あまりときめかない人生だったので来世はときめく様に生きたいと思います   作:みゅーな

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おハロー、みゅーなです♪

今回は少しだけ時間進めて新たなスキル獲得に行きたいと思います!
ただ全て書くととんでもない量になる箇所ですのでかいつまんでやります。

ではでは本文どぞ~♪


7話 ~夕暮れの廻廊~

帝side

 

あれから更に1ヶ月経ってた。

飯と睡眠、風呂とトイレ以外はほぼぶっ通しでプレイした結果それなりに成長できたな。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ゼムナス

Lv45

 

HP 1050/1050

MP 1050/1050

【STR 100(+1200)】

【VIT 0(+5)】

【AGI 80(+1000)】

【DEX 50(+1000)】

【INT 0】

 

装備

頭 【空欄】

体 【旅人のローブ】

右手 【インフィニティ+】

左手 【装備不可】

足 【空欄】

靴 【空欄】

 

装飾品

【能面の面(呪)】

【空欄】

【空欄】

 

スキル

体捌き、怨嗟の舞、グライドⅩ、エアスライドⅩ、ダークファイガ、ダークサンダガ

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…いくつかほどスキルというよりアビリティだがまぁいい。

なぜKHのアビリティや魔法があるのか分からんが…。

 

ローブについては余りにも面が悪目立ちし過ぎて流石に顔を隠す為に買った。※300G

そもそもこの面はキチガい過ぎる。今は慣れたが、初めはゲームをログアウトする度に激痛が身体を襲ってきた。

それに気を抜けば、直ぐ様状態異常の暴走が発動して制御がきかなくなる。

 

まぁお面のお陰で特に苦もなくレベル上げが出来たが。

 

「さて、今日はどうしようかねぇ……「シャンッ…」……ん?」

 

そう呟きながら森を歩いていると何処から鈴の音が聴こえてくる。

 

「…あっちか」

 

俺は鈴の音が鳴る方へと歩き出す。

暫く歩き続けると大きな門の前に辿り着く。

 

「……」

 

無言で扉を開けると部屋の中には鏡とそれが置かれている台しかなかった。

 

「…なんだここは。この鏡になにかあるのか?……っ!?」

 

俺は鏡に近づき手を伸ばすとその鏡から光が漏れだし思わず目を庇う。

 

 

 

光が収まり目を開けると先程とは違う場所だった。

恐らく何処かに転移させられたのだろう。

 

戸を開けて廊下に出ると辺りは真っ暗であり、なにも見えなかった。

 

「ダークファイガ」

 

炎が辺りを照らすが直ぐに暗闇に戻ってしまう…当然か。

 

「…ふむ…残る光源といえばこのジッポライターだが……っ!」

 

ダメ元でジッポライターに火を灯すと辺りが段違いに明るくなった。

ライターの火も消えることなく灯し続けている。

 

「これで進めるな」

 

廊下は入り組んではおらずほぼ一本道だ。

歩き出そうとするとクエストが表示される。

 

クエスト:化け物が潜む廊下

能面の面を装備した者のみに発生する強制クエスト。

クリアするまで通常フィールドに戻ること並びにログアウトも不可。

クエスト中にデスした場合はステージ最初から。※全6ステージ、クエスト中は時間加速が適応される。

 

「おい運営、いい加減キレるぞ?じいさんも…帰ったら絶対に文句言ってやる」

 

強制なので仕方がない。まぁ、こんなもん直ぐにクリアしてやる。

幸いにもこのクエスト中は時間加速が適用されるようだ。

※ここでの1日は現実時間の10分

 

道なりに進むとまたあの鈴の音が聴こえてくる。

 

「どうやらあの曲がり角から聴こえてくるな…」

 

そして顔を覗かせるとそこには巫女服を着用し俺と同じ仮面を着けた何かが鈴を鳴らしていた。

 

「(…なんだあれは?俺と同じ仮面を…)っ!?」

 

シャンシャンシャンシャンシャンシャン…!!!

 

能面の巫女が俺の姿を捕られると鈴を鳴らしながら走ってくる。

 

「チッ!ダークファイガ!」

 

思わず巫女服に向かって魔法を放つが当たると同時に霧散してしまい、止まりもせず此方に向かって走りよってくる。

 

「チッ!!破壊不能のオブジェクトか!逃げるしかねぇ…」

 

俺は来た道を走りながら考える。

 

「(…破壊不可ってことは物理もダメ。あれと出会したら逃げるしかないと…AGIだけが頼り。…とんだ糞クエストだな)」

 

気付くと鏡の部屋まで戻ってきた。

相変わらず巫女服は鈴を鳴らしながら此方に向かってくる。

 

「これでどうだ?」

 

俺は素早く鏡に触れると再び光が溢れだす。

これでまずは1つクリアか?

 

 

光が収まり再び目を開けると先程とは違う場所だが部屋の作りは変わっていない。

 

「…ここからが始まりか」

 

俺は軽く肩を落としながらも探索を開始する。

 

そして、途中先程の巫女服に加えドタドタと走り回る化け物も徘徊していて、俺はランダムに設置されているロッカーに身を隠しながら探索を進めていった。

どうやら奴等に見つかってもロッカーの中に隠れられれば逃げきれるらしい。※ライター灯しぱっなしだとロッカー壊されます。

 

あと、動き回らないがその場で泣き続ける面を着けた気味の悪い女?もいた。

こいつは近づきすぎたり物音を立てると反応して襲いかかってくる。

 

その他にも爆竹や何処にワープするか分からない手鏡なども入手できた。

このステージは何処かにある勾玉を5個集めて何処かにある祭壇にお供えすれば次へ進めるようだ。

 

仮に死んでしまった場合は勾玉を使って復活するか、ステージを初めからやるか選べる。

勾玉を消費して復活した場合は入手アイテムはそのままで探索を続けることがでるが、マップはその都度ランダムに変わる。

 

なんでこんなに知ってるかって?

そりゃあ全部体験したからな、畜生…。

 

「さて、今勾玉は5個。後はこれを祭壇に納めれば…む?あれは」

 

なんとか勾玉を揃えて祭壇を探していたところ、どうやら目的の部屋に着いたようだ。

 

「やっとこれで1ステージクリアか…。マッピングも意味をなさないこんなクエスト、早く終わりにしたい」

 

俺が祭壇に勾玉を置くと部屋の奥にあった扉がひとりでに開く。

更にその奥に鏡が置かれており、そこから次のステージへ進むと見受けられる。

 

俺はそのまま鏡の元へ向かおうと走り出すと急に浮遊感を感じる。

どうやら俺は今、落ちているらしい…。

 

「ぜってぇ許さねぇぞ、運営共ーーーーーーーーー!!!!!!!」

 

俺の叫びは虚空へと消えていった。

 

 

 

帝side out

 

 

 

 

運営side

 

ピンク色のウサギが世話しなく腕を動かし続ける。

 

「…おい!ヤバいプレイヤー見つけたぞ!」

 

黄色いウサギが応える。

 

「おっ?どうしたよ。ペインみたいに強い奴か?」

 

「違う違う。俺達が悪ふざけで紛れ込ませたあの「能面の面」って装備あったろ?」

 

「あぁ、以前問い合わせが相次いだあの気持ち悪い面な。それがどうした?」

 

ピンク色のウサギは慌てながら皆に見えるように大きな画面を出現させる。

他のもの達も一斉に画面へと視線をやる。

 

そな画面には面を着けた化け物から逃げ回る1人のプレイヤーが映し出されていた。

 

「おい!このクエストって、俺達運営の完全に悪ふざけ、尚且つこんな面誰も着けれないだろうと思って作ったやつじゃないのか!?なんでプレイヤーがこのクエストやってるんだよ!」

 

緑色のウサギが騒ぎだし黄色いウサギが呆れ気味に口を開く。

 

「クエストの発生条件を満たしたからだろ?それにこのプレイヤーはここ1ヶ月以上あの面を1回も外さずに装備し続けている」

 

紫色のウサギが待ったをかける。

 

「それは可笑しいぞ!たしかにあの仮面はチート並みの恩恵を受けられるがそのデメリットして、アカウントが消滅する可能性と現実への痛みという観点から付け外しが可能だったはず…」

 

そして赤いウサギが申し訳なさそうに口を開く。

 

「それなんすけど…これって呪われたアイテムの方がよくない?って感じたので着け外し出来ない呪いアイテムにしちゃいまして…」

 

紫色のウサギが赤いウサギにキレる。

 

「お・ 前・は!何をしてるんだ!…てことはあのプレイヤーは1ヶ月近い間、現実の痛みを受け続けてたって事か!?あぁ!今日はチーフがいないっていうのに!」

 

「そうなるね…」

 

ピンクのウサギが画面を見ながら答える。

 

「…なのにあのプレイヤーは何事もなくゲームをプレイしているのか…いったいどんな精神力をしてるんだ」

 

紫色のウサギが頭を抱えながら蹲る。

 

「取り敢えず、このクエストをクリアすると面の呪いが解けて外せるようになるはずだから俺達は見守るしかない」

 

ピンク色のウサギが肩をすくめながら言う。

 

「確かにこのクエストは始まると外部からのコンソールも受け付けなくなるからな…、こんなヤバいクエスト考えた俺達もだが…。このクエストを1から構築したのってあいつなんだよな…」

 

黄色いウサギが遠い目をする。

 

「あの新入りだろ?技術力はスゴいのにどこか変わってる奴だよな」

 

落ち着いた緑色のウサギが同意を求めるように言う。

 

「そういえば、今日は休みだったはずだ。次出てきたら問い詰めてやる…。そういえばプレイヤー名って…ん?」

 

紫色のウサギが起き上がりながら呟く。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー…

 

~とあるマンションの一室~

 

「いや~、まさかこのクエストを発生させるプレイヤーがいるとは…。それに私が上手く紛れ込ませたグライドやエアスライドも取得…」

 

ポテチを片手にパソコンのディスプレイを眺める人物はそう呟く。

その画面には帝が扮するアバター、ゼムナスが化け物に追いかけ回されている映像だった。

 

「それに、プレイヤー名がゼムナスって…まさか?」

 

プレイヤー名を見つめながら考えに耽っていると部屋のドアが開けられる。

 

「滝川チーフ。これって帝ですよね?」

 

手元のキーボードを操作して壁にディスプレイと同じ画面を写し出させる。

 

「おぉ!いかにも。やっと見つけたか」

 

「えぇ、あの面を着け続けられる精神力と半端ないPSを見るとどうも帝以外に思い当たりませんので…」

 

「まぁ、ワシの子供じゃからな。お主にも感謝しておるぞ?わざわざこの世界まで着いてきてワシと共に運営側に来てくれたのじゃからな」

 

「まぁ、半ば無理矢理でしたけどね。でも幼い帝が可愛かったので許して上げます」

 

その人物は帝の姉である女神だった。

 

運営side out

 

おまけ

 

「そういえばお前がいない間に帝が帰ってきてな」

 

「えっ!なんてすかそれ!私聞いてないですよ!」

 

「そりゃあまだ帝が高校の時だしのぉ」

 

「それで!私のことはなんか言ってました!?」

 

「…聞きたいか?」

 

「聞きたいです!」

 

「…後悔せんか…?」

 

「…えぇ!どんとこい超常現象です!」

 

「…駄姉やらどうでもいいと言っておったよ…」

 

「……グフッ」

 

女神は膝から崩れ落ちるのだった。

 

 

 

 

 




お付き合い頂きありがとうございます!
運営側のウサギってやく口調分からないのでテキトーです!
※というか帝視点以外は基本ガバガバ。

はい、今回は某有名なホラゲをぶちこみました!
前書き通りに全部書くのは中々キツく、ダラダラとしてしまうのでサクッと進めたいと思います!
今のところ、お母さん討伐エンディングと真エンディングの両方を書こうかなって思っています!
※帝のキャラが若干崩れてますが、クエストのせいだと思ってください。
 実際作者も、何度も死にました。

今回もなかなかの駄文でしたがまた次回もひっそりと上げるのでお楽しみに!ノシ
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