めればいいのかな? 取り合えず自由行動できるようになったんで、ちょっと話しかけてみましょう』

 

 

【ワタシが泣いています。殺しますか?】

はい

いいえ

 

 

『ええっ!? いきなり物騒なこと言わないでよシステムさん!? ていうかこのシステムたしか案内人ちゃんが出してるっぽかったよね!? なんで自分を殺させようとしてんの!? とりあえず【いいえ】だよこれはもう!』

 

 

【ワタシが泣いています。潰しますか?】

はい

いいえ

 

 

『いや潰すて! さっきのオフニャちゃんの時と一緒じゃん! この状況で潰すて! 逆にどうなるのか見てみたいわっ! いや見ないけどね!? 【いいえ】だよこれもっ!』

 

 

【ワタシが泣いています。

 

 

 

 

 

 

慰めますか?】

はい

いいえ

 

 

『おー。やっとまともな選択肢になりましたねー。ちょっとバグってるけど。はいはい、慰めますよー。よしよしー。今までこの島に1人きりで寂しかっただろうけど、これからは主人公君が一緒ですよー。だから泣かないで―。怖くない怖くない』

 

 

【本当に?

 

 

 

 

 

 

こんな醜いワタシなんかと、ずっと一緒に居てくれますか?】

はい

いいえ

 

 

『おー、はいはい。これからはもうずっと主人公君と一緒ですよー。今はまだオフニャを蹴って運ぶような酷い事する奴だけど、きちんと俺が教育しとくから。オフニャちゃんは蹴るものじゃなくて膝の上に乗せて愛でるものですよーって。だから安心してねー』

 

 

『……本当ニャ? ……ワタシ、こんなに醜いのニャ。 ……オフニャを世界中にバラ撒くような酷い事もしたのニャ。 ……それでも、本当に、ワタシとずっと一緒にいてくれるのかニャ? ………………わかったニャ。 ……そこまで言うなら、しょうがないニャ。 ……お前はもうずっとワタシと一緒ニャ。 ……この島に沢山いるオフニャたちと共に、ずっと、二人っきりで、ワタシと暮らすのニャ。 ……嫌だって言っても、もう遅いニャ。 ……断る場面はいくらでもあったんだからニャ。 ……もう、絶対逃がさないニャ。 ……もう、絶対離さないニャ。 ……ずっと、ずっと、ずーーーっと、一緒ニャ。 ……覚悟を決めるニャ。ニンゲン』

 

 

 

『……。 ……おー。スタッフロールが流れ始めましたねー。これで終わりかー。いやー、なかなか楽しめましたねー。ホラーゲームって聞いてたからちょっとビビってましたけど。実際は島に独りぼっちで居る、寂しがりの可愛い女の娘を救う良い感じなストーリーの話でしたねー。 ……おー、最後は可愛い1枚絵が出て終了ですかー。 ……ちょっとコメント欄を復活させますねー。 ……よっと』

 

 

 

:イイハナシダナー……。ってなるわけねえええええええ!!!!!!

:化け物達に囲まれて終わる超絶BADENDじゃねーか!!!!!

:もう最後の方ずっとシキカンの思考についていけなかったんだけど???

柚:終わった……ですか? 綾波、頑張ったのです……。でも、もう、ダメです……。

カッちゃん:もう二度と見たくない……。

:いやこのルートは開拓できなかったわー。オフニャ助けようとするって考えがもう理解できん。

:シキカンみたいな感性持ってる奴にしか無理なルートだよなこれ。

:開拓されてもやる気でねーわこれは。とりあえず新ルートとしてwikiに乗せとくけど。

長嶋さん:今表示されてる絵も〜、全然可愛くないよ〜? シキカンさんには〜、いったい何が見えてるの〜?

:サイコパスが描いたようなめちゃくちゃな絵だよな。

:酷すぎてわからんがラスボスクソ猫とオフニャがめっちゃ邪悪な顔で笑ってる事だけはなんとか解読できる。

赤茶:…………。

 

 

 

『そうですか? 俺にはこの絵がとても優しい絵に見えますねー。確かに子供が色鉛筆で描いた様な拙いものですけど。主人公君も案内人ちゃんも手を繋いですっごく良い笑顔で描かれてますし。周りのオフニャちゃん達もなんだか楽しそうですしね。 ……きっとこの娘も本当は人間達とこうやって仲良くしたかったんじゃないかと思います。セリフはちょっと怖かったですけど、結局1度も主人公君を害する様な事はしませんでしたしね。根は優しい良い娘なんだと思います。こんな娘とずっと一緒にいられるなんて、主人公君はとても幸せ者ですね』

 

 

 

赤茶:あ……。

:??? そんな解釈になる普通???

柚:……何を言ってるですか? 綾波には、シキカンの考えが良くわからない……です。

長嶋さん:なるほど〜。シキカンさんは〜、そういう風に考えるんだ〜。

:もうシキカンがそう思うんならそうでいいよ。シキカンの中でなら。

 

 

 

『……えーっと。とりあえずゲームも一応これでクリアしたっぽいし、今日はこの辺で終わりにしましょうか。別ルートもあるそうですが、それはまたの機会にという事で』

 

 

 

:おーう。またなー。

:なんだかんだ言って良いもの見れたしなー。

:自分一人じゃ絶対プレイ出来ないもんなー。

:シキカンの反応でなんとか見れてた感じ。

長嶋さん:ちょっと予想外だったけど〜、これはこれで面白かったの〜!

柚:シキカン、今度はもうちょっと、優しい感じのものをやって欲しい……です。

蓮:シキカン! 今度は『セイレーンハンター』とかするのだ! そういうのなら雪風様も得意なのだ!

:反応が新鮮だから別のホラゲーやらせてみるのも面白そうだな。

カッちゃん:こんなの連続はちょっとムリ……。

赤茶:……シキカン、最後に一つだけ聞かせて欲しいにゃ。シキカンはこの案内人の娘、明石の事を、好きなのかにゃ……?

 

 

 

『おー、皆さんリクエストありがとうございます。次何やるかも後で考えてみますねー。赤茶さんはたしかこのゲームの開発者さんでしたっけ? 良いゲームを作って頂いてありがとうございます! えーっと? 案内人の娘についてですか? この娘の名前は明石ちゃんって言うんですねー。そうですねー、さっきも言いましたが、基本的に優しい心を持った娘っぽそうなので、もし俺がこの娘と一緒に暮らしたとしても、幸せに過ごせるんじゃないかなーって思いますね。なんだかんだ色々とお世話も焼いて貰えちゃいそうですし。俺は明石ちゃんの事大好きですよ』

 

 

 

カッちゃん:シキカン、その考えは間違っている……! シキカンはアイツの本性を知らない……!

:いやでも、このルートだけプレイしたらこういう感想になるのか?

:いや、ならんやろ。

:シキカンには是非正規ルートもプレイして貰いたい。そして現実を味わってほしい。

長嶋さん:本性出るのは〜、正規ルートの方だよね〜。

赤茶:……シキカン、アリガトにゃ。 ……明石も、シキカンの事が大好きだにゃ。 ……きっと、絶対、そう思ってるはずにゃ。開発者であるこの赤茶が保証するのにゃ。

 

 

 

『おー、ありがとうございます赤茶さん。こんな可愛い娘に好かれて俺も嬉しいです。皆さんがおっしゃってる正規ルートの方も後でやってみますねー。 ……それでは皆さん、今日はこの辺でさよならです。 ……バイバーイ! ……ほらビシャマルちゃんもっ!』

『にゃ~』

 

 

 

:すごい、ビシャマルちゃんがアップになってももう何も感じなくなった。

:今回で視聴者のグロ耐性が一気に上がったな。

:今ここに残ってる奴らだけだし、しかもあんまり嬉しくないけどな。

長嶋さん:またね〜、シキカンさ〜ん!

蓮:シキカン! あんたの反応は面白かったのだ! また見に来てやってもいいのだ!

カッちゃん:うーん、まあ……。次も見よう……、かな。

赤城:シキカン様、ねぇ? 覚えたわぁ。……また会いましょう?

鸞:姉様……。コードネームを……。

柚:次も絶対に見る……です。頑張る……です。

赤茶:……やっと見つけたにゃ。 ……やっと出会えたにゃ。 ……もう、絶対、逃がさないにゃ。 ……シキカン、ダイスキにゃ。

 

 

 

―――――――配信終了――――――――

 

 

 

 

 

 




明石ちゃんの心はダイヤモンドに変わりました。
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