竜「一応主人公ポジションなのになお前」
魔「全くだよ、ついてないぜ」
〜永遠亭〜
ども、雲の上の声です。今日は永遠亭に来ています。
とある日の永遠亭。そこでかつてない戦争が起きようとは、まだ誰も考えてすらいなかった
「蛍〜、モン○ン手伝って〜」
持ち前の青いPSPをブラブラさせながら蛍の部屋へと入ってきたのは輝夜だ。この二人は暇さえあればいつもゲームをしている
「いいぜ、何いくの?」
「レ○スの天燐が足りないのよ」
「お、丁度良かった。俺も天鱗欲しかったんだよね〜」
何気ない会話をかわしながら二人は黙々とゲームを進めていく。ここまでは良かった
「もーちょい…よし!クリア!」
「疲れた〜…お、剥ぎ取り剥ぎ取りっと」
「さて…チッ…全部鱗かよ」
「俺はっと…あ、天燐get」
「いいな〜」
「報酬にきっとあるって」
「だよね〜。さてさて、報酬はっと…無しかよ」
「あ、天鱗二枚入ってる」
「…」
「ま、まぁ俺ももうちょっと必要だし、いこいこ」
「そうね」
二人はその後、同じクエストを三回こなしたのだが、輝夜が天鱗を手にすることはなかった。それどころか蛍は何故か天鱗を十枚も手にしていたのである。
「あれれ、姫様の分まで報酬貰ってるのかな~?やっぱり日頃の行いかな?」
「…」
この一言が引き金だった、輝夜は自らの能力を用いて蛍のPSPを奪い、そして小細工を施した
「あれ?俺村に戻ってたっけ?ってぬぉあ!?BOX空!?ポーチも!しかも何この気持ち程度のレザーシリーズ!」
「あっはっは!これで大金持ちじゃない?ま、でも精々レザー装備が似合ってるわよ蛍くぅん?」
「あぁ…そうかいそうかい…キレたぜ俺はよぉ!」
蛍は懐から一枚のスペカを取り出した。これは前に鈴仙に作り方を教えてもらって作ったものである
「錬金【エメラルド・タブレット】!!」
蛍が放った弾幕は、エメラルド色の小さな破片が幾つも花のように乱れ咲く拡散型だった。ただし、これは弾幕ごっこではなく本気で殺しにかかっている。だが輝夜も伊達じゃない。蛍の弾幕はことごとくよけられてしまう
「くそっ!」
「ほぉ〜ら?当ててみなさいよぉ〜?えぇ?粋がっといてそれが全力ぅ〜?こんなのEasyシューターでもよけれるわよぉ?」
見ててなんだが、かなりアウトな顔をしている姫様である。そんな時、何やら堅いモノが切れた音がした
スパァン!
「…フッ…」
「え?」
輝夜の前に見えたのは、後ろから飛んできたエメラルド色の破片と、自分が右手に握っているPSPの無惨な片割れの姿であった
「あれー?どうしたんですか姫様ー?PSP真っ二つですよ?姫様のプライドと努力も真っ二つ見たいな?これで天鱗必要ないですね?あっはっはっはっは!!」
プッチン
「じ、上等だごるぅあぁぁぁ!覚悟しろや蛍ぅぅぅ!!」
〜永琳の作業部屋〜
「…騒がしいわね」
永琳は新薬の研究に勤しんでいた。調合する配分を間違えてしまえば爆発するため、かなり慎重に作業を行っている。
「優曇華?」
「はい?」
鈴仙はそんな永琳の傍で、実験の手伝いをしていた
「ちょっと煩いから見て来てくれない?」
「わかりましたぁ」
鈴仙は早歩きで部屋から出て行った。そして永琳が机に振り向いた途端、出て行ったばかりの鈴仙が勢い良く飛んできて、そのまま永琳の背中へと衝突した
「いやぁぁぁぁ!!」
「え?ちょっ…いたっ!あ…」
その弾みでうっかり火薬に液体を入れてしまった永琳は、全てを悟り自分の運命を受け入れた
「…うん」
凄まじい爆音とともに永遠亭は吹き飛び、残ったのは馬鹿が二人と巻き込まれた永琳とウサギたちの屍(死んではない)と巨大なクレーターであった
〜てゐside〜
「よし!出来た!」
てゐは今日も竹林に落とし穴を作っていた。今日は蛍と会う予定の竜斗を落とすためである
「さて、そろそろ来るはず」
「やっぱり遠いな、ココ」
「来た!」
何も知らない竜斗は落とし穴の上を通り、まんまと罠にかかった
「ぬぉわ!?」
「引っかかったねりy「ドォォォン!」ん?っとっと…うわぁぁぁぁぁ!!」
竜斗が落ちると同時に大きな爆発音がしたので、驚いたてゐも一緒に落とし穴に落へと吸い込まれていった。その後、竜斗にボコボコにされたのは言うまでもない
〜次回予告〜
霊「次回から体育祭ルートね」
ア「私動くのは嫌なのよ」
霊「あら?私は好きよ?」
ア「私は都会派なのよ」