あまりときめかない人生だったので来世はときめく様に生きたいと思います   作:みゅーな

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おハロー、みゅーなです!
今回も読まなくても問題ないですw

一気に時間を飛ばして、次回から原作に突入したいと思います!
ん?何故かって?理由は察してくれ(震え声

ではでは、本編どぞー♪



4話 ~前世の記憶~

帝side

 

あれから色々あったが中学を卒業したと同時に俺は前世の記憶を取り戻した。

昔から妙に強かったのは特典の影響だったのか…。

因にだが家族にはこの事を話していない。

 

そもそも転生する際にⅩⅢ機関の様な組織を作って遊びたいと言ったがそんな要素が何処にあるんだ?じいさんに任せた残りの特典も分からんし…。

それに俺の父さん、なんか妙に懐かしい感じがする。

 

「……(父さんには話しておいた方がいいか?)」

 

息子が突然、前世の記憶が甦ったなんて言ったら間違いなく心配されるだろう、主に頭を。

 

しかし父さんには話しても問題ないようにも思える。

取り敢えず父さんに顔を見せにいくか。

 

「…(しかし、高校の勉強もつまらん。こんなにつまらなかったか?)」

 

現在は授業中。

高校の範囲は既に学習を終えているし、元々記憶力はぶっ壊れているので前世での事もしっかりと記憶している。

つまり今の俺は死んだ直前までの知識と転生後の知識両方とも持っていることになる。

 

「(ときめかないねぇ~…)」

 

そう内心溢しながら窓の外に視線を向ける。あ、雀と目があった。

 

「であるからして…こら、外を見てないでしっかりと授業を受けなさい、田崎(・・)くん!」

 

俺は視線を外に向けたままヒラヒラと手を振る。

 

「…はぁ…。相変わらず問題児だなぁ…」

 

哀愁漂う呟きが耳に入るが気にしない。

ん?田崎って誰かって?俺だよ。

この高校には偽名を使って通っている。

理由は特にない。強いて言うなら面白そう、といったところか。

 

もう少しだけ俺の事を話そうか。

中学を卒業して記憶が戻ったと同時に一人暮らしを始めた。

最初は安いアパートを借りて父さんに家賃など生活費を払ってもらっていたが株やらFXやらを始めて成功してからは、普通のアパートに引っ越し貯蓄をしている。まぁ、それ以外でも稼いでいるんだが…。

 

そして、記憶が戻ったことで特典である前世で住んでいた家と小学生の時に住んでいた家は違った。

別の場所にあるんだろうが…いつ使えるようになるのだろうか?

 

 

 

キーンコーン カンコンー キーコンカン、ココンン

 

 

 

授業終了のチャイム…。しかし何度聞いてもリズムが気持ち悪いチャイムだな。

 

さて、昼の時間になったがいつもの場所で昼寝でもするか…。

 

「田崎くん、田崎くん!私たちと一緒にお昼食べない?」

 

名も知らない女子から昼のお誘いか…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

めんどうだな、断ろうか。

 

 

 

「すまないが…今日は昼食を忘れてしまってね。また今度誘ってくれるかい?」

 

「そっか~…、うん!また今度ね!」

 

残念そうな顔をして友達であろう者達の輪に戻っていった。

さて、今度こそ…「田崎」…俺を寝かせろ。

 

声の主の方へ睨むように振り向きそいつの名を呼ぶ。

 

「何のようだ、三好」

 

「いや、この前の仕事は見事な手際だったな」

 

「あぁ、あの仕事か。お前の筋書き通りにやっただけだ」

 

「いや、あそこまで完璧にこなせるのはそうはいない」

 

「はぁ…、他にも似たようなヤツがいるのに何をいってるやら…。で?そんなくだらない話をしに来たわけではないんだろう?」

 

今更だがこいつは三好と言ってこの高校に入学した時に目をつけられた。

俺の金稼ぎの1つでもある仕事を回してもらっている。

 

その仕事っていうのは…ふむ簡単に言うと探偵か?少し違う気がするがまぁ、そんなところだ。

 

「ふっ…まずはこれを見ろ」

 

そう言うと三好は俺に向かって茶封筒を渡してきたので中を見ると幾つかの写真が出てきてそこには中学生位の女の子が映っている。

 

「この写真は?」

 

「この写真に映っている子の母親が依頼者だ。どうやら娘がストーカー被害に遭っているらしい」

 

今回はストーカー案件か…。

いつの時代、どこの世界でもこういう輩はいるんだよねぇ~…楓の時もそうだったしな。

 

楓の件は只の誘拐か。

 

「…で?具体的な依頼は?」

 

「ストーカーを無くさせるのが今回の依頼だ。細かい条件などは特にない」

 

「わかった、早速今日から動くがいいか?(そうなると…あの手でいくか)」

 

「あぁ、特に期限は決められていない」

 

「了解」

 

三好に別れを告げ屋上を目指す。

今日はこのままサボってしまおう。

 

「くぁ…今日は天気がいいねぇ……寝よ」

 

俺は屋上に着くと人目のつかない場所へと移動し目を閉じるのだった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…

 

ピピッ ピピッ ピピッ

 

 

「…ん?」

 

携帯のアラーム音で目が覚める。

時間を確認すれば既に放課後を迎えている。

 

「少し寝過ぎたか?まぁ、いいか」

 

俺は屋上を後にして、荷物を取りに教室へと向かいながら三好から送られてきたメールを確認する。

内容は依頼人の住所と名前だ。

 

「(取り敢えず、この住所に向かって話を聞くか)」

 

教室に到着。

中に入り自分の席へと視線を向けて目を細める。

残ってる人間などいないだろうと思っていたが俺の席に座り、

眠りこけてる女子がいた。

 

「はぁ…」

 

まったくめんどうだ…。

俺はそう思いながら席に近づき女子の体を揺すりながら声をかける。

 

「キミ、こんなところで寝ていると風邪を引いてしまうよ」

 

「んむ……ん…。あれ、私寝ちゃって……」

 

「目が覚めたかい?」

 

「あ、うん。起こしてくれてありがとう…ってた、田崎くん!!??」

 

女子の声が教室に響くが、俺達以外誰もいなかったのでさわぎになることはない。

 

「うん。で、とうして俺の席で寝てたんだい?それにそれ俺の上着だよね?」

 

「あ、、えっと…ちょっとお話が…(田崎くんを遊びに誘おうと思って待ってたらつい魔が差して田崎くんの椅子に座って一人テンション上がっちゃって上着がかけられてのに気付いたから思わず袖を通したら、田崎くんに包まれてるような感じがして安心感からかそのまま寝てしまったなんて口が裂けても言えない…)」

 

「ふむ…、で用件はなにかな?(めんどくさいし寝てたのと上着の件は流そう。本人もそうして欲しそうだし)」

 

「あ、えっとね?今日この後暇なら一緒に遊びにいかないかなつて誘おと思ったんだけど……どうかな?(あれ?寝てたのと上着の件は触れてこない?…まさか気を使ってくれた!?それはそれでなんか複雑…)」

 

ふむ、結構長い時間待たせたみたいだしお詫びで行ってもいいのだが…生憎仕事が入ってしまっている。適当に断れば良いのだが、若干の罪悪感もあるためあまり気が進まないが別の日に埋め合わせでもするか。

 

「すまない、今日は予定があるんだ。また別の日でも構わないかい?」

 

「え、あっうん、へーきだよ!いきなりだしこっちこそ「これ、プライベート用の連絡先」…んぇ?」

 

女子が出していいような声じゃないな。

 

「日時が決まったら連絡して、じゃあ俺は帰るね」

 

俺は女子にプライベート用の番号を渡し別れの挨拶をし教室を出る。

少し時間を食ってしまった為急ぎ足で依頼主の家と向かう。

 

 

後日、放課後の校舎で見るに耐えない程ゆるゆるな顔をしながら奇声を上げていた女子生徒が目撃されたらしい。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…

 

学校を後にして俺は依頼人が住んでいるであろう家が見えてくると辺りを見渡す。

取り敢えずは誰もいなそうだ。

 

俺はインターホンを押す。少し間を置いたあと女性と思わしき声が聞こえる。

 

「はい、とちらさまでしょうか」

 

「私、D事務所から来ました田崎というものです。三好へ依頼された件につきましてお伺いしました」

 

そこまで言うと女性が家から慌てて出てきて家の中へと俺は連れ込まれた。

 

「ごめんなさい、あなが三好さんの言っていた田崎さんね」

 

「えぇ、三好から既に連絡があったようですね。取り敢えず今はこの近辺に不振な人物がいないことを確認しているので落ち着いてください」

 

「ありがとう…」

 

奥さんが落ち着いたのを見計らい今回の依頼の件の詳細を聞く。

 

「さて、依頼の件ですがいつ頃からでしょうか?娘さんに実害などございましたか?接触とか」

 

「始まりは確か、半年前からかしら。実害はないのだけれど声をかけられたとは言っていたわ…。元々内気な性格で人見知りな子だから知らない男の人に声をかけられてよほど怖かったんでしょうね。それ以来男性が苦手になってしまったみたいで…」

 

「…ふむ、なるほど。であれば娘さんから直接お話を伺うのは遠慮した方が良さそうですね…。わかりました、こちらでも手は打ちますのでご安心ください。準備が整うまで私が娘さんの護衛につかせていただきます」

 

「それなら安心だわ…。でもあなたにも都合が…」

 

「えぇ、こう見えても学生をやっていますが娘さんの登下校に合わせるので大丈夫ですよ。流石に明日の朝からは少し厳しいので放課後からでもよろしいでしようか?合流する際は…そうですね、合言葉でも使いましょう。なので娘さんには明日校門の前で待っていてもらうようにお願いします」

 

「わかりました…どうかむすめを宜しくお願いします」

 

奥さんが頭を下げるので任せてくださいと言ってお暇した。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…

 

次の日

 

俺はストーカーの件を解決する方法を考えていた。

 

「(まぁ、一番簡単な方法があるんだが…。それは娘さんに恐怖心を与えてしまう可能性がある為、容易には出来ないしな…どうしようか)」

 

「…田崎くん…、先生本当に怒りますよ?いつになったら真面目に授業をきいてくれるんですか!?」

 

とうとう先生がキレたな。

 

「先生、もう正直に言いますが、俺は既に大学までの学習範囲を修めています。その証拠にこの高校に入学してからずっと学年1位。校内統一模擬テストでも毎回1位。まぁ、同列で三好もいますけどね」

 

三吉の方へ視線を向けると呆れたような顔をしていた、事実だろ。

 

「なんで、今の範囲は授業を聞かなくても理解していますし答えられます。特に授業妨害はしていませんが、存在が邪魔だというなら教室から出ていきますが?」

 

そこまで言うと周りの生徒は何故か俺の味方の様で非難の目を先生に向け、先生は苦虫を噛み潰したよな顔をして引き下がった。

 

さてこれで考える時間が出来た。

 

昼になると屋上へと向かい、何時ものように昼寝をした。

考えはある程度纏まったから準備が出来次第解決できる。

 

放課後になって娘さんが通う学校へと向かう。すると校門で一人の少女がポツンと立っているのが見えた。

 

「すまないが火を貸してくれないか」

 

「っ!と、となりの靴は赤い」

 

つっかえながらも合言葉は返してくれた。

 

「あのっ、あなたが今日から私を守ってくれるの…?」

 

男が怖いのかおっかなびっくりに聞いてくる。

 

「あぁ、田崎だ。宜しく頼むそれじゃあ行こうか」

 

「…はい」

 

そこからは特に会話もすることなく帰路につく。

男性恐怖症ならあまり馴れ馴れしくしない方がいいだろう。

 

「「…………」」

 

無言が続く中、俺は周囲に気を配る。

今のところ不審の気配は感じないが…。

 

「………」

 

娘さんは黙って俯きながら歩いている。

まぁ、話す必要もないので取り敢えず今後の予定や護衛の仕事に集中しよう。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…

 

何度目かの十字路に差し掛かったところで粘りつくような視線を感じ、娘さんも何か感じたのか俺の袖をギュッと掴んでくる。

立ち止まり、娘さんに一言断りをいれて耳元で囁く。

 

「既に感じてるみたいだけど絶対に振り向いちゃいけないよ?大丈夫、俺がちゃんと守ってあげるから」

 

娘さんはそれを聞くと此方に目を合わせて、小さくうなずく。

楓達にやってたみたいに頭を撫でたら少し顔を赤くして俯いてしまった。

 

ヤバい、少しやり過ぎたか?

先程の粘つくような視線も尋常じゃない殺気が込められたモノになっていた。これで確定だな。

 

その後は娘さんの手を引いて早足に家と送り届ける。

既に視線もなくなっていた。

 

「恐らく家の場所も把握しているだろう。乗り込むことはないと思うが警戒が必要だが…やはり早急な解決が必要だな」

 

俺は解決する準備をするために必要な道具を手配しに向かった。

 

それから毎日娘さんの登下校の護衛につくと娘さんも段々と話せるようになってきた。

※なお学校は毎日遅刻しているが校長容認しているためお咎めなし。

 

娘さんとも初めよりかは打ち解けられたと思う。まぁ、この子には田崎の部分しかみせてないからだが。それにストーカーも未だに気味の悪い視線を向けてくれる。

 

 

そして、護衛を始めてから2週間弱経ったある日、ストーカー撃退の準備が整ったので娘さんにも訳を話して協力してもらう。勿論奥さんにも説明して了承済みだ。

 

決行当日。

最後の確認で娘さんに大丈夫かと聞くと

 

「何があっても守ってくれるん…でしょ?」

 

娘さんは当然の如く、俺より身長が低い。

そのためどうしても上目使いのようになって困ってしまう。

 

女のそういう顔は苦手なんだよなぁ…。

 

そしていつも通り娘さんの学校の校門前で待ち合わせをして帰路につく。視線が出てきたところでストーカーに聞こえるように彼女に話しかける。

 

「今日はちょっと公園に寄っていかないかい?ちょっと楽しい遊びを教えてあげるよ」

 

そう言うと娘さんは顔を赤くして小さく頷く。

うん、素晴らしい演技だ。

 

視線に殺気が込められた、まずは第1フェーズ完了。

 

そして、二人揃って公園へと訪れる。娘さんは緊張しているようだ。

 

「大丈夫、何があってもキミには指一本も触れさせないよ」

 

肩に手を置き、耳元で囁く。すると彼女は再び顔を真っ赤にして俯いてしまう。本当に演技が上手い子だ。

 

そのまま公園の中で1番木が生い茂っている場所へと入っていく。

背後から走ってくる足音を聞きながら。

 

帝side out

 

 

ストーカーside

 

俺は今年30になった体重93キロの魔法使いだ。

決して無職ではない。

 

それは置いといて、半年以上前から気になる女の子が出来た。

 

その子は中学生だがおっぱいが大きい。年齢にそぐわない身体をしていて一目惚れだった。あのおっぱいでされたり、無理矢理したりと色々と想像してたら自家発電が捗った。グフッ、デュフフフフ。

 

しかし、最近彼女の隣に見知らぬ男が付き纏うようになった。

最初は彼氏かと思ったがどうやら違うらしい。

 

そいつは顔が整っていて背も高く如何にもモテますみたいな野郎だった。

あの野郎が彼女の頭を撫でたりしたときには本気で殺してやろうかと思った、俺の物に手を出すなと。

 

そして、今その野郎と彼女は公園の人目がつかない場所へと入っていった。

野郎の発言と彼女の反応から恐らく[ピー]をするのだろう。

 

これはいかん、俺が彼女を守らなくては!

なんせ彼女の初めては俺が頂くんだからな!

 

俺は二人に気付かれないように後をつける。

 

しばらく進んだ所で野郎の声が聞こえてくる。

 

「…ここ、気持ちいいでしょ?」

 

「んあっ…やぁん…」

 

俺はその光景を目にして固まる。

野郎が彼女を背中かから覆うようにして行為に及んでいたからだ。

彼女と思われる喘ぎ声も聞こえる。聞いたこともない彼女の乱れた声音。

 

情けないことにその声でテントを張ってしまった。

 

…もう既に始めてるだと!冗談じゃない、それは俺の物だ!

 

「てめぇ、俺の女に手をだしてんじゃねえ!」

 

俺は野郎の後頭部めがけて拳を振るうが

 

「…そんな拳、見なくてもかわせるぞ?」

 

野郎は簡単にその場から離れて回避した。

ヤバい、このままだと彼女を殴ってしまう。

しかし勢いよく出された拳を止められる事もなく…

 

 

ガンッ

 

 

 

拳は止められずそのまま彼女の頭に直撃しその頭が地面に転がった。

 

 

………はっ?

 

 

呆気にとられた俺はそのまま野郎に腹を殴られ、地面へと組伏せられるのだった。

 

ストーカーside out

 

帝side

 

これでこの件も終了だな。

 

俺の下で拘束されているストーカーを見ながらそう考える。

 

「というか、人形と戯れてる姿を見ただけでテント張るって…気持ち悪すぎ」

 

俺がそう言うとストーカーが人形?と呟く。

 

「あぁ、人形だ。これを用意するの大変だったんだぞ?彼女の制服と同じものを学校側に借りたり、同じよう髪型のウィッグを作ったり」

 

「だ、だが!ちゃんと声も…『んあっ…やぁん』……」

 

俺は片手に持ったラジカセを軽くあげ先程の音声を再生させる。

 

「これは適当なサイトで落としてきた声のサンプルだよ…お前は救いようのない人間だな」

 

「…そ、そんな…」

 

俺が簡単に説明してやるとヤツの体から力が抜けるのがわかった。

 

「警察くるまで大人しくしてなっ!」

 

俺はストーカー野郎の顎に掌底を放ち気絶させる。

 

 

「ふぅ…もう出てきていいよ」

 

そう声をかけると顔を真っ赤にした娘さんが出てきた。

 

「ん?どうかしたのかい?」

 

俺がそう問いかけると彼女は何でもないと答える。

ふむ、少し刺激が強すぎたか?

まぁ、始めに作戦は伝えていたし問題ないだろう。

 

 

その後は男を引き摺りながら公園を出て警察へと連絡する。

警察が到着してもストーカー野郎はのびてたけど。

 

こいつのストーカーしてた証拠を手渡し彼女を家に送り届けようとその場を後にしようとする。

 

 

しかし、警官が取り調べに協力してほしいと言ってきたのでいつも通り懐にいれてある手帳を見せる。

 

しかしその警官は首を傾けてなんだそれはと言ってくる。

こいつ新人だな。

 

ストーカーに手錠をかけてパトカーに押し込んでいたもう一人の警官が此方に来て俺の顔を見る。するとみるみる青ざめていき思いっきり頭を下げられる。

 

「こ、今回もご協力感謝いたします!ここからは私が責任を持って対応させていただきます」

 

「先輩、こんな子供に頭下げてなにしてるんすか?」

 

後輩君の言葉に頭を下げた警官の顔は閻魔も逃げ出すほどの顔だった。

 

「君、下の教育はしっかりとやっといた方がいいよ?じゃあね」

 

俺は彼女の手を掴み本当にその場を後にする。

 

後ろから物凄い音が聞こえてきたが気にしない。

後輩君、1つ大人になったな。

 

 

その帰り彼女はずっと静かだった。

 

娘さんを送り届け、奥さんに報告を済ませる。

 

「…ということでストーカーは刑務所行きとなりました。証拠もヤツの部屋を調べれば娘さんを撮影したビデオが出てくるはずなので実刑は確実でしょ。それと、娘さんも少しは男性を克服できたみたいですよ」

 

俺が手を握ったり肩に手をおいたりしても逃げなくなったし。

だいぶ克服出来ただろう。

 

「では、私はこれで失礼します」

 

「本当にありがとうございました!」

 

頭を深く下げた奥さんを尻目に家を後にした。

さて、今回の報酬はどれくらいだろうなぁ。

 

 

 

 

 

あ、結局父さんに記憶の事話せてなかったわ。

 

帝side out

 

 

~帝が帰ったあと~

 

「お母さん、田﨑さんは?」

 

「あの人なら先程帰られたわよ?護衛もこれで終わりでいいですかと聞いてきたから結構ですって、答えといたわよ」

 

「………」

 

「それに、あなただいぶ男性恐怖症を克服出来たみたいね!

田崎さんのお陰ね!」

 

「…?(お母さんは何言ってるの?克服?出来てるわけないじゃん。あれは田崎さんだからで知らない男の人は苦手だ)もういい」

 

「あらあら?」

 

「(お礼、ちゃんと言えなかったな…)」

 

天井をボーッと見ながら今日の出来事を思い返す。

 

「…(田崎さんが作戦でやった身代わり作戦…。端から見てたけどなんか凄い恥ずかしかった…)」

 

思春期な年頃の彼女には中々堪えたようだ。

 

「(ストーカー退治って名目もなく、もしあれが人形じゃなくて私自信だったら…)ッ!!!???」

 

それを想像して顔を真っ赤にする少女。

 

「…ん。変な気分」

 

 

 

その次の日、彼女は学校に遅刻したのだった。

 

 

 




こんな駄文を最後まで読んでいただきありがとうございます!

今回で1章?は終了になって次回から本編に入りますがまたまた皆様の頭から消えた頃に投稿しますのでよらしくお願いします( `・ω・´)ノ ヨロシクー

(まぁ、本当に駄文だから…。最後の方とかは触れないで…(震え声)

ではまた次回ノシ
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