幻想郷立閻間学園   作:雲の上の声の人

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竜「俺って主人公だよな?」

魔「まだ私よりは出番多いんだぜ」

蛍「よう主人公(笑)君達よ」

竜「魔理沙」

魔「マスタースパーク」

蛍「ちょ…死ぬぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」

竜「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」


第17話 半人半霊と悪魔の妹

〜妖夢side〜

 

 

「あ〜どうしよ…寝坊しちゃった…」

 

 

私…魂魄妖夢は今凄く焦っている。理由は寝坊したからだ

 

 

「幽々子様も起こしてくれたらいいのに…」

 

 

朝起きたら幽々子様がニヤニヤしながらこっちを見ていたのは多分半生は忘れないだろう

 

 

「あれ?あの人は確かフランドールさん…」

 

 

全力で街を走っていると、同じクラスのフランドールさん達がいた。

 

 

「どうしたのかな…ってヒッ…」

 

 

フランドールさんは妖怪の山の方にある私立の人達と喧嘩していた。いや…

 

1人で私立の男の人達を半殺しにしていた

 

 

「やめさせないとっ…!」

 

 

流石にあのままだと私立の人達が死んじゃうかもしれないし…萃香さんとチルノさんは止める気なさそうだし…

 

 

「あ、あのっ!」

 

 

「あ?」

 

 

「やや…やめた方がいいと思いますそれ以上…っ!」

 

 

私は勇気を振り絞って私立の人達の前に立った。話せばきっと通じるはずだから

 

 

「お前確か同じクラスのやつだな…」

 

 

「この人達もぅ動けないじゃないですか…これ以上やるなら私があああ相手になりますよっ!」

 

 

「…フッ…」

 

 

「え?」ゾクッ

 

 

「…萃香、チルノ、帰るぞ」

 

 

フランドールさん達は何も言わずに帰っていった。去り際にフランドールさんが出した笑みがあまりにも怖くてつい身震いしてしまった。まるで悪魔の微笑みだった

 

 

「あ、そうだ!この人達を治療してもらわなきゃ…早く永琳さんに連絡を…」

 

 

私はたまたま近くを通りかけた人に見てもらっておいて学校まで永琳さんを呼びにダッシュした

 

 

〜フランside〜

 

 

「なぁフラン?引いてよかったのか?」

 

 

「フッ…なぁに、あいつが相手してくれるって言っただろ?」

 

 

「おいおい…つーかここ冥界だぞ?まさかお前…」

 

 

「あぁ…あいつに相手してもらうんだよ。あいつのホームグラウンドでな」

 

 

さぁ見せてやるよ、本当の悪魔の姿をな

 

 

〜妖夢side〜

 

 

あの後、永琳さんに私立の人達のこと任せて私は普通に授業を受けた。輝夜先生には寝坊とだけ伝えて、永琳さんに本当のことは秘密にしてもらった

 

 

「大変だったなぁ…帰って幽々子様にも文句言ってやる」

 

 

私は幽々子様に文句言うためにも急いで帰った。でも冥界の入り口についたところで思い出した

 

 

「幽々子様今日紫先生のところに遊びに行くっていってたっけ…」

 

 

若干寂しくなりつつ私は白玉楼まで帰った

 

 

「ん?誰あれ?」

 

 

よくみると白玉楼の上空に誰かいた。それも見覚えのある影だった

 

 

「フランドールさん…?」

 

 

「よぉ、待ちくたびれたぞ。相手してくれんだろ?」

 

 

フランドールさんは上からこっちを見下す形で私を見ていた。いや、それよりも怖かったのは、フランドールさんが出しているオーラが殺意でも悪意でもなくて…

 

 

純粋な狂気だったから…

 

 

「でも私とてただお前を壊すだけじゃつまらない…だから…」キュッ

 

 

「え…?」

 

 

何が起きたかはわからなかった。ただ、フランドールさんが笑ったと思ったら…庭にクレーターが出来ていた。

 

 

「ほらほら!大事なお庭ん守りたきゃ私に一太刀浴びせてみな!」

 

 

(ダメだ…身体が動かない…怖い…)

 

 

私は純粋な恐怖を味わっていた。指一本ですら動かない…本能的に動くことを拒んでいるのだ。

 

 

「ふんっ、所詮はヘタレだな…主人の大事な家さえ守れないようじゃあなぁ!!」

 

 

私が躊躇っている間にもどんどん庭が破壊されていく

 

 

「どうした泣き虫!泣いてばっかで何も出来ねぇ奴だな!」

 

 

確かに泣き虫でヘタレだけど…でも…ここは私にとっても…皆にとっても…そして…

 

 

「ここは幽々子様の大事な場所なんだっ…!」

 

 

私は何とか身体を動かしてフランドールさんのところに向かって行った。それが無謀だとしても…これ以上幽々子様の大切な場所を壊させはしないっ!

 

 

「やれば出来るじゃねぇか。でももう飽きたし私はもう帰るわ」

 

 

フランドールさんは私の攻撃を避けてそのまま帰って行った。本当なら追いかけたかったが、とりあえず庭を直すことが優先だ

 

 

「フラン帰っちゃったな…どうするチルノ?」

 

 

「丁度いいじゃん!相手してもらおうよ!」

 

 

どうやら残った萃香さんとチルノさんはまだやる気みたいだった

 

 

「だったら私も…」

 

 

私は部屋に置いてある白楼剣と楼観剣を取りに行った。すぐに取れる位置に置いてあるのでそんなに時間はかからない

 

 

「あった…よし!」

 

 

私は剣をとって庭に戻った。そしたら朝フランドールさんともめていた人達と同じ制服の人達がいた

 

 

「何でてめぇらがいるんだよ」

 

 

「朝うちの連中が世話になったからねぇ、お礼に来たんだよ」

 

 

相手の集団の中心に、帽子を被った人がいた。見たところ女の子みたいだ

 

 

「さぁ、ショーの始まりだよ」

 

 

「「「うぉぉぉぉ!!」」」

 

 

リーダー格の女の子の周りにいた人達が一斉に萃香さんたちに向かってきた。流石に人数的な不利がある

 

 

「チッ…行くぞチルノ!」

 

 

「待って下さい!」

 

 

「「!?」」

 

 

「ここは私に任せてください。冥界では人の力は半減されるんです」

 

 

((私達鬼と妖精なんだけどな…))

 

 

「何だ選手交代かい?まぁ誰でもいいけど楽しませてよ!」

 

 

「行きますよ!」

 

 

私は楼観剣と白楼剣を握り、祖父に教えてもらった二刀流で次々と敵を切り倒して行った。あ、一応峰打ちで気絶させてるだけです

 

 

「やるじゃないか〜。人間にしては上出来だね」

 

 

気づいた時にはリーダー格の女の子だけになっていた。しかしその人だけは纏っているオーラが違った

 

 

「後は貴方だけです!」

 

 

「筋はいいね、でも…神様相手に勝てると思う?」

 

 

「神様?それってどうい…うぐっ…!?」

 

 

女の子は突然消えたと思ったら、私のすぐそばにきてそのまま鳩尾に拳を突き立てられた

 

 

「かはっ…あぐっ…」

 

 

「悪いね、あんまり遊ぶとあの人に怒られちゃうからさ。じゃあね〜」

 

 

私は薄れゆく意識の中、過ぎ去って行く影とそして見覚えのある顔をみた

 

 

〜紫side〜

 

 

幽々子と呑もうと思って白玉楼にやってきたが、まぁ悲惨なことになっていた

 

 

「妖夢!妖夢!しっかりして!」

 

 

「幽々子落ち着きなさい。永遠亭にスキマ繋げたから早く行きなさい」

 

 

「ありがとう紫!」

 

 

幽々子は妖夢を抱えて走って行った。本当に親バカだあいつは

 

 

さて…妖夢は気絶しているし、荒れた庭には

 

 

「一体何をしているのかしら萃香にチルノ?」

 

 

「わ、私達はその…」

 

 

全く…派手に暴れてくれたじゃないこの子達

 

 

「萃香とチルノは悪くない。全部私がやった」

 

 

上から声がしたと思ったら、最強問題児のフランがいた。確かに彼女ならやりかねない

 

 

「フランお前!」

 

 

「黙ってろ萃香」

 

 

「ぐっ…」

 

 

「この庭を荒らして、妖夢に怪我させたのは私だ。だから私が全部責任をとる」

 

 

「わかったわ。この中に入って待ってなさい」

 

 

私は妖軍本部の取り調べ室に繋ぐスキマを開いた。フランはおとなしくスキマに入って行った

 

 

「聞いてくれ紫!フランは妖夢に手は出してないんだ!」

 

 

「そーだよ!確かに庭はめちゃくちゃにしたけど…でも妖夢に怪我なんかさせてない!」

 

 

「知ってるわ」

 

 

「「え?」」

 

 

「私を舐めないで頂戴。あの子の嘘なんてお見通しよ」

 

 

実際のところ、幽々子に内緒でスキマから見てたのよねぇ全部。まぁ、若い子がはしゃいでるのを見てると楽しいし

 

 

「じゃあフランは大丈夫なのか?」

 

 

「いや、責任はあの子が取るわ。そのかわり、そんなに重い罪にはしないわよ」

 

 

「そうか…すまねぇ紫」

 

 

萃香とチルノは落ち込みつつも帰って行った。まぁ、本当は無罪にもできるけど…

 

 

「あんな真剣な顔で友達のこと庇われたら、無罪にするのも逆に失礼よね」

 

 

私はフランと話をするために、スキマに入って行った。これから少し忙しくなりそうだ

 

 

〜竜斗side〜

 

 

次の日、いつも通り学校に行くと教室が変にざわついていた。特に変わったところはないのだが

 

 

「お前ら席につけ〜大事な話があるからな」

 

 

大事な話?一体なんだ?

 

 

「お前らクラスメイトだから一応行っとくが、フランドールはしばらく停学、魂魄は入院した」

 

 

は?何を言ってるこのバカ担任

 

 

「妖夢が入院?それにフランドールの停学…一体何があったってんだ…」

 

 

「んじゃそれだけだ。あまり騒ぐなよめんどくさいから」

 

 

輝夜先生はそれだけ言って教室から出て行った。もちろん俺と魔理沙は輝夜先生を追いかけた。二人の事が関係ないとは到底思えないからだ

 

 

「輝夜先生!知ってるなら教えてください!」

 

 

「そうだぜ!あんなんじゃ私も納得出来ないぜ!」

 

 

「はぁ…お前らは魂魄と仲いいんだったな。いいだろ、話してやるよ。ついて来い」

 

 

輝夜先生と俺たちは空いている教室に入ってそこで話をすることにした

 

 

「さてと、簡単に言うが、フランドールが白玉楼で暴れて庭を破壊して、さらに魂魄に大怪我をさせた。それだけのことだ」

 

 

「な…」

 

 

「フランが…妖夢を?」

 

 

流石に俺も魔理沙も固まった。そのまま二人とも喋ることすら出来なかった

 

 

「ふ…ふざけんな!どんな理由があったかしれないけど、私にとっても大事な場所だし!それに友達を傷つけられて黙ってられないぞ!」

 

 

「おちつけよ魔理沙」

 

 

「落ち着いてられるか!フランはどこなんだ?私がとっちめてき「うるせぇよ」グッ…」

 

 

今にも暴れ出しそうな魔理沙に対して、輝夜先生は首筋に手刀をかまして気絶させた。

 

 

「ったく…大丈夫だ。ちょっと気絶させただけだから永琳に事情言って休ませてもらっとけ」

 

 

輝夜先生はそれだけ言って教室から出て行った。残された俺はどうすることも出来ず、ただただ立ち尽くしてるだけだった




どーも作者です

更新ペースが落ちるかもです

理由は部活が…まぁ頑張りますw
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