あまりときめかない人生だったので来世はときめく様に生きたいと思います   作:みゅーな

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はじめまして!みゅーなです♪

本作がハーメルン初作品なので頑張って書いていこうと思います!
まぁリアルが忙しいので更新は遅くなるかもですが(震え声

取り敢えずプロローグのみ投稿して様子を見たいと思います。
(酷かったら消そうかな…)



それでは本編をどうぞ!


~プロローグ~

 

三人称side

 

ある日、1人の男が死んだ。

その男の生涯は決していいものではなかった。

 

幼少期からその歳には似合わない能力を有しており、

見たものを瞬時に覚えられる程の記憶力に、類い稀なる戦いの才。

両親は初め優秀な息子を誇っていたが、成長するにつれてその才能に怯えるようになった。

 

少年に最初の転機が訪れたのは小学校低学年の時だ。

夕方、小学校から家に帰ってくるとそこには親の姿も家具も何も無く、

瞬時に理解する。自分は親に捨てられたのだと。

如何に優秀な能力があっても所詮は小学生、やれることなど知れていた。

お金なども当然なく、当てもなく彷徨い続ける。

 

どれだけ時間が経ったのか既に少年は分からなかったが、

空腹や疲労も相まって段々と体から力が抜けていく感覚に陥る。 

残ってる力を振り絞り近くのベンチに辿り着くとそのまま意識を手放す。

 

少年は漂う匂いに吊られて意識を覚醒させる。

薄っすらと目を開くと視界に映ったのは料理をする1人の老人だった。

少年は起き上がると気配を感じたのか老人が振り向き口を開く。

 

「目が覚めたかな?」

 

「………」

 

少年は何も喋らない。

 

「…ふむ。取り敢えずこれでも食べなさい。見る限り碌に食事も摂っていないだろ」コトッ

 

「……」

 

少年の目の前に出来立てのシチューが置かれるが手を付けようとはしない。

 

「心配せんとも、毒なんて入っておらんよ」

 

「(パクリッ)………!」

 

訝しげにシチューを1口含むと勢いよく口にかきこむ。

 

「そこまで慌てんでも誰も取りはせんよ。おかわりはあるからゆっくり食べんさいな」

 

少年は無心にシチューを食べ続け、満腹になったせいか再び眠りに落ちていった。

 

 

翌朝、再び目が覚めた少年は老人に事情を話した。

 

「…事情は分かった。お前さんは帰る場所がないのであろ?だったらここに住むがいいさ」

 

少年はホントにここにいていいのか、自分は普通の子供じゃないと老人に問いかける。

 

「…実は言うと儂も普通ではないんじゃよ、ハッキリとは言えんがね」ニコッ

 

少年は首を傾げる。

 

「子供は黙って甘えてればいい、安心せい。儂がしっかり面倒見てやるわい」ナデナデ

 

その言葉を聞いた少年は目から涙を溢れさせ大声で泣いた。

老人は抱きしめながら「辛かっただろ、頑張ったな」と声を掛けながら慰める。

この日を境に少年は新しい家族との生活が始まったのであった。

 

学校も再び通い、中学に入学する頃には元々の記憶力(本人はあまり嬉しくない)と

地頭も悪くなかった為、高校の学習範囲を既に修めていた。

高校に入学したあとは調理の勉強を始めた。

自分を拾ってくれた時に老人が作ってくれたシチューが忘れられず、

自分も料理で人を癒したいと思い調理師になることを決めた。

老人にそのことを話すと満面の笑みを浮かべていた。

 

少年が成人し調理師として働き始め、才能もあったことでメキメキと力を付けていき、20代半ばで老舗旅館の副料理長としてその地位を上げた。

その頃には既に老人はこの世を去ってしまっていたが少年の出世を誰よりも喜んでいたのだった。

 

料理の研究と勉強、さらに技術力向上に青春を費やした少年だが、息抜きにゲームをすることもあった。

そのゲームの名は「KINGDOM HEARTS」。このゲームを初めてプレイした少年はときめきを感じていた。

長い月日を掛けて続いた物語も、ここ最近発売した最新作で一旦終わったのである。

 

そしてある日、少年はいつもより早めに職場を後にする。この日は料理長(90歳)が絶好調であり少年は粗方の仕込みを終えたところで帰っていいと言われたのだ。

なお少年は今でも老人と住んでいた家にいる。

本当の家族よりも家族といえる人の家を手放せなかったのだ。

※維持費など諸々は老人の遺産が莫大であった為、困っていない。

 

いつもより早い帰宅に今日は何を作ろうかと信号待ちをしている目の前の親子を見ながら献立を考える。

信号が青になり横断歩道を渡ろうとすると、勢いよくトラックが此方に走ってくるのが見えた。

このまま行けば目の前を歩く親子に間違いなく突っ込むだろ。

 

少年は直ぐに行動に移す。

目の前の親子の肩を両手で掴み、腕力と自身が出した勢いで思いっきり引き、

己の背後へと突き飛ばす。

 

チラリと後ろを見て、安全であることを確認すると僅かに少年は笑い、

この後にくる衝撃に身構えながら呟く。

 

「こんな終わりも悪くないかもな…。でも…」

 

 

ドンッ!!!!!

 

 

トラックはそのまま少年を勢いよく跳ね飛ばす。

少年の意識は固いコンクリートに体を打ち付けたと同時に沈んでいくのだった。

沈みゆく意識の中で少年は心で愚痴る。

 

「(全然ときめかないねぇ…)」

 

その少年…基、男の名は「滝川 帝」。

 

白いスーツを着た、長髪の男だった。

 

三人称side out

 

 





ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

ま、プロローグだけじゃ何がなんだかですよねw
この続きのプロットは既にできているんですがねぇ…。

また時間が出来たら上げたいと思います!

最後に、アドバイスなどは大変ありがたいですが
誹謗中傷は絶対にお辞めください。

作者が発狂して、雨が降る中全裸でドジョウ掬いをしてしまい
通報されてしまいます。

ではまた次回ノシ

フレデリカの本名は?

  • 宮本 紗季
  • 花城 絢香
  • 古出 理香
  • 本名があるんじゃーーー!
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