魔「かなり雑いけど大丈夫か?」
竜「別にいいかじゃないんか?」
ア「お前らうるさい」
第1話 新学年は波乱ばっかりだよね〜
~体育館~
「じゃあ今から始業式を始めます!礼!」
今日は二年生最初の始業式、それぞれが進級、入学して初の始業式だ。もちろん全員がそれなりに緊張感を持ち、俺自身少しドキドキしている。あ、俺?はいはい
俺の名前は神川竜斗(カミカワリュウト)、ここ閻間学園に通う二年生…に今日なったのか。ルックス?残念だが、普通だ、その辺にいるごく普通の人くらい普通で特徴がない。しいて言えば、茶髪で童顔って言われるけどよ…チクショー俺だってイケメンになりたかったよ…あ、運動神経は高めだよ多分
「竜斗、おーい聞いてるか?」
「ん?あぁすまん魔理沙」
「まったく…話の途中にボーッとするとかしっかりしてほしいぜ」
そういって俺にぶーぶー文句を言ってくるこいつは霧雨魔理沙(キリサメマリサ)だ。幼馴染で俺が魔法の森に来て以来、住んでるところが近いから、昔から良く遊ぶ仲で学校にも一緒にきてるってわけだ
「しっかしまた一緒のクラスになるとはなぁ、これってディスティニーってやつなのか?」
「魔理沙、その言い方キモいからやめろ」
「なんだよ冗談なんだぜ~」ニヤニヤ
でも、確かに二年同じクラスになるとは思ってなかった。これこそ腐れ縁ってやつだな。こっちからしたら早く切れてほしい繋がりだが
「なぁなぁ竜斗、始業式終わったらアリスのとこ行こうぜ」
「あぁそうだな、確か四組だったっけか?」
ちなみに俺たちの学年は全部で四クラスあって、俺たちが入ってるのは弐組だ
『えー、次は校長先生の話です』
「げ、校長の話長いから嫌いなんだよな…」
確かに、ここの校長の話は長い。酷い時は三時間くらいずっと話していたこともあるくらいだ。生徒達も、校長の話と聞いて少しざわついている
『こら!静かにしなさい!』
校長の一言で皆一斉に静まり返った、それもそのはずで校長……四季映姫(シキエイキ)先生は閻魔様らしく、その仕事ぶりからかなり厳しい性格らしい。後、意外と力も強いらしい
《まったく、新学年早々騒がしくして、自覚を持って下さい!これだから皆さんの成績は…(ry》
「あー、また始まった校長の説教タイム…新学年早々災難だぜ…」
確かに新学年早々校長の説教は聞きたくない。校長の話を避けるため、俺は深い眠りに落ちた。
「……ろ…」
…ん…誰か呼んでる?
「…きろ…!」
気のせいか…もうちょっと寝よ…
「起きろ!」グボォ!
「ゲフッ!?なんなんだ一体!?」
「あ、やっと起きたか…仕方ないやつだぜ」
「あのな…起こし方ってもんがあるだろ…ってあれ?集会は?」
「さっき終わったぜ。ほら、教室戻るぞ」
「あ、あぁ…」
(いてて…魔理沙のやつ本気で殴りやがって…覚えてろよ)
~教室~
さて、教室に戻ってきたが…俺の席はどこだろう。クラス替えは体育館で発表されるので、この教室にくるのは始めてだ。どうやら前の黒板に座席表が貼ってあるらしい
「おっ、竜斗は私の前だぜ!」
げ…魔理沙の前かよ…こいつの前だとロクなことねーんだよな
「はぁ…よろしくな…魔理沙」
「おう!よろしくな!」
ガラッ
「おーし、お前ら席につけ~」
入ってきたのは黒髪ストレートの女性だった。スーツ服を着てるところから、きっと担任なのだろう
「さて、まず出席とる…の前に自己紹介からだな…えーと私からするのか?えー、私は担任の蓬莱山輝夜(ホウライサンカグヤ)だ。一年よろしくな」
軽く頭を下げたが、仕草といい口調といい目といいやる気のなさが感じられる
「さて、お前らも自己紹介しろよな、んじゃ端っこのお前から」
「青木葵ですよろしくです」
あいつは地味キャラだな
「次~」
「ヒック…伊吹萃香(イブキスイカ)だよろしくー」グビッ
「こら伊吹、学校で酒飲むな!家帰ってから飲め」
いやいや、家帰ってからでもダメだろ。しっかりしろよ担任
「あ?うっせーな。いつ飲もうが私の勝手だろうが」グビッ
なんかすげぇ不安になってきたこのクラス…
「ったく…他の先生のやっかいになんじゃね~ぞ。私の仕事が増える」
何だよ自分の仕事増やしたく無いだけかこの担任
「次~」
「大竹翔一です、よろしく……」
なんだかんだでそのあとも自己紹介は続いて行った
「次~」
ついに俺の番が回ってきた。無駄に緊張するな
「神川竜斗です。よろしくお願いします」
「よろしくだぜ~」
「お前は黙ってろ」
「え~、ってか面白くない紹介だな〜」
「目立ちたくねーんだよ」
「次~」
「私か?私は霧雨魔理沙!一年よろしくな!」
相変わらず、魔理沙は元気がいい。こいつは明るい性格だから、すぐに友達ができるしな
「つ(ry」
「略すな!」
次とか略す必要ねぇだろ!どんなけやる気ないんだよこの担任!
「古明地さとり(コメイジサトリ)、よ(ry」
「お前も略すな!」
はっ…しまった…ついいつもの癖でツッコミを…
「竜斗目立ってるんだぜ~」ニヤニヤ
くそ…凄く魔理沙がウザい…
「んじゃ次~」
「わ、私ですか!?えっと…
わわわ私はこここ魂魄よよ妖夢(コンパクヨウム)です?よよよろしくでしゅっ!///」
妖夢と名乗った人物はかなり顔を真っ赤にしている。よほど恥ずかしかったのだろう、かなりの人見知りだな…それに名前言った時何故かハテナだったし、中々面白いやつだ
「なぁ竜斗、あいつ面白いやつだな、後で話しかけてみようぜ」
「あぁ、そうだな」
そうこうしているうちにも、自己紹介はすすんでいった。でもこのクラス不安な奴ばっかりだな
「次~」
シーン…
「あれ?フランドールは休みか?」
ガラッ
「遅れました~」
遅れてやってきたのは、小柄の少女…フランドールという名前の子だった…しかしどう見ても制服がおかしい!ミニスカにシャツに長ランはおかしい!背中に龍の刺繍が入ってるのもおかしい!
「しょっぱなから遅刻とはいい度胸してるじゃね~か」
いやいやいや制服にも触れようよ先生!
「あ?教師のくせに偉そうなこと言ってんじゃねーよ壊すぞ」
そういいながらフランドールは席についた。しっかし超絶ヤンキーだ…怖ぇ…つーか席俺の隣じゃね?ヤンキーお断りです
「ったく…遅刻されると私の仕事増えるんだよ…ゲームできねぇだろ~が全く…はい次」
ダメだ…このクラスもう嫌だ…
「レミリアスカーレットです。妹がお騒がせしてすいません。一年間よろしくお願いします」
このクラスにも希望があったぁぁぁぁぁぁ!やった!久しぶりにまともな人!よかった助かった…ってあれ?
“妹が”
妹…ってえぇぇぇぇぇぇぇ!?いもうと!?もしかしてフランドールとレミリアさんって姉妹!?双子!?いやいやおかしい!色々おかしい!
「どうしたんだぜ竜斗?そんな驚いたような顔して?」
「いや…大丈夫だ、問題ない」
「?」
そうこうしつつ、紹介は続いていく
「んじゃ次~」
「あたいチルノ!最強よ!」
…あいつは多分バカなんだな…でも面白そうな奴だ
「次~」
ちょ、先生少しは触れてあげようよ可哀想だよあの子
「フッ…皆あたいの覇気に言葉も出ないようね!」
ごめん…あの子の頭が可哀想だったわ
「あのチルノってやつバカだな」
「魔理沙に言われるのも可哀想だな」
「ちょっ…それどういう意味だ!?」
「はしゃぐな目立つ」
「酷いぜ…」
全く…つーか気づいたら結構進んでるな…まぁこのクラス人少ないしな
「んじゃ最後~」
「…ルーミア…よろしく…」
暗い…最後の子だけ凄く暗い…なんでかあの子の周りも暗い気がする…しかも自己紹介めっちゃ声小さかったし
「おし、全員終わったな、お前らお互い顔と名前覚えて仲良くしとけよ~。喧嘩とかすんじゃね~ぞ、めんどくせぇからな~んじゃ、今日はこれで終わりにすっか」
と言い残して輝夜先生は挨拶も無しに教室からでていった。さっきから思ってるがこんなんが担任で大丈夫かこのクラス…
「あ、そだフラン!妹紅のやつがお前のこと探してやがったぞ」
「え?ったく、めんどくせぇやつだ。サンキュー萃香。よしチルノ、見つかる前に帰るぞ!」
「妹紅に会ったらあたいが凍らせてやるわ!」
そういいつつ、フラン、チルノ、萃香の三人は教室から出ていった。なるほど、あいつらが一年の時の噂の不良三人組か
「おい竜斗!妖夢ってやつのところ言ってみようぜ!」
「あぁ、言ってたなそんなこと。おし行くか」
俺と魔理沙は妖夢って人のところに行った。ちょうど荷物の整理をしているところらしい
「おーっす、お前が妖夢ってやつだったよな?」
「あわわ!ななななんですか!?びっくりさせないで下さい!」
「えー、別にそんなつもりないんだけどな〜」
いやいやいや、いきなり呼ばれたりしたら誰でもびっくりするわ
「私は魔理沙!よろしくな!」
そういいながら魔理沙は右手を出した。これが魔理沙によると友達が増える秘訣的なものらしいのだ。
まぁぶっちゃけただの握手だけどな
「えええぇっと…こここ魂魄妖夢ですよろしくお願いしますっ!」
妖夢も顔を真っ赤にしながら(多分照れてる)手を握り返した。この子めちゃくちゃ人見知りなんだな
「あ、そうそう、忘れてたけどこいつが竜斗。私の幼なじみなんだ」
「魔理沙…空気の俺を助けてくれてありがとう…じゃなくて!よろしくな妖夢」
(つい心の声が出てしまった…)
「ふぇ?あわわ…よよよろしくですっ!」
慌てふためきながらも俺の手を握り返してくれた、しかし人見知りだな
「妖夢はどの辺に住んでるんだ?」
「えぇっと…白玉楼(ハクギョクロウ)っていう、冥界の中にあるところに住んでます」
「冥界かぁ…遠いところからきてるんだな」
いやいやいやいや!冥界から普通そんな簡単にこれないよ!もしかしてさっきから妖夢の隣にいる丸いのって幽霊!?
「ちなみに私の隣の子は私の半霊です」
ビンゴでした
「そろそろ終わったかな?おい竜斗!アリスのところ行こうぜ」
「あぁ、そうだな。じゃあな妖夢、また明日」
「また明日な!」
「はははいっ!まままた明日ですっ!」
相変わらず最後まで人見知りな妖夢に別れを告げ、俺と魔理沙はアリスのところ…四組に向かった
ちなみに、この学園では一学年に四クラスあり、俺たちは弐組だ
「んー…おっ!ここかな?」
俺たちは四組の前に到着したが…なんだこのクラス…すげぇ騒がしいな
「はいってみようぜ」ガラッ
中にはいるとやっぱり騒がしく、クラスの子達が各々はしゃいでいた
「えーっとアリスは…あ!いたぜ!おーいアリスー!」
魔理沙が手を振る先にはアリス・マーガトロイド…魔法の森に住む、俺と魔理沙の幼なじみだ。魔法が使えて人形を操ることが出来る器用なやつなんだ…と、誰かわからないやつがいた
「おっ!霊夢も四組なのか?」
「えぇ、全く…このクラスは騒がしくて嫌だわ…」
「なぁ魔理沙…この人誰だ?」
こういうところからでもわかるが、魔理沙は俺と比べてかなり顔が広い。持ち前のフレンドリーな性格がそれを証明しているのだろうが
「あぁ、こいつは博麗霊夢(ハクレイレイム)。博麗神社の巫女なんだ」
「へぇ~、噂にきくあの妖怪神社の」
「ちょ…違うわよ!」
最初の会話でツッコミありがとうございます本当に
「まぁまぁ…霊夢も一緒に帰ろうぜ!」
「残念だけど…このクラスの委員長になったから仕事残ってるのよ。悪いけど先に帰っててちょうだい」
もう委員長とか決めてるのか…早いなこのクラス…いや、うちの担任が怠けてるだけか
「わかったんだぜ、アリス帰ろうぜ!」
「えぇそうね。じゃあね霊夢」
「じゃあな!」
「えぇ、またね」
霊夢と別れた後、俺たちは四組を後にした。しかし、今度は廊下が騒がしい気がする
「おっ…向こうでもめてるのってフランドール達じゃないか?相手は…妹紅じゃん」
妹紅とは…この学園で唯一、校長の管轄である[風紀委員会]の部長である藤原妹紅(フジワラノモコウ)のことだ。風紀委員会とは、生徒の中でも優秀な人が入ることができ、風紀委員は生徒を裁くことが出来る(主に白黒つけて、校長に報告するなどの簡単なものらしい)
「んだよ妹紅!いちいちうっせーな!」
「新学年早々遅刻して、これで何回目だ!」
「別に学校きてるからいいだろうが!」
「まぁまぁ…妹紅さん落ち着いて…」
「うるさい小町!こいつは許せない!」
「調子のってんじゃねーぞ!ぶっ潰す」
「フラン落ち着けって、停学になるぞ」
「うるせぇ萃香!こいつとはここでケリをつける」
うわぁ…こりゃ死んでも近づきたくねーな…どっちにしろ死ぬけどな
「フランドール!今日こそは捕まえて説教です!」
あ、校長がやってきた…ってか校長が直々にやってくるってどんなけ素行悪いんだよこいつら
「チッ…萃香、チルノ!逃げるぞ!」ボゴォン!!
うわ…あの子壁破壊して行きましたよ、ってか今右手を軽く握っただけだよね?どんな能力してんだよ…
「校舎を壊すんじゃありません!!ったく…世話の焼ける生徒です」
校長でも手に負えない奴とか、誰が止めれるんだよ一体…
「しっかし…フランの能力は一体なんなんだ?私には見当もつかないぜ…」
「考えても仕方ないわ。それにあの子あなた達のクラスの子なの?」
「うん「ぜ」(ぜ?)」
「そーなんだ…(よかったクラス離れて…)」
「まぁ、考えても仕方ないし帰ろう」
「そうだな」
これからの学校生活にかなりの不安を残しつつ、俺たちは帰路についた。しかし…本当にどうなるんだろうかこの一年…不安すぎてしょうがないんだが。
「まぁ、何とかなるぜ!」
「魔理沙は気楽でいいな…」
「それほどだな!」
「否定はしないのか…」
こんにちは作者です
このたび、東方Projectの二次小説として初投稿させてもらうことにしました
まだまだ下手くそで、自分の欲望のままに書いてますが、何ぞとよろしくです
竜「応援してくれるとありがたいな」
魔「太平洋のような心で見てくれだぜ!」