蛍「よう主人公(笑)」
竜「うっせー、魔理沙よりはマシだ」
魔「わ、私だって…でて「ないよな?」はい…」
蛍「魔理沙可哀想」
えー、前回に引き続き雲の上の声です。今回はノンカリスマ編!と言うわけでカリスマのかけらもないあの子たちの様子を見に行こうと思いますねはい。じゃあまずは最近出番が少ないエセ主人公(笑)からどーぞ
〜妖怪の山、文々。新聞事務所〜
「ここ事務所ってか文先生の家ですよね?」
竜斗は一日文の助手をするために妖怪の山にある文の自宅に来ていた。意外と中はこじんまりしており、新聞を作るための道具やらなんやらが色々置いてある
「さぁ竜斗君取材に行きますよ」
「へ?」
「大丈夫ですよ、しっかり私に捕まっていて下さいね」
「いや、あのちょっ…」
「天狗のスピードは幻想郷一ですからね、魔理沙さんにも負けませんよ!」
「俺は人間なんすけ…ひぃぃぃぃぃ!!」
文は竜斗の手を握ると普段通りのスピードで取材場所まで飛んで行った。竜斗はその速さに振り落とされそうになるが必死にしがみついてついていった
〜博麗神社〜
博麗神社には、今回は巫女として教える側にある霊夢とルーミアの姿があった。ルーミアは霊夢に渡された巫女服に着替えていた
「れーむは今日巫女しないのかー?」
「今日は天狗が取材に来るのよ。だから貴方が代わりに巫女って頂戴」
「そーなのかー」
ルーミアは霊夢の言ったことを理解したのかそうでないのかわからない返事をして表の方に出て行った。
「ふふ…ルーミアの幼女キャラでロリコン信者をキャッチしてお賽銭UPよ!」
「流石霊夢さんゲスいですね」
「のわっ!?文いつの間に!?」
霊夢が窓を見るとニヤニヤしながらカメラを構えている文と何故かボロボロの竜斗がいた。しかしこの二人、教師と生徒の立場にあるにも関わらず言葉遣いがまるで逆である
「あやややや、霊夢さんったら欲にまみれてますねぇ〜」
「うるさいわね!大体アンタに言われたくないわよ…」
「まぁまぁ、今日は約束通り取材させてもらいますよ〜?助手もいますし」
「助手ってそこに転がってる竜斗のことかしら?」
「おぉー!知り合いでしたか〜。なら話は早いですねぇ〜」
文はボロボロの竜斗にメモを取らせて霊夢の取材を始めた
〜一方博麗神社では〜
「誰もこないのかー」
ルーミアは誰も来なくて暇なので暗闇になって遊んでいた。
「今日は博麗神社に新しい巫女が来てるらしいぞ」
「可愛い少女って聞いたけど…ってなんだあの暗闇気持ち悪っ!」
実際、参拝客は来てたのだが皆ルーミアの暗闇を見た途端逃げ出してしまっていた。そしてそのまま博麗神社は暗闇神社になったと噂が広まり余計に参拝客が来なくなった
〜永遠亭〜
「魔理沙さんこっちです!」
「おう!任せとけ!」
魔理沙は永遠亭に来ていたが、運悪く今日は患者が多い日だった。永琳は忙しいので鈴仙が魔理沙に指示を出していた
「魔理沙さんそこの患者さんみてください」
魔理沙は鈴仙の指示通りにちゃんと動いていた
「どうしたんだ?」
「実は火傷してしまって「ならこれだな!」これギブス…ってもういない…」
「次の人カモン!」
「僕は骨折で「ならこの薬!」骨折は薬じゃ治らない…」
「次の人カム!」
「俺はお腹が痛くて「はいこれ」キノコ!?」
「マヒダケだぜ!飲めば神経がマヒして痛いのもなお…って倒れてどうしたんだ?」
「ちょっと魔理沙さん!早く来て下さい!」
「おう!わかった!」
…この2日間は死にかけても絶対に永遠亭に来ないほうがいいだろう
さて、最後はナイフ亭に密着してみよう。異色同士が同じ場所で働く姿は一体どうなっているのだろうか
〜ナイフ亭〜
「ここがナイフ亭か〜。妖夢は来たことあるの?」
「わ、私はなな無いです」
妖夢と蛍の2人はナイフ亭まで来ていた。二人ともナイフ亭に来るのは初めてなので緊張しているようだ。特に人見知りの妖夢はまともに喋れてすらいない
「おじゃましまーす」
「お、おじゃまします…」
「あらいらっしゃい」
2人が店に入ると、咲夜が何時ものようにカップを磨きながら出迎えた
「あ、あのっ…今日は一日よろしくお願いしま「ビューティフルなお姉さん、僕と午後の一時をお茶して過ごしませんか」ほ、蛍君!?」
蛍は咲夜を見た途端に駆け寄って行って意味のわからない口説き方を始めた
「あらごめんなさいね。私年下の男の子には興味ないの」
「ガフッ…」
そして大人の返し方であっさり打ち砕かれた。何故吐血したかは謎だが
「あの…私魂魄よよよよよ妖夢って言いますっ!お願いしますっ」
妖夢は顔を真っ赤にしながらも右手を前に出した。これは魔理沙に教えてもらった誰かと仲良くなる方法らしい
「私は十六夜咲夜。よろしくね」
妖夢と咲夜は互いに握手した。魔理沙流が上手く行ったようだ
「で、貴方の名前は?」
「せっしゃは八剱蛍と申すでござ『ヒュッ』すいませんごめんなさいナイフは投げるものじゃ無いです」
「まぁ、元気がありそうで何よりだわ」
「咲夜さんっ、私達は何をしたらいいですか?」
「そうね…時間帯的にそろそろお客が増えるから接客でもして頂戴。蛍君は皿洗いね」
「は、はいっ!」
「わっかりましたぁぁぁぁ!!」
蛍と妖夢はそれぞれの役割の場所にいって準備をした。咲夜の言ったとおりその後お客がどんどん増えて来て、ナイフ亭は大忙しだった
「ふぃ〜…永遠亭でもこんなにしないのに…」
「あら、蛍君手際がいいのね」
「たまに家でも手伝わされてますからね」
蛍は苦笑しながら答えた。彼は永遠亭にいる時も鈴仙にたまに手伝わされているらしい
「咲夜さん普段こんなの1人でやってるんですか?」
「えぇ、慣れたら簡単なものよ?」
「凄いっすね…っとうわっ!」パリィン
蛍は誤ってカップを滑り落としてしまった。しかし蛍は全く気にしてはいない様子だ
「蛍君大丈夫?今片付けるわね」
「あぁ、大丈夫っすよ。直せるんで」
「え?」
蛍は両手を体の前でパンッと合わせた。そしたら割れたカップは綺麗に元通りになった。蛍は普通の顔しているが咲夜はかなり驚いていた
「蛍君それって一体?」
「あぁ、錬金術ってやつです。前に読んだハガなんとかって漫画に乗ってたやつをやってみたら出来たんですよね」
蛍はカップをクルクル回しながら答えた。カップくらいのものなら蛍にはいくらでも直すことが出来るため、落としても気にする必要なかったのだ
「蛍君って人間?」
「失礼な!ちゃんとした人間っすよ」
「中々面白い人もいたものね。後でまた見せてくれるかしら?」
「全然いいっすよ!」
それから咲夜は持ち場に戻って蛍はまた皿洗いを再開した。一方妖夢はというと、かなりテンパってしまいまともに接客できる状況じゃなかったので咲夜に待機しとくように言われていた
「うぅ…(やっぱり上手くいかないなぁ…)」
「おーい妖夢〜」
「あ、蛍君どうしたんですか?」
「2人でお使い行って来てくれってさ〜。これメモ」
「わ、わかりましたっ!行きましょう!」
妖夢と蛍は咲夜さんのメモに書いてあるものを買いに商店街に出かけた
「どうした妖夢?」
「ふぇ?」
蛍は妖夢が仕事に失敗して落ち込んでいることに気づいていた。
「元気出せって妖夢!人間誰でもミスくらいあるって」
「あ、ありがとうございます…」
その後、メモに書いてあるものを全部買った2人はナイフ亭に戻ろうとしていた。蛍は大量の荷物を1人で抱えていた
「蛍君、少し持ちますよ私?」
「大丈夫!いつもこんくらい持ってるからよ(鈴仙に持たされてるんだけどな)」
「そーなんですか?凄いですね」
「それほどでもね「ひったくりよ!誰か捕まえて!」ん?」
2人が前を向くと、ひったくりらしき男がこっちに走って来てるのと後ろに取られたであろう人が叫んでいた
「蛍君ここは私がい「荷物持ってて」蛍君?」
「どけガキ!」
「大の大人が人のものを取るのは良くねぇぜってと!」
蛍は錬金術を使って男の足元に段差を造り、そして男を転ばせてから錠を造って手足を拘束した
「さてと、こいつは妖軍に任せて…はいこれ!」
「あ、ありがとうございます!」
「レディの頼みは聞き逃せませんよ。じゃあ行こっか妖夢!」
「あ、えとわかりましたっ…あの、蛍君?」
「さっきのって一体…」
「あぁ、錬金術ってやつさ!」
「そうなんですか…」
この時妖夢は蛍のことを普通に尊敬していた。そしてなんだかんだでひったくり男を捕まえた後2人はナイフ亭に帰宅した
「さぁて、咲夜さんただいま〜」
「おかえりなさい、ご飯出来てるわよ」
「あ、そういえば今日泊まるんでしたね忘れてました」
蛍は笑いながら荷物を咲夜に渡した。こういう能天気なところも蛍の特徴なのだ
変態だけど
〜そして夜〜
ご飯も食べ終えて皆が寝た頃に咲夜は自分も寝る準備もしていた。ナイフ亭には2階に部屋があり、咲夜は妖夢蛍にそこで寝るように言っている。そして咲夜自身そこで今日だけは泊まることにしている。紅魔館の様子が心配だが、きっと何とかなると思っているからだ。もちろん自分の主人が自分の部屋で寝ているとは思ってもない
「あら?蛍君起きてるの?」
2階に上がると蛍が部屋の前でドアにもたれかかるように座っていた。妖夢は中で寝ているようだ
「あ、咲夜さんどーぞ。妖夢は中で寝てますけど」
「蛍君は中に入らないの?」
「幾ら俺が変態だからってそこまでしないっすよ。まぁ入れるなら入りますけど…それに」
「それに?」
「妖夢に嫌われたくないってのもありますけどね」
「ふふ…そうね。じゃあおやすみなさい」
「おやすみなさいっす」
咲夜が部屋に入ると蛍はまたドアにもたれかかってそのまま座り込んだ
「やっぱり夜這いしようか「ストッ」…寝よ」
自分の頭上にドアの向こうからナイフが刺さったのを感じつつ、蛍は眠りについた。そして次の日は何事も無く各々の職業体験は終わった
作「先日初コメントが来ましてね」
友「それだけ見てくださってるっていうことに感謝ですね」
作「本当ですよ」