魔「大丈夫だぜ!メタル○アやったことあるなら大丈夫だぜ!」
竜「おま、それ色んな意味でout」
~放課後~
はぁ…やっちまった…残りの三つの授業全部寝ちまった…チクショー…まだ最初の授業で特に進んでないらしいからよかったけど
「魔理沙、竜斗いる?」
「おっ、アリスじゃないか!どうしたんだ?」
「いや、高校の近くに喫茶店があるらしくて、そこの紅茶が美味しいらしいのよ。よかったらいかない?」
「いいぜ!そーゆーところ行ってみたかったんだよな~」
「じゃあ決まりね、竜斗いくわよ」
「俺に選択権はないんですか!?」
「あら、ならいかない?」
「いや…いくけどさ…」
「でしょ?ほら行くわよ」
アリスはこういった話の運び方が上手い。将来幻想デパートで店員相手に値切ってそうだ
あ、幻想デパートってのは、幻想郷の近代化に伴って出来た何でも屋みたいなところだな
「ってかさアリス?その喫茶店って何処にあるんだよ?」
「確か、学園の近くの大通りだったはずよ」
「へぇ~」
今更だが、この幻想郷には元々無かった大都会ができたのも、境界異変のせいらしくて、妖怪の山と博麗神社の丁度真ん中あたりにあるらしい。魔法の森からしか通ったことないからわからないんだが
「しっかし、こんなに道が綺麗に整備されてるなんて不思議だよなぁ…森じゃ考えられないぜ」
「森でここまで整地されてたらそれこそ怖えよ」
そうこうしてるうちに、大通りにでた。ここは色んなお店が並んでて、ずっと森暮らしだった俺たちにとっては別世界みたいな感じだ
「この辺なんだけどなぁ…あ、あった!」
アリスが指差す先には、屋根に大きなナイフが刺さってるデザインの店があった
「随分と奇抜な店なんだな…」
「そうね…それに名前もナイフ亭だし…主人はナイフが好きなのかしら?」
「まぁ入ってみよーぜ!」
カランカラン
「あらいらっしゃい。三名様ね、そこのテーブルに座ってちょうだい」
むかえてくれたのは、銀髪で美人の店長だった。笑顔で、カップの手入れをしている
「めずらしいわね、貴方達が来るとは思ってなかったわ」
「おっ、レミリアじゃないか!」
声の先にいたのはクラスメイトのレミリアだった
「咲夜、おかわり頂戴」
「かしこまりましたお嬢様」
そう言って店長はカップに紅茶を素早く注いだ。出来る女の人は違うなぁ…って…あれ?
お嬢様?
「「「えぇ!?お嬢様!?」」」
「えぇ、レミリアお嬢様は紅魔館(コウマカン)の主で、私はそこのメイド長…十六夜咲夜(イザヨイサクヤ)よ。よろしくね」
びっくりした。まさか同じクラスにお嬢様がいるとは…ってか学生で館の主とかすげぇな…
「ところで貴方達はお嬢様と知り合いなの?」
「私は違うけど、この2人が同じクラスなのよ」
こういう時に素早く答えられるところが流石はアリスといったところか。コミュニケーション能力に長けているな
「へぇ~、お嬢様と同じクラスなの…あ、注文何にする?」
「紅茶三つ下さい」
「わかったわ。お嬢様の知り合いなら、クッキーおまけしておくわね」
「サンキュー!」
「ふふ。それと私のことは咲夜でいいわよ」
店長改め咲夜さんはニッコリと微笑んだ。この人めっちゃいい人だ
「でも本当にいい店ね、建物も人も」
「私ここ気に入ったぜ!(外装はちょっとな…)」
「俺もここは気に入ったな(何でナイフ刺さってんだ…)」
「ふふ…よかったわね咲夜。喜んでもらえて」
「えぇ、本当に」
「レミリアは毎日ここに来てるのか?」
「えぇ、行きつけの店だもの。常連と行っていい程よ」
レミリアは紅茶を飲みながら何故か自慢げに答えた。何故かここにいると学校よりもオーラが出ている気がする
「咲夜がいれる紅茶美味しいでしょ?私もお気に入りなのよ」
「喜んで頂けて何よりですわ」
何でか、この空間にいると心が癒される気分だ。これも咲夜さんの人柄と場の雰囲気が作り出すものなのだろう
「さて咲夜、私は帰るわね」
「あら、いつもより早いですね」
「まだ仕事が残ってるのよ。それにパチェと美鈴は残業らしいからね。館に小悪魔1人じゃ不安でしょう?」
「そうですね、私も今日は早めにしまいますから、夕食までには戻ります」
「わかったわ、じゃあ皆もまた明日ね」
「おう!また明日!」
レミリアは軽く手を振りながら店から出て行った。あのカリスマ溢れるオーラは何処から出ているのだろうか
「さて…私達も急ぐぜ」
「ん?何か用事あったかしら?」
「耳かせ」
「「?」」
※ここから音量が小さくなりますのでご了承ください
(レミリアの後をつけるぞ)
((えぇ!?))
(ちょ…魔理沙頭おかしくなったの!?)
(いや、元々頭はおかしいが、ここまでおかしいとは思わなかったぞ!)
(お前ら酷いな…)
(でも、後をつけるって何でだ?)
(いや、お屋敷がどんなのか気になってな)
(本音は?)
(金品目的だZE☆)
(お前はいっぺん捕まればいいと思う)
魔理沙は昔からこんなんだ。お金持ちそうな家を見つけては、高そうなものをかっさらっていく。まぁ…そのおかげでアリスの病気を治せたんだけどな。
アリスは昔から病弱で、一度やばい病気にかかって死にかけている。その時に魔理沙が、泥棒してきてそのお金でアリスの治療出来たんだ。もちろんアリスには、募金とかで上手く誤魔化している
しかし一つ困ったのが、魔理沙がそれから泥棒に目覚めたということだ。でも森育ちでそこそこ魔法が使える魔理沙は箒で飛んで逃げるので、誰も捕まえられないんだ
「よし、早く行くぜ!ご馳走様でした!」カランカラン
「あ、魔理沙待ってよ!」カランカラン
…え?
「あ、あの…2人共?」
「竜斗君だったわね、はいこれお勘定」
「魔理沙とアリスのバカヤローーーーー!!」
足りるかな…げ、足りない…
「あの…咲夜さん…お皿洗い手伝います…」
「あら、優しいのね」ニコッ
くそ…後で2人とも(特に魔理沙)絶対請求してやる
~四時間後~
「ふぅ…疲れた…全く魔理沙のせいで…」
結局あの後、皿洗いやら何やらのお手伝いをして咲夜さんが店をしまうまで一緒に残っていた。そこから歩いて魔法の森まで帰ってきたわけだ。
「しかし歩くとかなり時間かかるな…」
普段は魔理沙の箒の後ろに乗って学校まで行ってるので、歩いて帰ることはないのだ
「帰ったらすぐ寝よ…」
「竜斗危ない!!」
「え?」
振り返ると、箒に乗った魔理沙とアリスが一直線に…って
「のわぁぁぁぁぁぁぁ!?」
び、びっくりした…気づくのが後少し遅かったら風穴空いてただろう
「ふぃ~…追いついた(絶対怒ってるよな…)」
「危ねえな…ってかあれ?魔理沙泥棒は?」
「え?あぁ…失敗しちまった(あれ?怒ってないのか?)」
「そうかそうか、災難だったな。見つかったことも…ここで俺に会ったことも!」
「え?(やばいめっちゃ怒ってた!)」
「覚悟は出来てるよな?」
「た、頼むから大木みたいにへし折るのだけは…」
「大丈夫、欠片残さず砕いてやる」
「折られるより怖いんだけど!?」
「食い逃げのうらみぃぃぃぃぃ!!」
「ギャァァァァァァァ!!」
俺は自己流の体術(神川コンボ)をこれでもかとお見舞いした。おかげでかなりスッキリした
「ところで、アリス達は何で見つかったんだ?」
「まぁ…色々あってね…詳しくは回想するわ」
「何それメタい」
え?お前も使っただろって?気にしたら負け
「じゃあ、魔理沙が死んでるうちに回想をスタート」
「お、おう」
…
…
…
「はやく始めろよ!!」
「いやぁ…区切りいいから第4話に回そうかと」
全く…最後の最後にかましてきやがって
「まぁ…とにかくいくわよ。あれはお店を出た後…」
作「更新ペースがおちるかもだぜ」
魔「作者は基本サボりなんだぜ」
作「そんなことないんだぜ」
作、魔「「ぜ」」
竜「お前ら、うぜぇ」