遊戯王CHRONICLE-X 奇跡と可能性の少女- 作:葉月/リーフ
モンスターのパターンは現在3つ
純粋なモンスターが暮らしているのと、普通の人が何らかの現象で姿を変えてしまったケースと、エヴォイドモンスターのケース
まだまだ増えるかも
4話
遊奈とファントムは遊奈のブローチを狙いに来た少年、巫羽と出会ってそのまま戦ったが、力の差を感じたのだった。
そんな中、ファントムは未だ場所がわからない彼の師匠を教えたのだった。
遊奈はファントムを超えるべく頑張り、ファントムもさらに強くなるために努力することを誓ったのだった。[newpage]
ある夜のこと。
芽吹市の街の中、一人の少女が目を覚ました。
彼女は金髪とミニスカートが特徴的な青色の魔法使いの服が特徴的で、可愛らしさの中にどこか大人びた雰囲気もある。
「ん…私いつの間に寝てたの…」
少女が目覚めると、辺りにざわめきが走った。
「なぁ、あれ見ろよ?」
「可愛い〜」
「コスプレかな?」
「まるで本物だ…」
「あれ?何でみんな賑わってるんだろう?」
少女は疑問に思い、一人の青年に尋ねた。
「あのー…なんでそんなに賑わっているんですか?」
「だって、君の格好…」
青年は少女を指差して言った…
「えっ…」
少女は窓ガラスに映る自分の姿を見て驚いた。
その姿は、まさしくブラック・マジシャン・ガールそのものだったからだ。
「この姿、私…ブラック・マジシャン・ガールになってる!?」
少女は激しく困惑し、自分の頬をつねってみた。
窓ガラスの少女も同じ動きをし、その痛みが、夢ではないことを証明した。
「はぁ…私、これからどうすれば…」
少女はこれからの生活を考えると、不安に駆られ、ため息をついた。[newpage]
時は変わって学校でのこと。
遊奈はファントムといつもの帰り道を歩いている最中、弥生の家の周辺が賑わっていた。
『ん?弥生の家が賑わってるみたいだよ』
「行ってみよう!」
遊奈とファントムはそのまま弥生の家のゲーム店に向かった。
すると、中にいたのはゲーム店の人達が戸惑っているブラック・マジシャン・ガールの姿をした少女に注目していた。
精度の高いコスプレイヤーとして見られていたのか、一部の人は彼女の写真を撮影していた。
「待って!この子戸惑ってるよ」
「そうです、この子困ってるから、撮影は許可を取って!」
遊奈と弥生は客をに声をかけ、止めようとした。
しかし、客は一向に話を聞いてくれない。
「ダメだ、話を聞いてくれない…」
『じゃあ、ボクに任せてよ』
ファントムはそう言うと遊奈と人格を交代してから光と共にファントムの姿に変化した。
「皆さんお待たせしました!ボクのショー、楽しみにしてたでしょ?」
ファントムは客と少女の目の前にやってきて、円型の先端を持った杖を取り出すと高らかに言った。
「じゃあ、まずはこの子の出番、よろしくね、バブルドッグ」
ファントムは洗剤の容器のような被り物を被った二足歩行のブルドッグを召喚し、バブルドッグがシャボン玉を噴き出すと、ファントムは杖を使ってシャボン玉の軌道を操作した。
客達はそれに見惚れており、しばらく釘付けになっていた。
「さあ、今のうちに安全な場所に行って」
ファントムは少女に小声でそっと呼びかけ、少女はそのままレジの裏側にある部屋に入って行った。
「まだまだ行くよ〜」
ファントムは複数のシャボン玉を合わせて1つの大きなシャボン玉にし、指を鳴らすとそのシャボン玉が爆発し、それと共に七色の虹が現れて光り輝くと、ファントムは一礼をしてショーの終了を合図した。
店内は拍手で賑わい、ショーが終わった後、観客達は目的の品を買った後すぐに帰って行った。[newpage]
ショーの後、ファントムは体と人格を遊奈の姿に戻し、遊奈はすぐさまレジの裏側に向かい、ブラック・マジシャン・ガールの姿をした少女を訪ねた。
「あのー…」
「なっ、なんですか?」
少女は遊奈を怪訝な目で見つめていた。
「君は誰なの?なんでここに来たの?」
「私、[[rb:愛菜>まな ]]って言います…前は一人暮らし中の学生だったんだけど、気がついたらこの姿になっていて……」
「わたしは遊奈!よろしくね!」
遊奈は愛菜に元気よく呼びかけた。
「はい!よろしくお願いします!」
すると、遊奈の精神世界のファントムが半透明になって現れた。
『あっ、もうこの子と仲良くなってるんだね』
「わっ!あなた、さっきのショーを披露してた男の子!でもなんで半透明なの…」
愛菜はファントムが見えたことに驚き、彼に聞いた。
「この子はファントム!ちょっとわたしのことからかってくるけど、優しくて頼りになる子だよ!」
『ボクはファントム。まさかボクのことが見えるなんてね』
「はい!何故か私には周りに見えないはずのあなたが見えてしまうんです!」
『君は…どうやら転生して精霊化しているみたいだね』
「それってどういうことですか?」
『話せば長くなるけど、君はモンスターと同等になってる感じだね』
「確かに、ブラック・マジシャン・ガールになるのはちょっと嬉しいけど、これからの生活が少し不安です……」
『なるほどね、じゃあしばらくはボク達の場所においでよ』
「いつでも大歓迎だよ!わたし達の夜ご飯も美味しいよ!」
「はい!」
愛菜は嬉しそうな様子を見せ、遊奈たちに着いて行った。
「今日はもう遅いし、そろそろ帰ろうかな」
『待って!その前に、愛菜の服を変えなきゃ。このままだとバレちゃうからね』
ファントムは杖を展開すると愛菜に向け、愛菜の服は学校の制服のような格好になった。
「わぁ…私が通ってた場所の制服だ…」
『ボクが見回った中で気に入った制服を着せてみたよ』
「これで安心だね!泊まってもいいよ!」
「はい!」
遊奈とファントムは愛菜と共に光留の家を出て、共に仲良く帰って行った。
そんな中、紫色のバッジをつけた黒いスーツの男性が、遊奈達の様子を見ていた。
「噂に聞く精霊化した人間が、まさかここにいたとは…それに加え、例のブローチを持つ少女までいるとは…主の指示に従い、捕獲を開始します」
男性はデバイスにカードを入れると、赤黒い衣装を身に纏った褐色肌の魔術師『ブラック・マジシャン』へと変化した。
「今回はこの奪ったカードを使ったデッキで行くとしますか」
男性は不適な笑みと共にそう言うと、黒い光と共に姿を消した。[newpage]
遊奈達は帰り道の途中、街の案内をしながら進んでいた。
初めて来る愛菜は道に迷わないように辺りの様子を覚えながら探っていた。
すると、突然赤黒い衣装を身に纏った褐色肌の魔術師が出現し、遊奈達に立ちはだかった。
魔術師は不適な笑みを浮かべており、邪悪なる印象を見せている。
「現れましたか…精霊化した人間に加え、まさか例のブローチまで付いてくるとは…一石二鳥とはまさにこのことでしょうか」
「エヴォイドモンスター…だけど、雰囲気が少し違う…それに巫羽君以外にもわたしのブローチを狙っている…」
『やっと来たねぇ、ホロウズ・エヴォイドが』
「ホロウズ・エヴォイド?」
『そう。この組織はエヴォイドモンスターに変身するユニットを様々な人に配っている勢力だよ。それだけじゃなく、精霊の宿ったカードを利用した悪事も行っているけど、理由はわからないんだ』
「わたし、放っておけない!」
遊奈は魔法少女を思わせる戦闘形態に変身すると、剣を魔術師に向けた。
「ほう…私と戦うのか…よかろう。それなら魔法使い族最強クラスの力を受けよ!」
魔術師は杖から闇のエネルギーを放ち、遊奈にぶつけた。
遊奈は剣をステッキに変形させ、半透明の障壁を展開したが、攻撃は防げたもの障壁が破壊されてしまった。
「なんなのこの力!?只者じゃない!」
『彼が宿しているモンスターは『ブラック・マジシャン』魔法使いとしては攻撃力、防御力共に最強クラスだよ』
「知ってるけど、そんなすごい相手なの!?」
『しかも、宿しているモンスターが苦しんでいる!早いところ倒して解放しよう!』
「うん!」
「次はこの魔法です、受け止められますか?」
魔術師は指を鳴らすと同時に千本のナイフを展開し、遊奈に襲わせた。
『遊奈、危ない!』
ファントムは実体化すると、カードの形状をした壁型のモンスター、EMカード・ガードナーを複数召喚し、ナイフの攻撃を防いだ。
「ありがとう!」
『こういう時こそ助け合いだよ?次の攻撃が来る』
ファントムはウィンクをしてそう言うと、遊奈に警告した。
「なかなかやりますね…じゃあ次の攻撃はどうですか?」
魔術師は六芒星が描かれた魔法陣を遊奈の場所に展開した。
すると魔法陣から無数の鎖が展開して遊奈とファントムの動きを封じた。
「なんなのこれ!?外れない!」
「オッドアイズを呼べばなんとかなると思うけど、腕が塞がってて呼べないねぇ…」
「どうすりゃいいの!?」
遊奈とファントムは鎖に拘束され、身動きが取れなくなった。
「さあ、これでおしまいです!」
魔術師は再び無数のナイフで遊奈とファントムの周りを囲み、ナイフは全て二人に向けられた。
遊奈とファントムのピンチを、愛菜は呆然と眺めていた。
「二人が危ない!でも、私じゃ自信が無いよ…」
「愛菜さん!何かできないの!?」
「でも私、戦ったことなんてまだ…」
遊奈は愛菜に呼びかけたが、彼女は自信が無い様子だった。
「今の君なら、できると思うよ。当てずっぽうでもやってごらん」
ファントムは愛菜に優しく呼びかけた。
「は…はい!こうなったら…えーいっ!!」
愛菜は杖を取り出すと、魔術師に魔力の弾丸を放ち、魔術師は一瞬よろめいた。
「な…何をっ…」
「今だよ!」
ファントムは弱まった拘束を解き、オッドアイズを召喚して遊奈と共に脱出した。
「小癪な…ならばデュエルモードです!」
魔術師はデュエルドライバーを展開し、デュエルモードになった。
『遊奈、今だよ!今なら愛菜をデッキとして使えるみたいだよ』
「う…うん!わたし、やってみる!」
「えっ…きゃぁぁぁぁぁっ!」
愛菜はそのまま光と共に遊奈のデュエルドライバーに宿ると、そのままデッキへと変わった。
遊奈もデュエルドライバーを展開し、準備が整った。
「「デュエル!!」」
遊奈 L P4000
【黒魔導師の弟子】
ホロウズ・エヴォイドの男性《ブラック・マジシャン》 LP4000
【黒魔術の極意】
「私のターン!」
ホロウズ・エヴォイドの男性 手札5
LP4000
「私はマジシャンズ・ロッドを召喚!」
☆3 闇 魔法使い族 攻1600
「マジシャンズ・ロッドの効果で、デッキから永遠の魂を手札に加えます。さらに私は魔法カード、ワン・フォー・ワンを発動!ブラック・マジシャンを捨てて、デッキからディメンション・コンジュラーを特殊召喚!」
☆1 闇 魔法使い族 守500
「コンジュラーが特殊召喚されたので、私はデッキからディメンション・マジックを手札に加えます。私はカードを2枚セットしてターンを終了」
ホロウズ・エヴォイドの男性の場には魔術師の杖と、人型の棺が現れている。
ホロウズ・エヴォイドの男性 フィールド
デ⑤④③②①X
墓⑤④③②①フ
ーーEーXーー
フ①②③④⑤墓
X①②③④⑤デ
モンスター
①:②:③:コンジュラー④:マジシャンズ・ロッド⑤:
E:
X:
フィールド:
魔法罠
①:②:セットカード③:セットカード④:⑤:
手札:1
LP:4000
TURN CHANGE
[newpage]
「わたしのターン!」
遊奈 手札6
LP4000
「わたしは手札のマジシャンズ・ソウルズの効果発動!デッキからブラック・マジシャン・ガールを墓地に送ることでこの子を墓地に送り、墓地からブラック・マジシャン・ガールを特殊召喚する!」
☆6 闇 魔法使い族 攻2000
「私、やって来ました!」
「うん、よろしくね!」
愛菜が現れて、元気よくポーズを決める。
「ブラック・マジシャン・ガールの攻撃力は墓地のブラック・マジシャンの数だけ300アップする!」
ブラック・マジシャン・ガール 攻2000+300=2300
「わたしはベリー・マジシャン・ガールを召喚!効果でデッキからマジシャン・ガールを手札に加えるよ!」
☆1 地 魔法使い族 攻400
「私は罠カード、黒魔族復活の棺を発動!ベリー・マジシャン・ガールとマジシャンズ・ロッドを対象にして墓地に送り、デッキからブラック・マジシャンを特殊召喚する!」
☆7 闇 魔法使い族 攻2500
おしゃぶりを口にした幼い魔法少女が現れたかと思うと、棺に吸い込まれて破壊され、敵のフィールドに赤黒い装束を身に纏う黒魔導師が現れた。
「わたしはベリー・マジシャン・ガールの効果発動!効果の対象になったとき、デッキからマジシャン・ガールを特殊召喚する!来て!チョコ・マジシャン・ガール!」
☆4 水 魔法使い族 攻1600
しかしベリー・マジシャン・ガールが呼んでおいたのか、青色と黒色を主体にした衣装を纏った魔法少女が現れた。
「さらに、私は相手ターンに魔法・罠カードを発動させたことでマジシャン・オブ・ブラック・イリュージョンを特殊召喚する!」
☆7 闇 魔法使い族 守2500
「わたしはチョコ・マジシャン・ガールの効果で手札からアップル・マジシャン・ガールを捨てて、デッキから1枚ドローする!」
遊奈 手札4
「罠カード発動!永遠の魂!墓地からブラック・マジシャンを特殊召喚!」
☆7 闇 魔法使い族 攻2500
「魔法・罠カードの効果を発動させたことで、ブラック・イリュージョンの効果でデッキからブラック・マジシャンを特殊召喚!さらに、マジシャンズ・ロッドの効果でブラック・マジシャンをリリースして墓地のこのカードを回収します」
☆7 闇 魔法使い族 攻2500
石板から魔導師が呼び出されたかと思うと、魔導師の影によってさらにまた一人の黒魔導師がフィールドに呼び出された。
「バトル!わたしはブラック・マジシャン・ガールでブラック・マジシャンに攻撃!その時わたしはキウイ・マジシャン・ガールを捨てて、フィールド及び墓地のマジシャン・ガールの数だけ攻撃力を上げる!ブラック・バーニング!」
「はぁぁーっ!!」
ブラック・マジシャン・ガール 攻2300+900=3100
ブラック・マジシャン 攻2500
愛菜の放つ魔力の弾丸は黒魔導師を貫き、敵にダメージを与える。
ホロウズ・エヴォイドの男性 LP4000−600=3400
ブラック・マジシャン・ガール 攻2600
「遊奈さん、私、やりました!」
「うん!かっこよかったよ!わたしはカードを3枚セットしてターンエンド!」
遊奈 フィールド
デ⑤④③②①X
墓⑤④③②①フ
ーーEーXーー
フ①②③④⑤墓
X①②③④⑤デ
モンスター
①:②:③:ブラック・マジシャン・ガール④:チョコ・マジシャン・ガール⑤:
E:
X:
フィールド:
魔法罠
①:②:セットカード③:セットカード④:セットカード⑤:
手札:1
LP:4000
TURN CHANGE
ホロウズ・エヴォイドの男性 フィールド
デ⑤④③②①X
墓⑤④③②①フ
ーーEーXーー
フ①②③④⑤墓
X①②③④⑤デ
モンスター
①:②:ブラック・マジシャン③:コンジュラー④:マジシャンズ・ロッド⑤:ブラック・イリュージョン
E:
X:
フィールド:
魔法罠
①:②:永遠の魂③:④:⑤:
手札:1
LP:4000
TURN CHANGE
[newpage]
「そういえばだけど『ブラック』・マジシャンなのに赤いんだね。』
ファントムはコメントを言った。
『タコの入ってないタコスなんてあるんだから、黒くないブラック・マジシャンもいるじゃないか?ファントム。』
オッドアイズは言った。
『オッドアイズ?まずタコスにはタコは入ってないでしょ。』
ファントムはブレスレット越しから突っ込んだ。
『ま、そんなことより、相手のターンだよ、気をつけて』
ファントムはブレスレット越しから遊奈を注意する。
「うん!」
遊奈は片手でガッツポーズをした。
「私のターン!」
ホロウズ・エヴォイドの男性 手札4
LP4000
「私は永続魔法、黒の魔導陣を発動!この効果でデッキの上から3枚を見て、ブラック・マジシャンの名前が記されたカードを手札に加える!さらに私はマジシャンズ・ロッドを通常召喚!効果でデッキからブラック・マジシャンの記されたカードを手札に加える!」
☆3 闇 魔法使い族 攻1600
「私はブラック・マジシャンをリリースし、黒魔導の執行官を特殊召喚!」
☆7 闇 魔法使い族 攻2500
「さらに魔法カード、イリュージョン・マジックを発動!ディメンション・コンジュラーをリリースし、墓地からブラック・マジシャン2枚を回収する!さらに、黒魔導の執行官がいる限り、私が魔法カードを使用するたび、相手に1000のダメージを与える!」
「きゃ!」
遊奈 LP4000−1000=3000
紫の装束を纏う執行官が、発動した魔法に反応して魔力の弾丸を放ち、遊奈の命を削った。
「さらにコンジュラーの効果で魔法使い族の数だけデッキからドローし、その後手札をドローした数分山札の上に戻します」
ホロウズ・エヴォイドの男性 手札5
「私は罠カード、永遠の魂を発動!手札からブラック・マジシャンを特殊召喚する!」
☆7 闇 魔法使い族 攻2500
「私はレベル7のブラック・マジシャンとブラック・イリュージョンでオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れなさい、ランク7!幻想の黒魔導師!」
★7 闇 魔法使い族・エクシーズ 攻2500
「幻想の黒魔導師の効果発動!素材を1つ使い、手札、デッキから魔法使い族の通常モンスターを特殊召喚する!現れなさい!ブラック・マジシャン!」
☆7 闇 魔法使い族 攻2500
新たな黒魔導師が呼び出されると、その黒魔導師はまた新たなブラック・マジシャンを呼び出した。
「わたしは罠カード、戦線復帰を発動!墓地からキウイ・マジシャン・ガールを特殊召喚する!」
☆5 風 魔法使い族 攻1800
「キウイ・マジシャン・ガールがいる限り、わたしの場のモンスターは効果の対象にはならず、効果で破壊されない!」
キウイのような緑色の装束の魔法使いの女性が遊奈の前に現れ、輪切りのキウイのような形状のバリアを放って遊奈の陣営を守る。
「この瞬間、スキル発動!瞬間魔術!この効果でデッキから魔法カードを墓地に送り、この効果を使用する!私はデッキから黒・魔・導・連・弾を墓地に送り、お互いのフィールドのブラック・マジシャン・ガールの攻撃力分ブラック・マジシャンの攻撃力を上昇させます!」
スキル:瞬間魔術
このスキルはデュエル中に1度しか使用できない。
①自分フィールドにエヴォイド状態の魔法使い族モンスターが表側表示で存在している場合に発動できる。デッキから魔法カードを墓地に送る。このターン、このスキルの効果はこのカードと同じになる。
ブラック・マジシャン 攻2500+2300=4800
「バトル!私は幻想の黒魔導師でキウイ・マジシャン・ガールに攻撃!続いてブラック・マジシャンでチョコ・マジシャン・ガールに攻撃!この時、幻想の黒魔導師の効果で相手のセットカードを除外します!」
ブラック・マジシャン 攻4800
チョコ・マジシャン・ガール 攻1600
幻想の黒魔導師は魔力の弾丸でキウイ・マジシャン・ガールを破壊し、ブラック・マジシャンは魔力の弾丸をチョコ・マジシャン・ガールに向けた。
「チョコ・マジシャン・ガールの効果発動!攻撃される時、墓地からマジシャン・ガールを呼んで攻撃対象を変更し、相手モンスターの攻撃力を半分にする!来て!アップル・マジシャン・ガール!」
☆3 炎 魔法使い族 守800
ブラック・マジシャン 攻2400
「ならばそのままブラック・マジシャンでアップル・マジシャン・ガールに攻撃!」
「アップル・マジシャン・ガールの効果発動!攻撃される時、手札から仲間を呼んで攻撃対象を変更し、相手モンスターの攻撃力を半分にする!来て!レモン・マジシャン・ガール!」
☆2 光 魔法使い族 守400
ブラック・マジシャン 攻1200
赤黒い魔導師の放つ攻撃を、色とりどりの魔法少女達が仲間を呼び合い防ぎ、弱めていく。
その姿はまるで仲間と心を通わしているかのようだった。
「この時、速攻魔法、ディメンション・マジックを発動!マジシャンズ・ロッドをリリースして手札から新たなブラック・マジシャンを特殊召喚し、ブラック・マジシャン・ガールを破壊する!」
☆7 闇 魔法使い族 攻2500
「さらに黒魔導の執行官の効果で相手に1000のダメージを与える!」
遊奈 LP3000−1000=2000
新たな黒魔導師が現れると同時に魔力の弾丸を放ち、愛菜は消滅し、遊奈も黒魔導の執行官の魔力の弾丸を受けて吹き飛ぶ。
「私は新たなブラック・マジシャンでチョコ・マジシャン・ガールに、黒魔導の執行官でアップル・マジシャン・ガールに攻撃!」
「アップル・マジシャン・ガールの効果発動!墓地からベリー、レモン、チョコ・マジシャン・ガールを手札に加える!」
遊奈 LP2000−900=1100
黒魔導師の魔力により、2人の魔法少女は消滅したが、遊奈は効果で3枚のモンスターを回収した。
「私はこの瞬間、速攻魔法発動!マジックカード「死者蘇生」!自分か相手の墓地からモンスターを特殊召喚する!」
「わたしも速攻魔法、マジックカード「死者蘇生」を発動!」
遊奈もホロウズ・エヴォイドの男も同じマジックカードを発動した。
「私が特殊召喚するのは、私の墓地の…」
「わたしが特殊召喚するのは、君の墓地の…」
「「ブラック・マジシャン!!」」
☆7 闇 魔法使い族 攻2500
☆7 闇 魔法使い族 攻2500
黒魔導師が、同時に互いのフィールドに呼び出された。
遊奈の場に現れたブラック・マジシャンは黒い衣装を身に纏い、解放してくれたお礼なのか、遊奈を見つめて微笑んだ。
「黒魔導の執行官の効果で、相手に1000のダメージを与える!」
遊奈 LP1100−1000=100
「私はブラック・マジシャンで、相手のブラック・マジシャンに攻撃!」
2人の黒魔導師は、同時に闇の魔力を杖から放つが、その力は相殺され、両方とも消滅した。
「私はカードを1枚セットしてターンエンド」
ホロウズ・エヴォイドの男性 フィールド
デ⑤④③②①X
墓⑤④③②①フ
ーーEーXーー
フ①②③④⑤墓
X①②③④⑤デ
モンスター
①:②:黒魔導の執行官③:ブラック・マジシャン④:⑤:ブラック・マジシャン
E:幻想の黒魔導師
X:
フィールド:
魔法罠
①:②:永遠の魂③:④:⑤:
手札:1
LP:4000
TURN CHANGE
遊奈 フィールド
デ⑤④③②①X
墓⑤④③②①フ
ーーEーXーー
フ①②③④⑤墓
X①②③④⑤デ
モンスター
①:②:③:④:⑤:
E:
X:
フィールド:
魔法罠
①:②:③:④:⑤:
手札:3
LP:100
TURN CHANGE
[newpage]
「わたしのターン!この時、スキル発動!導く運命!」
「このスキルは自分のライフポイントが相手フィールド上のモンスターの攻撃力の合計より低くなった時に、通常のドローの代わりにデッキから好きなカードを1枚をドローする!」
「わたしは、やってみせる!君を止めることを!ドローっ!!」
遊奈 手札4
LP100
「わたしはチョコ・マジシャン・ガールを召喚!効果で手札からアップル・マジシャン・ガールを墓地に送り、1枚ドロー!」
☆4 水 魔法使い族 攻1600
「私は永遠の魂の効果で、墓地からブラック・マジシャンを特殊召喚!さらに黒の魔導陣の効果で、チョコ・マジシャン・ガールを除外!」
☆7 闇 魔法使い族 攻2500
「わたしは魔法カード、死者蘇生を発動!相手の墓地からブラック・マジシャンを特殊召喚!」
☆7 闇 魔法使い族 攻2500
お互いの場に再び黒魔導師が現れていがみ合った。
遊奈の黒魔導師は安心した様子だった。
「そしてこれが!君を止めるカード!わたしは魔法カード、師弟の絆を発動!ブラック・マジシャンがいるので、デッキからブラック・マジシャン・ガールを特殊召喚し、デッキから[[rb: 黒・爆・裂・破・魔・導>ブラック・バーニング・マジック ]]を手札に加える!」
☆6 闇 魔法使い族 攻2000
「わたしは魔法カード、[[rb: 黒・爆・裂・破・魔・導>ブラック・バーニング・マジック ]]を発動!わたしの場にブラック・マジシャンとブラック・マジシャン・ガールがいるので、相手フィールドのカードを全て破壊する!」
愛菜と黒魔導師が連携して魔力を放ち、敵のフィールドを消し去り、敵のフィールドには何もなくなった。
「わたしはブラック・マジシャンとブラック・マジシャン・ガールでダイレクトアタック!ブラック・バーニング・マジック!」
ブラック・マジシャン 攻2500
ブラック・マジシャン・ガール 攻2600
ホロウズ・エヴォイドの男性 LP3600−2500−2600=0
2人の魔力の波動はそのままホロウズ・エヴォイドの男性に命中し、爆発と共に男性は元の姿に戻った。
[newpage]
「私、やりました!」
「おめでとう、愛菜!」
『待って、彼はまだ起きるつもりだよ』
「まだだ…まだ私は終わってない…」
ホロウズ・エヴォイドの男性は立ち上がり、勝利の達成感に浸る遊奈に手を伸ばす。
しかし、彼が目にしたものは自身の手のひらが黒い塵になり、消えかける光景だった。
「何なの!?体が消えてる?」
「そうでしたか…コネクターの起こす負荷に私が耐えられなくなりましたか…ハハハ…ハハハハハハハ!!」
「あの…君は何者なの?色々なことを教えてよ!」
『ボクのことも知ってるんでしょ?ねえ?』
「私はエヴォイドモンスターの技術を生み出した会社のホロウズ・エヴォイドに属しています。目的は新たな世界を創ること、それくらいしか教えられませんね」
「それで、何でわたし達を狙ってたの?」
「この世界の人間は何らかの要因があって精霊と一体化してしまい、精霊化してしまう。我々の行動は人間を捕獲してエネルギー源にして計画を完成させるためのものです。それと、これ以上は言えませんが、貴女のサークレットはかなり重要なものです……」
ホロウズ・エヴォイドの男性は手足から徐々に黒い塵になっていきつつも、淡々と説明を続けた。
「わたしが!?」
「その通り。最後に、ファントムの正体を教えましょう…」
『ボクの?』
「そうです。ファントムの正体は…と言いたいところだが、そろそろ限界のようだ…」
ファントムの正体を言い終わる前に、ホロウズ・エヴォイドの男性は完全に消滅した。
「消えちゃった……」
『せめてなら、ボクの正体聞きたかったな〜』
「み…見てください!取り残されたデッキが反応しています!」
愛菜がデッキを指差すと、デッキが反応し、ブラック・マジシャンが姿を現した。
先ほどのデュエルで敵が使用したものとは違い、遊奈が召喚した黒い装束を纏っていた姿だった。
「よくぞ俺を敵の支配から解放してくれた。そして遊奈…と言ったか?例を言おう」
「君は?」
「ブラック・マジシャン、黒魔導師と言っておこう」
「私、愛菜といいます!」
「愛菜…か。君を弟子と認めよう。俺を救ってくれたお礼だ」
「ありがとうございます!師匠と呼ばせていただきます!」
愛菜は黒魔導師に認められ、喜びが止まらなかった。
「それと、遊奈、と言ったか。お前に伝えることがある」
「わたし?」
「ああ、私のデッキをいつでも使ってもいい。何せお前は私を救い、私に実力を認めさせた。お前にはこのデッキを使う資格がある」
「やった〜!ありがとう」
黒魔導師はニコリと笑い、遊奈を認めた。
『ねぇ、遊奈』
「何?」
『もしボクの正体がどうであろうとも、君はボクのこと好きでいてくれるかな?』
ファントムはいつもの澄ました様子を欠かさずに遊奈に話しかけた。
「絶対に好きだよ!だってファントムだもん!」
『へぇ〜…君、ボクのこと好きなんだねぇ』
「ち…違う!これは恋のことじゃなくて、友達としての『好き』だから〜!」
「2人とも仲、いいですね!」
「ああ…よろしく頼む」
「はい!」
敵側も本格的に活動を始めた中、新しい仲間も加わり、遊奈の戦いはより激化する。
彼女たちの戦いは、どう傾くのだろうか…?
[newpage]
遊奈「お疲れ愛菜!」
愛菜「はい!頑張りました!」
ファントム「遊奈が使ってたデッキも、可愛くて最高に良かったよ!」
「ありがとう!今日紹介するのはわたしが使っていたデッキ、マジシャン・ガールズ!」
ファントム「ベリー、レモン、アップル、チョコ、キウイの頭文字をつなげるとブラック・マジシャン・ガールの『BLACK』になるんだって!」
遊奈「次々と仲間を呼んでいく、一人一人が強い絆を持っているデッキなんだ!」
ファントム「次回はボクの師匠が出てくるんだって」
遊奈「どんな人なんだろう〜!お楽しみに!」
ストーリー系のデッキは確定なんだけど、弥生のデッキどっちにしようかな
-
セイクリッド/テラナイト
-
星杯/パラディオン