幻想郷立閻間学園   作:雲の上の声の人

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蛍「二学期ってネタの宝庫だよな」

鈴「作者もやりやすそうね」

蛍「頑張ってくれよな!」

作「ありがとう。永遠亭の出番増やしてあげる」

((かかった!))


第38話 体育祭の始まりだ!その1

〜体育祭当日〜

 

 

ついにやってきた体育祭。俺たちはグラウンドに並び、校長の話を聞いていた

 

 

「しっかし長いんだよな校長の話」

 

 

魔理沙は相変わらず文句を言っている。でもなんだかんだ言ってちゃんと話は聞いているようだ

 

 

『では最後に注意事項の説明です』

 

 

「お、これ”だけ”はちゃんと聞いとかなきゃな」

 

 

訂正、魔理沙はやっぱり話を聞いていなかった

 

 

『まず前提として、スペルカード及び能力、そして飛行の禁止。さらにそれらを無効化する結界を張っているので無駄なことはしないように。各競技のルールは事前配布の冊子に書いてるので各自目を通すこと。ポイント割り振りはこちらで行うので、結果発表まで何があるかわかりません。なので皆さん全力で取り組んで下さい。以上!』

 

 

これにより、体育祭もとい戦争の火蓋が切って落とされた

 

 

幻想郷立閻間学園体育祭開幕

 

 

〜弐組ゾーン〜

 

 

「いいかお前ら。この戦は何としても勝ち取らなきゃならねぇ。各々がこれまでの特訓を思い出し!全力で!敵軍を叩きのめすこと!」

 

 

「「「サー!イェッサー!」」」

 

 

「よし、まずはフランドール」

 

 

「わかった」キュッ

 

 

パリィン

 

 

フランは右手をキュッとして、結界をドカーンしてしまった。よってこの馬鹿達を止める術はなくなったわけだ。つーか、いつ見ても恐ろしい能力だな

 

 

「よし、まずはパン食い競走か。蛍、チルノ」

 

 

「「はい!」」

 

 

「くれぐれもバレないようにするんだぞ?」

 

 

「「サー!イェッサー!」」

 

 

初陣を飾るには不安すぎる二人が突っ走って行った。本当に大丈夫なのだろうか

 

 

〜四組ゾーン〜

 

 

弐組が士気を上げている頃、四組では委員長である霊夢と担任兼軍神である神奈子が作戦を練っていた

 

 

「あいつらやる気やばいわね」

 

 

「まぁ、それもいいんじゃないか霊夢?むしろ軍神としてはその方が盛り上がるってもんさ」

 

 

「暑苦しいのは嫌いなのよ…あ、フランが結界壊した」

 

 

「流石は輝夜先生。賞金がかかると本気だな」

 

 

「あー?輝夜って彼処まで金にがめつい奴だっけ?」

 

 

「どうやら最近永遠亭で爆発事故が起きたらしくてな。色々お金が必要らしいのさ」

 

 

「ふーん。大変なのね永遠亭も。つーか勝ったら少しは寄付してよね?今月大変なのよ」

 

 

「じゃああいつらが能力使うの見計らって校長にチクればいいんじゃないか?」

 

 

「それじゃ面白味が無いでしょ?大丈夫、ちゃんと考えてあるから私に任せなさい」

 

 

「そうか?じゃあ暫くは様子見ってことか?」

 

 

「まぁそうなるわね。向こうが銃で来るならこっちは大砲撃ち返せばいいのよ」

 

 

「?」

 

 

勝利を想い描き、自分の神社の賽銭箱をお金で埋める妄想をする霊夢とこれまた自分の神社を増築する夢を見る神奈子であった

 

 

〜竜斗side〜

 

 

「蛍のやつ大丈夫かな…」

 

 

今回初陣を任された蛍とチルノは、今までの特訓で最も成績が良かったために選ばれたのだ。というか、この二人にしか出来ないことだからだ

 

 

「輝夜先生、大丈夫ですかね?」

 

 

「フッ…」

 

 

「?」

 

 

「蛍がな、私の命令を完遂しなかったことはない」

 

 

輝夜先生も凄い自信だ。きっと本気で信頼してるのだろう

 

 

〜雲の上の声side〜

 

 

『どうも初出場のパルスィです。今回は放送部ということで実況していきたいと思います。ではでは解説のリリーさん一言!』

 

 

『解説ですよー』

 

 

『ね、解説ということでね。もっと何か喋れやオイ』

 

 

『いやぁ、やっぱり春じゃないし?やる気半減みたいな?」』

 

 

『んなもん知るか!今回は読者の皆さんにも実況しなきゃいけねぇんだよ!』

 

 

『そーなのかー』

 

 

『おま、それパクり』

 

 

『わはー』

 

 

『殺すぞ。まぁそれはさておき実況よ実況!』

 

 

何か実況やってるみたいですね…それはさておき、もうすぐパン食い競走が始まろうとしていた。そんな中、密かに能力を使おうとする輩が二人…蛍とチルノだ

 

 

「先走るの蛍だっけ?」

 

 

「あぁ、頼んだそチルノ」

 

 

「あたいは天才だからね」

 

 

お互いアイコンタクトを取りながらそれぞれの持ち場につく。そしていよいよスタートが近づいてきた

 

 

「相手は…げ、四組は…誰お前」

 

 

「ふふふ…私は東風谷早苗といいます!守矢神社の巫女であり現人神!この私に勝とうなど百年はや「位置について、ヨーイ…ドン!」ちょ」

 

 

鉄砲が鳴ると一斉に四人が飛び出した。先頭を走るは参組の何とかだ。そして蛍は密かに魔法陣を描いた手に力を込めている

 

 

『さぁトップを走るは参組のA選手だ!しかし残りの三人も負けてないぞ!』

 

 

(今だチルノ!)

 

 

(おっけー!)

 

 

蛍が錬金術で予めパンに塗っておいたバターを水に変えた瞬間、チルノが氷にした。

 

 

「ちょっ、このパンっ!滑るんですけど!?」

 

 

他クラスのメンバーが凍ったパンに苦戦する中、蛍が少しリードしてから、氷をバターへと戻した。彼らが食べた頃には既に蛍の姿はゴールテープの向こう側であった

 

 

『他の三人が食べ損ねている間に逆転ゴール。妬ましいわね』

 

 

『パルスィさんの妬ましいが出たところで1位は弐組ですね。蛍選手の逆転勝利ですよー』

 

 

その後、第二レースても同じ細工をし、見事弐組は勝利を勝ち取った。まぁ、ぶっちゃけズルだが

 

 

〜竜斗side〜

 

 

どうやら蛍とチルノは無事1位を取ったらしい。これで弐組が10ポイントリードだ

 

 

「ただいま戻りましたぁ!」

 

 

「あたいったら最強ね」

 

 

二人はクラスの連中に手厚く歓迎され、初陣を勝利で飾った

 

 

〜砲丸投げ〜

 

 

「次は…砲丸投げか。伊吹、投げてこい」

 

 

「イェッサー!」

 

 

萃香が戦場へと出向いた。結果は言うまでもない、だって鬼に勝てるわけないじゃん

 

 

『伊吹選手の砲丸がさながらマンガのように星になりましたねー、あれの落ちる先に人が居ないことを祈りましょう』

 

 

『あれ当たっても身体って残るのかなー』

 

 

『なかなか嫌な想像させるわね』

 

 

『まぁねー』

 

 

弐組、15ポイント

 

 

〜借り物競争〜

 

 

「魔理沙、出番だぞ」

 

 

「任せとけ」

 

 

魔理沙は余裕の態度で戦場へと足を運んで行った。そしてこちらは最強カード二枚を投入する

 

 

「レミリア、さとり」

 

 

「「御意」」

 

 

まずさとりさんが予め調べておいた(どうやったかは知らない)お題をレミリアの能力(どんなのかは教えてくれない)で魔理沙がそれを確実にゴールへ持っていく仕組みだ

 

 

「さて、上手くやるかしらね」

 

 

「私たちが協力したんだ。1位じゃなきゃミンチにするさ」

 

 

「レミリアったら怖いわね。あ、1位だ。手癖悪いわね相変わらず…。私達の協力必要だったのかしら」

 

 

「念の為よ、これでウチは大幅リードね」

 

 

「2人とも、油断するなよ。相手は神奈子だ。きっと何か手を打ってくるに違いない」

 

 

「わかってますよ、というか先生は何でそこまで必死なんですか?いつもならイベント行事なんて真っ先にサボりそうなのに」

 

 

「それはな、秘密だ」

 

 

(まぁ、私事だしな。それに…たまには贅沢させてやるのもいいだろう)

 

 

弐組、25ポイント、大幅リード中…




〜次回予告〜

霊「本気出すわよ」

ア「私は本気で応援するわ」

霊「捻り潰してやるんだから」
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