幻想郷立閻間学園   作:雲の上の声の人

11 / 84
竜「ちなみに作者は花粉症になったことあるのか?」

作「ないねぇ」

竜「ふーん…」


第11話 幻想郷の花粉事情

〜???side〜

 

 

「確かここが閻間学園ね」

 

 

とある日の夜、閻間学園の前に一つ佇む姿があった。

 

 

「この間会った三人組…中々生意気そうな面してたわね…この稚依斗の花番長の恐ろしさ思い知らせてやるわ…ふふふ…それにあの子は少し特別だしね」

 

 

その影は何やら怪しい笑みを浮かべて、そのまま夜の闇に消えていった

 

 

〜次の日、竜斗side〜

 

 

「ハクシュッ!!あ〜…最悪だぁ…」

 

 

俺は…というか俺たちは今絶大なる危機に直面している…なぜなら…

 

 

「ハッキシュッ!!あ〜最悪なんだぜ…」

 

 

「魔理沙…くしゃみは向こう向けよな…かかるから」

 

 

「すまないんだぜ…うぅ」

 

 

そう、今日の朝から何故か季節外れの花粉症で皆大変なことになっているのだ。俺も被害を受けたし、この教室ではほぼ全員がかかっている

 

 

ガラッ

 

 

「お前ら授業始めるぞ〜…ブェックシュ!!あ〜…全く何でこんな季節に…」

 

 

輝夜先生が教室に入ってきた。みたところこの人もかかっているようだ

 

 

「お、神川そのティッシュくれねぇk…ッブェクシュン!!あ、わりぃ」

 

 

輝夜先生が目の前でくしゃみしたためにまたかかった。魔理沙に続いてこれで二回目だぞ…

 

 

「ティッシュならいくらでもあげますからくしゃみする時は手で抑えて下さい…」

 

 

「すまんすまん。なんかこんなんだと授業出来ねぇから今日は自習な」

 

 

安定の職務放棄っぷりである

 

 

「なんかアレだし…もぅ寝よっと…」

 

 

俺はくしゃみの魔から逃げるために1人眠りについた

 

 

〜二時間目〜

 

 

「おーい神川起きろよ〜」

 

 

「んあ…はっ!今何時間目?」

 

 

目を覚ますと目の前に文先生がいた。この人は意外に真面目だったりするからなぁ

 

 

「もう二時間目だぞー。早く起きろ…ヘクシュッゥン!!あ、ごめん」

 

 

「…ティッシュありますから…」

 

 

またか…またなのか…これで三回目だぞ…

 

 

ティッシュで顔を拭いてゴミ箱にイントゥした俺はすぐさま寝ることにした。嫌なことは寝て忘れるもんだ

 

 

〜三時間目〜

 

 

ガラッ

 

 

「授業だそ〜皆座れ〜」

 

 

ん…あぁ、三時間目は化学か…寝よ

 

 

「おっ、神川いい度胸してるじゃないか私の授業で寝るなんて…おっきっろっよ〜」バシバシ

 

 

八坂先生はやたらと出席簿で叩いてくる。冗談抜きで痛いから起きるか…

 

 

「おし起きたな。居眠りすんじゃヌゥエックション!!!」ビチャッ

 

 

…もぅアレだよ?つっこまないよ俺も

 

 

「あっはっは!すまんすまん!じゃぁ授業始めるぞ!」

 

 

はぁ…不登校になりたい…

 

 

〜昼休憩〜

 

 

「今日は災難だな竜斗!」

 

 

今、俺と魔理沙と妖夢の三人でご飯を食べている。正直今すぐにでも魔理沙を殴りたい気分だ

 

 

「竜斗さん大変ですね…」モグモグ

 

 

「本当だよ全く…何回ティッシュで顔拭いたか…」モグモグ

 

 

「まぁそんなときもあるって!ぷぷぷ…」

 

 

あー魔理沙どつきてぇ…

 

 

「そう落ち込まないで下さい竜斗さん。今度何かご馳走しますから!」

 

 

「ほんとか!?」

 

 

「えぇ!これでも料理上手なんですよ!任せてくだsッハクシュッン!!いやぁ〜花粉症って酷いですよ…ね…あ…」

 

 

うん、くしゃみだけならいいけど、ご飯中はね…うん。はぁ…

 

 

「ご、ごめんなさい!!ワザとじゃないんです!」

 

 

「いや、まぁいいんだけどね」フキフキ

 

 

「ほんと花粉症って怖いで「あーっはっはっは!竜斗ついてねー!あー、腹が痛い…クククッ」「ブチッ…妖夢ちょっと待っててくれるか?」あ、はい」

 

 

俺は立ち上がって魔理沙の首根っこをつかみ、そのまま廊下に引きずり出した

 

 

「いやあのそのこれはそのいやべべべ別に悪気があったわけじゃなくてだな面白くてつい」

 

 

「遺言はそれだけか?」

 

 

「ヒッ…ちょ…ごごごめんだz…ギャァァァァァァァ!」

 

 

ふぅスッキリした…え?なにしたかって?読者様のご想像にお任せしますよ

 

 

その後俺は何もなかったかのように教室に戻って妖夢とご飯を食べた。何かお腹減ったのでついでに魔理沙の弁当も食べてやったが

 

 

〜五時間目〜

 

 

「何でこんな季節に花粉症なのよ…ったく…」

 

 

愚痴りながら授業をしているのは数学の紫先生だ。噂では強いらしいのだが、そんな大妖怪でもかかってしまうのが花粉症の恐ろしさである

 

 

「…(くしゃみでそうだな…神川にでもかけてやるか)」

 

 

「…ッ!?」

 

 

俺は気づいた。俺の隣と紫先生の隣にスキマが出来たことに。そしてこのパターンだと俺にかかってしまう。つまりは俺がここで後ろにかわせば見事に隣にいる魔理沙にクリーンヒットするというわけだ。

 

 

この間0.01秒

 

 

「ブゥアックション!!」

 

 

「今だ!」

 

 

「何ッ!?」

 

 

「どうしたんだ竜斗?いきなり大声だし「ベチョッ」ヘブッ!」

 

 

丁度運良く魔理沙がこっちに向いたときにクリーンヒットしたので、今魔理沙の顔面はすごいことになっている。まぁ…気にしない気にしない

 

 

〜そして放課後〜

 

 

「んじゃ今日は解散な〜ったく…ヘクシュッ!あぁ…やってらんねーわ」

 

 

輝夜先生は相変わらず愚痴りながら出て行った。まぁ出勤してるだけいいだろう

 

 

「しかし災難だよなほんと…やってらんねーぜ」

 

 

「本当だよな…全くなんでこん「ヘクチッ」!?」

 

 

何だ今のまるで少女を思い描いたような可愛らしいくしゃみは…

 

 

「一体誰が…あ、お前は無いから魔理沙」

 

 

「そりゃないぜ…そーだけど」

 

 

「うーん…妖夢か?」

 

 

「わわわ私じゃないですっ!それより向こうから聞こえた気が…」

 

 

「向こう?向こうって…は?」

 

 

いや、妖夢が指差した方見たんだけどさ、何故か暗闇なんだよね…なんで?

 

 

「これは…七不思議だぜ…」

 

 

「意味のわからないもの作らなくていいから魔理沙。まぁ気にしても仕方ないし、帰るか」

 

 

「そうだな!」

 

 

俺と魔理沙は気にせず帰ることにした。でも一体誰だったんだ…

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「危なかったぁ…」

 

 

くしゃみの犯人である闇を操りし彼女は1人、静かに帰路についた

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「あ〜いいわぁ…花粉に悶え苦しむあの姿たまらないわぁ…」

 

 

空中から学園を見下ろす姿が一つそこに浮かんでいた。ここでは花番長とでも言っておこう。

 

 

「そういえばあの不良っ子達のリーダー…来てなかったわね」

 

 

花番長は、閻間学園に通うフランドールの姿を探していた。

 

 

「あの子が抗う姿を見たかったのに…まぁ仕方ないわね」

 

 

花番長はニヤリと笑うと、1人呟いた

 

 

「これは前座よ前座…さぁ…どう出てくるかしらね…この仕組まれた物語に貴方はいつ気づくのかしらね

 

フランドール」

 

 

花番長は不気味な笑みを残して、その場から姿を消した




作「そろそろ更新ペースを早めようと思う」

友「俺の負担も考えてくれ」

作「だが断る」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。