蛍「気にしたら負け」
「くそ〜、チルノの奴どこにいるんだ?」
俺と魔理沙はとある事情によりチルノを捕獲する旅に出ている。前回萃香がチルノを投げ飛ばしてしまったのでどこにいるのかわからない状況なのだ
「でも竜斗も飛べるようになると楽になるのにな」
「普通は飛べねぇんだよ」
俺は能力は手に入ったが何回やっても飛ぶことは出来ないから魔理沙の箒の後ろに乗せてもらっている。霊夢に何で飛べないんだと言われたが、飛べる人間なんてそんなにいないから普通
「竜斗何か見えるか?」
「うーん…それらしきものは見えないなぁ」
俺は今、目を強化して視力をアップさせるという非常に伝わりにくいことをしている。でもこういうところに使えるのは便利な能力である
「おっ!見えた!」
ふと下の方を見るとそこにはチルノがふわふわ飛んでいた。向こうはこっちに気づいていないみたいだ
「行くぜ竜斗!」
「おう!」
俺と魔理沙はチルノ目掛けて全速力で飛んでいった。そして俺は霖之助にもらった対妖精用捕獲ネットを構えた
「チルノォォォォォォ!!」
「ひっ…魔理沙顔怖いよぉぉぉぉ!!」
魔理沙は確かに表せないくらいの顔をしていた。これはもう放送禁止レベルだ
「覚悟しろやぁぁぁぁ!ぐへへへへへへ!」
「こないでぇぇぇぇぇ!」
「ムグッ!!」ボゴォ
恐怖のあまりパニクったチルノが放った氷解がバーサク魔理沙の顔面に直撃した。もちろん魔理沙は気絶して俺も一緒に墜落するわけで…
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
<竜斗・魔理沙ペア脱落>
〜霊夢side〜
「霊夢〜、チルノいないね〜?」
レミリアは相変わらず私に対してデレデレしている。私は頭の上に乗っているレミリアを多少うっとおしく思いつつもそこまで気にせず飛んでいた
「あれチルノじゃない?」
「ほんとね、あれはチルノね」
レミリアが指差す先にはチルノがいた。さっさと捕まえて神社に戻りたいわ
「あ、霊夢助けて!」
「残念だけど、私もあなたを捕まえにき「ぎゃおー☆食べちゃうぞ〜」レミリア…」
「…」
「…」
何だろう、凄く聞いてしまったことを申し訳なく思いたい
「違うのよ霊夢…」
「わかった、わかったからもう帰るわよ」
私は頭の上のカリスマ(笑)お嬢様を連れて神社まで引き返していった
<霊夢・レミリアペア脱落>
〜アリスside〜
私は魔理沙に言われてチルノ捕獲に来ていたが…
「ヒック…あ〜、チルノどこだ〜?」
よりによって酔っ払いと一緒なんて…
「あ、チルノ発見」
「私に任せとけ〜」
萃香はチルノを発見すると、近くに生えていた大木を引っこ抜いた。鬼だけあって凄いパワーだ
「これで捕まえたるぜ〜っとっと」
萃香は酔っているせいかかなりふらついている。大丈夫かしらこんなんで
「あ、萃香!さてはアタイを捕まえに来たのね!そうはさせないわ!」
チルノは萃香の足元目掛けて冷気を飛ばした。それによって地面が凍りもちろん萃香は滑るわけで大木もこっちに倒れて…
「嘘やん…」
ドォォォォォン
ピチューンピチューン
<萃香・アリスペア脱落>
〜大妖精side〜
「でさ〜、美鈴さんがさ…」
私は今、紅魔館で働いている妖精メイド達のところに来ている。私達は月に一回、霧の湖の畔で集まって妖精会を開いているのだ
「そういえばチルノちゃん遅いね〜」
「いつも早いのにね〜」
そう、チルノちゃんがまだ来ていないのだ。いつもは早く来るので心配だ
「大ちゃん!皆!」
話をしていると丁度チルノちゃんがやってきた。かなり息が切れている
「大ちゃん助けて!」
「ど、どうしたのチルノちゃん…」
「色んな奴が私のこと追いかけてくるの!」
「…チルノちゃんを狙う…?」
・・
許せない…私のチルノちゃんを狙うなんて…
「絶対に許せない!」
「だ、大ちゃん?」
「任せて!私達がチルノちゃんを死んでも守るから!ねぇ皆!」
ウン!
マカセテ!
シンデモマモル!
チルノチャンハワタシノヨメグヘヘ!
あれ?何か違うのがいたような…
「あ、ありがと皆…」
かくして、私達のチルノちゃん防衛作戦が始まった
〜フランside〜
「なぁ妖夢、何で私が来てるんだ?」
「まぁまぁ、後でちゃんと話すから」
私は妖夢に連れられてチルノを捕まえにきた。いや、連れて来られての方がいいか。そして目の前にチルノがいるわけだが…
「チルノちゃんを狙う奴は許さないぞ!」
「「「そーだそーだ!」」」
何かその手前にめっちゃいるんだけど…しかもウチの妖精メイド達もいるし…
「相手が妹様でも、チルノちゃんは渡しません!」
ソーダソーダ!
マケナイゾ!
チルノ×フラン…ジュルリ…
…何か変なのがいたけど気のせいか
「フラン!ここは私が行こうか?」
「いや、相手は盾を持っているし数が多い。任せといてよ…キュッとして…」
私は前に出て手のひらを高々と上げ、そして決め台詞を叫んだ
「ドカーン!」
私が拳を握ると、爆風が起きて妖精メイド達は気絶して下に落ちて行った。残ったのはチルノと大妖精だけだった
「くっ…妖精メイド隊がこんなにあっさりと…」
「さぁ、チルノを渡してもらおうか」
「チルノちゃんは渡さないぞ…誰にも渡すもんかぁぁぁ!」
「嘘だろ…」
大妖精の周りが光ったと思うと、大妖精が金色に輝くオーラを纏った。そして大妖精自身も髪が金髪になった
「あれはまさか…伝説のスーパー超妖精!」
「妖夢知ってるのか?」
「あれは私がこの間蛍君に借りた『フェアリーボール』という漫画に出てきた全身から気を放って身体能力を高めそしてその気を操り様々な技を繰り出す伝説のスー…」
「わかった、わかったからもう大丈夫」
妖夢が意外に漫画について詳しかった。私もフェアリーボールは美鈴に借りて読んだことはあるけど、途中で飽きてしまったので知らなかった。今度また借りてみようかな…
「とりあえず、アレどうする妖夢?」
「うーん…峰打ちなら大丈夫ですよね?」
「死ななきゃ問題ないだろう」
「なら…私が行ってきます」
妖夢は剣を構えて、大妖精に突っ込んで行った。大丈夫だよなきっと…
「チルノちゃんは私のもn「少し失礼しますね」ギャフンッ」
妖夢は背後に回り込んで大妖精を峰打ちで気絶させた。大妖精は下に落ちていき、残ったのはチルノだけとなった
「な、何で私を捕まえるんだよ!」
「それは…ゴニョゴニョ…」
妖夢はチルノの耳元で何かをつぶやいた。するとチルノは途端に笑顔になりはしゃぎ出した
「妖夢…お前天才か?」
「いや、真実を伝えただけだよ」
「?まぁ捕まえれたし帰るか」
私と妖夢はチルノを捕獲して博麗神社まで連れて帰った。妖精メイドは…妖精だから大丈夫だろう
作「作者が知識不足な件について」
友「勉強しなさい」
作「頑張ります」